左上1番、渡航前に差し歯を抜歯して仮歯で1年間過ごすことについて

相談者: mame123さん (30歳:女性)
投稿日時:2019-05-04 17:59:56
差し歯について

現在左上@番が差し歯です。
すごくタイミングが悪いのですが、来月中旬から海外に1年程行く予定なのですが、先日歯科レントゲンを撮ってもらったところ中の歯がだいぶ前に折れていておそらく虫歯になっており、埋まっている部分の骨と周りの境目も分からなくなっていました。

抜歯が必要な可能性が高いとのことで、抜歯後はブリッジにしたいと考えています。

しかし、抜歯→ブリッジを作成する場合、数ヶ月かかるため1カ月後となると、仮歯の状態で海外に1年間行く事になってしまうようです。

現在の差し歯は動揺はありますが、硬いものを噛まなければすぐに外れそうなわけではないです。
しかし、ここ最近若干ですが、痛みがあるような感じがしていて、不安はあります。

渡航先は先進国なのでいざという時には治療はできると思いますが、保険に歯科治療が含まれていないため、治療を受けると実費で高額になってしまうことが予測されます。

担当してくださっている歯医者さんは選択肢を提示して詳しく説明してくださっていますが、私自身知識が乏しいため、どちらの選択肢がベストなのか分からず、悩んでいます。

ご意見をいただければ幸いです。

@このまま今の差し歯で行き、取れないことを祈り帰国後に治療すべきか、抜歯して仮歯で行くべきかで悩んでいます。

A仮歯で1年間持たせることは一般的にあるのでしょうか。
その場合、変色や臭いはどうなのでしょうか。
基本的にクリーニング目的で途中で歯科にはかかれないかと思います。

宜しくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2019-05-05 07:59:43
>ここ最近若干ですが、痛みがあるような感じがしていて、不安はあります。
>このまま今の差し歯で行き、取れないことを祈り帰国後に治療すべきか、抜歯して仮歯で行くべきかで悩んでいます。

不安を抱えたまま1年程も渡航するのは、お勧めできませんし、如何なものかと思います。


>仮歯の状態で海外に1年間行く事になってしまうようです。
>仮歯で1年間持たせることは一般的にあるのでしょうか。
>その場合変色や臭いはどうなのでしょうか。

そうですね、変色や臭いなどを鑑みると、健康保険での仮歯は、できれば回避したいものです。

弊院でも、同様のケースの方を散見しますが、自費での受診でしたら、1年間に拘ることなく、審美的にほぼ担保された、また、変色や臭いを回避した仮歯の装着が可能です。

もちろん、帰国後に改めて修復物の作製が必要になりますから、単純に費用が2倍かかることをご理解ください。

2人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2019-05-05 08:12:32
mame123 さんこんにちは。

渡航まで1カ月ほどで、今どこまで治療をするのか、帰国してから治療するか悩んでいるのですね。
痛みが1年でなければそのままでもいいかもしれませんが、可能性は低そうですね。

もしもそのままで、痛みが出て渡航先で抜歯して仮歯まで入れるのであれば、今抜歯して仮歯まで入れておいた方が良いように思います。

仮歯で1年間持たせることもありますが、仮歯の材料によっても色の変化も変わってくると思います。
あるいは適合は良くないかもしれませんが、抜歯後にブリッジを完成させて仮付けされる(セメントの接着の弱いもので後で外せるように)のも方法かもしれません。

かかりつけの先生とよく相談してみて下さいね。

2人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2019-05-05 09:12:19
mame123さん、こんにちは。

なかなか難しい状況のようですね。
少しお聞きしたいのですが、1年間一切帰国はナシですか?

もし可能なのであれば、私であれば以下のような選択肢を挙げさせていただくと思います。
(実際にmame123さん同様、海外に行かれた方にも同様の治療方針で治療を行いました。)

抜歯すべき歯を1年間も外れず痛まずを祈るのは、正直神頼み過ぎますので、

@抜歯〜即日でBrの仮歯作成まで
A一時帰国時に最終的なBrの型取り
B更に一時帰国時に最終的なBrのSet

は如何でしょうか?

@は1か月以内に行えるでしょうし、ABは1日ずつしか掛かりません。

帰国1月程前に事前にお電話などでしっかりと予約を取れば、比較的都合の良い日時に予約が取れるかと思います。

また治療のメリットとしては、来院日が少なくて済むというのも一つですが、抜歯部位の歯茎の治癒形態を仮歯で作成できるので、非常に見た目が綺麗なBrを入れられるというのも大きいですね。


ただ、これは一時帰国が可能な方に限ります。
海外の地域によっては移動のみで2日使うこともありますので、移動日・処置日・移動日で計5日以上は休みを取る必要が出てきますので、そういった事が可能かどうかですね。

あとは前提として仮歯の治療精度が非常に大切になりますので、それを行うためにはやはり保険ではなく自費での診療の方が確実かと思います。


治療の選択肢の一つとして参考にして頂ければと思います。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: mame123さん
返信日時:2019-05-05 18:40:45
小林先生
お返事ありがとうございます。

そうですよね。
不安をかかえたまま行くのは避けた方が良いですよね。

自費での仮歯があるとは知りませんでした。

審美的にも衛生的にも保険のものは気になるので、自費での仮歯ができるか担当の先生に相談してみます。
教えていただきとても助かりました。
ご解答いただきありがとうございますました。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: mame123さん
返信日時:2019-05-05 18:52:34
加藤先生

貴重なご意見ありがとうございます。

仰る通り、海外で痛みが出たり折れてしまい、抜歯仮歯作成となるのが費用的に1番恐れているところです。
それであれば、仮歯まで作成してしまい、万が一外れた場合には、現地の歯科で接着してだけしていただいたほうが良いのかもしれませんね。

 かかりつけの歯医者さんも、適合はよくないかもしれないがブリッジを作成してしまうこともできなくないと仰っていました。
個人差があることは重々承知ですが。

抜歯後1カ月程度で作成してしまうと、だいぶ合わなくなってしまうものなのでしょうか?
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: mame123さん
返信日時:2019-05-05 18:59:16
三木先生

ご解答ありがとうございます。

ご提案いただいたのに大変申し訳ありませんが、残念ながらこの1年帰国は難しいと思われます。
そのため、やはりこの1カ月半の間でできることになってしまいそうです。

先生の仰る通り、自費での仮歯も検討したいと思います。
自費での仮歯で考えたいと、かかりつけの先生にお伝えすれば良いものなのでしょうか?

また、前歯接着ブリッジなどでの自費仮歯は一般的にいくらくらいかかるものなのでしょうか?
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2019-05-06 08:11:08
抜歯後1カ月程度で作成してしまうと、粘膜の治癒が終わらないので、ブリッジと粘膜に隙間ができ、合わなくなってしまうことがあります。

接着性のブリッジにしても同じで、粘膜の隙間が出来ることが予想されます。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: mame123さん
返信日時:2019-05-06 08:25:25
加藤先生

お返事ありがとうございます。

粘膜の治癒が終わらないということなのですね。
ありがとうございます。

なんどもお聞きしてすみませんが、接着性のブリッジを1カ月程度で作成したとすると、審美的な問題だけでなく、外れやすくなってしまう可能性もあるということでしょうか?
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2019-05-06 09:09:44
>残念ながらこの1年帰国は難しいと思われます。
>そのため、やはりこの1カ月半の間でできることになってしまいそうです。

となると相当厳しい状況ですね。
であれば、プラスチックの材料を使用した仮歯はあまりお勧めできません。

1年もつけたまま使用していると、適合によってはその土台となっている歯に虫歯が出来てしまい、結局そっちまで駄目になってしまう可能性もありますので・・・。


自費での仮歯で考えたいと、かかりつけの先生にお伝えすれば良いものなのでしょうか?

そうですね。その場合は1年間使用しても問題のない材料を選択した方が宜しいかと思います。


>また、前歯接着ブリッジなどでの自費仮歯は一般的にいくらくらいかかるものなのでしょうか?

自費診療ですので、医院によって大きく異なります。
実際にいくらかかるかは担当医に直接聞かれたほうが宜しいかと思います。


>接着性のブリッジを1カ月程度で作成したとすると、審美的な問題だけでなく、外れやすくなってしまう可能性もあるということでしょうか?

外れやすさには大きな差はないと思いますが・・・
そもそも接着性ブリッジは外れやすいのが難点です。
ですので、今回のような「1年間帰国が出来ない」という条件下では私はお勧めしません。

もちろん、外れた場合は海外の歯科医院にて再装着していただくというのも手かと思いますが、言語の壁(特に医療という専門分野ですので)をどの程度超えられるかがキモになってくるかと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: mame123さん
返信日時:2019-05-06 19:35:35
三木先生

お返事ありがとうございます。

やはり厳しい状況なんですよね。

先生方にご意見をいただき、癒着しているであろう抜歯すべき歯を残すのは良くないとわかったので、まずは抜歯する方向でかかりつけの先生に伝えててみます。

その上で自費での仮歯か、適合は良くないかもしれないですがブリッジを作成するか相談して決めたいと思います。

知識がないまま考えてても答えが出なかったので、先生方のご意見とても助かりました。

ありがとうございました。



タイトル 左上1番、渡航前に差し歯を抜歯して仮歯で1年間過ごすことについて
質問者 mame123さん
地域 非公開
年齢 30歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 抜歯:1番(中切歯)
補綴関連
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

歯磨きをしても虫歯になる原因 デンタルフロスは効果無し? 歯ブラシとデンタルフロスどっちが先? 歯科衛生士が就職前に絶対に知っておきたい

Total total   今日 今日   昨日 昨日  
現在 人が閲覧中