消毒されていると言うが小児歯科の歯ブラシの使い回しについて
相談者:
星☆さん (29歳:女性)
投稿日時:2018-06-29 15:09:11
小児歯科で歯ブラシ指導を受けた際、使いまわしている歯ブラシを子供の口腔内に入れられました。
模型にその歯ブラシを衛生士さんが当てて教えてくれたあと、歯科医師さんがその歯ブラシで軽く磨きました。
先がかなりばらついている歯ブラシでしたので、模型に使うのみだと思ったらびっくりです。
心配になって尋ねると、消毒しているから大丈夫とのことでしたが、個人的には気持ち悪いです。
どのように消毒しているか尋ねると、昭和製薬の塩化ベンザルコニウムを100倍にしたものに規定時間つけて、乾燥させているとのことでした。
この消毒方法で、ミュータンス菌やラクトバチス菌や、そのほかの病原菌がきちんと滅菌されているのかご意見をお願いします。
ちなみに、こちらの歯科医には今後行きません。
持参した歯ブラシのみ使用してくれるところに通う予定です。
模型にその歯ブラシを衛生士さんが当てて教えてくれたあと、歯科医師さんがその歯ブラシで軽く磨きました。
先がかなりばらついている歯ブラシでしたので、模型に使うのみだと思ったらびっくりです。
心配になって尋ねると、消毒しているから大丈夫とのことでしたが、個人的には気持ち悪いです。
どのように消毒しているか尋ねると、昭和製薬の塩化ベンザルコニウムを100倍にしたものに規定時間つけて、乾燥させているとのことでした。
この消毒方法で、ミュータンス菌やラクトバチス菌や、そのほかの病原菌がきちんと滅菌されているのかご意見をお願いします。
ちなみに、こちらの歯科医には今後行きません。
持参した歯ブラシのみ使用してくれるところに通う予定です。
回答1
相談者からの返信
相談者:
星☆さん
返信日時:2018-06-29 18:14:22
回答2
坂寄歯科医院(茨城県取手市藤代)の三木です。
回答日時:2018-06-29 18:33:14
>消毒はできるとのことですが、虫歯菌はこの消毒方法で消毒した歯ブラシでうつるのでしょうか?
どうでしょうね?
そもそも虫歯菌の感染については然程気にする必要はないように思います。
肝炎などの別の細菌・ウイルスの方が危険度が大きいかと思いますよ。
>また、この消毒方法は問題ないのですか?
書かれているとおり、歯医者の方針にも寄るかとは思いますが・・・
個人的にはあまり良いとは思えません。
どうでしょうね?
そもそも虫歯菌の感染については然程気にする必要はないように思います。
肝炎などの別の細菌・ウイルスの方が危険度が大きいかと思いますよ。
>また、この消毒方法は問題ないのですか?
書かれているとおり、歯医者の方針にも寄るかとは思いますが・・・
個人的にはあまり良いとは思えません。
相談者からの返信
相談者:
星☆さん
返信日時:2018-06-29 18:58:56
回答3
坂寄歯科医院(茨城県取手市藤代)の三木です。
回答日時:2018-06-30 17:26:13
学生の頃の知識なので、誤っていたら申し訳ありません。
塩化ベンザルコニウムが殺菌できるのは、梅毒・緑膿菌・MRSA 等であり、HBV・HCV・芽胞・HIV・真菌・結核菌など、要は強い細菌・ウイルス類には効果がありません。
ちなみに、とある大学病院の感染症科の医師の方とお話をする機会があったので、
「口腔内で使用した機器を他の患者に使いまわした際にHBV・HIVを始めとする細菌類に感染することはあるか?」
と質問をしたことがあります。
回答としては「唾液や機器から注水される水で薄められるため、それが傷などによって直接体内に入れられない限りは感染する可能性は限りなく低い」というものでした。
ただ、あくまでも「低い」というだけであってゼロということでは有りません。
なので、私としては歯ブラシを患者さんに使いまわすとしても、最低でもグルタラールや次亜塩素酸ナトリウムなどの強い消毒薬を用いることが望ましいと考えております。
一番の理想はもちろん「一切の使い回しをしない」ことかと思います。
具体的に書こうとすると恐ろしく長くなりそうだったので、この辺で割愛させていただきますね。
ご参考程度にしていただければと思います。
塩化ベンザルコニウムが殺菌できるのは、梅毒・緑膿菌・MRSA 等であり、HBV・HCV・芽胞・HIV・真菌・結核菌など、要は強い細菌・ウイルス類には効果がありません。
ちなみに、とある大学病院の感染症科の医師の方とお話をする機会があったので、
「口腔内で使用した機器を他の患者に使いまわした際にHBV・HIVを始めとする細菌類に感染することはあるか?」
と質問をしたことがあります。
回答としては「唾液や機器から注水される水で薄められるため、それが傷などによって直接体内に入れられない限りは感染する可能性は限りなく低い」というものでした。
ただ、あくまでも「低い」というだけであってゼロということでは有りません。
なので、私としては歯ブラシを患者さんに使いまわすとしても、最低でもグルタラールや次亜塩素酸ナトリウムなどの強い消毒薬を用いることが望ましいと考えております。
一番の理想はもちろん「一切の使い回しをしない」ことかと思います。
具体的に書こうとすると恐ろしく長くなりそうだったので、この辺で割愛させていただきますね。
ご参考程度にしていただければと思います。
回答4
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時:2018-06-30 18:29:37
流水+超音波洗浄+消毒で感染が成立するような微生物であれば、外食でも感染は成立します。
それを気にするようなら外食は絶対に避けましょう!
ただ、滅菌したとしても気にする人は気にするので、歯ブラシは再利用しないですね。
論理的、科学的な理由ではなく、どちらかというと気分の問題です。
あと、使いまわしという表現なんですが、ほとんどの器具は使いまわしです。
でないとすべて使い捨てということになってしまい、莫大な金額(たとえば再診1回20万円とか)になると思われます。(ハンドピースなんかも使い捨てになりますからね)
それを気にするようなら外食は絶対に避けましょう!
ただ、滅菌したとしても気にする人は気にするので、歯ブラシは再利用しないですね。
論理的、科学的な理由ではなく、どちらかというと気分の問題です。
あと、使いまわしという表現なんですが、ほとんどの器具は使いまわしです。
でないとすべて使い捨てということになってしまい、莫大な金額(たとえば再診1回20万円とか)になると思われます。(ハンドピースなんかも使い捨てになりますからね)
タイトル | 消毒されていると言うが小児歯科の歯ブラシの使い回しについて |
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質問者 | 星☆さん |
地域 | 大阪 |
年齢 | 29歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 主婦 |
カテゴリ |
小児歯科治療 材料・機材関連 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。