歯周病治療を始める前に別の病院での虫歯の治療をしたい
相談者:
まちひろちゃんさん (45歳:女性)
投稿日時:2019-02-19 14:22:32
歯周病が気になり、A病院に検査に行きました。
検査の結果、保険のインレー(右下7番、左上6番)の下に虫歯があり、歯周病の治療の前に虫歯の治療を提案されました。
特に痛みなど自覚症状はなく、レントゲンにも影は写ってはいなさそうですが、インレーと歯に隙間や段差があるみたいです。
A病院(保険医)は歯周病の認定医でマイクロスコープはありません。
今度インレーをやり直す時は、マイクロスコープ&(できればセラミックインレー)にしたいと思っているのですが、A先生の所ではそれはできません。
私としては、歯周病の症状がかなり強いので、A病院の検査の時の検査体制&説明等がとても丁寧だったので、このまま先にA病院に歯周病の治療を初めてもらい、歯周病治療が一段落したら、その後虫歯治療をB病院(マイクロスコープありまだ未定)で行いたいと思っています。
しかし「先に虫歯の治療をしましょう」と言われ、虫歯の治療は別の所で歯周病治療が終わってからやりたいと思っているとは言いだしずらく、言ってしまえば先生との関係が悪くなってしまうのではないか(最悪治療を断られる)と思い、希望も言えず、治療をお願いすることもできず、悩んでしまっています。
【質問1】
患者がこのような希望を言った場合、先生方ならどのように対応されますか?
虫歯治療をするB病院(自費診療になると思います)を紹介されますか?
それとも診療そのものをお断りされますか?
マイクロスコープにこだわる以上、結局は希望を言わざるおえないとと思っていますが、歯科医師さんはどのように考えるか、対応されるかお聞かせいただければ、と思います。
よろしくお願いします。
検査の結果、保険のインレー(右下7番、左上6番)の下に虫歯があり、歯周病の治療の前に虫歯の治療を提案されました。
特に痛みなど自覚症状はなく、レントゲンにも影は写ってはいなさそうですが、インレーと歯に隙間や段差があるみたいです。
A病院(保険医)は歯周病の認定医でマイクロスコープはありません。
今度インレーをやり直す時は、マイクロスコープ&(できればセラミックインレー)にしたいと思っているのですが、A先生の所ではそれはできません。
私としては、歯周病の症状がかなり強いので、A病院の検査の時の検査体制&説明等がとても丁寧だったので、このまま先にA病院に歯周病の治療を初めてもらい、歯周病治療が一段落したら、その後虫歯治療をB病院(マイクロスコープありまだ未定)で行いたいと思っています。
しかし「先に虫歯の治療をしましょう」と言われ、虫歯の治療は別の所で歯周病治療が終わってからやりたいと思っているとは言いだしずらく、言ってしまえば先生との関係が悪くなってしまうのではないか(最悪治療を断られる)と思い、希望も言えず、治療をお願いすることもできず、悩んでしまっています。
【質問1】
患者がこのような希望を言った場合、先生方ならどのように対応されますか?
虫歯治療をするB病院(自費診療になると思います)を紹介されますか?
それとも診療そのものをお断りされますか?
マイクロスコープにこだわる以上、結局は希望を言わざるおえないとと思っていますが、歯科医師さんはどのように考えるか、対応されるかお聞かせいただければ、と思います。
よろしくお願いします。
回答1
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2019-02-19 14:34:46
ご連絡ありがとうございます。
>患者がこのような希望を言った場合、先生方ならどのように対応されますか?
もし同じ立場なら、虫歯の治療に仮詰めをしてから歯周病治療をするかもしれません。
保険規則では歯周治療装置と言って認められているからです。
>虫歯治療をするB病院(自費診療になると思います)を紹介されますか?
専門性が高い治療については他の医院と連携しますから、もし同じ立場なら、紹介状を出します。
>それとも診療そのものをお断りされますか?
保険規則ではよほどのことがない限り断ってはいけない規則となっています。
ちなみに私であれば、歯周病治療も虫歯治療も歯を残すために必要な治療ですし、総合的な計画が良い結果をみちびきますから、両方とも私自身で治療します。
どちらの治療も、そしてレントゲンもマイクロスコープもセラミックも必要があり日常的にしているからです。
>患者がこのような希望を言った場合、先生方ならどのように対応されますか?
もし同じ立場なら、虫歯の治療に仮詰めをしてから歯周病治療をするかもしれません。
保険規則では歯周治療装置と言って認められているからです。
>虫歯治療をするB病院(自費診療になると思います)を紹介されますか?
専門性が高い治療については他の医院と連携しますから、もし同じ立場なら、紹介状を出します。
>それとも診療そのものをお断りされますか?
保険規則ではよほどのことがない限り断ってはいけない規則となっています。
ちなみに私であれば、歯周病治療も虫歯治療も歯を残すために必要な治療ですし、総合的な計画が良い結果をみちびきますから、両方とも私自身で治療します。
どちらの治療も、そしてレントゲンもマイクロスコープもセラミックも必要があり日常的にしているからです。
相談者からの返信
相談者:
まちひろちゃんさん
返信日時:2019-02-19 19:26:35
さがら先生
ご返信ありがとうございました。
追加で質問させて下さい。
【質問1】
>虫歯の治療に仮詰めをしてから歯周病治療をするかもしれません
これは、先生自身が虫歯を削って、インレーを詰めずに仮の蓋だけする、という意味ですか?
【質問2】
>虫歯の治療に仮詰めをしてから歯周病治療をするかもしれません
>保険規則では歯周治療装置と言って認められているからです。
これは歯周病の治療の一環として、虫歯があったら治療をしなさい、と保険で決められているという意味でしょうか?
保険で決められいるといたら、逆に虫歯の治療は歯周病を治療する時は必ず虫歯の治療をしなさい、という意味でしょうか?
【質問3】
>紹介状を出します。
その場合は、紹介状を出した先で虫歯治療(自費)をし、先生が引き続き歯周病治療をする、という意味でしょうか?
【質問4】
保険診療で、今回のように歯周病治療+虫歯治療の場合、同じ病院内で歯周病治療は保険診療、虫歯はセラミックインレー(自費)というのは可能なのでしょうか?
よろしくお願いします。
ご返信ありがとうございました。
追加で質問させて下さい。
【質問1】
>虫歯の治療に仮詰めをしてから歯周病治療をするかもしれません
これは、先生自身が虫歯を削って、インレーを詰めずに仮の蓋だけする、という意味ですか?
【質問2】
>虫歯の治療に仮詰めをしてから歯周病治療をするかもしれません
>保険規則では歯周治療装置と言って認められているからです。
これは歯周病の治療の一環として、虫歯があったら治療をしなさい、と保険で決められているという意味でしょうか?
保険で決められいるといたら、逆に虫歯の治療は歯周病を治療する時は必ず虫歯の治療をしなさい、という意味でしょうか?
【質問3】
>紹介状を出します。
その場合は、紹介状を出した先で虫歯治療(自費)をし、先生が引き続き歯周病治療をする、という意味でしょうか?
【質問4】
保険診療で、今回のように歯周病治療+虫歯治療の場合、同じ病院内で歯周病治療は保険診療、虫歯はセラミックインレー(自費)というのは可能なのでしょうか?
よろしくお願いします。
回答2
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2019-02-20 08:20:11
ご質問ありがとうございます。
>【質問1】先生自身が虫歯を削って、インレーを詰めずに仮の蓋だけする、という意味ですか?
その通りです。
虫歯治療も歯周病治療も歯を残すためで同じだから、応急処置が不可欠となるからです。
なお、仮の蓋だけではなく被せ物を仮に作ることも認められています。
>【質問2】歯周病の治療の一環として、虫歯があったら治療をしなさい、と保険で決められているという意味でしょうか?
いいえ、しても良いというルールです。
ただ、治療目的が歯を残すためなら必須となります。
>【質問3】 紹介状を出した先で虫歯治療(自費)をし、先生が引き続き歯周病治療をする、という意味でしょうか?
そういう連携もありえます。
ただし、虫歯治療も歯周病治療もどちらも影響し合いますから、それぞれの治療が得意な歯科医院で治療する方が一生歯が残ります。
できれば両方とも得意な一つの司会医院の方がベストです。
その理由は、一生歯を残すのは共同作業になるからです。
歯科医師だけではなく、歯科衛生士さんと歯科技工士さんと受付係りというプロの打ち合わせ無くしてはできないからです。
そのため二つの歯科医院の歯科医師だけではなく、全てのスタッフと連携を取ることより、一ヶ所の歯科医院でプロ集団によるチームワークを組んだ方がより高い成功を手に入れやすいからです。
>【質問4】保険診療で、今回のように歯周病治療+虫歯治療の場合、同じ病院内で歯周病治療は保険診療、虫歯はセラミックインレー(自費)というのは可能なのでしょうか?
歯の病気を治すという保険規則を守れば可能です。
歯周病の治る目処がついてから、仮の歯を本物の銀歯に取り替えることが保険でできます。
これで保険治療で治癒となり完了します。
その後歯が残ることが保険治療で確認できた後、銀歯をセラミックなど自費に変えることは自由です。
>【質問1】先生自身が虫歯を削って、インレーを詰めずに仮の蓋だけする、という意味ですか?
その通りです。
虫歯治療も歯周病治療も歯を残すためで同じだから、応急処置が不可欠となるからです。
なお、仮の蓋だけではなく被せ物を仮に作ることも認められています。
>【質問2】歯周病の治療の一環として、虫歯があったら治療をしなさい、と保険で決められているという意味でしょうか?
いいえ、しても良いというルールです。
ただ、治療目的が歯を残すためなら必須となります。
>【質問3】 紹介状を出した先で虫歯治療(自費)をし、先生が引き続き歯周病治療をする、という意味でしょうか?
そういう連携もありえます。
ただし、虫歯治療も歯周病治療もどちらも影響し合いますから、それぞれの治療が得意な歯科医院で治療する方が一生歯が残ります。
できれば両方とも得意な一つの司会医院の方がベストです。
その理由は、一生歯を残すのは共同作業になるからです。
歯科医師だけではなく、歯科衛生士さんと歯科技工士さんと受付係りというプロの打ち合わせ無くしてはできないからです。
そのため二つの歯科医院の歯科医師だけではなく、全てのスタッフと連携を取ることより、一ヶ所の歯科医院でプロ集団によるチームワークを組んだ方がより高い成功を手に入れやすいからです。
>【質問4】保険診療で、今回のように歯周病治療+虫歯治療の場合、同じ病院内で歯周病治療は保険診療、虫歯はセラミックインレー(自費)というのは可能なのでしょうか?
歯の病気を治すという保険規則を守れば可能です。
歯周病の治る目処がついてから、仮の歯を本物の銀歯に取り替えることが保険でできます。
これで保険治療で治癒となり完了します。
その後歯が残ることが保険治療で確認できた後、銀歯をセラミックなど自費に変えることは自由です。
回答3
美江寺歯科医院(岐阜県瑞穂市)の小牧です。
回答日時:2019-02-20 09:50:45
まちひろちゃんさん、こんにちは
私の個人的な感覚をお話しします。
患者さんと歯科医師の信頼関係は、患者さんが一方的に歯科医師を信頼するのではなく、相互に信頼し合える形が理想だと思っています。
まちひろちゃんさんは隠し事をするような人を信用できますか?
そういう患者さんにはそのような対応しかできなくなってしまいます。
どのようなことであれ、正直に言っていただく方が信頼しやすいです。
内緒にしたいということは、まちひろちゃんさん自身も歯科医のことを信頼していないのかもしれませんね。
そうだとすれば、あまり良い関係は築けず、特に患者さんと歯科医師の信頼関係が大切な歯周治療では、良い結果が望めないかもしれません。
私の個人的な感覚をお話しします。
患者さんと歯科医師の信頼関係は、患者さんが一方的に歯科医師を信頼するのではなく、相互に信頼し合える形が理想だと思っています。
まちひろちゃんさんは隠し事をするような人を信用できますか?
そういう患者さんにはそのような対応しかできなくなってしまいます。
どのようなことであれ、正直に言っていただく方が信頼しやすいです。
内緒にしたいということは、まちひろちゃんさん自身も歯科医のことを信頼していないのかもしれませんね。
そうだとすれば、あまり良い関係は築けず、特に患者さんと歯科医師の信頼関係が大切な歯周治療では、良い結果が望めないかもしれません。
相談者からの返信
相談者:
まちひろちゃんさん
返信日時:2019-02-20 20:50:37
******先生方、教えて下さい******
【質問1】
歯周病と虫歯があり、歯周病は(保険で治療)+虫歯(セラミックインレー:自費)を同一の病院で希望した場合は可能であるが、保険のルール上、歯周病(保険)→虫歯治療(保険銀インレー)[保険診療終了]→虫歯治療(セラミックインレー)
一度銀インレーを必ず入れて保険治療を終了してからでないと、セラミックインレー(自費)は入れられないのでしょうか?
できれば、歯を余計には削られたくないので、回避したいのですが。
【質問2】
歯周病+虫歯+噛み合わせが悪い、の場合、一般的に考えてどのような順序で治療が進むと考えられるでしょうか?
*********************************
さがら先生へ
ご返信ありがとうございました。
さがら先生のご回答についてさらに質問させて下さい。
【質問1】
>仮の蓋だけではなく被せ物を仮に作ることも認められています
→仮の被せ物とはどのようなものなのでしょうか?(材質、形状等)
→仮の被せ物はどの位の期間もつものなのでしょうか?
→インレー位の大きさの穴に仮の被せ物とはちょっと想像がつかないというか。。。
【質問2】
>保険診療で、今回のように歯周病治療+虫歯治療の場合、同じ病院内で歯周病治療は保険診療、虫歯はセラミックインレー(自費)というのは可能なのでしょうか?
>歯の病気を治すという保険規則を守れば可能です。
>歯周病の治る目処がついてから、仮の歯を本物の銀歯に取り替えることが保険でできます。
>これで保険治療で治癒となり完了します。
>その後歯が残ることが保険治療で確認できた後、銀歯をセラミックなど自費に変えることは自由です。
→ただ今、過去の回答を見ていた所、「保険のルールでも歯周治療が終わってから補綴に移行するようになっています。ただし、小さな詰め物はその範疇ではありません。」というものを見つけました。
これにのっとると、同一病院、保険で治療の場合
1)虫歯治療(仮被せ物:保険)→歯周病治療(保険)→虫歯治療(銀インレー)→歯周病治療終了後、虫歯治療(セラミック:自費)
2)歯周病治療(保険)→虫歯治療(銀インレー)→歯周病治療終了後即、虫歯治療(セラミック:自費)
の2パターンのみが保険治療で可能ということでしょうか?
【質問3】
質問2と同じ条件で(同一病院、保険で治療の場合)、下記のの可/不可を教えて下さい。(多分不可だと思っていますが)
1)虫歯治療(セラミック:自費)→歯周病治療(保険)…可/不可
2)歯周病治療(保険)→虫歯治療(セラミック:自費)…可/不可
3)虫歯治療(仮被せ物:保険)→歯周病治療(保険)→歯周病治療終了後(仮被せものまま)即、虫歯治療(セラミック:自費))…可/不可
何度も、申し訳ありません。
よろしくお願いします。
【質問1】
歯周病と虫歯があり、歯周病は(保険で治療)+虫歯(セラミックインレー:自費)を同一の病院で希望した場合は可能であるが、保険のルール上、歯周病(保険)→虫歯治療(保険銀インレー)[保険診療終了]→虫歯治療(セラミックインレー)
一度銀インレーを必ず入れて保険治療を終了してからでないと、セラミックインレー(自費)は入れられないのでしょうか?
できれば、歯を余計には削られたくないので、回避したいのですが。
【質問2】
歯周病+虫歯+噛み合わせが悪い、の場合、一般的に考えてどのような順序で治療が進むと考えられるでしょうか?
*********************************
さがら先生へ
ご返信ありがとうございました。
さがら先生のご回答についてさらに質問させて下さい。
【質問1】
>仮の蓋だけではなく被せ物を仮に作ることも認められています
→仮の被せ物とはどのようなものなのでしょうか?(材質、形状等)
→仮の被せ物はどの位の期間もつものなのでしょうか?
→インレー位の大きさの穴に仮の被せ物とはちょっと想像がつかないというか。。。
【質問2】
>保険診療で、今回のように歯周病治療+虫歯治療の場合、同じ病院内で歯周病治療は保険診療、虫歯はセラミックインレー(自費)というのは可能なのでしょうか?
>歯の病気を治すという保険規則を守れば可能です。
>歯周病の治る目処がついてから、仮の歯を本物の銀歯に取り替えることが保険でできます。
>これで保険治療で治癒となり完了します。
>その後歯が残ることが保険治療で確認できた後、銀歯をセラミックなど自費に変えることは自由です。
→ただ今、過去の回答を見ていた所、「保険のルールでも歯周治療が終わってから補綴に移行するようになっています。ただし、小さな詰め物はその範疇ではありません。」というものを見つけました。
これにのっとると、同一病院、保険で治療の場合
1)虫歯治療(仮被せ物:保険)→歯周病治療(保険)→虫歯治療(銀インレー)→歯周病治療終了後、虫歯治療(セラミック:自費)
2)歯周病治療(保険)→虫歯治療(銀インレー)→歯周病治療終了後即、虫歯治療(セラミック:自費)
の2パターンのみが保険治療で可能ということでしょうか?
【質問3】
質問2と同じ条件で(同一病院、保険で治療の場合)、下記のの可/不可を教えて下さい。(多分不可だと思っていますが)
1)虫歯治療(セラミック:自費)→歯周病治療(保険)…可/不可
2)歯周病治療(保険)→虫歯治療(セラミック:自費)…可/不可
3)虫歯治療(仮被せ物:保険)→歯周病治療(保険)→歯周病治療終了後(仮被せものまま)即、虫歯治療(セラミック:自費))…可/不可
何度も、申し訳ありません。
よろしくお願いします。
回答4
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2019-02-21 08:44:35
ご質問ありがとうございます。
どのご質問にも共通点があるので整理しておきましょう。
それは治療目的です。
1。安く済ませたいという経済的問題が大事、健康のことは二の次
2。一生歯を残したいという医療的問題が大事、お金のことはその次
3。両方とも手に入れたいというご希望
>【質問1】→仮の被せ物とはどのようなものなのでしょうか?(材質、形状等)
プラスチックです。
形は歯の病気の形に合わせます。
>→仮の被せ物はどの位の期間もつものなのでしょうか?
せいぜい数週間から数ヶ月と思っていれば間違いありません。
>→インレー位の大きさの穴に仮の被せ物とはちょっと想像がつかないというか。。。
病気の形がインレー位の大きさならば、そのくらいの蓋になります。
被せ物のように補綴となる大問題の歯でも保険規則で軽く認められているという一般的な話です。
>【質問2】→「保険のルールでも歯周治療が終わってから補綴に移行するようになっています。
その通りです。
>ただし、小さな詰め物はその範疇ではありません。」
その通りです。
>2パターンのみが保険治療で可能ということでしょうか?
目的が保険で安く済ませたいという場合は、保険規則を厳密に守らなければなりません。
保険では最終的に自費治療をする目的で、安いからという理由で始めは保険を利用することは許されていません。
したがって、両方とも保険治療は避けるべきです。
>【質問3】(同一病院、保険で治療の場合)
>1)虫歯治療(セラミック:自費)→歯周病治療(保険)
全く別の治療ですから、可です。
>2)歯周病治療(保険)→虫歯治療(セラミック:自費)
全く別の治療ですから、可です。
>3)虫歯治療(仮被せ物:保険)→歯周病治療(保険)→歯周病治療終了後(仮被せものまま)即、虫歯治療(セラミック:自費))
同一歯の保険治療と自費治療の混合診療と認定される恐れから不可です。
初めの目的に戻りますが、保険治療とは病気になった場合、すべての日本国民の治療を最低限守るために政府が決め、使う人もそれを理解して受けられる、世界でも誇れる日本の医療制度です。
しかし皆様が保険証を受け取るときに、説明をしっかりしていない政府にも大きな問題がありますが、単なる狭い病気の治療のためであり、予防とか、安心できるように歯だけではなく心身の健康も考えるとか、将来のためとか、理想的な健康を考えるとか、は一切してはいけないとお役所が禁止の通達を出しています。
ちなみにこんな禁止は世界の先進国でも極めて稀であり、先進国では国民の歯だけではなく心身も含めた、そして今も未来も健康を守るため、とか予防重視の目的としています。
ここは日本に後進性があると言え、我々日本の歯科医師などは大昔から改善の希望を出していますが、ちっとも変わらない色々な理由の一つは、日本国民の皆様がそうしてほしいと全然言わないからです。
ですから保険の治療(標準医療)と、もっと良い治療だけどまだ保険に認められていない治療(先進医療)を国民全てはそのままで、内緒で私にだけは特別に混ぜてほしい、ということは禁止されています。
規則は守らなければなりません。
あるいは必要ならば、国民全員が受けられるように改正を国に要求しなければなりません。
もちろん保険料や税金は、もっと普段から毎月もっとたくさん国民全員で健康なうちから払います、増額してください、と要求しなければなりません。
したがって保険の治療は、極めて安く受けられますが、それだけであり、それ以上を期待することはできません。
厳密に保険規則を守るのであれば、理想は贅沢と言われます。
かけがえのない、失ってみてわかる健康を今守るためなら、日本では自分で守らなければならない厳しい国です。
よく相談しましょう。
どのご質問にも共通点があるので整理しておきましょう。
それは治療目的です。
1。安く済ませたいという経済的問題が大事、健康のことは二の次
2。一生歯を残したいという医療的問題が大事、お金のことはその次
3。両方とも手に入れたいというご希望
>【質問1】→仮の被せ物とはどのようなものなのでしょうか?(材質、形状等)
プラスチックです。
形は歯の病気の形に合わせます。
>→仮の被せ物はどの位の期間もつものなのでしょうか?
せいぜい数週間から数ヶ月と思っていれば間違いありません。
>→インレー位の大きさの穴に仮の被せ物とはちょっと想像がつかないというか。。。
病気の形がインレー位の大きさならば、そのくらいの蓋になります。
被せ物のように補綴となる大問題の歯でも保険規則で軽く認められているという一般的な話です。
>【質問2】→「保険のルールでも歯周治療が終わってから補綴に移行するようになっています。
その通りです。
>ただし、小さな詰め物はその範疇ではありません。」
その通りです。
>2パターンのみが保険治療で可能ということでしょうか?
目的が保険で安く済ませたいという場合は、保険規則を厳密に守らなければなりません。
保険では最終的に自費治療をする目的で、安いからという理由で始めは保険を利用することは許されていません。
したがって、両方とも保険治療は避けるべきです。
>【質問3】(同一病院、保険で治療の場合)
>1)虫歯治療(セラミック:自費)→歯周病治療(保険)
全く別の治療ですから、可です。
>2)歯周病治療(保険)→虫歯治療(セラミック:自費)
全く別の治療ですから、可です。
>3)虫歯治療(仮被せ物:保険)→歯周病治療(保険)→歯周病治療終了後(仮被せものまま)即、虫歯治療(セラミック:自費))
同一歯の保険治療と自費治療の混合診療と認定される恐れから不可です。
初めの目的に戻りますが、保険治療とは病気になった場合、すべての日本国民の治療を最低限守るために政府が決め、使う人もそれを理解して受けられる、世界でも誇れる日本の医療制度です。
しかし皆様が保険証を受け取るときに、説明をしっかりしていない政府にも大きな問題がありますが、単なる狭い病気の治療のためであり、予防とか、安心できるように歯だけではなく心身の健康も考えるとか、将来のためとか、理想的な健康を考えるとか、は一切してはいけないとお役所が禁止の通達を出しています。
ちなみにこんな禁止は世界の先進国でも極めて稀であり、先進国では国民の歯だけではなく心身も含めた、そして今も未来も健康を守るため、とか予防重視の目的としています。
ここは日本に後進性があると言え、我々日本の歯科医師などは大昔から改善の希望を出していますが、ちっとも変わらない色々な理由の一つは、日本国民の皆様がそうしてほしいと全然言わないからです。
ですから保険の治療(標準医療)と、もっと良い治療だけどまだ保険に認められていない治療(先進医療)を国民全てはそのままで、内緒で私にだけは特別に混ぜてほしい、ということは禁止されています。
規則は守らなければなりません。
あるいは必要ならば、国民全員が受けられるように改正を国に要求しなければなりません。
もちろん保険料や税金は、もっと普段から毎月もっとたくさん国民全員で健康なうちから払います、増額してください、と要求しなければなりません。
したがって保険の治療は、極めて安く受けられますが、それだけであり、それ以上を期待することはできません。
厳密に保険規則を守るのであれば、理想は贅沢と言われます。
かけがえのない、失ってみてわかる健康を今守るためなら、日本では自分で守らなければならない厳しい国です。
よく相談しましょう。
相談者からの返信
相談者:
まちひろちゃんさん
返信日時:2019-02-22 00:29:03
タイトル | 歯周病治療を始める前に別の病院での虫歯の治療をしたい |
---|---|
質問者 | まちひろちゃんさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 45歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯治療 歯周病(歯槽膿漏)治療 その他(保険と保険外) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。