乳幼児期のフッ素過剰摂取によるエナメル質形成不全発症について
相談者:
ぶるちよさん (39歳:女性)
投稿日時:2018-10-14 19:14:57
現在7歳になる息子が、左右下の第1臼歯(6歳臼歯)が生えた時に白濁があり、エナメル質形成不全とこども歯科で言われました。
その後、上の左右第1臼歯も、生え変わった上の前歯2本(切歯)と生え変わった下の前歯4本(切歯)とも白濁が生じています。
上の前歯2本と下の前歯4本に関しては、黄色〜黄褐色の変色もみられます。
特に上の前歯2本が著明です。
歯科の方では、エナメル質形成不全に対しての原因等の説明は受けてなかったので、自分でネット検索をしていた所、乳幼児期にフッ素を過剰摂取したことによるフッ素症が原因の一つであることを初めて知りました。
思い当たる節があったので、怖くなりその後もネット上のホームページや論文を検索し続けました。
7歳の息子には、乳歯が生えた始めの頃は市販のレゴビーノを毎日就寝前に塗布していたのですが、1歳頃からは歯科から夫婦で処方を受けていたミラノール顆粒11%(一包1.8gを200mlの水で溶解)をレゴビーノの容器に入れ、毎日就寝前に歯ブラシに6プッシュ程(0.8ml以下)噴霧し、乳歯に7歳になるまでずっと塗布していました。
ネット検索をしているうちに、ミラノール顆粒に大人用(1.8g)と子供用(1g)があることを知り、恐ろしくなりました。
どのネットにもフッ素は危険と書いてあり、フッ素がこんなにも恐ろしい物質とは認知していなかった自分が情けないです。
フッ素うがいは6歳未満は使用してはいけないと書いてある等、なぜもっとちゃんと調べずにレゴビーノと同じ感覚で安易にミラノールを塗布してしまったんだと、今は後悔の念しかありません。
やはり息子のエナメル質形成不全の発症の原因は、乳幼児期からの誤ったミラノール塗布が原因の可能性が高いでしょうか?
私の手で、子供に精神的にも身体的にも苦痛を与える人生にしてしまいました。
また、現在他にも下に5歳と2歳半の息子がいるのですが、同様の対応を2人にもしてしまっていた為(フッ素過剰摂取によるエナメル質形成不全発症について知ってからは塗布を中止しました)、下の2人とも今後永久歯がエナメル質形成不全になる可能性は非常に高いでしょうか?
こんな情けない親が質問をしてすいません。
その後、上の左右第1臼歯も、生え変わった上の前歯2本(切歯)と生え変わった下の前歯4本(切歯)とも白濁が生じています。
上の前歯2本と下の前歯4本に関しては、黄色〜黄褐色の変色もみられます。
特に上の前歯2本が著明です。
歯科の方では、エナメル質形成不全に対しての原因等の説明は受けてなかったので、自分でネット検索をしていた所、乳幼児期にフッ素を過剰摂取したことによるフッ素症が原因の一つであることを初めて知りました。
思い当たる節があったので、怖くなりその後もネット上のホームページや論文を検索し続けました。
7歳の息子には、乳歯が生えた始めの頃は市販のレゴビーノを毎日就寝前に塗布していたのですが、1歳頃からは歯科から夫婦で処方を受けていたミラノール顆粒11%(一包1.8gを200mlの水で溶解)をレゴビーノの容器に入れ、毎日就寝前に歯ブラシに6プッシュ程(0.8ml以下)噴霧し、乳歯に7歳になるまでずっと塗布していました。
ネット検索をしているうちに、ミラノール顆粒に大人用(1.8g)と子供用(1g)があることを知り、恐ろしくなりました。
どのネットにもフッ素は危険と書いてあり、フッ素がこんなにも恐ろしい物質とは認知していなかった自分が情けないです。
フッ素うがいは6歳未満は使用してはいけないと書いてある等、なぜもっとちゃんと調べずにレゴビーノと同じ感覚で安易にミラノールを塗布してしまったんだと、今は後悔の念しかありません。
やはり息子のエナメル質形成不全の発症の原因は、乳幼児期からの誤ったミラノール塗布が原因の可能性が高いでしょうか?
私の手で、子供に精神的にも身体的にも苦痛を与える人生にしてしまいました。
また、現在他にも下に5歳と2歳半の息子がいるのですが、同様の対応を2人にもしてしまっていた為(フッ素過剰摂取によるエナメル質形成不全発症について知ってからは塗布を中止しました)、下の2人とも今後永久歯がエナメル質形成不全になる可能性は非常に高いでしょうか?
こんな情けない親が質問をしてすいません。
回答1
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2018-10-15 11:46:47
こんにちは。
何が原因かを特定できる手段というものはなく特定しても間違った使用をしなければ問題は起きないのですから、通常は原因特定をする必要もないのでわからないというのが結論でしょう。
ただ、出産時にはお子さんは非常に大きいストレスを加えられまた母体外の外界に適応するためにもかなりのストレスが加わるのが普通ですから成長線というものが同部位に確認されることはあるでしょう。
お子さんがエナメル質を顎の中で作る時期に相当なストレスに対応しようとしていたのかな?と成長の記録として愛おしむ事も見方によってはできるかも知れませんね。
身体が健康でしっかり社会に出て活躍してくれることが親の共通した願いなのですからあまり細かいことにくよくよせず、間違った使用法だったと気づくことができた時点で使用法を厳守して頂ければよいのではないでしょうか?
エナメル質形成不全=歯牙フッ素症と断定できるわけではありませんから、薬剤の適切な使用法を遵守しつつ虫歯を作らない子育てをしてください。
ちなみにフッ素症の歯牙の白濁は結晶密度としては高いので虫歯になりにくいので治療対象になることはない(審美的な問題を除いて)ということになっていると思います。
エナメル質減形成ならばエナメル質を補強する治療の対象になるかもしれません。
どういう状態のエナメル質なのか?については歯科医の診断が必要で加療の必要度についても歯科医に経過を追ってもらいながら考えてもらうとよいでしょう。
ネット上にはいたずらに不安を煽って自説を押し付けようとするものが見受けられますから、ほどほどにしておかれるとよいでしょう。
それよりもお子さんをまっすぐ健康で社会に役立つ子に育てていく大仕事が親御さんには待っていますよ!
子育て頑張ってください。
何が原因かを特定できる手段というものはなく特定しても間違った使用をしなければ問題は起きないのですから、通常は原因特定をする必要もないのでわからないというのが結論でしょう。
ただ、出産時にはお子さんは非常に大きいストレスを加えられまた母体外の外界に適応するためにもかなりのストレスが加わるのが普通ですから成長線というものが同部位に確認されることはあるでしょう。
お子さんがエナメル質を顎の中で作る時期に相当なストレスに対応しようとしていたのかな?と成長の記録として愛おしむ事も見方によってはできるかも知れませんね。
身体が健康でしっかり社会に出て活躍してくれることが親の共通した願いなのですからあまり細かいことにくよくよせず、間違った使用法だったと気づくことができた時点で使用法を厳守して頂ければよいのではないでしょうか?
エナメル質形成不全=歯牙フッ素症と断定できるわけではありませんから、薬剤の適切な使用法を遵守しつつ虫歯を作らない子育てをしてください。
ちなみにフッ素症の歯牙の白濁は結晶密度としては高いので虫歯になりにくいので治療対象になることはない(審美的な問題を除いて)ということになっていると思います。
エナメル質減形成ならばエナメル質を補強する治療の対象になるかもしれません。
どういう状態のエナメル質なのか?については歯科医の診断が必要で加療の必要度についても歯科医に経過を追ってもらいながら考えてもらうとよいでしょう。
ネット上にはいたずらに不安を煽って自説を押し付けようとするものが見受けられますから、ほどほどにしておかれるとよいでしょう。
それよりもお子さんをまっすぐ健康で社会に役立つ子に育てていく大仕事が親御さんには待っていますよ!
子育て頑張ってください。
相談者からの返信
相談者:
ぶるちよさん
返信日時:2018-10-16 00:16:26
ふなちゃん先生へ
こんなバカ親に丁寧でわかりやすいご回答をしていただき、ありがとうございました。
今日、かかりつけの歯科医の先生からエナメル質形成不全についてお話を聞くことができました。
かかりつけ医の先生のお子さん2人ともエナメル質形成不全であると話を聞きました。
2人とも8歳までは定期的な歯科でのフッ素塗布のみで、洗口液も8歳まで使っていなかったけど発症していると話を聞きました。
私の使用方法は間違ってはいましたが、歯磨き粉程度の濃度なので、私のせいで息子がエナメル質形成不全になったとは考えにくいと言って貰えました。
また今後の経過や治療方針も確認することが出来ました。
ふなちゃん先生、これからも大切な我が子に愛情を注ぎ続け子育てを頑張って行きたいと思います!
温かいお言葉をいただき、心が救われました。
ありがとうございました!
こんなバカ親に丁寧でわかりやすいご回答をしていただき、ありがとうございました。
今日、かかりつけの歯科医の先生からエナメル質形成不全についてお話を聞くことができました。
かかりつけ医の先生のお子さん2人ともエナメル質形成不全であると話を聞きました。
2人とも8歳までは定期的な歯科でのフッ素塗布のみで、洗口液も8歳まで使っていなかったけど発症していると話を聞きました。
私の使用方法は間違ってはいましたが、歯磨き粉程度の濃度なので、私のせいで息子がエナメル質形成不全になったとは考えにくいと言って貰えました。
また今後の経過や治療方針も確認することが出来ました。
ふなちゃん先生、これからも大切な我が子に愛情を注ぎ続け子育てを頑張って行きたいと思います!
温かいお言葉をいただき、心が救われました。
ありがとうございました!
タイトル | 乳幼児期のフッ素過剰摂取によるエナメル質形成不全発症について |
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質問者 | ぶるちよさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 39歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
フッ素 歯の異常・トラブルその他 小児歯科その他 |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。