12%金銀パラジウム合金インレーをレジン接着するのは一般的ですか?
相談者:
京介さん (34歳:男性)
投稿日時:2018-06-30 00:06:59
回答1
回答日時:2018-06-30 00:44:59
通常のセメントもレジン系の接着セメントもそれぞれに利点欠点ありますので、担当される先生のご判断で使い分けられているのではないかと思いますよ。
レジン系の代表的なデメリットとしては、操作の難しさがありますね。
特に水気や汚れには弱く注意深く使用しないと接着不良を起こす危険性はありますし、レジンと言えども有機材料ですので経年劣化は起こります。
レジン系の代表的なデメリットとしては、操作の難しさがありますね。
特に水気や汚れには弱く注意深く使用しないと接着不良を起こす危険性はありますし、レジンと言えども有機材料ですので経年劣化は起こります。
回答2
回答3
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2018-06-30 08:57:19
ご相談ありがとうございます。
>レジンで接着するデメリットはありますか?
最大のリスクはエナメル質にも強く接着してしまうことです。
つまり、インレーを接着するときにはみ出た接着剤は周囲のエナメル質にも強固に接着してしまうため、バリを取るときに気をつけないと、インレー周囲のエナメル質表面を剥離したり破壊してしまいます。
それにより新たな歯垢の付着が増えて、また虫歯になりやすくなるリスクがあります。
実は、自由診療の場合でも全くそのリスクは同じです。
したがって、柴田先生の回答どおり、接着剤に頼ることなく適切に治療することのほうが、一生歯を残すには有利です。
>レジンで接着するデメリットはありますか?
最大のリスクはエナメル質にも強く接着してしまうことです。
つまり、インレーを接着するときにはみ出た接着剤は周囲のエナメル質にも強固に接着してしまうため、バリを取るときに気をつけないと、インレー周囲のエナメル質表面を剥離したり破壊してしまいます。
それにより新たな歯垢の付着が増えて、また虫歯になりやすくなるリスクがあります。
実は、自由診療の場合でも全くそのリスクは同じです。
したがって、柴田先生の回答どおり、接着剤に頼ることなく適切に治療することのほうが、一生歯を残すには有利です。
回答4
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2018-06-30 14:08:15
こんにちは。
レジン系セメントは上手に使って貰えばとても良いのではないかと思いますが、手間が普通のセメントよりかかる為保険点数が高かったように思います。
サンドブラスターやメタルプライマーという物もあるのでそういう下処理を金属面には行い、歯面には歯面で適切な下処理を行った上で、適合と設計が良いインレーを浮き上がりがないようにセットしてもらえれば、金銀パラジウム合金のインレーでも金属アレルギーがなければ長期に渡って問題がないように思います。
ただ今のレジンセメントのシステムが出来てまだ長期的な臨床結果が十分ではないので、予後の評価はまだわからないように思います。ただ今までの臨床経験から考えると期待出来るように思います)
レジン系セメントは上手に使って貰えばとても良いのではないかと思いますが、手間が普通のセメントよりかかる為保険点数が高かったように思います。
サンドブラスターやメタルプライマーという物もあるのでそういう下処理を金属面には行い、歯面には歯面で適切な下処理を行った上で、適合と設計が良いインレーを浮き上がりがないようにセットしてもらえれば、金銀パラジウム合金のインレーでも金属アレルギーがなければ長期に渡って問題がないように思います。
ただ今のレジンセメントのシステムが出来てまだ長期的な臨床結果が十分ではないので、予後の評価はまだわからないように思います。ただ今までの臨床経験から考えると期待出来るように思います)
タイトル | 12%金銀パラジウム合金インレーをレジン接着するのは一般的ですか? |
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質問者 | 京介さん |
地域 | 静岡 |
年齢 | 34歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 会社員(技術系) |
カテゴリ |
補綴関連 材料・機材関連 |
回答者 |
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- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。