左下6.7番のバルプラストをインプラントにすると出っ歯を防げますか?
相談者:
gjh130さん (40歳:男性)
投稿日時:2018-12-27 03:54:08
左下の6、7番が欠損しており、20代後半からバルプラストを使っています。
..欠損の理由ですが、大学時代に左下6,7番の治療途中だったにも関わらず忙しさを理由に歯科に通わず、そのまま2年の交換留学に行ってしまいました。
戻ってきたら6番抜歯、一番奥の7番だけ何とか残してもらってブリッジとなりました。
その5年後に土台の7番も駄目になりまして6,7番欠損、バルプラストとなりました。
後悔しています。
バルプラストになって以降、一度新たに作り直したりして、10年以上、大きな不具合なく来ました。
ただ最近になって、上の歯が全体的に前に出て、厳しく見れば出っ歯気味になってきています。
特に右上1番が前に出ています。
主治医の方曰く
「歯並びは元々いい方だし矯正の必要はまだ無いが、左下がバルプラストということで噛む癖も相まって、上の歯が右に流れながら前に出ている。」
と仰いました。
今後は加齢も加わり、顔の形も変わってきてしまうのではと勝手に恐れています。
今は新しいバルプラストを作っている最中です。左上6,7番の歯(骨)がかなり下がってきているので、左上6,7番の歯を削って上にあげて新しいバルプラストのためのスペースを作っています。
(左上6,7番とも銀クラウンでしたがメタルボンドにする予定です。
先日銀歯を外した際に少し虫歯が見られたので今はその治療をしています。)
ようやく質問ですが、
『バルプラストをやめて左下6,7番をインプラントにしたら、これ以上、右上1番が前に出たり全体的に上の歯が前に出て出っ歯気味になる傾向を抑えることはできるのでしょうか。
顔型が変わってしまうことも防げますか?』
―ちなみに主治医はいつも大変丁寧にやってくれています。
インプラントもやれる方ですが、あまりインプラント肯定派ではありません。
バルプラストでもきちんとスペースを作って入れれば出っ歯気味になったりを防げると仰いました。
先日は寝るときにつけるマウスピースを作ってくれました。
..欠損の理由ですが、大学時代に左下6,7番の治療途中だったにも関わらず忙しさを理由に歯科に通わず、そのまま2年の交換留学に行ってしまいました。
戻ってきたら6番抜歯、一番奥の7番だけ何とか残してもらってブリッジとなりました。
その5年後に土台の7番も駄目になりまして6,7番欠損、バルプラストとなりました。
後悔しています。
バルプラストになって以降、一度新たに作り直したりして、10年以上、大きな不具合なく来ました。
ただ最近になって、上の歯が全体的に前に出て、厳しく見れば出っ歯気味になってきています。
特に右上1番が前に出ています。
主治医の方曰く
「歯並びは元々いい方だし矯正の必要はまだ無いが、左下がバルプラストということで噛む癖も相まって、上の歯が右に流れながら前に出ている。」
と仰いました。
今後は加齢も加わり、顔の形も変わってきてしまうのではと勝手に恐れています。
今は新しいバルプラストを作っている最中です。左上6,7番の歯(骨)がかなり下がってきているので、左上6,7番の歯を削って上にあげて新しいバルプラストのためのスペースを作っています。
(左上6,7番とも銀クラウンでしたがメタルボンドにする予定です。
先日銀歯を外した際に少し虫歯が見られたので今はその治療をしています。)
ようやく質問ですが、
『バルプラストをやめて左下6,7番をインプラントにしたら、これ以上、右上1番が前に出たり全体的に上の歯が前に出て出っ歯気味になる傾向を抑えることはできるのでしょうか。
顔型が変わってしまうことも防げますか?』
―ちなみに主治医はいつも大変丁寧にやってくれています。
インプラントもやれる方ですが、あまりインプラント肯定派ではありません。
バルプラストでもきちんとスペースを作って入れれば出っ歯気味になったりを防げると仰いました。
先日は寝るときにつけるマウスピースを作ってくれました。
回答1
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2018-12-27 09:44:43
そうですね…
確かに臼歯部の咬合が無くなると、上顎前歯部に口蓋側からの力が加わり出っ歯気味になると考えられます。
実際に拝見していないので何とも言えませんが、信頼できる担当の歯科医が「大丈夫」と言う事であれば大丈夫だと信じて治療を勧められるのが一番だと思います。
もし、疑問をお持ちになっているとすれば、セカンドオピニオンを求められるのも一つだと思います。
おそらく、個人的にはインプラントを勧めると思いますし、それ以前にTCHなど力のコントロールについて指導するように思います。
(そもそも、機能的な咬合接触以外の時間で力が加わらなければ歯列に大きな変化は出ないものと考えておりますので)
確かに臼歯部の咬合が無くなると、上顎前歯部に口蓋側からの力が加わり出っ歯気味になると考えられます。
実際に拝見していないので何とも言えませんが、信頼できる担当の歯科医が「大丈夫」と言う事であれば大丈夫だと信じて治療を勧められるのが一番だと思います。
もし、疑問をお持ちになっているとすれば、セカンドオピニオンを求められるのも一つだと思います。
おそらく、個人的にはインプラントを勧めると思いますし、それ以前にTCHなど力のコントロールについて指導するように思います。
(そもそも、機能的な咬合接触以外の時間で力が加わらなければ歯列に大きな変化は出ないものと考えておりますので)
回答2
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2018-12-27 09:48:33
こんにちは。
まだお若くしっかり両方で噛みたいとお考えであれば、インプラントをお考えになった方が有利でしょう。
バルブラスト(それは素材名ですが…)では噛めないでしょう。
上の歯が伸びてきているというのであれば、あまり使用されていないのかもしれないですね。
インプラントの場合ご自身が外すことはしないので、対向の歯が伸びる事もありません。
骨がまだあるうちにされておくと、かなりの期間安定するように思いますが、もしかしたらインプラントにするには口腔衛生状態が悪いと判断されて勧められないのでしょうか?
お口全体を診るのは主治医ですから主治医とよく話をしてみてください。
まだお若くしっかり両方で噛みたいとお考えであれば、インプラントをお考えになった方が有利でしょう。
バルブラスト(それは素材名ですが…)では噛めないでしょう。
上の歯が伸びてきているというのであれば、あまり使用されていないのかもしれないですね。
インプラントの場合ご自身が外すことはしないので、対向の歯が伸びる事もありません。
骨がまだあるうちにされておくと、かなりの期間安定するように思いますが、もしかしたらインプラントにするには口腔衛生状態が悪いと判断されて勧められないのでしょうか?
お口全体を診るのは主治医ですから主治医とよく話をしてみてください。
相談者からの返信
相談者:
gjh130さん
返信日時:2018-12-27 12:22:27
櫻井先生
回答ありがとうございます。
主治医の先生の治療方針に大きな疑問は感じていないのですが、どちらかというとインプラント否定派でいらっしゃるというか、長い目で見るとインプラント歯周炎など外せないことからの不具合が出やすいと考える先生でして、積極的にインプラントを薦めてきません。
またインプラントは骨に直接埋まっているため噛むときの衝撃が強く、対抗する上の左6,7番(現在二本とも仮歯、今後はメタルボンドになる予定です)を割ってしまったり、悪くしてしまうと考えられています。どうしてもインプラントにしたいと言えばやってもらえるでしょうが。
寝るとき以外はノンクラスプデンチャーを入れていますが、就寝時に若干のクレンチングがあるようです。
そのため夜はマウスピースをして寝ています。
櫻井先生でしたらインプラントを薦めるだろうということですし、仰るとおり主治医の先生とよく話してみます。
Dr.ふなちゃん先生
回答ありがとうございます。
上の返信と重複しますが、寝るとき以外はノンクラスプデンチャーを入れているものの、就寝時に若干のクレンチングが見られるようです。
そのため就寝時はマウスピースをしています。
銀のインレーやクラウンを全てセラミックに変えたり、ホワイトニングなどする中で半年ほどずっと通院しておりまして、現在の口腔状態は良いそうです。
骨の量も十分あり、上の歯とのスペースさえ確保すればインプラントは十分可能とのことです。
しかし主治医の先生曰く、インプラントは骨に直接埋まっているため噛むときの衝撃が強く、対抗する上の左6,7番(現在二本とも仮歯、今後はメタルボンドになる予定です)を割ってしまったり悪くしてしまうと考えられています。
それでもインプラントにしたいと言えばやってもらえるでしょうが。
Dr.ふなちゃん先生も、両方で噛みたいと考えるのであれば骨があるうちにインプラントにするとかなりの期間安定する とのことですし、主治医の先生とよく相談してみます。
回答ありがとうございます。
主治医の先生の治療方針に大きな疑問は感じていないのですが、どちらかというとインプラント否定派でいらっしゃるというか、長い目で見るとインプラント歯周炎など外せないことからの不具合が出やすいと考える先生でして、積極的にインプラントを薦めてきません。
またインプラントは骨に直接埋まっているため噛むときの衝撃が強く、対抗する上の左6,7番(現在二本とも仮歯、今後はメタルボンドになる予定です)を割ってしまったり、悪くしてしまうと考えられています。どうしてもインプラントにしたいと言えばやってもらえるでしょうが。
寝るとき以外はノンクラスプデンチャーを入れていますが、就寝時に若干のクレンチングがあるようです。
そのため夜はマウスピースをして寝ています。
櫻井先生でしたらインプラントを薦めるだろうということですし、仰るとおり主治医の先生とよく話してみます。
Dr.ふなちゃん先生
回答ありがとうございます。
上の返信と重複しますが、寝るとき以外はノンクラスプデンチャーを入れているものの、就寝時に若干のクレンチングが見られるようです。
そのため就寝時はマウスピースをしています。
銀のインレーやクラウンを全てセラミックに変えたり、ホワイトニングなどする中で半年ほどずっと通院しておりまして、現在の口腔状態は良いそうです。
骨の量も十分あり、上の歯とのスペースさえ確保すればインプラントは十分可能とのことです。
しかし主治医の先生曰く、インプラントは骨に直接埋まっているため噛むときの衝撃が強く、対抗する上の左6,7番(現在二本とも仮歯、今後はメタルボンドになる予定です)を割ってしまったり悪くしてしまうと考えられています。
それでもインプラントにしたいと言えばやってもらえるでしょうが。
Dr.ふなちゃん先生も、両方で噛みたいと考えるのであれば骨があるうちにインプラントにするとかなりの期間安定する とのことですし、主治医の先生とよく相談してみます。
回答3
松元教貢歯科医院(大田区山王)の松元です。
回答日時:2018-12-29 19:56:48
部分義歯をあまり長く使われると、そこの骨が痩せてしまい薄くなることが心配です。
多分、骨が痩せて上の歯との隙間が生じて、それで上の歯が伸びたのだと思います。
残念ですが、義歯ではそのようなことが続きます。
そして、痩せた骨を取り戻すのはとてもたいへんなことです。
ですから、インプラントできる時期は限られてしまいかねない、とも言えます。
もしその話が出てないとしたら、私はその先生に如何なものか、と思ってしまいます。
インプラント否定するのは構いませんが、義歯の不利な話もちゃんと伝えるべきではないでしょうか。
なので、失礼ですが、私はセカンドオピニオンをお勧めします。
公平な意見を聞かれるべき、と思います。
多分、骨が痩せて上の歯との隙間が生じて、それで上の歯が伸びたのだと思います。
残念ですが、義歯ではそのようなことが続きます。
そして、痩せた骨を取り戻すのはとてもたいへんなことです。
ですから、インプラントできる時期は限られてしまいかねない、とも言えます。
もしその話が出てないとしたら、私はその先生に如何なものか、と思ってしまいます。
インプラント否定するのは構いませんが、義歯の不利な話もちゃんと伝えるべきではないでしょうか。
なので、失礼ですが、私はセカンドオピニオンをお勧めします。
公平な意見を聞かれるべき、と思います。
回答4
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2018-12-30 07:00:27
>上の歯が右に流れながら前に出ている
>矯正の必要はまだ無いが
実際の状態が判りませんが、私だったら、インプラント治療のみならず、矯正治療をも組み合わせた全顎的な方針を提案するかもしれません。
一度、ちゃんと診査してくださる施設で、相談なさってみてはいかがでしょうか。
もちろん、櫻井先生も仰るように、歯軋りや食い縛り、咬み締め等とは全く違った次元での力のコントロールも必須でしょうね。
参考⇒TCH、歯列接触癖
>矯正の必要はまだ無いが
実際の状態が判りませんが、私だったら、インプラント治療のみならず、矯正治療をも組み合わせた全顎的な方針を提案するかもしれません。
一度、ちゃんと診査してくださる施設で、相談なさってみてはいかがでしょうか。
もちろん、櫻井先生も仰るように、歯軋りや食い縛り、咬み締め等とは全く違った次元での力のコントロールも必須でしょうね。
参考⇒TCH、歯列接触癖
相談者からの返信
相談者:
gjh130さん
返信日時:2018-12-30 14:21:40
松元先生、小林先生
回答ありがとうございます。
>部分義歯をあまり長く使われると、そこの骨が痩せてしまい薄くなることが心配です。
>多分、骨が痩せて上の歯との隙間が生じて、それで上の歯が伸びたのだと思います。
仰ったような説明は受けました。
その場合は上の歯を削ってスペースを確保すればいいとのことでした。
また義歯にしてかれこれ10年ですがまだインプラントをする部分の骨の量はあるとのことでした。
(歯科検診でたまたま別の歯医者さんのかかったときも、骨の量はあるだろうと言われました。)
一方で、櫻井先生や船橋先生の回答でもお伝えさせてもらったように、
主治医の先生は
「インプラントは骨に直接埋まっているため噛むときの衝撃が強く、対抗する上の左6,7番(現在二本とも仮歯、今後はメタルボンドになる予定です)を割ってしまったり悪くしてしまうため、長い目で見ると義歯の方がいいのでは」
と仰います。
しかしインプラントは日本のみならず世界で当たり前に選択される治療方法の一つですし、私のように、対抗している歯が治療済みだったりメタルボンドという方も多いのではと思うのです。
実際この点はどうなのでしょうか?
現状、上の歯が右に流れながら少しづつ出ている状態で、松元先生が仰るような、義歯であることの不具合が出ているのだろうと思います。
小林先生が仰るような、矯正も含めたインプラント治療というのを考えていかなければならないのかもしれません。
回答ありがとうございます。
>部分義歯をあまり長く使われると、そこの骨が痩せてしまい薄くなることが心配です。
>多分、骨が痩せて上の歯との隙間が生じて、それで上の歯が伸びたのだと思います。
仰ったような説明は受けました。
その場合は上の歯を削ってスペースを確保すればいいとのことでした。
また義歯にしてかれこれ10年ですがまだインプラントをする部分の骨の量はあるとのことでした。
(歯科検診でたまたま別の歯医者さんのかかったときも、骨の量はあるだろうと言われました。)
一方で、櫻井先生や船橋先生の回答でもお伝えさせてもらったように、
主治医の先生は
「インプラントは骨に直接埋まっているため噛むときの衝撃が強く、対抗する上の左6,7番(現在二本とも仮歯、今後はメタルボンドになる予定です)を割ってしまったり悪くしてしまうため、長い目で見ると義歯の方がいいのでは」
と仰います。
しかしインプラントは日本のみならず世界で当たり前に選択される治療方法の一つですし、私のように、対抗している歯が治療済みだったりメタルボンドという方も多いのではと思うのです。
実際この点はどうなのでしょうか?
現状、上の歯が右に流れながら少しづつ出ている状態で、松元先生が仰るような、義歯であることの不具合が出ているのだろうと思います。
小林先生が仰るような、矯正も含めたインプラント治療というのを考えていかなければならないのかもしれません。
回答5
歯科医師の松山です。
回答日時:2019-01-01 14:13:09
>左下の6、7番が欠損しており
義歯を入れていても、空間を埋めるように下顎が多少なりとも持ち上がることを主体とした偏位を起こしていることを知っておいてください。
このために
>上の歯が全体的に前に出て、厳しく見れば出っ歯気味になってきています
が生じているのですが、奥歯欠損により前歯が突きあげられるようになるのです。
このことを、理解していない歯科医が結構いるので心に留め置きください。
ですから、インプラント後のインプラントクラウンは仮歯にて、咬みあわせをだんだん高くして行き(下顎を押し広げるようにして、一時前歯の部分は開きますが閉じてきます。同時に出っ歯気味は、何もしなくてもある程度閉じます。)、顎の偏位を出来たら、正したいものです。
>インプラントは骨に直接埋まっているため噛むときの衝撃が強く
食事中の事に関しては、当てはまりません。対合の歯が感じ取ったり、筋肉その他の位置センサーが働き、キチンと制御されるものです。
ただしブラキシズムは異なります。
>上の歯を削ってスペースを確保すれば
前述の仮歯をいれたうえで、徐々に高くすることによりスペースができますし、上の歯が圧下されることにより、スペースができます。
あるいは、矯正用ミニスクリューの応用でも圧下できます。
このくらいにしておきますが、疑問があったら追加してください。
義歯を入れていても、空間を埋めるように下顎が多少なりとも持ち上がることを主体とした偏位を起こしていることを知っておいてください。
このために
>上の歯が全体的に前に出て、厳しく見れば出っ歯気味になってきています
が生じているのですが、奥歯欠損により前歯が突きあげられるようになるのです。
このことを、理解していない歯科医が結構いるので心に留め置きください。
ですから、インプラント後のインプラントクラウンは仮歯にて、咬みあわせをだんだん高くして行き(下顎を押し広げるようにして、一時前歯の部分は開きますが閉じてきます。同時に出っ歯気味は、何もしなくてもある程度閉じます。)、顎の偏位を出来たら、正したいものです。
>インプラントは骨に直接埋まっているため噛むときの衝撃が強く
食事中の事に関しては、当てはまりません。対合の歯が感じ取ったり、筋肉その他の位置センサーが働き、キチンと制御されるものです。
ただしブラキシズムは異なります。
>上の歯を削ってスペースを確保すれば
前述の仮歯をいれたうえで、徐々に高くすることによりスペースができますし、上の歯が圧下されることにより、スペースができます。
あるいは、矯正用ミニスクリューの応用でも圧下できます。
このくらいにしておきますが、疑問があったら追加してください。
相談者からの返信
相談者:
gjh130さん
返信日時:2019-01-03 19:14:54
あけましておめでとうございます。
松山先生、詳しい回答ありがとうございました。
>食事中の事に関しては、当てはまりません。
>対合の歯が感じ取ったり、筋肉その他の位置センサーが働き、キチンと制御されるものです。
>ただしブラキシズムは異なります
私は歯ぎしりの中でも若干のクレンチングというのがあるようです。
グラインディングやタッピングはないのではとのことでした。
左下を10年も義歯にしているせいか、やはり右の顎の骨や筋肉の方がしっかりしています。
親族や友人に聞いたところ、見た目では分からないそうですが、実際に触ると右の顎の方がしっかりしています。
左下6,7番にインプラントを入れますと、左顎はまたしっかりしてくるでしょうか?
松山先生、詳しい回答ありがとうございました。
>食事中の事に関しては、当てはまりません。
>対合の歯が感じ取ったり、筋肉その他の位置センサーが働き、キチンと制御されるものです。
>ただしブラキシズムは異なります
私は歯ぎしりの中でも若干のクレンチングというのがあるようです。
グラインディングやタッピングはないのではとのことでした。
左下を10年も義歯にしているせいか、やはり右の顎の骨や筋肉の方がしっかりしています。
親族や友人に聞いたところ、見た目では分からないそうですが、実際に触ると右の顎の方がしっかりしています。
左下6,7番にインプラントを入れますと、左顎はまたしっかりしてくるでしょうか?
回答6
歯科医師の松山です。
回答日時:2019-01-03 20:08:22
>左顎はまたしっかりしてくるでしょうか?
筋肉は、回復すると思います。インプラント部の歯槽骨がボリュームを増してくるのが少ないながらあります。
骨体部に関しては、そのような論文を見たことがないし、臨床での経験でも変化を感じたことはありません。
マイナスになることはないと言えるでしょう。
せっかくインプラントをしても、咬みあわせが低いことが、多いものです。
咬合挙上に関して、研究してください。
クレンチングの対処は難しいものです。常に意識することを、怠らないようにしてくださいと言うことくらいしかコメントできません。
インプラントの創生期は、ブラキシズムは、禁忌症例でした。
いまは、インプラント自体が良くなったためにそこまではこだわりませんが、大事であることに変わりがありません。
筋肉は、回復すると思います。インプラント部の歯槽骨がボリュームを増してくるのが少ないながらあります。
骨体部に関しては、そのような論文を見たことがないし、臨床での経験でも変化を感じたことはありません。
マイナスになることはないと言えるでしょう。
せっかくインプラントをしても、咬みあわせが低いことが、多いものです。
咬合挙上に関して、研究してください。
クレンチングの対処は難しいものです。常に意識することを、怠らないようにしてくださいと言うことくらいしかコメントできません。
インプラントの創生期は、ブラキシズムは、禁忌症例でした。
いまは、インプラント自体が良くなったためにそこまではこだわりませんが、大事であることに変わりがありません。
タイトル | 左下6.7番のバルプラストをインプラントにすると出っ歯を防げますか? |
---|---|
質問者 | gjh130さん |
地域 | 岐阜 |
年齢 | 40歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 会社役員 |
カテゴリ |
抜歯:6番(第一大臼歯) 抜歯:7番(第二大臼歯) 噛み合わせに関するトラブル 歯並びが悪くなってきた |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。