クラウンの厚みと発音について

相談者: さーもんさん (42歳:女性)
投稿日時:2018-10-31 21:52:32
はじめまして。
長文ですが、よろしくお願いいたします。

先日知覚過敏の治療の一環で、下の前歯2番(※)に自費治療メタルボンドクラウン(2種あるうちの高いほう)をかぶせました。

※これまでの小さな虫歯の治療を複数行っていおり、数カ月前に歯磨き時に痛みを感じた時期のある歯です。

定期検診にて、歯のエナメル質部分(歯の根元出ない部分)に痛みを感じました。度重なる治療と酸蝕のために非常に薄くなってしまった歯なので、薬剤塗布とボンド接着で症状が改善しなければ、歯髄を守るために刺激を遮断するクラウンをかぶせる必要があると判断されました。

また、歯を削るのは最小限にとどめるため、治療後の歯は厚みがそれなりに増すとの説明を受けています。


私は裏まで全て白い歯が入ると思っていたのですが、出来上がってきたクラウンの裏側の3/4程は金属でした。
私は治療済の歯が多いため、今回は裏が金属でない歯を望んでいた(歯科医にその旨を伝えるのを失念)ので結構ショックでした。

歯科医(かかりつけで信頼している先生です)に裏側の金属部分が多いことについて質問したところ、(会話はなんとなく覚えている限りで正確でいうえに要約です)

「今回は歯を削るのを最小限にとどめたので、歯の裏にはセラミックをつけられなかったと思う。
セラミックの形成には2mmは必要と技工所から言われている。
いつもは疑問点があれば質問してくる技工所が質問なしにこれを作った。

機能面で下までセラミックをつけるべきでないとの判断からこの仕上がりになっているはず。
ただ、気になるなら無料で裏の金属が見えないよう作り直しは可能。

ただ、舌側の歯の厚みが増すので、発音に影響がでる可能性がある。
話す職業でなければ。。」

とのことでした。


さて、これからが質問したいことです。
(口の中では1ミリ以下単位で機能面で色々影響しそうな気はしています。。)

1.下2番の舌側の厚さが2ミリ異なると、やはり発音に影響が出るものなのでしょうか。
(可能であれば日本語・英語・中国語・ロシア語の発音の観点からご意見お伺いしたいです)

2.下2番の歯の舌側の厚さが変わることは、発音以外になにか悪影響はありますでしょうか。


3.現状のクラウンと、修正案のクラウン、どちらがよいでしょうか。


どうぞよろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2018-11-01 03:56:59
こんにちは。

下の前歯をグルリと白い物にしようとすればかなり削られる可能性があるはずです。
通常は抜髄になるのではないでしょうか?

下の前歯は歯が細くて小さいですよね?
ですからグルリと一周1.5から2ミリ削り取られ冠が入るようにテーパー(必要な角度)をつけて削ると、神経の症状が出やすくなるでしょう。


メタルボンドの方がまだ形成量が少なくて神経温存の為には有利だと思います。
金属は薄くても割れませんから上手く金属を使ってもらえると歯を削り取られる量は減らせます。
(金属は光を透過しませんから見た目に劣るでしょうし、下の歯は大きく口を開くと設計によっては金属色が見えて嫌でしょうが)


1.発音はどこを使って発音しているか?人によって舌の位置が違うので一概に言えないかもしれません。


2.舌感が悪くなるとか、他の歯との連続性が悪くなれば歯磨きが難しくなり不潔域が増えて歯石形成に繋がったり歯周病の原因になりやすくなる等がありそうです。


3.形成した先生が技工士にちゃんと責任を持って指示して技工物を作成させるのが一般的です。
そこには診断が入るからです。

どちらがよいかについてもしっかり先生に診断してもらい最終修復物の設計があった上で、それに必要な形成をしてもらうと言うのが一般的な順番です。
しっかり先生に考えてもらってください。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2018-11-01 11:55:13
発音ではなく発語ですね。
下の前歯は発語への影響は一般的には少ないですが、それでも影響がないわけではありません。

しかし、下の前歯でセラミックの厚みを確保しようと思うと前歯は爪楊枝のように小さくなるまで削らなければならず、歯の保存の観点からは非常に不利になります。

そのあたりのバランスをどう考えるかが非常に難しいところです

2人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: さーもんさん
返信日時:2018-11-01 20:02:11
船橋先生、高田先生

お忙しいところ、ご丁寧なご回答ありがとうございました。

今回治療した歯の場所と治療目的のためには、裏が金属になるのは仕方がないことに納得しました。
見た目より、葉の健康が第一です。
(できれば裏が金属になることの説明は事前に欲しかったなぁ、という気持ちはありますが・・。)




>船橋先生

詳細なご回答ありがとうございました。

歯の裏、かかりつけ医はまず見えないと言いますが、大きな口を開けたり、話す相手との高低差がある時など見えますよね・・

1につき、k

3につき、そもそもの診断は現在のクラウンであり、どうしたいのかは自分で判断してとのことのようです。
どのくらい厚みが増すかの確認用とのことで、2ミリの厚さのピンク色の変形できる樹脂(歯科用のもの?)をいただきました。

とんでもなく分厚くなり、使用に耐えなそうにみえます。
歯の裏の色より不自由なく話したり食べたりできることのほうが重要なので、現在は今回入れていただいたクラウンを使おうと思いますが・・

もし、可能であれば実際に厚い歯がはいったことに近い感覚を体験してみたいと思います。
重ねての質問で恐縮ですが、この樹脂は一時的に、自分で安全に歯につけられるものでしょうか?




>高田先生

発語ですね!
勉強になりました。



タイトル クラウンの厚みと発音について
質問者 さーもんさん
地域 非公開
年齢 42歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ オールセラミック(陶器の被せ物)
メタルボンド
クラウン(差し歯・被せ)その他
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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