大学病院の治療や被せ物のレベルについて
相談者:
まりも145さん (31歳:男性)
投稿日時:2019-05-14 08:18:48
根管治療した歯(右下一番奥)の被せ物が取れ、二次カリエスがあったため病院に行こうと考えてます。
かなりざっくりした質問なのですが・・
歯科大附属の大学病院は治療のレベルが高いイメージがなんとなくあるのですが実際はどうなのでしょうか?
人によってレベルもピンキリ(ばらつきがある)でしょうか?
・被せ物に自費のもの(ゴールド)を使うとして、それを作ってくれる技師の方のレベルも大学病院ではどうなのか気になります。
(大変失礼ながら、あまり上手でない方が練習をかねて作成したものだったりする・・・可能性があるのかも気になります)
・大学病院では自費治療だから丁寧にやる、ということはしませんか?
教えていただければ幸いです。
都内の歯科大付属病院に行く予定です
かなりざっくりした質問なのですが・・
歯科大附属の大学病院は治療のレベルが高いイメージがなんとなくあるのですが実際はどうなのでしょうか?
人によってレベルもピンキリ(ばらつきがある)でしょうか?
・被せ物に自費のもの(ゴールド)を使うとして、それを作ってくれる技師の方のレベルも大学病院ではどうなのか気になります。
(大変失礼ながら、あまり上手でない方が練習をかねて作成したものだったりする・・・可能性があるのかも気になります)
・大学病院では自費治療だから丁寧にやる、ということはしませんか?
教えていただければ幸いです。
都内の歯科大付属病院に行く予定です
回答1
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2019-05-14 08:28:36
>歯科大附属の大学病院は治療のレベルが高いイメージがなんとなくあるのですが実際はどうなのでしょうか?
>人によってレベルもピンキリ(ばらつきがある)でしょうか?
当然バラツキはあります。
医療は何処で受けるかよりも(設備等の面は有りますが)誰に受けるかのほうが遥かに重要です。
>大変失礼ながら、あまり上手でない方が練習をかねて作成したものだったりする・・・可能性があるのかも気になります
大学病院は教育機関でも有りますのでその可能性もあると思います。
>人によってレベルもピンキリ(ばらつきがある)でしょうか?
当然バラツキはあります。
医療は何処で受けるかよりも(設備等の面は有りますが)誰に受けるかのほうが遥かに重要です。
>大変失礼ながら、あまり上手でない方が練習をかねて作成したものだったりする・・・可能性があるのかも気になります
大学病院は教育機関でも有りますのでその可能性もあると思います。
回答2
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2019-05-14 10:35:12
細見先生に同意です。
以下、あくまでも私見ですが、結論から言うと「技術の高い歯科医に施術してもらえる可能性」は「大学病院勤務の歯科医」よりも「(自費中心の)個人開業医」の方が高いと思います。
(もちろん、大学病院勤務でも技術の高い先生はいらっしゃいますが)
大学病院受診のメリットは
1 設備の違い
入院設備や手術室が充実している個人開業医を探すのは難しいように思います。
2 他科との連携
麻酔科や放射線科、一般医科などとの連携は大学病院の方が密に取れている場合が多いように思います。
3 資料の継続性
レントゲンやカルテの保管など、個人開業医の場合、歯科医の引退などで閉院し、継続が絶たれてしまう可能性がありますが、大学病院の場合、担当医が変わったとしても資料は継続保管されている場合が多いと思います。
の3つが挙げられると思います。
そしてもう一つ、大学病院の大きな特徴としては「教育機関である」と言う事。
教育機関ですから、時として研修医が診療を担当することもあります。
また、ベテランの大学病院勤務医には「臨床(治療)」の他に「教育」「研究」という仕事があります。
もちろん、治療技術の素晴らしい先生もいらっしゃいますが臨床以外に割かれる時間も多く「技術の研鑽と」言う意味では臨床に集中できる個人開業医の方が(やや)有利といえると思います。
(研鑽するかどうかはあくまでも個人の問題ですが)
>自費治療だから丁寧にやる
これはむしろ「最終的な責任は誰が持つのか?」と考えれば、個人開業医の方が責任は大きいでしょう(失敗は医院の信頼に直結しますから)。
また、冒頭に「(自費中心の)個人開業医」と書きました。
材料に関しても治療技術に関しても「ほとんどが保険」で「たま〜に自費」と言う歯科医よりも「毎日のように自費」で行っている歯科医の方が「慣れ(習熟度)」と言う意味では有利なように思います。
「頭でわかっていること」と「実際に手を動かす事」は違いますし、「教科書には書いていないが、ココをちょこっとこうした方が良い」などの細かいノウハウも違ってきます。
ドクターだけでなく、それをサポートするスタッフも、日ごろ使わない材料を扱うのは戸惑いが生じますし、細かなミスが出てしまう事も考えられます。
「たま〜にしか使わない材料」だと、実は「期限切れ」などと言う事も考えられます(笑)。
なので、まりも145さんが「二次カリエスの治療」を「自費も視野に入れて、より良い治療を希望したい」と言う事であれば、最初から「(自費中心の)個人開業医」を探されたほうが期待された結果を得やすいと思います。
以下、あくまでも私見ですが、結論から言うと「技術の高い歯科医に施術してもらえる可能性」は「大学病院勤務の歯科医」よりも「(自費中心の)個人開業医」の方が高いと思います。
(もちろん、大学病院勤務でも技術の高い先生はいらっしゃいますが)
大学病院受診のメリットは
1 設備の違い
入院設備や手術室が充実している個人開業医を探すのは難しいように思います。
2 他科との連携
麻酔科や放射線科、一般医科などとの連携は大学病院の方が密に取れている場合が多いように思います。
3 資料の継続性
レントゲンやカルテの保管など、個人開業医の場合、歯科医の引退などで閉院し、継続が絶たれてしまう可能性がありますが、大学病院の場合、担当医が変わったとしても資料は継続保管されている場合が多いと思います。
の3つが挙げられると思います。
そしてもう一つ、大学病院の大きな特徴としては「教育機関である」と言う事。
教育機関ですから、時として研修医が診療を担当することもあります。
また、ベテランの大学病院勤務医には「臨床(治療)」の他に「教育」「研究」という仕事があります。
もちろん、治療技術の素晴らしい先生もいらっしゃいますが臨床以外に割かれる時間も多く「技術の研鑽と」言う意味では臨床に集中できる個人開業医の方が(やや)有利といえると思います。
(研鑽するかどうかはあくまでも個人の問題ですが)
>自費治療だから丁寧にやる
これはむしろ「最終的な責任は誰が持つのか?」と考えれば、個人開業医の方が責任は大きいでしょう(失敗は医院の信頼に直結しますから)。
また、冒頭に「(自費中心の)個人開業医」と書きました。
材料に関しても治療技術に関しても「ほとんどが保険」で「たま〜に自費」と言う歯科医よりも「毎日のように自費」で行っている歯科医の方が「慣れ(習熟度)」と言う意味では有利なように思います。
「頭でわかっていること」と「実際に手を動かす事」は違いますし、「教科書には書いていないが、ココをちょこっとこうした方が良い」などの細かいノウハウも違ってきます。
ドクターだけでなく、それをサポートするスタッフも、日ごろ使わない材料を扱うのは戸惑いが生じますし、細かなミスが出てしまう事も考えられます。
「たま〜にしか使わない材料」だと、実は「期限切れ」などと言う事も考えられます(笑)。
なので、まりも145さんが「二次カリエスの治療」を「自費も視野に入れて、より良い治療を希望したい」と言う事であれば、最初から「(自費中心の)個人開業医」を探されたほうが期待された結果を得やすいと思います。
回答3
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2019-05-14 12:15:20
『保険診療』を希望される方には、大学病院歯内療法科(保存科)を紹介させていただいてます。
やはり、紹介を受けることに慣れている点はメリットだと思います。
もし、若い先生が担当になっても、その先生はベテランの先生にアドバイスしてもらうことが出来ます。
また、『自費』で、歯内療法や外科的歯内療法を行う大学病院もあります。
やはり、紹介を受けることに慣れている点はメリットだと思います。
もし、若い先生が担当になっても、その先生はベテランの先生にアドバイスしてもらうことが出来ます。
また、『自費』で、歯内療法や外科的歯内療法を行う大学病院もあります。
相談者からの返信
相談者:
まりも145さん
返信日時:2019-05-14 16:22:06
細見先生、櫻井先生、藤森先生、ご回答ありがとうございます!
お陰様でメリット、デメリット等を知ることができました。
今回は大学附属病院ではなく、誰が治療するのか明らかな街のお医者さんを探してみることにします
お陰様でメリット、デメリット等を知ることができました。
今回は大学附属病院ではなく、誰が治療するのか明らかな街のお医者さんを探してみることにします
タイトル | 大学病院の治療や被せ物のレベルについて |
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質問者 | まりも145さん |
地域 | 埼玉 |
年齢 | 31歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 自営業・フリーランス |
カテゴリ | その他(歯科治療関連) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。