障害で歯磨きが上手く出来ず虫歯・義歯が増えるなら総入れ歯が良いか

相談者: reenさん (33歳:女性)
投稿日時:2019-01-06 13:33:46
まず前提として、私は元々歯の質が大変弱いこととそれに加えて手の障害が多少あり、磨きにむらができてしまうのはどうしようもありません。

そんなわけもあってこの年齢ですでに全ての歯が(小さく削っただけの治療も含めれば)一度は手を加えられた歯です。
噛み合わせも現在合ってるのは6〜4本と数年前に言われました。

歯周病は中程度かと。

以下が今回の質問になります。


最近、以前に根管治療をした歯のレンジが明らかに浮いてきていることに気づきました。
下で前歯歯列をなめて撫でてみるとそこだけ違和感がある。
注意して噛んでみると当然違和感もあります。

ただ根管治療をやり直すとなると確か、4度目なんです。
前が2013年かなと思いますが、とにかく根管治療はできても今回が最後かなと思っています。
もしかしたら今回も、無理と言われるかもしれません。

以下は根管治療をできなかった場合の話です。

そこでふと思ったのですが、先にかいた前提条件と合わせると、私は素人考えですがインプラントはやるべきではないと思います。

インプラントの周りは歯周炎にもなりやすいとよく見る。
ただでさえ、むらが出ると言われてる私の磨く技術ではどうしても歯周炎を酷くする可能性が現実的に高い。

部分入れ歯にしても、両端の歯はほぼ間違いなく5年で虫歯になると見かけた。
私の場合それより早い可能性。

では30代前半というのはかなり早いが、総入れ歯を考えた方がいいだろうかと思い始めました。
歯周病が進んでからよりも今のうちに総入れ歯の方がいい?


現実問題今、義歯の必要があるのは、根管治療が出来なかった場合の一本ですが他にも根管治療を済ませている歯が複数。
親不知は4本とも抜歯済み。

どう思いますか?どうせ数年〜5年毎に虫歯、義歯が増えていくならいっそのこと今総入れ歯にしたほうがよい?

総入れ歯の手入れは口から外せる分、自分の得意な角度に入れ歯自体を動かして目で確認しながら手入れできるのでそれなりにちゃんとできるとは思います。

問題の歯が根管治療を出来ると言われたらもちろん今回はそれにするつもりです。
ただ抜くことになって義歯をと言われたらいっそこのまま総入れ歯を考えるべきか、それとも、……。

簡単に答えの出ないことは承知しています。
ですからご意見として先生方個々のお考えを参考にさせてください。
ここで結論を出そうとは思っておりません


回答 回答1
  • 回答者
メイクスマイル歯科(東京都文京区)の森田です。
回答日時:2019-01-06 15:02:31
reen さん、ご相談ありがとうございます。

>手の障害が多少あり、磨きにむらができてしまうのはどうしようもありません。
ということで、お悩みなのですね。

手がご不自由で歯磨きが困難であったとのことですが、今まで抜歯になってしまうほどの虫歯には、なっていなかったということですよね。

それならば、仮に今回1本が抜歯になってしまったとしても、他の歯の管理ができないことはないと思いますよ。

どんな形でも入れ歯は、本当のご自分の歯より勝ることはないと思います。

確かに歯の清掃は入れ歯の方が楽になるかもしれませんが、それだけでご自分の歯を無くしてしまうのは勿体無さすぎます。

歯磨きの方法は、電動歯ブラシを使用したりすることで、いろいろ考えられます。
ご自分の歯を生かしながら、歯磨きの方法を工夫する方が良いと思いますよ。 

具体的には、歯磨きの方法や歯ブラシ等の道具について、主治医の先生も相談に乗ってくれると思いますので、良く相談してみてください。

参考にして頂ければと思います。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2019-01-06 16:10:51
こんにちは。

むし歯が絶えないため抜歯して総入れ歯の方がいいのではないかということですが、単に歯磨きが上手にできないだけでむし歯が多発することはありません。
おそらくお菓子をたくさん食べているのだと思います。
お菓子は一日一種類一個以内にしてみましょう。

できればお菓子を食べないようにすればそれだけでお口の中がきれいになります。
おそらく歯周病も改善されると思います。

もちろん総義歯にすればむし歯になりようはありませんが歯の機能はすべて失うことになるのでそれにまつわる苦痛は大きいものがあります。
いい歯医者さんを探されて相談なさってください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: reenさん
返信日時:2019-01-06 17:10:42
先生方ご意見ありがとうこざいます。

歯科には今週は年始明けで混んでいそうなので来週の3連休明けにでもと思っていますが、もし根管治療を出来るようなら、例え数年後にまたなる可能性が高くても数年でも抜歯しないで根管治療をした方がいいですか?

4回目?だとギリギリかなと勝手に思っているのですが、何年持つかはともかく、4回という回数は、可能なこともあるのでしょうか。
もちろん歯の質によることは解っています。

可能な事例もそれなりにあるのか否かです。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2019-01-06 17:58:21
reenさん、こんにちは。

>もし根管治療を出来るようなら、例え数年後にまたなる可能性が高くても数年でも抜歯しないで根管治療をした方がいいですか?

そうですね。
わざわざ治療可能なものを抜歯する必要はないと思います。
抜いてしまってはもう戻すことは出来ませんからね。(意図的に、一時的に抜歯する手法を除き)


>4回という回数は、可能なこともあるのでしょうか。

ありますよ。
今までの3回でどれだけ歯を削られているか、根の形の複雑さ、処置を行う歯科医師の腕などに左右されます。
ちなみに歯の質は一切関係ありません。


ご参考程度にしていただければと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: reenさん
返信日時:2019-01-06 18:43:59
そうですね。
確かに抜いてしまってはやり直せませんね。

歯の質はあまり関係なく先生の腕によるのならせめて2つは歯科にかかってから決めるのもありですね。
先に質問してよかったです。

レンジって見た目には浮いてるとか剥がれかけてるって解らないんですけどそれでも浮いてることって結構あるんでょうか?

感覚的には以前にとれてしまったときと同じ感覚なのでほぼレンジが浮いてるんだなって解るんですが、見た目にこんなにわからないものなんですね。

舌でさわる分には穴や隙間は全く感じない。
ただ埋めてある部分の『中』で外れた何かが動くみたいな感覚があります。


最初の表題と少し質問が変わってしまってすみません。

でも、やはり一本抜歯総入れ歯というのはたとえ虫歯が数年単位で新たにできている現状でももったいないというご意見が多そうですね。

(そうでない先生方がいらっしゃいましたらご遠慮なくご意見をお聞かせください。
先にも書きましたようにここで結論を出すようなことはしませんので。
メリット、デメリット等を知りたいだけです)

実際どうするかはもちろん処置していただく先生との相談ですが、インプラント部分入れ歯について、質問分に書いた知識(歯周炎になりやすいとか金具のかける歯が虫歯になる可能性が高いとか)は先生方から修正が入らないということは、認識としては間違ってはいませんか?

ではインプラントは私の場合はやはりやめた方がいいでしょうか

聞きたいことはこれで全部だと思います。
よろしくお願いします
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2019-01-07 08:24:53
ご相談ありがとうございます。

人生100年時代を迎えた現代では一生を考えた治療計画はとても難しくなっています。
そこまで長い実績が一つも報告されていないからです。
そこでご希望の通り、一般的な説明をします。

総入れ歯が長く快適に使える条件は、すべての歯の抜歯は35歳くらい前に終えておくこと、抜歯の理由は虫歯で、ひどい歯周病ではないこと、歯科医師の腕前がとても優れていることのようです。

これによって実際に一度作った総入れ歯が40年くらい使えたと報告があります。
でもその後は同じように快適には過ごせなかったようです。


次にインプラントは全身の健康状態とケアを続ける意思がしっかりしていることが条件となり、そうであれば42年間使えた有名な報告があります。
その人はその時に天寿を全うされたのでそれ以後の報告はありません。

しかし世界中の学者が研究していますが、インプラントの治療方法はいまだに結論が出ていないという、いくつかの致命的な欠点を修正できないままで行なっている、いまだに未完成の治療方法です。


また部分入れ歯は、ブリッジや総入れ歯やインプラントよりも難しくて、最も歯科医師の腕前が必要となる方法です。
あいにく超長期の報告は知りません。


基本的に歯を残すことが健康に最も良いことはすでに学会でたくさん報告が出ています。
なぜ歯を失うのかも原因がはっきりしていて、効果的な予防対策も確立しています。

当院でも健康を目指している方に予防をしておりますが、自然の歯は管理がとても楽です。

もともと人間がこの世に現れた約700万年前からの歯の設計で、数億年の進化でくり返し設計し直された人間の歯は一生使える自然の仕組みが組み込まれているからであり、今の科学でもそれを人工的に作ることが不可能だからです。

したがって当院でも一生ご自分の歯を残した人も少なくありません。

一つ大事なヒントは、そんな古代に歯ブラシなど売っていなかったことです。
もちろんフッ素も塗っていませんでした。
それでも人類は絶滅しないで生き残ってきた大きなヒントです。

どうして自然の歯が優れているのかというと、たくさんあるヒントの中のたった一つですが、体が老化していっても自然の歯はそれに順応してずっと使える設計になっているからです。
でも人工的な歯にはそんな設計ができません。

それらすべての選択肢は、それが一番と感じられる患者さんの意思と、それぞれを実現できる腕を持つ歯科医師との協力関係でのみ手にいれることができます。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2019-01-07 11:04:22
>もし根幹治療を出来るようなら、例え数年後にまたなる可能性が高くても数年でも抜歯しないで根幹治療をした方がいいですか?

数年後という事ならむし歯が進行して抜歯になるかもしれません。

>4回という回数は、可能なこともあるのでしょうか。

歯根長が5〜6mmあれば残せる可能性は高いと思います。

短根歯 http://yamadashika.jugem.jp/?cid=271

回答 回答6
  • 回答者
メイクスマイル歯科(東京都文京区)の森田です。
回答日時:2019-01-07 12:29:24
reenさん、こんにちは。

インプラントは私の場合はやはりやめた方がいいでしょうか

インプラントを最初からあきらめる必要はないと思います。

確かにインプラントは発展途上の治療法ですが、40年位使用できた実績が残っている方法であることも忘れないで頂きたいです。

インプラントを長く使用するには、様々な条件を整える必要がありますので、担当の先生とよく相談してインプラントの診査を受けて頂ければ良いのではないでしょうか。

しかし、まずご自分の歯を大事にしてそちらの治療を優先して頂きたいと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: reenさん
返信日時:2019-01-07 13:10:04
先生方ご意見をありがとうございました。
本日時間ができたので歯科に行ってきました。

そこで、まだ治療は始めてないのですが簡単な検査をしてもらい状況が少しわかったので、改めて質問を投稿させて頂きます。
ありがとうございます



タイトル 障害で歯磨きが上手く出来ず虫歯・義歯が増えるなら総入れ歯が良いか
質問者 reenさん
地域 非公開
年齢 33歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯その他
部分入れ歯 その他
総入れ歯 その他
歯磨き(プラークコントロール) その他
歯科と全身疾患その他
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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