咬合性外傷の5ヶ月続く痛み、話すこと噛むことが辛い
相談者:
さくとさん (42歳:女性)
投稿日時:2019-03-14 10:14:26
初めまして。
5カ月続く痛みが辛いのですが、今後どうしたら良いかが分からず、ご意見をお伺いしたく投稿させて頂きます。
右上1,2番を下唇に被せて食いしばっていた時期があり、そこから歯茎が痛み始めました。
最初は拍動性の歯茎の痛みから始まり、歯が浮いた感じ、噛むと痛く骨にガツンと当たる感じがしていました。
現在は、拍動性の痛みや浮いた感じは治まり、痛みは出ない日もありますが、ズーンと鈍い痛みが出ることがあります。
食べる時やうがいをして舌が右上1,2番の裏に当たると鈍痛と違和感があります。
また、あまり歯並びが良くなく、右上1,2番の真下の歯が垂直に当たる歯並びです。
下前歯の突き上げも痛みに影響しているとも言われています。
最初に受診した歯科では「歯肉炎」との診断で、また、上記のように歯並びが影響して痛みが出ると言われました。
歯石を取って消毒の処置を受けても良くならず、再度受診しても「様子を見て」と言われるのみでなかなか改善されないことから、別の歯科を受診しました。
こちらでは、レントゲンにも異常はなし、歯周ポケットは1-2mmで、生理的動揺の範囲内、咬合性外傷による歯の打撲のようなもので、半年から1年かかるかもしれないが治って行くとのお話でした。
硬いナイトガードを作ってもらい、当たる下前歯を少し削ってもらってからは少しずつ良くなっていると感じていましたが、2-3週間もするとまた痛みが出てきます。
前歯の痛みに加え、今回のことを機に、TCHの是正や舌の位置の改善を意識しているうちに、左右の奥歯(6,7番)が以前よりも強く接触するようになり、ガチガチ当たって話づらく、食べる時も痛みが出て来て、さらには舌の喉側が動かしづらくなり話づらくなってしまっています。
そこでお伺いしたいのです。
次回は定期健診時の受診(3か月後)と言われておりますが、近々もう一度受診しても良いものでしょうか。
半年はかかると言われているので、それまで待たずに受診することを躊躇しております。
それとも、大学病院など他院に転医するか、根本的に歯並びを変えるべく矯正歯科を受診した方が良いのでしょうか。
食べる・話すことに不自由を感じる状況を何とか改善したく、ご意見お聞かせ頂けますと幸いです。
5カ月続く痛みが辛いのですが、今後どうしたら良いかが分からず、ご意見をお伺いしたく投稿させて頂きます。
右上1,2番を下唇に被せて食いしばっていた時期があり、そこから歯茎が痛み始めました。
最初は拍動性の歯茎の痛みから始まり、歯が浮いた感じ、噛むと痛く骨にガツンと当たる感じがしていました。
現在は、拍動性の痛みや浮いた感じは治まり、痛みは出ない日もありますが、ズーンと鈍い痛みが出ることがあります。
食べる時やうがいをして舌が右上1,2番の裏に当たると鈍痛と違和感があります。
また、あまり歯並びが良くなく、右上1,2番の真下の歯が垂直に当たる歯並びです。
下前歯の突き上げも痛みに影響しているとも言われています。
最初に受診した歯科では「歯肉炎」との診断で、また、上記のように歯並びが影響して痛みが出ると言われました。
歯石を取って消毒の処置を受けても良くならず、再度受診しても「様子を見て」と言われるのみでなかなか改善されないことから、別の歯科を受診しました。
こちらでは、レントゲンにも異常はなし、歯周ポケットは1-2mmで、生理的動揺の範囲内、咬合性外傷による歯の打撲のようなもので、半年から1年かかるかもしれないが治って行くとのお話でした。
硬いナイトガードを作ってもらい、当たる下前歯を少し削ってもらってからは少しずつ良くなっていると感じていましたが、2-3週間もするとまた痛みが出てきます。
前歯の痛みに加え、今回のことを機に、TCHの是正や舌の位置の改善を意識しているうちに、左右の奥歯(6,7番)が以前よりも強く接触するようになり、ガチガチ当たって話づらく、食べる時も痛みが出て来て、さらには舌の喉側が動かしづらくなり話づらくなってしまっています。
そこでお伺いしたいのです。
次回は定期健診時の受診(3か月後)と言われておりますが、近々もう一度受診しても良いものでしょうか。
半年はかかると言われているので、それまで待たずに受診することを躊躇しております。
それとも、大学病院など他院に転医するか、根本的に歯並びを変えるべく矯正歯科を受診した方が良いのでしょうか。
食べる・話すことに不自由を感じる状況を何とか改善したく、ご意見お聞かせ頂けますと幸いです。
回答1
歯科医師の松山です。
回答日時:2019-03-14 11:50:04
回答2
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2019-03-14 12:44:36
回答3
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2019-03-14 14:34:42
こんにちは。
歯並びに問題があるのかどうかを、矯正歯科または矯正治療を行っている歯科医院でご相談されるのは悪くないと思います。
成人で噛み合わせに問題があるのに舌のポジションだけ変えても、不適応が強いので違和感が増えるかもしれませんね。
普通MFTは矯正治療と一緒に行われる事が多かったと思います。
バランスが崩れているのに、一部だけ治してもすべて良くなることはないので、全体的によく見てもらうと良いと思います。
前歯は知覚が鋭敏ですから、あまり負荷をかけない方がよいでしょう。
負荷を減らしてや様子を見る今の方法は妥当だと思いますから、素人判断であれこれしすぎない方が良いかもしれませんね。
歯科医師の診断と指導のもとでされたほうがよいでしょう。
必要をお感じでしたら受診される事をお勧めします。
歯並びに問題があるのかどうかを、矯正歯科または矯正治療を行っている歯科医院でご相談されるのは悪くないと思います。
成人で噛み合わせに問題があるのに舌のポジションだけ変えても、不適応が強いので違和感が増えるかもしれませんね。
普通MFTは矯正治療と一緒に行われる事が多かったと思います。
バランスが崩れているのに、一部だけ治してもすべて良くなることはないので、全体的によく見てもらうと良いと思います。
前歯は知覚が鋭敏ですから、あまり負荷をかけない方がよいでしょう。
負荷を減らしてや様子を見る今の方法は妥当だと思いますから、素人判断であれこれしすぎない方が良いかもしれませんね。
歯科医師の診断と指導のもとでされたほうがよいでしょう。
必要をお感じでしたら受診される事をお勧めします。
相談者からの返信
相談者:
さくとさん
返信日時:2019-03-14 16:11:14
松山先生、藤森先生、船橋先生、早速のご回答をありがとうございます。
「いろいろ気にし過ぎて口腔全体のバランスが崩れている」という覚はありますので、全体的に見てもらえる歯科(大学病院の予定です)を受診しようと思います。
続けて質問させてください。
診断の通り咬合性外傷だとして(歯根膜が・・・と何度か仰っていました)、できるだけ安静にすれば、半年から1年で元に戻る可能性はあるのでしょうか。
確かに、前歯で噛んだ時の痛みはほぼ無くなっています。
また、これまでの診査では「生理的動揺の範囲内」と言われておりますが、例えば鼻の下を伸ばした時や舌が触れた時など、上前歯がカクっとしたり、ギシギシする感覚があります(上顎右1番の下に右2番が半分ほど重なっています)。
いつもではなく、その時々で感じる歯は異なりますが、上下前歯のどれかに感じます。
医師によると、歯は多少は動くものだから気にすることはないということですが、このような感覚も咬合性外傷に由来するものでしょうか、それとも問題のない歯であっても感じることがあるものでしょうか。
「いろいろ気にし過ぎて口腔全体のバランスが崩れている」という覚はありますので、全体的に見てもらえる歯科(大学病院の予定です)を受診しようと思います。
続けて質問させてください。
診断の通り咬合性外傷だとして(歯根膜が・・・と何度か仰っていました)、できるだけ安静にすれば、半年から1年で元に戻る可能性はあるのでしょうか。
確かに、前歯で噛んだ時の痛みはほぼ無くなっています。
また、これまでの診査では「生理的動揺の範囲内」と言われておりますが、例えば鼻の下を伸ばした時や舌が触れた時など、上前歯がカクっとしたり、ギシギシする感覚があります(上顎右1番の下に右2番が半分ほど重なっています)。
いつもではなく、その時々で感じる歯は異なりますが、上下前歯のどれかに感じます。
医師によると、歯は多少は動くものだから気にすることはないということですが、このような感覚も咬合性外傷に由来するものでしょうか、それとも問題のない歯であっても感じることがあるものでしょうか。
回答4
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2019-03-14 16:27:22
上の前歯の下に下唇を入れて食いしばれるという状態がよくわかりませんが、かなりの出っ歯なのでしょうか?
唇は厚い組織ですから、それを入れて噛むと歯に何らかの矯正力がかかり、歯根膜に炎症が来て歯根膜腔が拡大したのかな?という想像に至ります。
そうなれば歯は当分ギシギシ動く可能性がありますが、暫く何も力をかけないようにしておけばまた安定してくるでしょう。
普通の歯並びではそういう事が出来ないわけですから、下唇を入れて噛み締めて、それがどこか心地よい状態だったという事に問題を感じています。
当面はよいでしょうが、バランスを欠いた歯並びなのではないかと思います。
それで矯正歯科の受診をお勧めする事になるのですが、とりあえずということであれば力をかけないようにしていれば、大抵落ち着く所に落ち着くものだと言う事になるので、おかかりになった歯科医師がそのように伝えただろうと思います。
唇は厚い組織ですから、それを入れて噛むと歯に何らかの矯正力がかかり、歯根膜に炎症が来て歯根膜腔が拡大したのかな?という想像に至ります。
そうなれば歯は当分ギシギシ動く可能性がありますが、暫く何も力をかけないようにしておけばまた安定してくるでしょう。
普通の歯並びではそういう事が出来ないわけですから、下唇を入れて噛み締めて、それがどこか心地よい状態だったという事に問題を感じています。
当面はよいでしょうが、バランスを欠いた歯並びなのではないかと思います。
それで矯正歯科の受診をお勧めする事になるのですが、とりあえずということであれば力をかけないようにしていれば、大抵落ち着く所に落ち着くものだと言う事になるので、おかかりになった歯科医師がそのように伝えただろうと思います。
回答5
歯科医師の松山です。
回答日時:2019-03-14 16:32:26
わたしは、咬合性外傷という診断を殆どしたことがありません。
現在痛みに困っているようですが、果たして痛みを生じるほどの自傷行為に近いことをするだろうか、普通は生体の防御機構が働いてしないものだという、疑問を払拭しきれないからです。
痛みを感じるということは生体の防御機構の一つです。
痛みは痛みを感じるか所には問題が実際になくても感じてしまうことがあります。
これはまた違う観点から診断をしていかなければならないのですが、このことと併せて診てもらうには、大学病院が良いとしたわけです。
痛みについては、初診時キチンと、報告してください。
現在痛みに困っているようですが、果たして痛みを生じるほどの自傷行為に近いことをするだろうか、普通は生体の防御機構が働いてしないものだという、疑問を払拭しきれないからです。
痛みを感じるということは生体の防御機構の一つです。
痛みは痛みを感じるか所には問題が実際になくても感じてしまうことがあります。
これはまた違う観点から診断をしていかなければならないのですが、このことと併せて診てもらうには、大学病院が良いとしたわけです。
痛みについては、初診時キチンと、報告してください。
相談者からの返信
相談者:
さくとさん
返信日時:2019-03-15 12:46:58
こんにちは。
船橋先生、松山先生、ご返信ありがとうございます。
上左右1番は前に出ております。
かなりのストレスを感じる時期があり、下唇を噛み締めながら仕事をしておりました。
痛みが出るようになってからは、もちろん噛み締めることは止めまています。
しばらくすれば安定すると伺って安心しました。
本日、早速歯科大学の付属病院を受診して参りました。
前歯に強い力がかったことにより、歯根膜が炎症していて、歯根膜腔が少し広がっているとのことでした。
船橋先生の予想通りですね^^
奥歯の噛み合わせもしっかり見てもらい、頬周辺の筋肉が相当凝り固まっていると指摘され、なんと医師自らマッサージしてくださり、だいぶ楽になりました。
そして、同じ病院内の矯正歯科に紹介して頂きました。
こちらで相談させて頂いたおかげで、大学病院を受診する決心が付きました。
先生方、ありがとうございました。
船橋先生、松山先生、ご返信ありがとうございます。
上左右1番は前に出ております。
かなりのストレスを感じる時期があり、下唇を噛み締めながら仕事をしておりました。
痛みが出るようになってからは、もちろん噛み締めることは止めまています。
しばらくすれば安定すると伺って安心しました。
本日、早速歯科大学の付属病院を受診して参りました。
前歯に強い力がかったことにより、歯根膜が炎症していて、歯根膜腔が少し広がっているとのことでした。
船橋先生の予想通りですね^^
奥歯の噛み合わせもしっかり見てもらい、頬周辺の筋肉が相当凝り固まっていると指摘され、なんと医師自らマッサージしてくださり、だいぶ楽になりました。
そして、同じ病院内の矯正歯科に紹介して頂きました。
こちらで相談させて頂いたおかげで、大学病院を受診する決心が付きました。
先生方、ありがとうございました。
タイトル | 咬合性外傷の5ヶ月続く痛み、話すこと噛むことが辛い |
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質問者 | さくとさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 42歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ | 原因不明の歯の痛み |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。