資格は無いが眼科から歯科へ転職したい

相談者: カラカラさん (21歳:女性)
投稿日時:2018-08-06 22:38:45
短大2年を卒業して今眼科で医療事務をして2年目になる22歳です。

学生の頃歯科でバイトをしていたことがあり、就職は歯科を考えていたのですが、眼科の方にご縁があり眼科に就職しました。
ですが、やっぱり歯医者で働きたいと思う気持ちが増しつつ、今の職場で働いているのが正直なところです。


資格が無くても歯科助手になれるという事は知っていますが、無いよりある方がいいのかなと思い、歯科助手の資格を通信で取って歯医者に転職を考えています。
今は短大の奨学金の返済もあるので、歯科助手として働きながら取れるなら後々は歯科衛生士の資格が取れたらいいなと思っています。


ですが、まだ働いて2年目という事が自分の中で突っかかっていて、それでも早いうちに行動に切り出すべきかもう少し今の職場で働いた方がいいのかなど。
歯医者に転職したい気持ちは変わらないのですが、先が見えず気持ち的にもどうしたらいいのかわからなくて悩んでいます。

何かいいアドバイスがあれば教えて頂きたいです。
よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2018-08-07 00:25:37
こんにちは。

歯科助手の方でも歯科衛生士以上に高額の給与をもらって歯科衛生士並の仕事をされている方の話を聞いた事がありますが、現在は歯科助手の方が歯科衛生士業務を行う事は違法ですから、歯科助手の資格では給料の伸びはそれほど望めなくなって来ているように思います。

眼科も様々な業務内容があり資格の有無によりかなり給料が違うのではないでしょうか?


歯科衛生士は現在のところ地方では夜間学べる場所はありませんので、通常時間帯に勤務しながら歯科衛生士の資格取得を目指すことは不可能だと思います。

歯科衛生士になりたい場合は3年間の衛生士学校通学が必須で、100万円以上の学校費用が必要でしょう。
費用の用意が可能であれば、その後就職率は100%あり求人倍率は高倍率ですから一生よい就業先があるように想像します。


生涯専門職で活躍したいと望まれておられるならば、歯科衛生士の資格を頑張って取られた方が良いように思います。

60歳以上でも現在は就職先があると思います。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2018-08-07 00:51:19
ご存じだろうとは思いますが、歯科に関するアシスタントの資格として衛生士助手があるように、眼科にもORTとコメディカルというものがあります。

ORTは衛生士同様、ちゃんとした学校に通う必要はありますが、いまだに数が少なく、仕事としては引く手あまたの状態です。
それは衛生士の比ではありません。


眼科で働きながら歯科業界に入りたいとお考えであるからには、それなりに歯科治療に対するご自身の展望があるのでしょう。
ただ、資格がなければ本来はあまり患者さんと接するような仕事はさせてもらえず、眼科で働くのと大差のないことのように思います。

もし、眼科で働いているにもかかわらず、目のことをちっともできないということを理由に歯科医院で勤めるということであれば、同じような不満を持つことになるでしょう。

逆に、無資格で患者さんの治療のようなことをさせられるのであれば、法令順守という意味で苦悩することにもなるかもしれません。


歯科衛生士でありながら眼科で働いていた人を知っています。
子供のために離職していたおかげで、衛生士として治療の一端を担うということに不安を感じたからであったようです。

結論のようなものはありませんが、ゆっくりお考えいただければと思います。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2018-08-07 22:32:55
当院は、歯科助手歯科衛生士も絶賛募集中です。

助手で就職でも、衛生士の資格を取るつもりがあるなら卒後の就職を条件に援助はしますし、場合によっては引越しの補助や家賃の補助など、そういう考えの先生も今なら少なくないですよ。

船橋先生のご指摘どおり地域にもよりますが、通える範囲に夜間があればそれはそれで良いでしょうし、そうでなくても学校が終わってからバイトに来られるぐらいの距離であれば、夕方勤務出来る人材は貴重ですので、検討の対象にはなると思います。



何しろ今や新卒の歯科衛生士の求人倍率は20倍。
初任給もこの10年で5万円近く上がって4大卒並です。

歯科に限らず今はどこも人材不足のため、有効求人倍率がバブルの頃を超えているという、経営者からすると悲鳴が出そうな異常事態で、以前なら歯科を辞めて一般職につくのは多少難しかったのが、今はどこでも入るだけなら入れる様で、歯科の人手不足にますます拍車がかかっています。


ただしバブルの頃の様に何を作っても売れまくって、仕事が多すぎて人が足りない訳ではなく、景気はさして良くないのに若者の不足が原因から来ている人手不足ですので、必然的にどこも無理して好条件で雇い入れざるを得ない状況ながら、よっぽど頑張ってくれないとお給料はなかなか上がっていかないというのが現実でしょうね。

歯科衛生士の場合はその傾向が更に深刻で、保険の診療報酬が10年前と変わっていないのに給料だけは5万も上がっている様な状態ですから非常にバランスが悪いです。

衛生士の就職バブル(?)もおそらく今が過渡期で、もう少しすると雇わないところが圧倒的に増えて、よっぽどやる気のある、高給に見合う優秀な衛生士しか仕事はなくなっていくのではないかと予想しています。
(他の業種でも同じ傾向は出てくると思います。)



・・そういう意味で、つまり甘い話ではなくて厳しい話としてなのですが、カラカラさんが本当に歯科が好きで、やる気があるのなら、必要としてくれる医院は今は少なくないと思いますよ。
自分は他は知りませんが、歯科の仕事はとても楽しいと感じます。

逆にやる気も出ない、嫌々働く様な仕事の仕方をしていれば働ける場所というのはどんどん少なくなっていくでしょうね。




タイトル 資格は無いが眼科から歯科へ転職したい
質問者 カラカラさん
地域 非公開
年齢 21歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 衛生士関連
歯科助手関連
その他(スタッフ関連)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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