治療後6年間違和感のあった右下7番、再根管治療を受けるべき?

相談者: ぼりこさん (50歳:女性)
投稿日時:2019-03-24 14:45:21
始めて利用させてもらいます。
よろしくお願い致します。

現在、右下7番、土台無しで被せもの、仮付け中の状態です。
@ 再根管治療を試みたほうがいいのか、
A それはせずに、このまま土台を作り被せものを本付けするか、で迷っています。

約6年前、2013年夏、近所の一般の歯科で、右下7番、歯髄根管治療をしました。
消毒を6回。
その間ずっと治療した後に、ズンズン、ジンジンする痛みがあり、そのことも医師に伝えていました。
「違和感があるので、このまま被せものを作って終わることが不安です。」
とも伝えました。

しかし、歯科医師
「歯の問題ではなく、顎からきているのでしょう。治療を進めて早く終わらせたほうがいい。気のせいです。」
とのこと。

被せものが仮付けの段階で一度専門の先生に診てもらいたいと思い、2014年、大学病院歯内治療科に転院、受診しました。
そこで、初めて器具のファイルリーマーが破損し、残っていることを知りました。
ちなみに顎は何も問題がありませんでした。

それから今に至るまで、5年、大学病院の歯科に通院はしていましたが、歯内治療科からは外れ、経過観察でした。
その間、耳から顎にかけてのズーンとするような感じはありますが、激しい痛みは起こってません。
本付けをしてしまったら、治療がしづらい、ということで、土台外した仮付けのままでした。なので、時々、外れました。

今年に入り、また被せが取れたこともあり、このまま仮付けでいることもどうかと思い、一度、歯内治療科に移ることになりました。
歯内治療科の歯科医師は、

レントゲン上では、根っこの先の病気は見当たらない。しかし、開けてみてみないとわからない。明らかに骨が溶けている所見はない。」
「骨の先の周りが白くモヤモヤ写っているのは、慢性の炎症のときにそう写ることがある。」
「再根管治療を試みることで、細菌を減らせる、リーマーが取れるかもしれない。除去を試みるがカメラで見えない部分なので取れるかはわからない。痛みはやってもなくなるかわからない。歯は今より削ることになるので、ひびが入ったり、薄くなり割れやすくなる。」
との説明がありました。 

医師の話を聞いてるうちに、CTの画像があれば、治療をしたほうがいいかの判断材料になるのでは、と思い、聞いてみましたが、
「CTは根管治療をしてもなかなか治らない患者の時にしか出来ない、撮れない」
と言われました。
「今だと、CTは自費になる。」と。
前に、レントゲン写真のコピーを頂きたいと申しでても断られてます。

歯内治療科の先生に「私の立場だったらどうしますか?」と聞いてみました。
「個人の見解で、私だったら根管の治療はしません。」とのことでした

歯科はかなり緊張してしまいますので、お薬を飲んで診察に臨んでいます。
できることなら大変な治療はしたくないですけど、今の歯を長く残していきたいと、口腔内を良い状態で保ちたいと思っています。
再根管治療はメリットもありますが、デメリットも多いような説明を聞いてて、どうしたものかと思っています。

長文になり読みにくいかと思います。
アドバイスを頂けましたら幸いです。宜しくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2019-03-24 15:54:02
ぼりこさん、こんにちは。
なかなかに長い経過ですね。
その間ずっと痛みが消えていないということなのでしょうか?

実際に診査した歯内療法医から「レントゲン上では、根っこの先の病気は見当たらない。しかし、開けてみてみないとわからない。明らかに骨が溶けている所見はない。」と言われているのであれば、インターネット上でそれを覆すことは出来ません・・・。

ただ、年単位の経過であれば通常は根の先に膿が見えてくると思いますので、根管治療で改善する可能性は低いかもしれません。

神経障害性疼痛や、TCHの可能性もあるかもしれません。

(参考URL http://www.ha-channel-88.com/jiten/tch.html )

一度上記疾患について対処可能な歯科医に診査して頂いてみてはどうでしょうか?
ご参考程度にしていただければと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ぼりこさん
返信日時:2019-03-24 17:22:33
三木 雄斗先生

回答頂きまして、有り難うございます。

始めに治療してから、もうすぐ6年になろうとしていますけれど、その間ずっと痛みがあったわけではありません。
歯内治療科の医師からは、初診時、「歯根膜から痛みを感じることもある」と言われたりしていました。
それから他の科で、経過観察になっていたのです。

今はというと、毎日、ジーンとする感じの違和感はありますが、それが当たり前のようになっています。

神経障害性疼痛・TCH等の可能性もあるかもとのことですね。
参考にさせて頂きます。
有り難うございます。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2019-03-24 21:39:01
ぼりこ さん
こんばんは。
長い期間の違和感ですので、根管が原因とは思えませんね。
また神経障害性疼痛でもないと思います。
(余程、治療中に痛い思いをされていればありうることですけど)

特に仮歯ですし、ブラッシングがやりにくいと思います。
噛んで痛いわけではないのですよね。
まずは、筋筋膜痛や歯周病を疑いますね。
検査を受けられましたか?

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ぼりこさん
返信日時:2019-03-25 09:50:08
宮下 裕志先生
回答頂きまして有り難うございます。

そうですね。
噛んだ時に痛むことはありません。
今まで、食事の時、たま〜に「イタッ!」って感じたことはありましたが、それは右下7番のところではなく、右上の奥歯当たりに感じてました。
そのことを医師に伝え、診てもらったところ、その時点では、右上も特に問題はないとのことでした。
歯周病もないと聞いています。

筋筋膜痛?の検査は受けたことがありません。
始めて知りました。
自分でも調べてみようと思います。

参考にさせて頂きます。
有り難うございます。
回答 回答3
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2019-03-28 17:29:15
>また被せが取れたこともあり、このまま仮付けでいることもどうかと思い、

この「被せ」とは、最終補綴物としての高さと咬みあわせの形態を
備えたものですか。
それから鬱傾向はありませんか。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ぼりこさん
返信日時:2019-03-29 12:08:47
松山 哲朗先生
回答頂きまして有り難うございます。

二つの質問にお答えします。

仮付けの被せものは、約6年前に一般の歯科で、根管治療の後に作ったものです。
大学病院に移っても、新しく作ることはなく、そのまま使用しています。
最終補綴物として作られたものなのかは不確かです。
ただ、高さの調整はしてもらっています。
この先、本付けする際は、新しく作るように聞いています。

鬱傾向は?とのことですが、自律神経が弱い傾向はあります。
よろしくお願い致します。
回答 回答4
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2019-03-29 12:30:38
>高さの調整はしてもらっています。

しばらくぶりにつけると高く感じます。
それを調整してしまうと低くなってしまうので、しっかり咬めているかを(咬みあわせの高さを保っているのか)危惧しているのです。痛みとか、違和感は心身症的なことで増強するので、もしかしたらと疑ったのです。

前回でのやり取りを読み直してみると、主訴がはっきりしません。仮付のまま様子を見たら如何ですか。

但し咬みあわせは経験上低くなってしまっているはずです。
それにより何らかの症状が出ることがあります。
更年期でもありますし。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ぼりこさん
返信日時:2019-03-29 17:02:42
松山 哲朗先生
再び回答頂きまして、有り難うございます。

噛み合わせの高さのこと。
受診の際に聞いてみようと思います。

アドバイスありがとうございます。
回答 回答5
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2019-03-30 18:47:32
(咬みあわせの高さを保っているのか)、ですが、咬合紙(カーボンペーパー)を咬んでもらって、跡が付くからと言って、咬めている、すなわち咬合高径を保っているとは言えないことがあります。

何故かというと、下顎が持ち上がることによる偏位で、あたかも
咬めている(咬合高径を保っている)ように判断しがちなのです。

このことを説明しても、ピンとこないかもしれません。
というのは歯科医すら、理解していないことが多いのです。
このようなケースで、大学病院で診てもらったが、はかばかしくないという人を、何人も治療したことがあります。

「ちなみに顎は何も問題がありませんでした。」は、ほんとうは、曲者かもしれません。
なぜこだわるかと言いますと、下顎の偏位→姿勢の変化→不定愁訴的症状の連鎖が成り立つことがあるからです。
歯科界は、咬合が全身に影響しないと断定的に否定することもあり、影響するということが半世紀以上も前から言われ続けられているという、二つの派に分かれています。
この際どちらに取られてもよいのですが、そういうようなことが、ありますよということです。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ぼりこさん
返信日時:2019-03-31 16:24:59
松山 哲朗先生
再び回答頂きまして、有り難うございます。

下顎の偏位というものを始めて知り、調べてみたところです。
難しい、、、。

口腔内に起こっている問題は、歯だけでなく、色々なことが関係し起こってきていることがあるのですね。
複雑だし、難しいなあと感じています。

噛み合わせの高さを保つことは大事!」覚えておきます。

アドバイスありがとうございます!



タイトル 治療後6年間違和感のあった右下7番、再根管治療を受けるべき?
質問者 ぼりこさん
地域 非公開
年齢 50歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 神経の無い(神経を取った)歯の痛み
根管治療後の痛み
リーマー・ファイルが折れた
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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