右上第二小臼歯の根管治療中の転院について

相談者: レストレードさん (22歳:男性)
投稿日時:2018-09-15 23:27:07
こんにちは。

歯科検診で右上第二小臼歯虫歯があり神経に達していたので根管治療をしたのですが、抜髄後の毎回薬を詰めてから痛みが生じます。

その時は鎮痛剤を飲んだら収まるのですが、痛みに波があって全く無いときもあれば他のことに手が付かないくらい強い痛みが出ます。

生まれて初めて神経を抜き根管治療をするので、歯内療法学会や日本歯科保存学会のページなどいろいろ調べたのですが、根管治療にはラバーダムマイクロスコープの使用やレーザー治療がほぼ必須で、これらを使用したほうが完治率は高く、再感染率も低いようです。

治療を受けたところは、これらを一切使用しない普通の歯科だったのですが、治療は今後数回かかると言われ説明もあっさりしてて、本当に治るのか少し不安で、治療後に生じる痛みや違和感、ストレスで滅入ってます。

まだ未治療の虫歯の方もあり、来年に大きな試験を控えているので早いうちに治したいので、思い切って精密根管治療を掲げている歯科医院自由診療の短期間で完全に治療できる歯科医院、最終手段として歯科付属の大学病院に転院を考えているのですが、根管治療中に転院するのはどうなのでしょうか?

まだこの年齢なだけに抜歯は無理です。
都内在住なので選択肢はあります。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2018-09-16 09:09:57
こんにちは、歯内療法専門医をしていますが、

根管治療にはラバーダムマイクロスコープの使用やレーザー治療がほぼ必須でこれらを使用したほうが完治率は高く、再感染率も低いようです。

ラバーダム、マイクロスコープはあった方がいいと思いますが、レーザーは必須だとは思いませんね。

また結果は道具はなく、使う人に大きく左右されるものなので、道具は歯科医院探しの1つの目安にはなりますが、あれば安心というものでもありません。
(今は根管治療の自費化がブームで多くの歯科医院でこれらの道具で患者さんを集めることをしていますからね)


極論を言えば、最初の『抜髄』はマイクロスコープが無くても細菌感染さえ配慮して行えば、比較的成功率は高いものだと思います。

菌に対する配慮・考えなしに長々治療を行うから、痛みも出て予後がどんどん悪くなっていきます。
つまり、道具ではなく歯科医師の考え方で結果が変わります。


>根管治療中に転院するのはどうなのでしょうか?

根管治療はいつの時点からでも転院は可能ですよ。

当院でもたまに1年以上根管治療を続けて治らないと転院してくる方がおられますが、個人的には4〜6カ月同じ歯を触って痛みが取れなければ転院した方がいいと思います。

歯科医師といっても専門分野、得意分野は先生毎に違いますし、根管治療が不得意な先生に難症例を任せてもなかなか治ってはきません。


都内でしたら歯内療法を専門で行っている歯科医院もありますので、もし長い目で見た歯の保存を考えられるようでしたら、何度も歯を触る前に専門医に相談された方がいいと思います。

ただ、人気のある専門医の歯科医院は数カ月待ちなどと聞きますので、一度電話で問い合わせてみてください。


後、大学病院だからラバーダム、マイクロスコープを使用して保険治療で治療してくれるとは考えないようにしてくださいね。
(以前、大学の先生がそう思って受診してくる人がいるらしく困っていると聞きました)


抜歯せずにすむといいですね。

おだいじに

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2018-09-16 09:12:55
根管治療にはラバーダムマイクロスコープの使用やレーザー治療がほぼ必須で、これらを使用したほうが完治率は高く、

個人的には

ラバーダム ←← マイクロスコープ ←←←←←←←←←←←← レーザー

の順です。

「ラバーダム」「マイクロスコープ」は「根管治療に必須です」という歯内療法専門医は少なくないと思いますが、「根管治療にレーザーが必須」と言う歯内療法専門医はほとんどいないと思いますよ。

もちろん、道具以上に歯内療法に関してのコンセプトや技術が重要なのは言うまでもありません。


>精密根管治療を掲げている歯科医院自由診療の短期間で完全に治療できる歯科医院、最終手段として歯科付属の大学病院

「精密根管治療を掲げている歯科医院」は良いと思います。

「自由診療の短期間で完全に治療できる歯科医院」はないと思います。

自由診療は「一人の患者さんに多くの時間を確保できる」という事がメリットであり「短期間で完全に治療できる」というわけではありません。
1回の治療を丁寧に行うことができるので、結果的に治療期間が短くなったり、成功率が上がったりするだけです。

個人的には「歯科付属の大学病院」が最終手段ではないように思います。

大学病院は「高次医療機関」であり、高額な医療機器が揃っていると言うメリットはありますが、同時に「教育機関」「研究機関」と言う側面もあると言う事は認識されて置かれた方がよろしいかと思います。

大きな手術や入院を必要とする様な治療は個人開業医では賄えない事がほとんどですから、「大学病院を最終手段」と考えることはまちがいではありません。

しかし、(歯内療法も含め)歯の治療の多くは高額な医療機器は必要とせず、予後の差が大きく違ってくるのは術者(歯科医または歯科衛生士)の知識、技術です。
(高額医療機器といえばCTなどですが、最近は価格が下がり、導入されている個人医院も増えてきています)

更に言えば「根管治療の成功率」が「術者の技術に大きく影響を受ける」と考えれば「教育機関」「研究機関」である以上、未熟な研修医が担当する可能性があることを考えれば、得策ではないようにも思えます(特定の先生を指名した紹介状があれば別ですが)。


>根管治療中に転院するのはどうなのでしょうか?

宜しいかと思います。

むしろ、信頼出来ない歯科医に下手にいじられる前に信頼できそうな歯科医に転院された方が予後は良くなるように思います。


以上、あくまでも私見ですが…


井野先生とかぶりました。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2018-09-16 09:55:29
転院はいつでも可能だと思います。
櫻井先生の回答にあるようにラバーダムマイクロスコープは使えた方がいいと思います。
レーザーはまず要らないと思います。

もう抜髄が終わっているので、これからの転院だと抜髄のような90%ほどの成功率ではなくて、40%から90%という幅のある状態になっていると思います。

きちんと虫歯を取って、きちんと仮の蓋をすることは必須だと思います。
結構大変ですけどね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: レストレードさん
返信日時:2018-09-16 12:38:42
御三方、回答ありがとうございます。


回答してくださった井野先生と柴田先生にご質問です。

まず井野先生の回答に質問です。

>個人的には4〜6カ月同じ歯を触って痛みが取れなければ転院した方がいいと思います。

まだ治療を始めてから1週間ちょっとなのですが、もう転院するのは早計でしょうか?
今はまだ薬を詰めて仮止めしている治療の段階なのですが・・・・

4〜6ヶ月だと大事な試験にぶつかりそうで、その時期や前に再発すると支障が出そうです。

>もし長い目で見た歯の保存を考えられるようでしたら、何度も歯を触る前に専門医に相談された方がいいと思います。

相談する場合、近隣の専門の根管治療を掲げている一般歯科か、少し遠い自由診療歯内療法学会に所属している専門・指導医の歯科どちらに相談するのがベストでしょうか?

もし、相談する場合には、現在通っている歯科へ連絡はしたほうがいいのでしょうか?



次に柴田先生の回答に質問です。

>もう抜髄が終わっているのでこれからの転院だと、抜髄のような90%ほどの成功率ではなくて、40%から90%という幅のある状態になっていると思います。

40%から90%というのは根管治療の専門医、歯内療法専門医が施術した場合の確率にも含まれているのでしょうか?
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2018-09-16 15:23:53
世界的な研究による成功率だと思います。
ですから専門医に近い歯科医の集まりだと思います。

例えば

https://www.quint-j.co.jp/sp/web/keyword/keyword.php?no=39663

https://www.shien.co.jp/book/sample/s3/8204.pdf

根尖病変があり根管の正常な形態が維持されていない場合、一番成功率が低くなり40%前後だと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: レストレードさん
返信日時:2018-09-16 15:46:50
柴田先生、返信ありがとうございます。

治療した際に歯科医からは膿があるとは言われませんでした。
治療前にもレントゲンを撮りました。
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2018-09-17 08:55:40
抜髄するときには膿が無い方が普通だと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: レストレードさん
返信日時:2018-09-18 18:44:58
わかりました、ありがとうございます。

セカンドオピニオンも検討してみます。



タイトル 右上第二小臼歯の根管治療中の転院について
質問者 レストレードさん
地域 東京23区
年齢 22歳
性別 男性
職業 大学生・短大生・専門学生
カテゴリ 神経の無い(神経を取った)歯の痛み
歯科治療後の歯の痛み
根管治療の治療法
根管治療後の痛み
マイクロスコープ
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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