根管治療。症例の多い医師か優しい医師か、補綴について知りたい

相談者: nakimushi0さん (40歳:女性)
投稿日時:2018-08-26 07:16:55
サイトで勉強させてもらっています。
初めての根管治療を予定していて、不安がぬぐえず、ご相談させていただきます。

1か月前、昔、虫歯を治療した歯(上前から4番目)の痛みがあり、十年来のかかりつけ医A氏に診ていただき、電気を当ててもらった所、反応も弱く、神経が7割がた死んでいるだろうことで、根管治療を勧められました。

痛みは、食事をするなどであたったり、叩くと痛い状態です。

A氏は、とても優しくて、相談にものって頂けますが、現住所から遠方にあることと、根管治療となるとマイクロスコープなどもありませんし、根管治療の症例数も多くなさそうです(知識は深いと思います)。

通常の虫歯治療でない事で、不安がありました。
先生は、やるからには全力で治療すると言ってくださりましたが。


根管治療に関しては、歯の神経を抜く治療が大事であることを理解し、かかりつけ医以外で、近所で評判の良い先生B氏にも診ていただきました(マイクロスコープを使って治療もしています)。

診断結果、根管治療が必要であることが、説明されました。
この先生は、神経を抜くことは、よくあることで、慣れているようです。

今、自分は、根管治療をしなければならない状況と理解し、実際、治療を進めるにあたって、質問させてください。
将来的にも抜歯は避けたいと思っていますので、どうぞ、よろしくお願いいたします。



@神経を抜く治療の際には、歯にはインレーではなく、歯の周囲をぐるりと削り、クラウンにすることが一般的でよいでしょうか?

親世代だと、神経を抜いた後も、インレーだったようで、「どの歯に神経がないのかわからない」とも聞きます。

そのような状況でも何十年ももつのであれば、残っている歯の周りをぐるりと削らなくてもいいのかな?と考えしてしまいました。
虫歯でない部分は、上4分の1くらいです。


A白い歯にしたい場合のクラウンは、ハイブリットセラミックス(保険)より、メタルセラミックス自費)の方が、耐久性、歯とのなじみが良いでしょうか?

メタルセラミックスの場合であれば、手入れをしていれば、10年以上、持つものでしょうか?
(実際、B氏のところでは、クラウンとして、ハイブリットセラミックスを使っていないと言っていました。)


Bメタルセラミックスの場合、何年もたつと、歯茎が黒くなりますか?


C実際、B氏で治療を始めようと思いますが、A氏も本当に優しい先生です。
本来、歯医者さんであれば、症例数に関係なく、根管治療は問題なくできるのでしょうか?

もし、簡単な虫歯治療のようなレベルでできるものであれば、A氏のままでもいいのか、本当に迷っています。

以上、よろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2018-08-27 16:24:52
nakimushi0さん、こんにちは。

@について

時代というよりは先生の考え方によって大きく変わってきます。
なるべく歯を温存するという考えなのであれば、全周を削るクラウンではなく、部分修復で対応した方がいいと思います。

クラウンにしても、インレーにしても後々虫歯になるリスクはもちろん変わりませんが・・・健康な部分が多く残っていればいるほど、次の治療の際にも歯を多く残せる可能性がありますので。


Aについて

被せ物というものは要は道具の一つになりますので・・・その使い方や環境で持つ持たないが大きく変わってきます。
問題なければ20年30年と使われる方も居ますが、5年程度で駄目になってしまう可能性もあります。

これについては治してくれる歯科医師の技量はもちろん、技工士の技量、ご自身の力のコントロールが出来ているかどうか、予防歯科についてどれほど熱心に取り組んでいるかによって大きく変わってきます。

ちなみに、私も一応ハイブリッドセラミックス自費のメニューに入れていますが、実際にはおススメはしていません。
ハイブリッドよりもメタルセラミックメタルボンド)の方が素材として優れていると考えているためです。


Bについて

その可能性もあります。
金属イオンの溶出で歯根が黒くなってきます。
そして歯茎がそれを透かしてしまった場合、黒く見えることがあります。

そもそも、マージン部(歯と被せ物の境目)も金属で作成した場合は、歯茎が下がってくるとその金属部分も露出しますね。


Cについて

いえ、全く違います。

というよりも、どの分野においても成功率というのは歯医者さんによって大きく異なります。
例えば、医科では分野が大きく分かれているため、非常にわかりやすいと思いますが・・・

内科医の先生に帝王切開などの外科的なお産のお願いをすることはないですよね?産科医さんにお願いすると思います。
それと同じで、歯科も実は分野ごとに細分化しています。

例えば根管治療であれば、専門的な言い方をすると「歯内療法」と言います。

なので、成功率・歯の保存に拘る・後々の抜歯リスクを減らしたいというのであれば歯内療法を得意とされている先生に依頼されるのが一番良いかと思います。
(ベストは歯内療法専門医の先生ですが・・・)

ですが、結局はご自身に合った歯科医師にしっかりと相談しながら見てもらうのが一番ですので、そういう点も含めて検討された方が良いかと思います。


ご参考程度にしていただければと思います。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2018-08-27 18:39:10
そうですね。
以下、個人的な意見ですが…

>@神経を抜く治療の際には、歯にはインレーではなく、歯の周囲をぐるりと削り、クラウンにすることが一般的でよいでしょうか?

一般的と言うよりは「教科書的」にはクラウンにすると思います。

しかし、残っている歯質の状況を見てクラウンにすべきなのか、インレーやレジン充填でも大丈夫なものなのかを判断する必要はあるかと思います。


>A白い歯にしたい場合のクラウンは、ハイブリットセラミックス(保険)より、メタルセラミックス自費)の方が、耐久性、歯とのなじみが良いでしょうか?

ハイブリッドセラミックスメタルボンドでの比較であれば、そういう事になるとは思います。
しかし、二ケイ酸リチウムなど別の素材で考えれば違う面も出てくるかもしれません。


>メタルセラミックスの場合であれば、手入れをしていれば、10年以上、持つものでしょうか?

手入れだけではダメだと思いますよ。


>Bメタルセラミックスの場合、何年もたつと、歯茎が黒くなりますか?

そういう可能性はあるかもしれませんね。
(そのために違う材料を考えても良いとは思います)


>C本来、歯医者さんであれば、症例数に関係なく、根管治療は問題なくできるのでしょうか?

そうですね…
これが一番難しい問題だと思います。

個人的には「(矯正専門医や口腔外科専門医など)特殊な歯科医でなければ、根管治療は問題なくできるはず」だと思います。

しかし、健康保険のデータから見ると成功率は残念ながら海外と比べ低くなっているのが現状です。

三木先生の書かれているように「得意不得意」はあるように思います。

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回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2018-08-28 07:52:07
nakimushi0 さんこんにちは

お話を聞く限りでは判断が難しいですね。

ただ、大事なことは、nakimushi0 さんが信頼を置ける先生に診ていただくことではないでしょうか?

確かに  B氏はマイクロスコープを使って治療もしているようですが、使っているから良いという話ではありません。基本はドクターの知識や技術が重要で、それを最大限に活かすための器具の1つとしてマイクロスコープがあります。

確実な、根幹治療を求められるのであれば同時にラバーダムをすることも重要かと思います。

実際にどのように治療をされているかがわからないので良い悪いの判断はできないですね。

三木先生もおっしゃっていますが、根管治療を失敗したくないというのであれば、根管治療の専門医さんで治療をしていただいて、そのあとの被せ物などの治療をかかりつけでしていただくのが一番確実かと思いますよ。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: nakimushi0さん
返信日時:2018-08-28 08:56:28
三木先生、櫻井先生、水川先生、お忙しい折、ご専門のご意見、ありがとうございます。
とても勉強になります。

家族は、悩んでばかりだと苦しむから、歯医者さんにお任せして、治療を初めてはと言っています。

正直、専門というのも、先生のお話の中から、状況を読み取っているので、本音のところはわからないです。
機材のことは、A氏もあるだけではと、言っていました。

今の状況では、一つの歯を、二人の先生に診てもらうのは難しいので、選ばないといけないと思います。
たぶん、櫻井先生の意見を見ても、どちらの先生も間違えなくやってくださると思うようになりました。

もう一度、教えていただいてもよろしいでしょうか?


@根管治療予定の歯に痛みを感じなくなってきました(叩くと若干の痛みはありますが、激痛ではありませんし、日常生活では痛みを感じません)。

神経が完全に死んでいるわけではありませんので、そのまま様子を見ていくことに関して、先生方はどのようにお考えしますか?

やはり、神経が他の歯と比べて明らかに弱く、ほぼ死にかけている場合は、その歯にとって神経を抜いてあげることが、長く使えることになりますか?

A氏は一度詰めて、様子見もお話されますが、B氏はこの歯は「立ち枯れ」になるので、膿などをもって治療が困難になるより、今の状況で治療したほうが、確実な治療が行えると言ってくださっています。


A神経がない歯に、クラウンか、インレーかについては、残っている歯の状況になるようですが、上前から4番目という位置からして、一般的にどうでしょう?

私の歯は、外側は根元から4分の3は残っています。
中はわからないのですが、神経に触れそうなぎりぎりラインなので、深いと思います。


B神経抜いた後にクラウンを施した場合、何か異常があったら、抜歯のイメージです(根管治療後にインレーの場合は、次は、クラウンでの治療のイメージですが)。

クラウンにした場合、将来予後はストレートに抜歯のイメージで怖いです。
実際は、インレーでも、クラウンでも歯の予後は大きく変わらないなど、経験則でもアドバイスいただけたら嬉しいです。


文章が稚拙で申し訳ございません。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2018-08-28 09:33:38
>@A氏は一度詰めて、様子見もお話されますが、B氏はこの歯は「立ち枯れ」になるので、膿などをもって治療が困難になるより、今の状況で治療したほうが、確実な治療が行えると言ってくださっています。

神経の生き死にに関しての判断はとても難しく、文章だけの情報からではA先生、B先生のどちらの考えも間違ってはいないように感じます。
(実際に拝見すればわかるかもしれませんが…)

どちらか信頼できそうな先生の診断を信じるか、サードオピニオンを求めるか、でしょうか。


>A神経がない歯に、クラウンか、インレーかについては、残っている歯の状況になるようですが、上前から4番目という位置からして、一般的にどうでしょう?

医療は千差万別で個々の状況によって判断が異なります。
なので「一般的」が正しいかどうかはわかりません。

実際に診た歯科医の判断にお任せしましょう。


>B神経抜いた後にクラウンを施した場合、何か異常があったら、抜歯のイメージ

それは無いと思いますよ。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: nakimushi0さん
返信日時:2018-08-30 11:52:48
櫻井先生、お忙しい折、ありがとうございます。
返信が遅くなりましてすみません。

どのように自分の考えをまとめたらよいか、悩んでいました。
歯から心の病気になってしまったかもしれません。

先生は保険診療・治療を行っていないようですが、B氏は、自費材料のクラウンをお勧めされます(白い保険でつかえるクラウンは取り扱っていないため)。

私自身の警戒心かもしれませんが、今後、長い年月お付き合いする中で、自費診療でないと時間をかけて丁寧にやってくれないのかな?等、心配になってきました。

実際に、保険と自費で治療される先生方は、自費治療の方が丁寧にされるものでしょうか?保険治療についても、歯医者さんとして精一杯に努めてくださるものでしょうか?

正直、このようなことは直接先生にお伺いできないので、先生方のお仲間うちの話で結構ですので、教えてください。



田舎の両親は、地元の保険診療で長い事見ていただいていますが、少ない予算でストレスなく、度々治療を受けています(急きょ詰め物が取れても、「自費の詰め物にしないから、取れちゃったのよ」などといわれることもなく、笑い話で帰ってきています)。

歯の状態をよく保つには、先生方のお力と、患者側の手入れと、気になった際の細かなメンテナンスが大事だと思います。

しかし、誰もが、歯ばかりにお金を用意できるわけではありませんので、虫歯の詰め物が多い私としては、自分の老後や子供たちの教育費を考えると、この一歩が大きいです。

もし、今回、自費で治療し、その後メンテナンスは、別のお医者さんに通うということはよくあることですか?

その他の先生方含めて、もう少し、悩みに、お付き合い頂けますとさ幸いです。
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2018-08-30 17:49:36
>歯から心の病気になってしまったかもしれません(汗)。

難しいかとは思いますが、あまり考えすぎないようにしましょうね。


>実際に、保険自費で治療される先生方は、自費治療の方が丁寧にされるものでしょうか?保険治療についても、歯医者さんとして精一杯に努めてくださるものでしょうか?

私は保険診療も自費診療も行っています。
ですが、「保険だから手を抜く」ということはしたことは無いつもりです。

使用する各種材料(型取りの材料や被せ物そのものの材料等)・作成する技工士さんはもちろん変わりますが。
ただ、その結果として、最終的なものの精度はやはり自費の方が高くなります。


>しかし、誰もが、歯ばかりにお金を用意できるわけではありませんので、虫歯詰め物が多い私としては、自分の老後や子供たちの教育費を考えると、この一歩が大きいです。

ごもっともです。
結局その人にとって何を優先するかで、変わってくると思います。

なので、10代20代の方で同じ職業・同じ収入でも自費を選ばれる方もいらっしゃれば、保険を選ばれる方もいらっしゃいます。


>もし、今回、自費で治療し、その後メンテナンスは、別のお医者さんに通うということはよくあることですか?

割と有りますが・・・
例えば、B医院で自費→A医院でメンテナンスということであれば、受け入れてもらえるかどうかは先生のキャラクター次第です。


ご参考程度にしていただければと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: nakimushi0さん
返信日時:2018-08-31 23:39:06
三木先生、櫻井先生、水川先生、
お忙しい折、アドバイスを頂きまして、誠にありがとうございました。

今回、歯についていろいろ勉強しましたが、最後は、治療してくださる先生との信頼関係なのかなと思いました。
たった一つの歯でも、診断してくださる先生によって治療方針も違います。

各個人個人の口腔内環境は、ずっと見てきた先生で無いとわからないこともあるでしょうし、知ってる故の治療の提案もあるのだと思いました。

歯科治療の保険点数の低さから、保険医の先生方もご苦労があるかと思います。今、私は、いろんな病気が見つかり、治療も必要になってきています。

青天井に、歯にお金を出せる人をうらやましく思いながら、今、できる範囲のことをかかりつけ医と見つけていきたいと思います。

また、不安なことができましたら、ご相談させてください。
今回は、ありがとうございました。



タイトル 根管治療。症例の多い医師か優しい医師か、補綴について知りたい
質問者 nakimushi0さん
地域 非公開
年齢 40歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療その他
根管治療関連
その他(歯科医師関連)
根管治療後の詰め物・被せ物
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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