顎変形症手術後のイメージが分からない
相談者:
かなぱたさん (34歳:男性)
投稿日時:2018-07-16 10:48:44
お世話になります。
睡眠時無呼吸症候群治療のため、上下顎前方に移動手術を8月にします。
術前検査で骨の移動量について調整して、上2mm,上顎前5mm、下顎前7mm、オトガイ前5mmとのことでした。
自覚としては、出っ歯で笑うと歯茎が出て人中も長くガミー気味、下顎は後退、顔下半分は長いという印象を持っています。
術後のイメージが分からず、先生に確認しても言葉による抽象的な表現でよくわかりません。
術後のイメージを画像でシュミレーション出来ないか聞いてもないとのこと、他の患者で無呼吸改善のために同様の手術をした人の
術後写真を見してほしいと要望しましたが、不可とのことでした。
術後50年は自分の顔と付き合っていかなければならず、もし鳥や猿のような口がもっこり出てQOLを損ねる顔貌になったらという、不安を感じています。
考えられる可能性のある変化を教えていただきたいです。
また、後悔しないために患者側はどう医師に主張すべきなのか。
患者は御用聞きのようにただ医師の主張を聞くだけが、医療のあるべき姿なのか。
よろしくお願いします。
睡眠時無呼吸症候群治療のため、上下顎前方に移動手術を8月にします。
術前検査で骨の移動量について調整して、上2mm,上顎前5mm、下顎前7mm、オトガイ前5mmとのことでした。
自覚としては、出っ歯で笑うと歯茎が出て人中も長くガミー気味、下顎は後退、顔下半分は長いという印象を持っています。
術後のイメージが分からず、先生に確認しても言葉による抽象的な表現でよくわかりません。
術後のイメージを画像でシュミレーション出来ないか聞いてもないとのこと、他の患者で無呼吸改善のために同様の手術をした人の
術後写真を見してほしいと要望しましたが、不可とのことでした。
術後50年は自分の顔と付き合っていかなければならず、もし鳥や猿のような口がもっこり出てQOLを損ねる顔貌になったらという、不安を感じています。
考えられる可能性のある変化を教えていただきたいです。
また、後悔しないために患者側はどう医師に主張すべきなのか。
患者は御用聞きのようにただ医師の主張を聞くだけが、医療のあるべき姿なのか。
よろしくお願いします。
回答1
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2018-07-16 11:19:08
こんにちは。
外科を行うという大がかりな治療なのに、説明が言葉によるものだけでご不安をお感じになられておられるのですね。
お気持ちよくわかります。
術後のシュミレーションが出来ないわけはないでしょうが、シュミレーションを見せることで実際のし上がりと異なるように誤認される場合もありえるので、術前に見せないという先生は多いときいています。
(シュミレーションはあくまでも画像上のシュミレーションであって、実際の結果と異なることはありえますが、術後のシュミレーションを見たときと寸分違わぬ出来に仕上がると信じたのに・・・・ということでトラブルになることがあるからです)
他の患者さんの術後の写真も同様に、ご自身と顔も状態もまったく違うわけですから、みられると誤認させることにつながると考える先生もおられるでしょう。
>考えられる可能性のある変化を教えていただきたいです。
>骨の移動量について調整して、上2mm,上顎前5mm、下顎前7mm、オトガイ前5mmとのことでした。
という治療目標は決まっているということのようですね。
上2mmということはガミーの度合いは改善しそうですね。
前に上顎、下顎だけでなく頤も出すのですから、鳥やサルのようになることはないように想像します。
検査の際CT撮影されているでしょうから、強くご希望されて費用負担をすることをお伝えいただけばもしかしたら、3Dプリンターで作成した模型で説明が可能になるのかもしれません。
昔はその模型制作費に10万円以上必要だったようですが、今はもう少し安く可能だと思います。
どこの骨をどの程度動かすのか?を見せていただくと、イメージがわくのではないかと思います。(ただしそれさえ見せてもらえない場合もあるでしょうが)
外科を行ってくれる先生は一人ではないでしょうからどうしても事前に説明が不足しがちな点に納得できないという場合は転院をご検討されることも出来るように思いますが、それもまた大変でしょう。
>患者は御用聞きのようにただ医師の主張を聞くだけが、医療のあるべき姿なのか。
医療であれば睡眠時無呼吸の改善が目的ということであれば下顎を前に出すことが主体になるでしょうが、様々なバランスを考慮してもらっているように思います。外科後おちつかれた後に軟組織に問題を抱えるように感じられた場合は骨の移動の後に追加で美容整形をされることが必要になるかもしれませんが通常はそこまでに至らない事が多いように思います。
ご不安が少し軽減できればよいですね。
外科を行うという大がかりな治療なのに、説明が言葉によるものだけでご不安をお感じになられておられるのですね。
お気持ちよくわかります。
術後のシュミレーションが出来ないわけはないでしょうが、シュミレーションを見せることで実際のし上がりと異なるように誤認される場合もありえるので、術前に見せないという先生は多いときいています。
(シュミレーションはあくまでも画像上のシュミレーションであって、実際の結果と異なることはありえますが、術後のシュミレーションを見たときと寸分違わぬ出来に仕上がると信じたのに・・・・ということでトラブルになることがあるからです)
他の患者さんの術後の写真も同様に、ご自身と顔も状態もまったく違うわけですから、みられると誤認させることにつながると考える先生もおられるでしょう。
>考えられる可能性のある変化を教えていただきたいです。
>骨の移動量について調整して、上2mm,上顎前5mm、下顎前7mm、オトガイ前5mmとのことでした。
という治療目標は決まっているということのようですね。
上2mmということはガミーの度合いは改善しそうですね。
前に上顎、下顎だけでなく頤も出すのですから、鳥やサルのようになることはないように想像します。
検査の際CT撮影されているでしょうから、強くご希望されて費用負担をすることをお伝えいただけばもしかしたら、3Dプリンターで作成した模型で説明が可能になるのかもしれません。
昔はその模型制作費に10万円以上必要だったようですが、今はもう少し安く可能だと思います。
どこの骨をどの程度動かすのか?を見せていただくと、イメージがわくのではないかと思います。(ただしそれさえ見せてもらえない場合もあるでしょうが)
外科を行ってくれる先生は一人ではないでしょうからどうしても事前に説明が不足しがちな点に納得できないという場合は転院をご検討されることも出来るように思いますが、それもまた大変でしょう。
>患者は御用聞きのようにただ医師の主張を聞くだけが、医療のあるべき姿なのか。
医療であれば睡眠時無呼吸の改善が目的ということであれば下顎を前に出すことが主体になるでしょうが、様々なバランスを考慮してもらっているように思います。外科後おちつかれた後に軟組織に問題を抱えるように感じられた場合は骨の移動の後に追加で美容整形をされることが必要になるかもしれませんが通常はそこまでに至らない事が多いように思います。
ご不安が少し軽減できればよいですね。
相談者からの返信
相談者:
かなぱたさん
返信日時:2018-07-20 23:37:25
親身になってご回答いただきましてありがとうございました。
参考にさせていただきます。
ありがとうございましました。
参考にさせていただきます。
ありがとうございましました。
タイトル | 顎変形症手術後のイメージが分からない |
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質問者 | かなぱたさん |
地域 | 愛知 |
年齢 | 34歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 会社員(技術系) |
カテゴリ | 口腔外科関連 |
回答者 |
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- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。