前歯を仮歯にしたら奥歯が噛み合わず咬合性外傷に

相談者: keeさん (38歳:女性)
投稿日時:2018-07-03 07:13:13
5日前金曜日に前歯2本の治療(根管治療)。

15年前に被せてたセラミックを除去し、仮歯をいれました。
その時に、自分の歯よりもだいぶ黄色い仮歯だったのと、もともとのセラミックの形とは全く違うもので、かなり気になってしまいそのことで頭がいっぱいでした。

その日はひとまず自宅に戻りましたが、仮歯にしたことで、右奥の下の歯がかなりあたり、他の歯は全く噛み合わせが合っていないことに気がつきました。

歯科では、前歯の調整はさましたが、噛み合わせの奥歯の調整や咬合紙は一切やらなかったのです。


気になりながら一晩寝たら、次の朝から奥歯が痛く内側の歯茎が腫れていました。
土日は診療おやすみなので、とにかく痛みをとるために、ロキソニンを1錠 全く効かないので、2回目からは2錠
痛みは時間増すごとにひどくなっていき、日曜日は痛くて食べず寝れずで疲労もたまり、不安が続きました。

6時間ごとに飲んでいたロキソニンを4時間ごとに変えました。
とにかく痛みが酷くなっていき、診療がはじまる月曜日の朝一番に連絡し症状を言い、診てもらうことになり朝からいきました。


そこで初めて全体に咬合紙をし、痛みのある右奥しか噛み合わせが合ってないことが判明!
何故金曜日にしてくれなかったのかを聞いたら、経験上前歯2本を触ったぐらいで奥歯や全体がこんなにずれるのは今までなかったから、と言われました。

明らかに奥歯に負担がかかり出た症状であり、半年前のレントゲンにはなかった影が今回できてます。
炎症は酷くいよいよ耐えられない痛みが来ました。

緊急で点滴をし、造影剤を入れてCTしました。
大事には至らなかったですが、危険な状態だったけど、点滴を3日続けて来たらだいぶ良くなると言われました。


私は咬合性外傷だと思いますといいましたが、そのお医者さんは歯科医の友人であり、味方をするようにこう言いました。
もとから奥歯がレントゲンにうつらない程度の炎症を起こしてたんだと思う。
だから、今回たまたまタイミング悪くなっただけだと思う。

正直全く納得いきません。
奥歯を抜いてからインプラントをすることをすすめられました。


左奥歯2本インプラントを5年前に入れてます。
右奥は一番奥は今回痛みがある歯ですが、神経のある歯で、横の歯はブリッジで3本被せはセラミックを使用しています。

もし問題の奥歯を治療するにしても、ブリッジを切るから3本被せのセラミックが必要になり、抜いたとしても歯が1本なくなり、インプラントになるとのことです。
前歯には40万インプラント50〜60万 セラミック被せだと50万ぐらいになりますのでどのみち100万ぐらいはかかります。

今回痛みは点滴後も継続しており、今日も明日も点滴になります。
薬は6時間おきに2錠で併用してます。


今回の件は噛み合わせによる圧迫が原因による咬合性外傷だと思っています。
それを認めて欲しいのです。

そして、今後どういった治療が、自分にとって良いのかわからなくなってきてます。
小さい子供がいて、毎日に食事やお弁当や家事がままならない状態のなか不安でしたありません。


咬合性外傷と外傷咬合性。
色々調べました。
どうやって証明できるものでしょうか?
いい答えが出てこないので、こちらにご相談いたしました。

よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2018-07-03 09:32:55
ご相談ありがとうございます。

咬合性外傷と外傷咬合性。
>色々調べました。どうやって証明できるものでしょうか?

簡単です。

咬合性外傷とは、咬合によりいろいろなところにいろいろな障害を起こしている状態を言います。

外傷咬合性とは、そういった状態を起こす咬合の状態を言います。


対応としては、まず痛みを止める応急処置が必要です。
奥歯炎症と、それを引き起こしたかもしれないと思われる前歯の形の改善です。

前歯にも咬合の機能があり奥歯にとても影響を与えるからです。
今まで無事であったのであれば、仮歯の第一歩は今までの形をコピーすると安全です。

重要な治療であれば検査と記録をしているはずですし、その中の精密な模型は保管しますから、それを参考にコピーして一旦もとに戻すというステップも有効なことがあります。


その後咬合を改善するための段階に入ります。
それには日本補綴歯科学会のガイドラインによる咬合検査が約40種類くらいあります。

HPなどで公開しており、誰でも勉強できようになっています。

それにより客観的かつ可視化した記録ができ、誰が見ても世界的にも公平に評価できます。


噛み合わせの奥歯の調整や咬合紙は一切やらなかったのです。

検査をせず、とりあえずとか、思いつきでいきなり何かをすることは危険です。
取り返しがつかない逆効果にはまり込んで、あちらを削ればこちらを削るという泥沼になることが少なくないからです。

しなくてよかったかもしれません。
ちなみに咬合紙は使わないよりはいいかもしれませんが、精密な治療に対して学会では最も信頼性の低い検査の一つと言われているからです。

なお現状はとても軽い状態とは思えません。

体の病気でも、例えばお腹がとても痛い、となったら思いつきでとりあえずお腹を切ってみたりしませんよね。
重症なほど、検査をしてもらったほうが安心できますよね。

よく相談しましょう。

回答 回答2
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2018-07-03 10:34:41
こんにちは。

前歯の治療を行うだけのご予定が奥歯の治療も必要になり。更に酷い炎症も引き起こした形になっておられるので大変ですね。

まず抗生剤を投与してもらい細菌感染から身体を守ることを行い、弱った身体を回復させることに勤めてください。
無理はしないで休むことが必要でしょう。


治療との因果関係ですが、残念ですが、他の歯科医が伝えているように元々何らかの症状を起こしやすい状態にあったと考えるのが一般的のように思います。

例えばですが、健康な若年者に矯正治療用装置を入れて歯を1箇所しか当たらないようにしたとしても、今回起こったような急性の炎症症状を起こすことはほとんどないので、想像ですが歯根が破折するとか慢性炎症があるような要因を元々お持ちであった可能性があるように思います。

それはご年齢的なものかもしれませんし、周囲に修復物が多いという口腔状態が原因かもしれません。


反対側がインプラントということであれば歯根膜の感覚があまりないでしょうから、どうしても右側が主咀嚼側になりやすかったのではないかと思います。

神経があった歯であってももしかしたら加重負担のために歯髄が失活して慢性炎症を起こしていたのかもしれません。

同部位はブリッジの支台ですか?それとも単独の天然歯のままですか??
少しわかりにくいのでなんとも言えませんが、前歯の治療との因果関係はないわけではないが、まったくの健康なお口であればありえないと考えられるように思います。


それともなにか必要な情報が漏れているのかもしれません。

そこでもしも実際に診察した2名の歯科医の伝えることに対して納得がいかないという場合は、セカンドオピニオンを受けることが出来ます。
出来れば大学病院のような公的な機関に依頼されることになるように思います。


相良先生の回答にあるようにお口の中のバランスは微妙なところでとっている場合もあるので、重要な情報が漏れていると見誤る場合があります。

レントゲン検査をしっかり行ってもらい現在お困りになられている奥歯の歯内療法での保存が可能なのか?についても同時に診断してもらうとよいのではないでしょうか?


悪くなった歯を抜歯して次々インプラント治療を行うことが望ましいのか?それとも専門医で歯内療法を行ってもらい保存を試みたほうがよいのか?またその可能性があるのか?ないのか?についての診断が後々必要になってくるように思います。

回答 回答3
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2018-07-03 13:50:59
確かに、前歯2本を仮歯に替えたことのみで、右の奥歯しか噛み合ってない状態に至るケースは多くはないと思います。

また、外傷性咬合かもしれませんが、それのみによる症状とも思えません。
冷静になられて、担当医に説明を求めてください。




タイトル 前歯を仮歯にしたら奥歯が噛み合わず咬合性外傷に
質問者 keeさん
地域 非公開
年齢 38歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 噛み合わせに関するトラブル
仮歯に関する質問・トラブル
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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