クリーニング時に詰め物が取れ、治した費用を払う必要があるのか?
相談者:
タカダさん (31歳:男性)
投稿日時:2018-09-07 21:30:49
クリーニング時に詰め物が取れたから直しますと言われ、選択肢も無く直されました。
それは良いのですが、その料金を払いました。
それぞれの歯医者さんの判断によるとは思いますが、古いものであった場合を前提として、払う決まりがあるのでしょうか?
決まりが無いとすれば、同じ歯医者通しの繋がりのある中の情報では客か歯医者側か、どちらが負担する傾向が多いのかを知りたいです。
クリーニングで詰め物が外れる事は0では無いですが、そう沢山は無いと、今まで行った歯医者さん達の話などから聞いてます。
なので古いの前提で良いです。
納得がいかないのであれば、直接聞いても良いですが、払ってしまったので、戻らないと思ってます。
今後の参考の為に総合的な意見を聞いておきたいです。
それは良いのですが、その料金を払いました。
それぞれの歯医者さんの判断によるとは思いますが、古いものであった場合を前提として、払う決まりがあるのでしょうか?
決まりが無いとすれば、同じ歯医者通しの繋がりのある中の情報では客か歯医者側か、どちらが負担する傾向が多いのかを知りたいです。
クリーニングで詰め物が外れる事は0では無いですが、そう沢山は無いと、今まで行った歯医者さん達の話などから聞いてます。
なので古いの前提で良いです。
納得がいかないのであれば、直接聞いても良いですが、払ってしまったので、戻らないと思ってます。
今後の参考の為に総合的な意見を聞いておきたいです。
回答1
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2018-09-07 21:58:29
こんにちは。
クリーニング時に外れるような治療であれば問題が生じている可能性がありますから、外れてくれてラッキーだったと考える事ができるでしょう。
修復物を行った歯は、気づきにくい状態で2次虫歯が進行します。
これはマイクロリーケージといって修復物と歯との接着面に隙間が発生するからです。
歯と修復物は物性が違いますから、使用していると徐々に両者の間に隙間が出来てくるのです。
隙間があると細菌が入りますし細菌の栄養も入るので知らないうちに細菌が繁殖したりして、歯面の脱灰が生じ修復物が緩くなりクリーニング程度の力で脱離する事になります。
脱離の可能性を少なくするためにクリーニングをいい加減にしてもらうかというとそれこそ本末転倒ですから、クリーニングはしっかり行ってもらいその際脱離するものは脱離してもらって再治療しておくのが望ましいでしょう。
とはいえ、患者さんはクリーニング時に脱離するとは思ってもいないでしょうから(そこまで修復物の劣化が進んでいるか、または修復物の接着に使ったセメントが劣化したか、歯が隙間から2次虫歯になって硬かった歯面が軟化したかなど外からはわからないでしょうから)想定外の事で、治療を必要とされると混乱されるのは当たり前だと思います。
そこでクリーニングする際は常に修復物に何らかの問題が生じている場合は脱離に至り再治療が必要になる事が発見される可能性を十分説明しておいたほうが、患者さんを混乱させることがないので望ましいと思います。
残念ながらこの度はそういう説明を十分受けることなく治療してもらい、すでに支払いも終わって再治療後痛みが出るなどの問題も生じることなく終わっているようですから、それはそれでしょうがなかったように思います。
保険治療の場合治療を無料で行う事はできませんから、再治療を受けたならば再治療費は患者さんが負担される決まりになっています。
クリーニングを行ってもらった歯科医院では再治療を受けたくないという場合は、普処処置を受け(とりあえず薬を詰めてもらう処置)その費用は支払われ、別の歯科医院に転院され初診料や検査が追加され再治療を受けることになりますから患者さんの費用負担は増えます。
費用負担が最も少ない再治療はそこの歯科医院で行ってもらう事だと思います。
詰め物がインレーやアンレーの場合は再度形成し型取りして再度インレーやアンレーを再作製する再治療法を行った方が望ましい場合と、再装着だけでよい場合に分かれます。
再装着で良い場合というのはセメントの劣化だけで済んでいるうちに発見してもらえたという事で、有り難いと思って頂く事ができるでしょう。
クリーニング時に外れるような治療であれば問題が生じている可能性がありますから、外れてくれてラッキーだったと考える事ができるでしょう。
修復物を行った歯は、気づきにくい状態で2次虫歯が進行します。
これはマイクロリーケージといって修復物と歯との接着面に隙間が発生するからです。
歯と修復物は物性が違いますから、使用していると徐々に両者の間に隙間が出来てくるのです。
隙間があると細菌が入りますし細菌の栄養も入るので知らないうちに細菌が繁殖したりして、歯面の脱灰が生じ修復物が緩くなりクリーニング程度の力で脱離する事になります。
脱離の可能性を少なくするためにクリーニングをいい加減にしてもらうかというとそれこそ本末転倒ですから、クリーニングはしっかり行ってもらいその際脱離するものは脱離してもらって再治療しておくのが望ましいでしょう。
とはいえ、患者さんはクリーニング時に脱離するとは思ってもいないでしょうから(そこまで修復物の劣化が進んでいるか、または修復物の接着に使ったセメントが劣化したか、歯が隙間から2次虫歯になって硬かった歯面が軟化したかなど外からはわからないでしょうから)想定外の事で、治療を必要とされると混乱されるのは当たり前だと思います。
そこでクリーニングする際は常に修復物に何らかの問題が生じている場合は脱離に至り再治療が必要になる事が発見される可能性を十分説明しておいたほうが、患者さんを混乱させることがないので望ましいと思います。
残念ながらこの度はそういう説明を十分受けることなく治療してもらい、すでに支払いも終わって再治療後痛みが出るなどの問題も生じることなく終わっているようですから、それはそれでしょうがなかったように思います。
保険治療の場合治療を無料で行う事はできませんから、再治療を受けたならば再治療費は患者さんが負担される決まりになっています。
クリーニングを行ってもらった歯科医院では再治療を受けたくないという場合は、普処処置を受け(とりあえず薬を詰めてもらう処置)その費用は支払われ、別の歯科医院に転院され初診料や検査が追加され再治療を受けることになりますから患者さんの費用負担は増えます。
費用負担が最も少ない再治療はそこの歯科医院で行ってもらう事だと思います。
詰め物がインレーやアンレーの場合は再度形成し型取りして再度インレーやアンレーを再作製する再治療法を行った方が望ましい場合と、再装着だけでよい場合に分かれます。
再装着で良い場合というのはセメントの劣化だけで済んでいるうちに発見してもらえたという事で、有り難いと思って頂く事ができるでしょう。
タイトル | クリーニング時に詰め物が取れ、治した費用を払う必要があるのか? |
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質問者 | タカダさん |
地域 | 東京23区 |
年齢 | 31歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 専門職(医師・弁護士・会計士) |
カテゴリ |
治療費・費用 詰め物、インレーが取れた・外れた |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。