重度歯周病の治療方法、2軒の歯科で意見が違いすぎる
相談者:
微生物さん (49歳:女性)
投稿日時:2018-11-03 16:03:51
1ヶ月前一般歯科で右下7番重度歯周病、右下8番抜歯を進められました。
右下7番を残したい希望をしたところ、右下8番の移植を進められました。
ただし、他の口腔外科を紹介します。
と診断。
2週間前、歯周病専門医を受診。
まずは歯周病基本治療をしましょう。
その途中に右下8番抜歯をして、右下7番の膿がどれだけ減らせるか、様子を見ましょう。
右下8番の移植はバカげています。
と診断され右下7番のその後治療方法は説明がありません。
どちらも、歯を残してくれようとはしてますが、意見が違いすぎて迷いますし、外科手術がひつようとなったら、適用条件、リスクもきになります。
右下8番は横向き、骨下に埋伏しています。
右下6番に影響しないように、自分の希望を二の次にして右下7、8番の抜歯を優先すべきでしょうか?
アドバイスを宜しく、お願い致します。
右下7番を残したい希望をしたところ、右下8番の移植を進められました。
ただし、他の口腔外科を紹介します。
と診断。
2週間前、歯周病専門医を受診。
まずは歯周病基本治療をしましょう。
その途中に右下8番抜歯をして、右下7番の膿がどれだけ減らせるか、様子を見ましょう。
右下8番の移植はバカげています。
と診断され右下7番のその後治療方法は説明がありません。
どちらも、歯を残してくれようとはしてますが、意見が違いすぎて迷いますし、外科手術がひつようとなったら、適用条件、リスクもきになります。
右下8番は横向き、骨下に埋伏しています。
右下6番に影響しないように、自分の希望を二の次にして右下7、8番の抜歯を優先すべきでしょうか?
アドバイスを宜しく、お願い致します。
回答1
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2018-11-03 16:38:56
もし、8番に健全な歯根膜が充分残っていれば、移植案はありえます。
只、一工夫必要となります。
しかしながら、歯周病専門医の言葉からは、8番も歯周病罹患(→歯根膜がなくなっている)しているのかもしれないですね。
只、一工夫必要となります。
しかしながら、歯周病専門医の言葉からは、8番も歯周病罹患(→歯根膜がなくなっている)しているのかもしれないですね。
回答2
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2018-11-03 17:45:40
こんばんは。
重度の歯周病の場合どう治すかですが状況により様々です、言えることはプラークコントロールすなわち歯磨きの練習です、もう一つはお菓子を徹底して控えることです、できれは食べないことです、もう一つは力のコントロールです。
これらができればかなりの重症でも治ります。
ブラッシングの威力 http://yamadashika.jugem.jp/?cid=52
歯周病を歯磨きで治す http://yamadashika.jugem.jp/?cid=108
重症の歯周病 http://yamadashika.jugem.jp/?cid=225
重度の歯周病の場合どう治すかですが状況により様々です、言えることはプラークコントロールすなわち歯磨きの練習です、もう一つはお菓子を徹底して控えることです、できれは食べないことです、もう一つは力のコントロールです。
これらができればかなりの重症でも治ります。
ブラッシングの威力 http://yamadashika.jugem.jp/?cid=52
歯周病を歯磨きで治す http://yamadashika.jugem.jp/?cid=108
重症の歯周病 http://yamadashika.jugem.jp/?cid=225
相談者からの返信
相談者:
微生物さん
返信日時:2018-11-08 23:02:38
操作ミスで返信が上手くいかず、対応が遅くなりすみません。
早速のご回答ありがとうございました。
藤森先生
ご指摘のとおり、8番が原因とのことでしたから、歯周病になっているんだと思います。
7番8番の状態では、移植の適用条件には合わない。
ということで、8番の抜歯は仕方無い事でなんですね。
初歩的な質問で申し訳ありませんが、何故埋伏している歯が虫歯や歯周病になるのか、お教えいただけますでしょうか?
山田先生
サイトのご紹介ありがとうございます。
普段の歯磨きが出来てないと始まらないんですね。
右下7番が重度歯周病でも抜歯せず治療できるのですね。
他のサイトで外科治療(再生治療は中程度迄が適応可)とあったので、どんな方法で残すことが可能か力のコントロールを含めて、お教え頂くことは可能でしょうか?
お手数ですが、よろしくお願い致します。
早速のご回答ありがとうございました。
藤森先生
ご指摘のとおり、8番が原因とのことでしたから、歯周病になっているんだと思います。
7番8番の状態では、移植の適用条件には合わない。
ということで、8番の抜歯は仕方無い事でなんですね。
初歩的な質問で申し訳ありませんが、何故埋伏している歯が虫歯や歯周病になるのか、お教えいただけますでしょうか?
山田先生
サイトのご紹介ありがとうございます。
普段の歯磨きが出来てないと始まらないんですね。
右下7番が重度歯周病でも抜歯せず治療できるのですね。
他のサイトで外科治療(再生治療は中程度迄が適応可)とあったので、どんな方法で残すことが可能か力のコントロールを含めて、お教え頂くことは可能でしょうか?
お手数ですが、よろしくお願い致します。
回答3
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2018-11-09 08:05:06
>どんな方法で残すことが可能か
私のところでは例外はないとは言えませんが外科的な治療はしません、開業時にはたくさんやっていましたが、歯磨きだけで治ることがわかってからHPあ記憶の限りやっていません。
手術といえばフラップ手術か歯肉切除だと思います、これも歯磨き技術が伴わなければいずれ再発します。
この症例は歯間ブラシの縦入れ症例です。
歯周病を歯磨きで治す]U http://yamadashika.jugem.jp/?cid=163
私のところではポケット4mmが歯ブラシだけで磨くか歯間ブラシの縦入れを併用するかの目安にしています。
歯間ブラシ縦入れ http://www.youtube.com/watch?v=GThluwdsA-c
画像1、209年6月17日初診時
画像2、2011年2月19日
画像1 画像2
私のところでは例外はないとは言えませんが外科的な治療はしません、開業時にはたくさんやっていましたが、歯磨きだけで治ることがわかってからHPあ記憶の限りやっていません。
手術といえばフラップ手術か歯肉切除だと思います、これも歯磨き技術が伴わなければいずれ再発します。
この症例は歯間ブラシの縦入れ症例です。
歯周病を歯磨きで治す]U http://yamadashika.jugem.jp/?cid=163
私のところではポケット4mmが歯ブラシだけで磨くか歯間ブラシの縦入れを併用するかの目安にしています。
歯間ブラシ縦入れ http://www.youtube.com/watch?v=GThluwdsA-c
画像1、209年6月17日初診時
画像2、2011年2月19日
画像1 画像2
回答4
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2018-11-09 08:30:52
もう一つの縦入れ症例
http://yamadashika.jugem.jp/?cid=163
いずれの症例もPMTCは行っていません、歯石除去も患者さんが取ってほしいと言ったり歯磨きに支障が出るか、歯間ブラシの縦入れをした時出血しなくなるまでまで取っていません、歯石を取らなくても歯磨きが上達すれば歯周病は治ります。
もう一つ重要なことは患者さんが自分で歯磨きで治したという経験をしてもらうためです、このような治し方をしているともし再発しても歯磨きの仕方を思い出せば簡単に治せるからです、ここが一番重要なところです。
一方歯医者で歯石を取ってもらったり歯周病の手術で治した場合は患者さんは歯医者に治してもらったと考えます、したがって歯磨き技術が伴っていないためすぐに再発します(たいていは治りません)、するとまた歯医者にたよります、これでは自立した患者にはならないし、歯が抜けるまで歯医者にたよっていつまでたっても歯医者と縁が切れません、、これでは「自分の健康は自分で守る」ことにはなりません。
歯石 http://www.yamadashika.jp/perio02.html
このような治し方をしてから定期健診に移ります、そうすれば定期検診に来た時歯が磨けているか調べるだけです、もし歯石がたまっていたらそこの歯磨きの確認をして歯石が付いていれば歯肉が健康を回復してから歯石を取ります、葉書で通院を勧めたりはしません、要するに自分の健康管理は自分でしてもらうということです。
実際には定期健診に来る人はほとんどいません、たまに来る人がいますが歯周病を再発させた方はいません、せいぜいプラークが付いたままで歯肉炎を起こしているぐらいです。
プラーク付着実験 http://www.yamadashika.jp/perio03.html
定期健診についての考え方 http://www.yamadashika.jp/check.html
力のコントロールですが歯医者が咬合と歯周病の程度を勘案して固定するか咬合調整をするか両方を行うか判断してから行うものです。
重症の歯周病 http://yamadashika.jugem.jp/?cid=225
この方は来なくなりました。
http://yamadashika.jugem.jp/?cid=163
画像1 2011年8月9日
画像2 2013年6月10日
画像1 画像2
http://yamadashika.jugem.jp/?cid=163
いずれの症例もPMTCは行っていません、歯石除去も患者さんが取ってほしいと言ったり歯磨きに支障が出るか、歯間ブラシの縦入れをした時出血しなくなるまでまで取っていません、歯石を取らなくても歯磨きが上達すれば歯周病は治ります。
もう一つ重要なことは患者さんが自分で歯磨きで治したという経験をしてもらうためです、このような治し方をしているともし再発しても歯磨きの仕方を思い出せば簡単に治せるからです、ここが一番重要なところです。
一方歯医者で歯石を取ってもらったり歯周病の手術で治した場合は患者さんは歯医者に治してもらったと考えます、したがって歯磨き技術が伴っていないためすぐに再発します(たいていは治りません)、するとまた歯医者にたよります、これでは自立した患者にはならないし、歯が抜けるまで歯医者にたよっていつまでたっても歯医者と縁が切れません、、これでは「自分の健康は自分で守る」ことにはなりません。
歯石 http://www.yamadashika.jp/perio02.html
このような治し方をしてから定期健診に移ります、そうすれば定期検診に来た時歯が磨けているか調べるだけです、もし歯石がたまっていたらそこの歯磨きの確認をして歯石が付いていれば歯肉が健康を回復してから歯石を取ります、葉書で通院を勧めたりはしません、要するに自分の健康管理は自分でしてもらうということです。
実際には定期健診に来る人はほとんどいません、たまに来る人がいますが歯周病を再発させた方はいません、せいぜいプラークが付いたままで歯肉炎を起こしているぐらいです。
プラーク付着実験 http://www.yamadashika.jp/perio03.html
定期健診についての考え方 http://www.yamadashika.jp/check.html
力のコントロールですが歯医者が咬合と歯周病の程度を勘案して固定するか咬合調整をするか両方を行うか判断してから行うものです。
重症の歯周病 http://yamadashika.jugem.jp/?cid=225
この方は来なくなりました。
http://yamadashika.jugem.jp/?cid=163
画像1 2011年8月9日
画像2 2013年6月10日
画像1 画像2
回答5
大野歯科医院(群馬県前橋市)の大野です。
回答日時:2018-11-09 17:32:48
手前の歯の状態、また全体のかみ合わせの状態によっては、保存不可能な7番だけを抜歯して、手前の6番までかませて終わりにするという考え方もあります。
いずれにせよ、7番の診断を正確にした上で、8番が何かに使えるか?を考え、また口のかみ合わせ全体を通して、総合的に判断されるべきでしょう。
ご不安が解決されることをお祈りしております。
いずれにせよ、7番の診断を正確にした上で、8番が何かに使えるか?を考え、また口のかみ合わせ全体を通して、総合的に判断されるべきでしょう。
ご不安が解決されることをお祈りしております。
相談者からの返信
相談者:
微生物さん
返信日時:2018-11-12 17:31:31
山田先生
大野先生
早速お返事頂き、ありがとうございます。
いろいろな方法をご提案頂き、ありがとうございました。
とりあえず、歯周病基本治療から進めようと思います。
治療が進むうちに、また新たな疑問が出るかも知れません。
その時は、また宜しくお願い致します。
大野先生
早速お返事頂き、ありがとうございます。
いろいろな方法をご提案頂き、ありがとうございました。
とりあえず、歯周病基本治療から進めようと思います。
治療が進むうちに、また新たな疑問が出るかも知れません。
その時は、また宜しくお願い致します。
タイトル | 重度歯周病の治療方法、2軒の歯科で意見が違いすぎる |
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質問者 | 微生物さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 49歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ | 歯周病(歯槽膿漏)治療 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。