銀の詰め物をハイブリッドセラミックの詰め物に変えたい
相談者:
tomechiさん (29歳:女性)
投稿日時:2018-09-01 19:32:10
初めて相談させて頂きます。
だいぶ前に治療して白いプラスチックの詰め物をしていた左上の第一小臼歯と第二小臼歯を、他院で詰め直した方が良いと言われ、痛みもなにもなかったのですが詰め直したところ、何の確認もなく銀の詰め物にされてしまい笑うと銀が見えるようになってしまいました。
また詰め直してから2ヶ月経つのですが、冷たいものが少ししみます。
白い詰め物に戻したいのですが、2本セラミックにすると高額なので、ハイブリッドセラミックにしたいと思っています。
HPを見てハイブリッドセラミックの詰め物を取り扱っていそうな歯医者数件に相談したところ、どこの先生にも1本37000円のセラミックにするしかないと言われました。
ハイブリッドセラミックの詰め物に変えるのはどこの歯医者に行っても不可能なのでしょうか?
お忙しいところすみませんが、ご回答お願いします。
だいぶ前に治療して白いプラスチックの詰め物をしていた左上の第一小臼歯と第二小臼歯を、他院で詰め直した方が良いと言われ、痛みもなにもなかったのですが詰め直したところ、何の確認もなく銀の詰め物にされてしまい笑うと銀が見えるようになってしまいました。
また詰め直してから2ヶ月経つのですが、冷たいものが少ししみます。
白い詰め物に戻したいのですが、2本セラミックにすると高額なので、ハイブリッドセラミックにしたいと思っています。
HPを見てハイブリッドセラミックの詰め物を取り扱っていそうな歯医者数件に相談したところ、どこの先生にも1本37000円のセラミックにするしかないと言われました。
ハイブリッドセラミックの詰め物に変えるのはどこの歯医者に行っても不可能なのでしょうか?
お忙しいところすみませんが、ご回答お願いします。
回答1
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2018-09-02 08:00:42
>白い詰め物に戻したいのですが、2本セラミックにすると高額なので、ハイブリッドセラミックにしたいと思っています
それぞれの違いを理解し、安易に価格で選択するのではなく、例えば、長期の予後など、ちゃんと内容で検討したいものです。
>ハイブリッドセラミックの詰め物に変えるのはどこの歯医者に行っても不可能なのでしょうか?
どうでしょうね、今でも扱っている施設は結構あるかと思いますが、弊院では、10年程前に取り扱いを止めました。
>冷たいものが少ししみます。
差し当たり、熱い物や冷たい食品は避け、舌や指はもちろん、他の歯で何かを確かめるかのように、わざわざ刺激を与えないよう、安静を意識して生活してみませんか。
症状が強まり、不可逆的な痛みに転じると、抜髄が不可避になりかねません。
>1本37000円のセラミック
激安の部類に入るかと思いますが、それでも高額に感じるのでしたら、早速、積み立てを始めてはいかがでしょう。
それぞれの違いを理解し、安易に価格で選択するのではなく、例えば、長期の予後など、ちゃんと内容で検討したいものです。
>ハイブリッドセラミックの詰め物に変えるのはどこの歯医者に行っても不可能なのでしょうか?
どうでしょうね、今でも扱っている施設は結構あるかと思いますが、弊院では、10年程前に取り扱いを止めました。
>冷たいものが少ししみます。
差し当たり、熱い物や冷たい食品は避け、舌や指はもちろん、他の歯で何かを確かめるかのように、わざわざ刺激を与えないよう、安静を意識して生活してみませんか。
症状が強まり、不可逆的な痛みに転じると、抜髄が不可避になりかねません。
>1本37000円のセラミック
激安の部類に入るかと思いますが、それでも高額に感じるのでしたら、早速、積み立てを始めてはいかがでしょう。
回答2
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2018-09-03 09:08:00
>ハイブリッドセラミックの詰め物に変えるのはどこの歯医者に行っても不可能なのでしょうか?
物理的には可能だと思います。
ただ、様々な条件を考えると「あまりお勧めはできない」ということになるのではないでしょうか。
一つ目とし、ハイブリッドセラミックスは「安価である」ということが最大にして唯一のメリットです。
逆に「強度」「耐摩耗性(すり減り)」「変色」「清掃性(プラークのつきやすさ)」では近年のセラミックスに比べ、はるかに劣ります。
僕も10年前にはハイブリッドセラミックスを好んで使っておりましたが、ここ数年は全く使用しなくなりました。
(10年前に比べ、セラミックスのコストパフォーマンスが飛躍的に向上したので)
そもそも(虫歯の治療ではなく)見た目の改善を主訴とした場合、健康保険の適応にはなりません。
つまり、材料的には保険適応のハイブリッドセラミックスと全く同じものであっても「保険請求できない(=自費になる)」ので、(おそらくですが)2万5000円程度になるのではないでしょうか?
5〜10年程度で作り変えが必要となるハイブリッドセラミックス(2万5000円)
10年以上安心して使えるセラミックス(3万7000円)
と言うことを考えるとコストパフォーマンス的には圧倒的にハイブリッドセラミックスは分が悪いですね。
物理的には可能だと思います。
ただ、様々な条件を考えると「あまりお勧めはできない」ということになるのではないでしょうか。
一つ目とし、ハイブリッドセラミックスは「安価である」ということが最大にして唯一のメリットです。
逆に「強度」「耐摩耗性(すり減り)」「変色」「清掃性(プラークのつきやすさ)」では近年のセラミックスに比べ、はるかに劣ります。
僕も10年前にはハイブリッドセラミックスを好んで使っておりましたが、ここ数年は全く使用しなくなりました。
(10年前に比べ、セラミックスのコストパフォーマンスが飛躍的に向上したので)
そもそも(虫歯の治療ではなく)見た目の改善を主訴とした場合、健康保険の適応にはなりません。
つまり、材料的には保険適応のハイブリッドセラミックスと全く同じものであっても「保険請求できない(=自費になる)」ので、(おそらくですが)2万5000円程度になるのではないでしょうか?
5〜10年程度で作り変えが必要となるハイブリッドセラミックス(2万5000円)
10年以上安心して使えるセラミックス(3万7000円)
と言うことを考えるとコストパフォーマンス的には圧倒的にハイブリッドセラミックスは分が悪いですね。
相談者からの返信
タイトル | 銀の詰め物をハイブリッドセラミックの詰め物に変えたい |
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質問者 | tomechiさん |
地域 | 愛知 |
年齢 | 29歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 主婦 |
カテゴリ |
保険のインレー(銀・金属) ハイブリッドセラミックインレー |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。