前歯6本の自費ブリッジ。クラウンの素材は何がお勧めでしょうか?

相談者: アクアグリーンさん (36歳:男性)
投稿日時:2019-01-26 22:44:30
現在ブリッジの交換を検討しています。
左上1番から右上2番まで歯が無く、左上2番・右上3番は後ろ側を削り接着、左上3番は全体を覆う形状で差し歯が付いています。

20年間、今のブリッジを使用。
歯軋りの癖がある、奥歯が摩耗しているという事で夜間はナイトガードを付けています。


幾つか近隣のクリニックにて話を聞いてきたのですが、クラウンの素材(ジルコニア、e.max等)については予算に合わせて決めれば良いのでしょうか。

後になって素材によってブリッジに向く、向かないと書いてあるホームページもあり、金額と見た目で決めて良いものか迷いが出てきました。

聞いたところでは、料金表があり素材によってかかる費用が異なること、硬さや透明度が素材によって異なること、土台の費用が別にかかるかもしれないと言った説明は聞いています。

私の気持ちとしては、見た目30%、歯全体の健康30%、コスト40%くらいの意識だと思います。
今はインプラントにするより、ブリッジを継続したいです。


何か素材の選び方に勧めるところがありましたら教えて頂けないでしょうか。

それと一度替えたブリッジの耐用年数はどれくらいをイメージすれば良いものでしょうか。
ある程度の期間でまた交換が必要になるのであれば、その点も含めて予算を検討したいです。


よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2019-01-27 10:42:24
こんにちは。

単に素材だけを比較すれば色調を優先すればジルコニアクラウンですし適合精度を優先すればメタルボンドになるでしょう、しかし他にも評価しなければならないポイントがあります。

一番重要なのは歯科医の質です、一番お勧めなのは親切で腕のいい歯医者です、不親切な歯医者なら付き合うのにストレスを感じるでしょう、腕が悪ければ今後のトラブルが心配です。


次いで支台歯の評価です、先ず初めに無髄歯なら根管治療がうまくできていて根尖歯周組織に問題があるかどうか強度に問題がないかです。


次いで歯周組織が健全かどうかです、要するに歯周病に罹患していいるかどうかです、その次に咬合状態です、前歯3本欠損の補綴ですからこれも重要です、設計を誤ればトラブルを起こします。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
メイクスマイル歯科(東京都文京区)の森田です。
回答日時:2019-01-28 11:01:16
アクアグリーンさん、こんにちは。

>20年間、今のブリッジを使用。歯軋りの癖がある、奥歯が摩耗しているという事で夜間はナイトガードを付けています。

20年ブリッジを使っていたということですね。

長く使えるブリッジを作り直すとしたら、土台となる歯ができるだけいい状態である必要があります。
また、土台と噛み合わせによって、適切な材料が変わることがありますので、歯茎の状態も含めて全体的な診断が必要でしょう。


自費のブリッジだと丈夫さを考えると、メタルボンドジルコニア素材になることが多いと思います。
素材が異なりますので、若干被せ物の形に違いが出ます。

歯軋りがあって、歯がすり減っていて噛み合わせが詰まっているようなら、メタルボンドが良いかもしれません。

噛み合わせがあまり詰まっていなくて、被せ物の厚みが取れるならジルコニアでも良いかもしれません。

どちらにしても設計が適切なら、持ちや見た目の差は出にくいです。


山田先生もご回答されていらっしゃいますように、現在の土台と歯周組織の健全度をよく調べて、良い設計の被せ物を作れる素材を担当の先生と相談して決めることをお勧めいたします。

参考程度にしてください。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: アクアグリーンさん
返信日時:2019-02-04 00:43:55
山田先生
森田先生

回答頂きありがとうございました。
大変参考になりました。



タイトル 前歯6本の自費ブリッジ。クラウンの素材は何がお勧めでしょうか?
質問者 アクアグリーンさん
地域 非公開
年齢 36歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ ブリッジ治療法
ブリッジその他
お勧めのクラウン(被せ物・差し歯)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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