右下7番が二次虫歯、詰め替えの材質の選択
相談者:
にいくんさん (50歳:男性)
投稿日時:2018-07-02 17:45:54
右下7番の歯で、以前に銀で詰めたところが(銀と歯の境目=写真の赤丸部分)、二次虫歯になりました。
次回、銀の詰め物を外して虫歯を取り除き、再度、詰め物で埋める予定です。
その際、「銀の詰め物」「ジルコニアの詰め物」「イーマックスの詰め物」の選択肢があります。
私は、大切な一番奥歯でもあるので、お金に関係なく「再度虫歯になる可能性が低い」「歯にとって良い」詰め物にしたいと考えています。
それであれば、どの素材の詰め物にするのが良いかご指導下さい。
ちなみに、私は噛みしめが強い方で、寝ている時に歯ぎしりもしている様です。
また、相対する右上7番の歯には銀の詰め物が入っています。
どうぞ、宜しくお願い致します。
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次回、銀の詰め物を外して虫歯を取り除き、再度、詰め物で埋める予定です。
その際、「銀の詰め物」「ジルコニアの詰め物」「イーマックスの詰め物」の選択肢があります。
私は、大切な一番奥歯でもあるので、お金に関係なく「再度虫歯になる可能性が低い」「歯にとって良い」詰め物にしたいと考えています。
それであれば、どの素材の詰め物にするのが良いかご指導下さい。
ちなみに、私は噛みしめが強い方で、寝ている時に歯ぎしりもしている様です。
また、相対する右上7番の歯には銀の詰め物が入っています。
どうぞ、宜しくお願い致します。
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回答1
相談者からの返信
相談者:
にいくんさん
返信日時:2018-07-03 19:30:33
回答2
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2018-07-11 10:20:13
僕(経過を追えている範囲の話になりますが)この10数年間2次カリエスはゼロです。
ただ、僕は保険診療は行なっていないので、直接的な参考になるかどうか…
使用している材料は(以前は)ハイブリッドセラミックス、高カラット金合金、e.maxです。
保険の銀歯は「硬すぎる」「金属アレルギーのリスクがある(ドイツなどでは使用禁止金属)」などの理由から使用しません(まあ、僕が保険診療を辞めた理由の一つが「金パラを使いたく無いから」なので)
僕がインレーを作成する場合は「マイクロスコープ」下で「レジンコーティング」を必ず行います。
(これが二次カリエスにならない最大の理由だと考えています)
ただ、レジンコーティングはとても良い方法だと思うのですが「手間、コストがかかる」からか、ほとんど行われておりません。
また、当然ですが「経過を追えている」と言うことは「定期的にメインテナンスを受けている」と言うことになります。
(中には5年ぶり、8年ぶりと言う方もいらっしゃいますが…)
しかし、
>私は噛みしめが強い方で、寝ている時に歯ぎしりもしている様です
だと、
e.maxだとチッピング(割れたり欠けたり)します。
逆にメタルインレーの場合、インレー自体は割れたり欠けたりしませんが、ご自身の歯が割れたり欠けたりします。
つまり、(TCHも含め)歯切りし、食いしばりなど「力のコントロール」をしていなければ「健康な状態を長く保つことは難しい」と言うことになります。
なので、結論としては、
>「銀の詰め物」or「イーマックスの詰め物」
だとすれば、e.max の方がよろしいかと思います。
(理由は上記理由から)
それプラス(可能であれば)「マイクロスコープ下でレジンコーティング」を行い、
患者さん自身も「定期的なメインテナンス」「力のコントロール」を心がけることが重要だと考えます。
(さらに理想を言えば「筋肉のコントロール」「栄養のコントロール」も考えられるとより良いように思います)
まあ、「マイクロスコープ下でレジンコーティング」を行なっている歯科医院を探すのは至難の技かもしれませんので、「患者さん自身も」から下は是非実践されることをお勧めいたします。
オチとしては「再度虫歯になる可能性が低い」「歯にとって良い」「長持ちする」は、材料の違いではなく、「歯科医の技術」と「患者さんの努力」に影響されるものだと言うことです。
ただ、僕は保険診療は行なっていないので、直接的な参考になるかどうか…
使用している材料は(以前は)ハイブリッドセラミックス、高カラット金合金、e.maxです。
保険の銀歯は「硬すぎる」「金属アレルギーのリスクがある(ドイツなどでは使用禁止金属)」などの理由から使用しません(まあ、僕が保険診療を辞めた理由の一つが「金パラを使いたく無いから」なので)
僕がインレーを作成する場合は「マイクロスコープ」下で「レジンコーティング」を必ず行います。
(これが二次カリエスにならない最大の理由だと考えています)
ただ、レジンコーティングはとても良い方法だと思うのですが「手間、コストがかかる」からか、ほとんど行われておりません。
また、当然ですが「経過を追えている」と言うことは「定期的にメインテナンスを受けている」と言うことになります。
(中には5年ぶり、8年ぶりと言う方もいらっしゃいますが…)
しかし、
>私は噛みしめが強い方で、寝ている時に歯ぎしりもしている様です
だと、
e.maxだとチッピング(割れたり欠けたり)します。
逆にメタルインレーの場合、インレー自体は割れたり欠けたりしませんが、ご自身の歯が割れたり欠けたりします。
つまり、(TCHも含め)歯切りし、食いしばりなど「力のコントロール」をしていなければ「健康な状態を長く保つことは難しい」と言うことになります。
なので、結論としては、
>「銀の詰め物」or「イーマックスの詰め物」
だとすれば、e.max の方がよろしいかと思います。
(理由は上記理由から)
それプラス(可能であれば)「マイクロスコープ下でレジンコーティング」を行い、
患者さん自身も「定期的なメインテナンス」「力のコントロール」を心がけることが重要だと考えます。
(さらに理想を言えば「筋肉のコントロール」「栄養のコントロール」も考えられるとより良いように思います)
まあ、「マイクロスコープ下でレジンコーティング」を行なっている歯科医院を探すのは至難の技かもしれませんので、「患者さん自身も」から下は是非実践されることをお勧めいたします。
オチとしては「再度虫歯になる可能性が低い」「歯にとって良い」「長持ちする」は、材料の違いではなく、「歯科医の技術」と「患者さんの努力」に影響されるものだと言うことです。
タイトル | 右下7番が二次虫歯、詰め替えの材質の選択 |
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質問者 | にいくんさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 50歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
お勧めの詰め物・インレー 詰め物の下の虫歯(二次カリエス) 二次カリエス(2次的な虫歯) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。