AQBインプラントのメリット・デメリットについて

相談者: チハルさん ( : )
投稿日時:2007-09-01 13:50:00
現在根幹治療中ですがいずれ抜歯に成る可能性が有ります。

今からその時に備えてインプラントについて調べてるのですが、私の住む地域でインプラントを行ってる歯医者さんは数件有りますが、どこもAQBと言う1回法を使用しています。

AQBタイプを使用してる先生はいらっしゃいますか?

未使用でも聞いた話でも構いませんのでメリット・デメリットがあれば教えていただけませんか?

値段的に5年または10年保証で1本20〜25万(被せ物も入れて)と格安なので逆に心配です。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2007-09-01 16:43:00
AQBインプラントは「純日本製」のインプラントして注目されていました。

シンプルな構造
日本人に適切な性状
安価

などのメリットはあります。
結構、採用している先生は多いですよね(僕の友人でも一人います)。

しかし、あまりメジャーではないため、後々のフォローができる歯科医院とそうでない歯科医院があります。

また、ワンピースと言って、上部構造の形態を取り替えることができないため、ワンパターンの治療法になりがちです(様々なケースに対応できません)。

例えば、将来的にインプラントを入れ歯の支え(マグネット)に変更して有効利用するとか‥と言う事ができません。

ま、シンプルなのが良いといえばそれまでなのですが‥。


例えば、僕はITIと言うインプラントを使っているのですが、そのアバットメント(上部構造とのつなぎ)の種類が豊富で、かなり無茶な設計にも対応してくれます。

もちろん、クラウン→入れ歯、入れ歯→クラウンへの変更も自由自在です。

また、ITIは世界シェアはNo.2なので(国内ではNo.1)、信頼性が高いことと、万が一、患者さんが転勤になって、僕が診れなくても世界中どこへ行ってもフォローしてもらうことが可能です。


と、言う事で「担当の先生に一生ついていきます!」と言う事であればAQBインプラントでも良いと思います(ま、そう言う意味ではどこのメーカーでも一緒ですかね)。

安いから粗悪と言う事は無いですよ。
そこは安心していただいて結構です。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2007-09-01 16:48:00
すみません、今、AQBインプラントのホームページを見たら、最近は2ピースのものもあるようですね。

でも、入れ歯の支えに使うパーツはラインナップされていませんでした。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2007-09-01 17:02:00
AQBインプラントは素材がセラミックでできています。

インプラントの表面をセラミックにした製品も含めると他のメーカーからの出ていますが、AQBのセラミックは他のセラミック製品と比べると、骨と結合するためにはとても有利にできていると思われています。

したがってインプラントを埋めてから被せ物を付けて噛めるようになるまでの期間がとても短くてすむ特徴があります。

ただインプラント治療の成功は素材だけではなく、インプラント体の全体の構造や、それに付ける被せ物との連結部分の構造など他にも細かい部分も影響します。

ですからAQBタイプはうまくいけばとてもコストもかからず良い結果が出ます。

反面、お口の状況は千差万別ですから、少し不利な状況では、すぐに取れてしまうことが少なくありません。

また被せ物との連結部分への清掃性があまり有利ではないために、歯周病への予防がしづらくなります。

セラミックの表面でインプラント体の構造にあまりねじがはっきりしていないか、あるいは全くツルツルな場合は、もし歯周病が始まったときには一気に深く病気が深く進行してしまうリスクが大きい傾向があります。

そういうわけで私は、埋めたときも成功率を高めたいし、後々も長期的に安心して、何十年も使っていただきたいので、今のところはAQBタイプを採用する根拠がはっきりしないと思っております。

とくにブローネマルク・タイプのインプラントは長期的な研究や臨床の実績が膨大なのと、もし取れてしまっても骨への影響は非常に少ないので、万が一失敗してもフォローができる安心感があり、代え難いもの借ります。

しかし、AQBタイプは取れてしまっても、他のセラミック製のインプラントに比べて骨を破壊してしまう影響が少し小さいようにも見えますし、それをお勧めする先生方はとても良い結果が出ているとおっしゃっておられますので、ご担当の先生の実績などをうかがってからご納得の上で選択されることも間違いではないと思います。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2007-09-01 18:00:00
こんにちは。
私が初めて使用したインプラントAQB1回法1パーツタイプでした。

(※他にも1回法2パーツも考えられるのですが、チハルさんも1パーツのことだと思いますので、そう仮定してお話していきます)

メーカーが国内の企業ですから、品質は良さそうなのですが世界的なシェアで言うとさびしいものがあります。国内に限ればまあまあです。

例えば将来海外に移住したら困ることが・・と思ったのですが、よく考えたら1回法(※1パーツ)なら大丈夫ですね。

(※1回法2パーツ、2回法になると、万一トラブルがあった時に各メーカーで専用の工具が必要になります)

折れない限り(←過去に数件は報告があるみたいです)心配はないと思いますよ。

1回法(1パーツ)は、うまく出来れば非常に安心な方法です。

唯一問題点としては、将来的に設計の変更が効かない(クラウンだったのを入れ歯の支えに変えるなど)ことでしょうか。

それと、AQBの様に表面にハイドロキシアパタイトをコーティングしてあるタイプのインプラント(※骨とくっつくのが1ヶ月ぐらい早いのがメリットです)は、一度インプラント周囲炎(歯周病みたいな状態)になってしまうと病気の進行が普通のチタンインプラントより早い、と言われていますので、お手入れ(ブラッシング、メインテナンス)をしっかりとされて下さい。

以上を理解されれば、安い割になかなか良いインプラントだと思いますよ。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2007-09-01 18:07:00
書いてる間に色々カキコミがありましたね^^;
概ね同じ内容なのですが、1パーツ法と2パーツ法は区別して考えてくださいね。

手術後に棒が飛び出たままになる方は1パーツです。
AQBの先生はこれを結構好まれますから、多分これだと思います。

審美性を追及し出すとこれではちょっと難しくなるのですが、アバットメントやネジなどの複雑な物がいらない分後が楽で、構造物の形態としては非常に安心できます。




タイトル AQBインプラントのメリット・デメリットについて
質問者 チハルさん
地域  
年齢  
性別  
職業  
カテゴリ インプラント治療法
インプラントその他
インプラント関連
回答者




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