歯周ポケットと骨吸収について
相談者:
がっきーVさん (26歳:男性)
投稿日時:2018-08-29 07:38:13
はじめまして。
数年ぶりに歯科検診にいったところ、歯周ポケットが3mmと4mmが多く、骨吸収がありと診断されました。
プラークコントロールレコードの値は25%で、格段悪いというわけではないといわれましたが、歯間ブラシをしていなく、歯茎が下がっているから次からは歯間ブラシをしてくださいといわれました。
歯周病治療をしていこうといった計画はありませんでした。
歯周病専門医などに通ったほうがよいでしょうか。
骨吸収がありといわれたのがとても不安です。
進行を止めることはできるのでしょうか。
溶けてしまった骨は自然治癒で回復することはないのでしょうか。
歯周ポケットは丁寧にブラッシングと歯間ブラシ、フロスをすると改善するのでしょうか。
まだ20代で歯を失いたくありません。
宜しくお願いします。
数年ぶりに歯科検診にいったところ、歯周ポケットが3mmと4mmが多く、骨吸収がありと診断されました。
プラークコントロールレコードの値は25%で、格段悪いというわけではないといわれましたが、歯間ブラシをしていなく、歯茎が下がっているから次からは歯間ブラシをしてくださいといわれました。
歯周病治療をしていこうといった計画はありませんでした。
歯周病専門医などに通ったほうがよいでしょうか。
骨吸収がありといわれたのがとても不安です。
進行を止めることはできるのでしょうか。
溶けてしまった骨は自然治癒で回復することはないのでしょうか。
歯周ポケットは丁寧にブラッシングと歯間ブラシ、フロスをすると改善するのでしょうか。
まだ20代で歯を失いたくありません。
宜しくお願いします。
回答1
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2018-08-29 07:54:09
がっきーV さん、こんにちは。
>歯周病専門医などに通ったほうがよいでしょうか。
>歯周ポケットは丁寧にブラッシングと歯間ブラシ、フロスをすると改善するのでしょうか。
そうですね、自己流で対応を試みるのではなく、より専門医の高い施設で相談なさってみるのも一法かもしれません。
私だったら、昔ながらのプラークコントロールや食品の摂り方のみならず、力のコントロールや栄養のコントロールのことまで、ちゃんと予防に取り組んでいる施設を探すかもしれません。
>数年ぶりに歯科検診にいった
常日頃から定期的に診続けていただける、本当の意味でのかかりつけ医がもてると良いですね。
>まだ20代で歯を失いたくありません。
であれば、なおさらです。
>歯周病専門医などに通ったほうがよいでしょうか。
>歯周ポケットは丁寧にブラッシングと歯間ブラシ、フロスをすると改善するのでしょうか。
そうですね、自己流で対応を試みるのではなく、より専門医の高い施設で相談なさってみるのも一法かもしれません。
私だったら、昔ながらのプラークコントロールや食品の摂り方のみならず、力のコントロールや栄養のコントロールのことまで、ちゃんと予防に取り組んでいる施設を探すかもしれません。
>数年ぶりに歯科検診にいった
常日頃から定期的に診続けていただける、本当の意味でのかかりつけ医がもてると良いですね。
>まだ20代で歯を失いたくありません。
であれば、なおさらです。
回答2
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2018-08-29 07:59:50
ご相談ありがとうございます。
>歯周病専門医などに通ったほうがよいでしょうか。
>歯周病治療をしていこうといった計画はありませんでした。
歯周病は病気ですから、形ばかりではなくもし本当に治したい場合には治療計画が必要です。
>まだ20代で歯を失いたくありません。
また慢性疾患という性質があり、すぐに歯を無くすことはありません。
再発予防も含めて、長期的に総合的に根気よく取り組む万全の体制が必要です。
専門医もいいと思いますが、そうであってもそうでなくても、治癒のゴールをしっかり設定したり、治療計画や将来の見通し、デメリットやリスクをしっかり説明してもらえるところが安心です。
これをインフォームド・コンセントといい法律でも義務付けられています。
できれば書類にしてもらえるとさらに確実です。
また今の年齢で、もし、
>歯周ポケットが3mmと4mmが多く、骨吸収がありと診断されました。
という状況であれば軽くないかもしれません。
より精密検査が必要ですし、生活環境・食生活・栄養状態などの他に、咬合性外傷の疑いを確認するための咬合検査も欠かせません。
歯が残るかどうか、結果は何年も何十年も経ってからはっきり出てきます。
後悔しないよう、今のうちに納得できる歯科医院を選びましょう。
>歯周病専門医などに通ったほうがよいでしょうか。
>歯周病治療をしていこうといった計画はありませんでした。
歯周病は病気ですから、形ばかりではなくもし本当に治したい場合には治療計画が必要です。
>まだ20代で歯を失いたくありません。
また慢性疾患という性質があり、すぐに歯を無くすことはありません。
再発予防も含めて、長期的に総合的に根気よく取り組む万全の体制が必要です。
専門医もいいと思いますが、そうであってもそうでなくても、治癒のゴールをしっかり設定したり、治療計画や将来の見通し、デメリットやリスクをしっかり説明してもらえるところが安心です。
これをインフォームド・コンセントといい法律でも義務付けられています。
できれば書類にしてもらえるとさらに確実です。
また今の年齢で、もし、
>歯周ポケットが3mmと4mmが多く、骨吸収がありと診断されました。
という状況であれば軽くないかもしれません。
より精密検査が必要ですし、生活環境・食生活・栄養状態などの他に、咬合性外傷の疑いを確認するための咬合検査も欠かせません。
歯が残るかどうか、結果は何年も何十年も経ってからはっきり出てきます。
後悔しないよう、今のうちに納得できる歯科医院を選びましょう。
相談者からの返信
回答3
回答4
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2018-08-29 10:27:04
>プラークコントロールレコードの値は25%で、格段悪いというわけではないといわれましたが、
歯周病のコントロールはプラークコントロールだけでは足りないと思います。
最近の話題です。
歯周病が重度な人は、日中や夜間に無意識に歯を咬み合わせていることを発見
2018年07月26日
https://www.okayama-u.ac.jp/tp/release/release_id558.html
歯周病のコントロールはプラークコントロールだけでは足りないと思います。
最近の話題です。
歯周病が重度な人は、日中や夜間に無意識に歯を咬み合わせていることを発見
2018年07月26日
https://www.okayama-u.ac.jp/tp/release/release_id558.html
回答5
松元教貢歯科医院(大田区山王)の松元です。
回答日時:2018-08-29 15:23:40
実際の状態を拝見しておりませんから、ネット上のご相談では限界があるかと思います。
3,4oが本当なら、それほど深刻な状態ではないでしょうが、初期の歯周病ではある、と思います。
初期の歯周病なら、まずは患者さんご自身のプラークコントロールと生活習慣の見直しです。
専門家による施術は、クリニーニングを徹底していただくこと程度でしょう。
歯石の付着とか、その他の歯周病の症状については指摘されてないんでしょうか?
心配だと言うことなら、歯周病を手掛けてくれる先生、専門医等にそのことを相談されるしかない、と思います。
歯周病は真面目に取り組めばチャンと克服できる病気ですから、いたずらに恐がるより、ちゃんと専門家の勧めに従って、ここから対策を取られれば良い、と思います。
3,4oが本当なら、それほど深刻な状態ではないでしょうが、初期の歯周病ではある、と思います。
初期の歯周病なら、まずは患者さんご自身のプラークコントロールと生活習慣の見直しです。
専門家による施術は、クリニーニングを徹底していただくこと程度でしょう。
歯石の付着とか、その他の歯周病の症状については指摘されてないんでしょうか?
心配だと言うことなら、歯周病を手掛けてくれる先生、専門医等にそのことを相談されるしかない、と思います。
歯周病は真面目に取り組めばチャンと克服できる病気ですから、いたずらに恐がるより、ちゃんと専門家の勧めに従って、ここから対策を取られれば良い、と思います。
回答6
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2018-08-29 16:25:06
こんにちは。
ご自身の健康に気を配っておられるようですから、無用の心配だとは思いますが、喫煙されたり喫煙者と付き合うことが多くはないですよね?
歯周病は喫煙していると治しにくいです。
プラークコントロールレコードがさほど悪くない場合でも、ポケットが深く若くても細菌叢が悪く骨吸収が認められる方がよくおられます。
そういう方は禁煙も勧める事になり、歯科だけでは無理な場合がありますから、禁煙外来に行って頂く等が必要な場合もあります。
歯周病は様々な角度からアプローチが必要になりますから、必要であれば歯周病の専門医を受診してください。
国が認めた専門医制度があります。
ご自身の健康に気を配っておられるようですから、無用の心配だとは思いますが、喫煙されたり喫煙者と付き合うことが多くはないですよね?
歯周病は喫煙していると治しにくいです。
プラークコントロールレコードがさほど悪くない場合でも、ポケットが深く若くても細菌叢が悪く骨吸収が認められる方がよくおられます。
そういう方は禁煙も勧める事になり、歯科だけでは無理な場合がありますから、禁煙外来に行って頂く等が必要な場合もあります。
歯周病は様々な角度からアプローチが必要になりますから、必要であれば歯周病の専門医を受診してください。
国が認めた専門医制度があります。
相談者からの返信
相談者:
がっきーVさん
返信日時:2018-08-30 18:13:36
回答7
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2018-08-30 19:33:48
>歯磨きのタイミングですが、食後すぐがよいのか、30分程度してからがよいのか、どちらなのでしょうか。
テレビやインターネット等で、独自の考えを述べたりする人がいるようで、困ってしまいますね。
中には、混乱してしまう方もいるようですが、正しい情報を見極める「患者力」が求められます。
下記のリンク先を参照してください。
日本歯科保存学会のステートメント
http://www.hozon.or.jp/member/statement/file/opinion_20131211.pdf
日本小児歯科学会のステートメント
http://www.jspd.or.jp/contents/main/proposal/index09.html
テレビやインターネット等で、独自の考えを述べたりする人がいるようで、困ってしまいますね。
中には、混乱してしまう方もいるようですが、正しい情報を見極める「患者力」が求められます。
下記のリンク先を参照してください。
日本歯科保存学会のステートメント
http://www.hozon.or.jp/member/statement/file/opinion_20131211.pdf
日本小児歯科学会のステートメント
http://www.jspd.or.jp/contents/main/proposal/index09.html
タイトル | 歯周ポケットと骨吸収について |
---|---|
質問者 | がっきーVさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 26歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ | 歯周病(歯槽膿漏)治療 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。