? 虫歯を削るか削らないかの判断は?

虫歯を削るか削らないかの判断は?

相談者: こころうさん (37歳:女性)
投稿日時:2018-11-29 19:32:18
こんにちは。
昔の過食嘔吐をしていてせいで、歯がもろく虫歯になりやすい体質です。
脆い歯を虫歯にならない様維持しようと日々気をつけているつもりです。

今まで通っていた歯医者では、点検の際にいくつか虫歯があっても、このくらいなら削らないで様子を見た方がよい。と様子見していた歯がいくつかありました。


最近引越しをして、新しい歯医者にいったのですが、虫歯の治療をすぐにでもした方がよいと言われました。
点検の際にc2という言葉が聞かれました。
痛みなど自覚症状はありません。

前の歯医者と方針が違って驚いたのですが、今の歯医者が言うように治療はした方がよいのでしょうか?
それとも歯は極力削らず様子見をしていた方がよいのでしょうか?


今は歯を削らない治療がよい、虫歯治療すると健康な歯も余計に削られ歯がもっと悪くなると聞いたことがありますが、虫歯を削る削らないの判断はどう判断するのでしょうか?

また、虫歯はレントゲンや見ただけでc2など、虫歯の深さがある程度わかるのでしょうか?

もし歯の神経までいくような深い虫歯の場合は、保険外でもよいのでラバーダムマイクロスコープを使用するような丁寧に処置や、抗生物質?を詰めて歯の神経を残すような特別な処置をして欲しいと考えています。
事前に伝えておいた方がよいでしょうか?
こんなこと言う患者っておこがましくて嫌がられるでしょうか?


お忙しい中、沢山の質問申し訳ありませんが、よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2018-11-29 21:15:07
こんにちは。

虫歯の治療介入時期については歯科医によって考えが異なります。
特にずっと経過観察してくれていた馴染みの歯科医院から転院し初めての歯科医院になった時に経過観察の経緯がわからなくなりますから、虫歯があれば一旦全て治療しましょうという事になります。


虫歯ができる人はずっと前から虫歯を作り続けて来ていて何ヶ月も何年も何十年もかけて歯が徐々に溶けて来ているので、通常慢性経過したものです。

慢性経過したものを治療介入すると急に痛みが出る事がありますから、治療される場合は抜髄に至らない治療の術を十分用意している歯科医院を選択して置かれたほうが安心できるでしょう。


虫歯の進行が急進性でろ髄するような大きさならばMTAセメントがあった方がよいでしょうし(自費です)、治療による刺激を少なくしたいならばカリソルブ等で治療してもらえたほうがよいでしょう(自費です)。

C2の治療は早ければ問題なく虫歯治療が終わりますが、大きければ治療を行う歯科医も祈るような気持ちで時間をかけて丁寧に色々な物を使って行わなければ歯髄を救えなくなってしまいます。


どれくらいのC2の深さなのかはデンタルレントゲン写真で事前に予測出来るので、治療を受ける前に歯髄保存が可能かどうか確認されておくとよいでしょう。

いきなり全ての虫歯を除去するのではなく一定期間おいて2回に分けて治療する方法もあります。


実際にどうするかは治療介入して虫歯の状態を確認してそのときに歯科医の判断で一連の治療として行わなければ象牙質を逆に感染させる事に繋がる事もあるので、治療が開始されれば途中で止められませんから歯科医には事前に治療法の希望を伝えておくほうがよいかもしれません。
自費治療を受け入れても歯髄を出来るだけ残したいならばその事を伝えておくほうがよいでしょう。)


虫歯はエナメル質にあるうちに治療を受けておけば安心ですが、隣接面虫歯では治療介入が遅れやすくなりますから歯髄保存が難しい場合もしばしばあります。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2018-11-30 08:36:46
ご相談ありがとうございます。
とても大事なご質問です。

そこから一生の分かれ道になるからです。


虫歯を削るか削らないか、

それは一生の健康を左右する、とても重要な判断(診断)です。
一度削ったり抜いたりしたら、もう後戻りできないからです。

削る前に、どこにも見落としのない総合的な検査をして、その後慎重に検討して結論(確定診断)を出すべきです。
それが後悔しない、「唯一」の方法です。


>削ってみないと虫歯の大きさはわからない?

そういう場合もあり得ますが、検査をすれば削る前に不確定なことも想定でき、削る前に説明と同意を確立することができます。
(法律で義務付けられているインフォームド・コンセント)


>治療はした方がよいのでしょうか?

どんな場合でも「病気」と診断が出れば、専門家の治療が必要です。
あるいはまだ最悪の病気にはなっていなくても、検査・診断によりいずれ悪化する病気の兆し(サロゲート・エンドポイント)がある場合(未病)も同じです。


例えば、大きな病院でも毎回血圧・血液・尿などを検査しますね。
血圧が高ければ、病気になる前に血圧を下げましょう、って言われますね。

これがサロゲート・エンドポイントの検査による未病の治療、正確には発病させないこと(一次予防)です。

歯科でも同じこと(病気にしない本当の予防)ができます。
診察を受けましょう。


>それとも歯は極力削らず様子見をしていた方がよいのでしょうか?

リスクがあるまま様子見をしても、いずれ大事な健康を失うだけであり、全く時間もお金も気遣いも無駄になります。

検査により発見できた全てのリスクに対して、もれなく健康回復の治療を受けて、リスクを減らし続けながらの様子見は良い結果を導きます。


>今は歯を削らない治療がよい、

予防医療で歯止めをかけられ、将来の健康の見通しが立てば、削るのはできるだけずっーと後がいいと言えます。
もちろん専門家の検査・診断による管理を受け続けなければ危険です。

一生を通して、どうせ歯科医院に継続的通院しなければならないとしたら、くりかえし削られ・抜くよりは、ずっと削らないために行くのであれば得をするのではないでしょうか。


虫歯治療すると健康な歯も余計に削られ歯がもっと悪くなると聞いたことがありますが、

病気の後を追いかけているだけではそんなこともあり得ます。

そもそも治療をする目的が、一生の心身の健康のために、また根本的に解決するために削るのであれば、もっと悪くなるわけがありません。


>虫歯を削る削らないの判断はどう判断するのでしょうか?

検査によるしか判断(診断)できません。
それが誰が見ても客観的に同じ結論が出る、データによる唯一の科学的な方法です。


>虫歯はレントゲンや見ただけでc2など、虫歯の深さがある程度わかるのでしょうか?

その通りです。
鮮明な口腔内カラー写真で、大画面に強拡大して、一緒に観察することも必要です。

しかし、それだけで削るかどうかの決定はできません。
虫歯の原因などを調べる、総合的な検査・診断が必要です。


>事前に伝えておいた方がよいでしょうか?

その通りです。
相談とは、お互いに必要なことは全部話し合うことを指すからです。


セールスとか、営業活動のように、治療方法や材料や費用を良いことばかり一方的に聞かされたり、売り込みされたり、急がせる説得は、決して相談とは言いません。


患者さんが、あの時言わなかったけど、実はこういう気持ちだったんだけど〜、とか、え〜こんなことになるなら治療しないほうがよかった〜、などと後から言っても手遅れだからです。

言わなければ伝わりません。
なんでも話しましょう。

治療は良いことばかりではありません。
リスクも全部説明してもらいましょう。


>こんなこと言う患者っておこがましくて嫌がられるでしょうか?

素直に会話できる人であれば、全く問題ありません。

むしろ良い治療ができる良きパートナーとして歯科医院から歓迎されます。




タイトル 虫歯を削るか削らないかの判断は?
質問者 こころうさん
地域 非公開
年齢 37歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯治療
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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