根管治療にはマイクロスコープ・ラバーダムは必要か

相談者: タピオカちゃんさん (25歳:女性)
投稿日時:2019-03-26 20:55:32
こんばんは。

根管治療中なのですが、マイクロスコープラバーダムを使用する精密治療を行っているところに変えようか迷っています。

ネットで調べると、マイクロスコープやラバーダムを行わなかった根管治療の成功率は低くなると言った話が沢山でてきます。
しかし、マイクロスコープでも根の中までは見えないからあまり意味ないという話も見ました。

実際行わなかった院で根管治療した歯が再治療が必要になり、上記を使った治療を行っているところに変えるか迷いながらも自費治療の金額の高さに手を出せずにいます。


成功率は歯の状態にもよると思いますし、何が良くて何が悪いなどとは一概に言えないとも重々承知です。

根管治療の方法について他の先生はどう考えているものなのだろう、とおもい質問させていただきました。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2019-03-26 21:16:34
ラバーダムはした方がいいと思います。
でも私は保険医ですから全員の方にしているわけではありません。

しかしマイクロスコープなしで根管治療する自信はありませんし、まず使います。

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回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2019-03-27 12:46:21
そうですね。

マイクロスコープでも根の中までは見えないからあまり意味ないという話も見ました。

いまだにこう言う事を言う歯科医がいるのが驚きです。


>マイクロスコープやラバーダムを行わなかった根管治療の成功率は低くなると言った話が沢山でてきます。

マイクロの有無はともかく、ラバーダムは必須だと思います。


ただ、個人的にはマイクロを使わない歯科治療は受けたいと思いません。

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回答 回答3
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2019-03-27 20:26:05
こんにちは。

抜髄ならば感染させなければ問題が起きないかもしれませんが感染根管治療で症状があるならばマイクロとラバーダムを使った自費治療を受けられるとよいように思います。

高いと思われるかもしれませんがマイクロで確認してもらい撮影もしてもらい説明も受ける価値があるのではないでしょうか?

永く持たせられるか?は二度目のアプローチをどれだけ丁寧にしてもらえたか?で異なりそうです。

症状がなければ保険でもよいでしょう。

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回答 回答4
  • 回答者
クレア歯科クリニック(杉並区阿佐谷北)の平岡です。
回答日時:2019-03-28 19:47:43
タピオカちゃんさん、こんにちは。

根管治療は、簡単に言えば根の中の細長い根管の中を徹底的にきれいにするという治療です。

何に例えるといいかなといろいろ考えたのですが、身近な例でいえば、人の耳かきをしてあげるというのが近いでしょうか?

しかも、その耳の穴が、そうですね、あと5倍くらい長いと考えてもらえばいいですかね(笑)しかも曲がってたりするんです!

まあ、5倍長いというのは忘れてもらって、多分みなさん耳かきをするときに、ちょっと明るいところでやっても奥の方まではほぼ見えないですよね?

鼓膜なんてまず見えない。
その状態で、細かい耳垢も徹底的に、しかも鼓膜のほんの手前まできれいにしてくださいって言われたら、ちょっと無理と思うでしょう?

そのときに、耳の穴の中をのぞく内視鏡みたいなものがあったら、どうでしょう?

ライトがついていて明るくて、耳の穴の中が手に取るように見えて、どこに耳垢があるのか、どこに鼓膜があるのか見えたら、徹底的にお掃除することもできるかもしれませんよね?

少なくとも、裸眼で外から懐中電灯で照らしているような状態よりは、きれいにできますよね?


歯科で根管治療にマイクロスコープを使うというのは、そういうことなんです。

曲がった根っこの先は見えないかもしれないですが、見える範囲はばっちり見えますので、手探りでなく、より確実に目に見える汚染物質を取り除くことができます。

というわけで、同じ技術レベルの人間が行うのであれば、マイクロスコープを使った方が、見えないところを手探りでやるよりも、きれいになる可能性が高いことは確実かと思います。

少なくとも手探りよりも劣るということは考えられないと思います。

まあ、よりきれいになったからといって、それがどれくらい臨床的な成功失敗に結びつくかはまた話が別になるのですが、少なくとも成績が落ちるということは考えにくいかと思います。

タピオカちゃんさんは、どっちの治療を受けたいですか?

個人的にはマイクロスコープや同軸光源付きの高倍率ルーペは、「使いこなせるのであれば」ほぼすべての歯科治療において、治療の質を上げようと思ったなら使わない理由は全くないアイテムだと思っています。

ご参考になれば幸いです。

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回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2019-03-29 08:19:29
マイクロスコープを導入している」
ということと
「マイクロスコープを使いこなせている」

は全く意味が違います。

今、日本国内では顕微鏡を導入している医院の数は10パーセント以下です。
その中で、顕微鏡を使いこなせている医院はおそらく2割ないはずです。

つまり、

「顕微鏡を持っていない」連中と
「持っているけど使いこなしていない」連中

が9割以上を占めている中で、そのような連中が言う

【顕微鏡があってもなくても一緒】

みたいな意見は聞くに値しないと言うことです。


ただ、臨床的には高倍率ルーペがあればそれもマイクロスコープと同等の診療は可能です。それは事実です。

しかし、本当に難しい根の治療にぶち当たった時には

『あ・・顕微鏡があってよかった!』
と実感することがあります。

そのようなケースは一年間に数回しかないですが、その数回のために必要な機会なのです。

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回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2019-03-29 13:35:26
根管治療どころか全ての治療で顕微鏡は必要だと感じますけどね。
(ただ、道具は術者の使いこなせるかの能力に大きく依存するのも事実です)

海外を見ても現代の歯内療法専門医で顕微鏡なしで治療を行っている専門医はほぼいません。
顕微鏡下での治療は既にベーシックなものです。


>しかし、マイクロスコープでも根の中までは見えないからあまり意味ないという話も見ました。

これ何年前のネット記事ですか!?


これ私が開業する10年以上前からネットで書かれていることですよ。

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回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2019-03-30 03:22:37
こちらも参考にされてみてください。

参考:ラバーダムマイクロスコープは、根管治療の成功率に影響しますか?
https://shikashiru.com/post/38.html

回答 回答8
  • 回答者
回答日時:2019-03-31 00:15:09
遅ればせながら

>>しかし、マイクロスコープでも根の中までは見えないからあまり意味ないという話も見ました

ユーチューブで山ほど動画が上がっていると思います。

参考
https://www.youtube.com/results?search_query=%E6%A0%B9%E7%AE%A1%E6%B2%BB%E7%99%82&app=desktop

未だにそんなこと書いてあるんですね。

私がマイクロ使い始めた15年くらい前は「根管治療以外何に使えるの?」という質問を良く歯科医からされました。

同級生から「見えたから治るの?」と言われてその同級生とはマイクロの話はしないようにしています。

「見えてても治らない事はあるのに見えないのに治るの?」

全ての根管で歯根の先にある神経や血管の出入り口(根尖孔)が必ずみえる訳ではありません。
でも直線部分は全てみえると思いますが。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: タピオカちゃんさん
返信日時:2019-04-01 21:28:54
先生方沢山のアドバイスをありがとうございます。

長く使えるような治療をしていきたいと思います。



タイトル 根管治療にはマイクロスコープ・ラバーダムは必要か
質問者 タピオカちゃんさん
地域 非公開
年齢 25歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の治療法
ラバーダム
根管治療関連
マイクロスコープ
回答者




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