[写真あり] かみ合わせ・歯並びの変化は矯正しなくても治りますか
相談者:
merouさん (29歳:女性)
投稿日時:2019-05-18 23:23:25
かみ合わせ、歯並びについて教えてください。
顎が悪くなってから、かみ合わせ、歯並びが変わりました。
・上下の歯がボタンの掛け違いのような状態
・奥歯しか当たらない
・上の奥歯が、下の奥歯とよりかなりはみ出ていて、少ししか噛み合わない
このような状態です。
親知らずが片方がだけ上下残っていたり、片噛みしていたことがあります。
顎の治療で数件病院にかかりましたが、かみ合わせは矯正しないと戻らないという先生と、肩こりなどがなくなって顎の位置が戻ればかみ合わせも戻るという先生、両方いました。
なぜこうなるのかはわからず今回質問させていただきました。
質問です。
・これは身体(顎関節、下顎、上顎、姿勢、首など)がどういう状態に変化すると起きるのか
・矯正しないでも治るものか
(顎や顔はまだ痛いので矯正やかみ合わせ治療は今のところ考えていません。)
です。
よろしくおねがいいたします。
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顎が悪くなってから、かみ合わせ、歯並びが変わりました。
・上下の歯がボタンの掛け違いのような状態
・奥歯しか当たらない
・上の奥歯が、下の奥歯とよりかなりはみ出ていて、少ししか噛み合わない
このような状態です。
親知らずが片方がだけ上下残っていたり、片噛みしていたことがあります。
顎の治療で数件病院にかかりましたが、かみ合わせは矯正しないと戻らないという先生と、肩こりなどがなくなって顎の位置が戻ればかみ合わせも戻るという先生、両方いました。
なぜこうなるのかはわからず今回質問させていただきました。
質問です。
・これは身体(顎関節、下顎、上顎、姿勢、首など)がどういう状態に変化すると起きるのか
・矯正しないでも治るものか
(顎や顔はまだ痛いので矯正やかみ合わせ治療は今のところ考えていません。)
です。
よろしくおねがいいたします。
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回答1
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2019-05-19 08:34:18
こんにちは。
顎の関節は可動域が広いので複雑に顎を動かせるのですが最終的に口を閉じて歯を噛み合わすとちゃんと一箇所で噛み合うのが普通です。
それは長い年月かけて成長とともに顎と歯並びの関係が作られてきたからです。
ところが急に歯科治療が進んだり、歯が痛むことで普段とは異なる噛み方を長期間継続していると顎の関節に関係する靭帯や円盤や筋肉の緊張が変わってしまい噛み合う場所が異なってしまうことがあります。
特に円盤がズレると大きく位置が変わるので噛み合わなくなってしまうことがありますからおそらくそれではないかと考えられます。
原則としてはきちんと診断してもらえる専門家を受診され顎運動訓練やマニピュレーションを受けたりスプリント療法により復位を誘導したりというような必要と考えられた治療を受けられる事になるでしょう。
歯は力がかかり続けると位置を少しずつ変えたり上下が当たっていないと伸びるのでそうなっていれば噛み合わせの調整治療で歯を削る治療も必要になるかもしれません。
矯正治療を勧められる場合は成長で作ってきた噛み合わせの方が問題があり噛まなくなった位置の顎の関節の位置の方が望ましい位置になっている時なのでそれを診断してもらう為にしっかり検査を受ける必要があると思います。
噛み合わせが元々深かったり前歯に問題があると顎は後ろに押し込まられているので矯正治療を行う前にスプリント療法を行って歯を動かし始めると生じる顎位置の変化を最初に起こしておいて矯正治療を始めると治療ゴールを間違わないのでそういうことがよくされています。
今の状態がたまたまそれに近くなっているのであればそこから矯正治療ゴールに迎えば効率的というケースがあります。
いずれにしても痛みがあるならばまず痛みを取ることが先行されるでしょうからスプリント療法や理学療法、薬物療法を先行する事になるのではないでしょうか?
大学病院や口腔外科や顎関節症の治療もしている矯正歯科で診てもらい痛みを取る方向で治療を進める必要がありそうですね。
顎の関節は可動域が広いので複雑に顎を動かせるのですが最終的に口を閉じて歯を噛み合わすとちゃんと一箇所で噛み合うのが普通です。
それは長い年月かけて成長とともに顎と歯並びの関係が作られてきたからです。
ところが急に歯科治療が進んだり、歯が痛むことで普段とは異なる噛み方を長期間継続していると顎の関節に関係する靭帯や円盤や筋肉の緊張が変わってしまい噛み合う場所が異なってしまうことがあります。
特に円盤がズレると大きく位置が変わるので噛み合わなくなってしまうことがありますからおそらくそれではないかと考えられます。
原則としてはきちんと診断してもらえる専門家を受診され顎運動訓練やマニピュレーションを受けたりスプリント療法により復位を誘導したりというような必要と考えられた治療を受けられる事になるでしょう。
歯は力がかかり続けると位置を少しずつ変えたり上下が当たっていないと伸びるのでそうなっていれば噛み合わせの調整治療で歯を削る治療も必要になるかもしれません。
矯正治療を勧められる場合は成長で作ってきた噛み合わせの方が問題があり噛まなくなった位置の顎の関節の位置の方が望ましい位置になっている時なのでそれを診断してもらう為にしっかり検査を受ける必要があると思います。
噛み合わせが元々深かったり前歯に問題があると顎は後ろに押し込まられているので矯正治療を行う前にスプリント療法を行って歯を動かし始めると生じる顎位置の変化を最初に起こしておいて矯正治療を始めると治療ゴールを間違わないのでそういうことがよくされています。
今の状態がたまたまそれに近くなっているのであればそこから矯正治療ゴールに迎えば効率的というケースがあります。
いずれにしても痛みがあるならばまず痛みを取ることが先行されるでしょうからスプリント療法や理学療法、薬物療法を先行する事になるのではないでしょうか?
大学病院や口腔外科や顎関節症の治療もしている矯正歯科で診てもらい痛みを取る方向で治療を進める必要がありそうですね。
相談者からの返信
相談者:
merouさん
返信日時:2019-05-19 08:58:38
船橋先生。
回答有り難うございます。
関節円板が前にずれてしまうというのがどういうことかわからないのですが、
(下顎はぶら下がっているだけなので)上顎骨などの頭蓋骨がずれてしまうということなのでしょうか?
回答有り難うございます。
関節円板が前にずれてしまうというのがどういうことかわからないのですが、
(下顎はぶら下がっているだけなので)上顎骨などの頭蓋骨がずれてしまうということなのでしょうか?
回答2
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2019-05-19 10:32:55
関節円盤は座布団に例えられる事があります。
かなり厚みのある組織です。
顎の運動とともに伸びたり縮んだり動いたりしていますからそれがズレて納まると噛み合わせが大きく変わります。
座布団を半分お尻に敷いて座ったようで収まりが悪くなるのです。
上顎骨等の頭蓋骨にはズレは生じませんが頭や肩や首が痛む場合もありますからしっかりご相談されレントゲンや頭蓋モデル等で説明してもらうとわかりやすいのではないかと思います。
顎関節症を専門に治療している歯科医院には顎関節モデル等もありますから理解の助けになるでしょう。
理解できた上で治療してもらうと協力度が違うでしょうし安心できるでしょうから専門家に診てもらうのが一番よいでしょう。
かなり厚みのある組織です。
顎の運動とともに伸びたり縮んだり動いたりしていますからそれがズレて納まると噛み合わせが大きく変わります。
座布団を半分お尻に敷いて座ったようで収まりが悪くなるのです。
上顎骨等の頭蓋骨にはズレは生じませんが頭や肩や首が痛む場合もありますからしっかりご相談されレントゲンや頭蓋モデル等で説明してもらうとわかりやすいのではないかと思います。
顎関節症を専門に治療している歯科医院には顎関節モデル等もありますから理解の助けになるでしょう。
理解できた上で治療してもらうと協力度が違うでしょうし安心できるでしょうから専門家に診てもらうのが一番よいでしょう。
相談者からの返信
相談者:
merouさん
返信日時:2019-05-19 12:12:41
回答3
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2019-05-19 23:12:31
親知らずが原因という場合もありますが実際に診てみなければわからないですし、診てもわかりにくいのであれこれやってみたり考えてみる必要があると思います。
ヒントになるだろうというものがあれば持参されご相談されてもよいかもしれませんね。
ヒントになるだろうというものがあれば持参されご相談されてもよいかもしれませんね。
相談者からの返信
相談者:
merouさん
返信日時:2019-05-21 23:51:15
船橋先生。
奥歯がくいしばりによって削られて低くなり奥歯の噛む位置の後退したことで、肩こりが出て顎の痛み・口の開けにくさが発生しているのであって、今の自分は顎関節症ではないのでは?奥歯を足さないと症状はなくならないのでは?と思うようになりました。
顎関節症になる前から、歯のすり減りは指摘されていました。
奥歯で噛んで食べていると、顎や頭の位置が変わり猫背になっていき、前歯が出てきたような顔になります。
こういう状態も顎関節症と言うのでしょうか?
また、前にいただいたお返事で「大学病院や口腔外科や顎関節症の治療もしている矯正歯科」で診てもらのが良いとアドバイスをいただきました。
奥歯の噛む位置の後退について診てもらうのは、どこが最適なのでしょうか?
(今顎関節症を診ていただいている病院は、かみ合わせや歯については診ない・肩凝りなど直せば噛み合わせは治る。という方針のところです。)
奥歯がくいしばりによって削られて低くなり奥歯の噛む位置の後退したことで、肩こりが出て顎の痛み・口の開けにくさが発生しているのであって、今の自分は顎関節症ではないのでは?奥歯を足さないと症状はなくならないのでは?と思うようになりました。
顎関節症になる前から、歯のすり減りは指摘されていました。
奥歯で噛んで食べていると、顎や頭の位置が変わり猫背になっていき、前歯が出てきたような顔になります。
こういう状態も顎関節症と言うのでしょうか?
また、前にいただいたお返事で「大学病院や口腔外科や顎関節症の治療もしている矯正歯科」で診てもらのが良いとアドバイスをいただきました。
奥歯の噛む位置の後退について診てもらうのは、どこが最適なのでしょうか?
(今顎関節症を診ていただいている病院は、かみ合わせや歯については診ない・肩凝りなど直せば噛み合わせは治る。という方針のところです。)
回答4
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2019-05-22 09:42:34
顎関節症の中には肩こりや首凝りと関係が深いものが多いですし、噛み合わせが急に変化したならば関節円板や関節の位置は確認してもらって治療計画に反映してもらうほうがよいと思いますから顎関節症に詳しい歯科医院を受診されて各種レントゲン検査や触診等を受けられ説明してもらうのがよいと思います。
大学病院で顎関節症の診断をきちんとしてくれる所があるのではないかと思います。相談窓口や電話でお問い合わせも可能なのではないでしょうか?
矯正歯科治療を前提にお考えであれば矯正歯科が模型を作ったり顎の位置を誘導した模型分析やレントゲン検査をしてくれるのではないかと思いますが、矯正歯科でも種類があり顎関節症の治療をしている矯正歯科でなければ難しいと思います。
大学病院で顎関節症の診断をきちんとしてくれる所があるのではないかと思います。相談窓口や電話でお問い合わせも可能なのではないでしょうか?
矯正歯科治療を前提にお考えであれば矯正歯科が模型を作ったり顎の位置を誘導した模型分析やレントゲン検査をしてくれるのではないかと思いますが、矯正歯科でも種類があり顎関節症の治療をしている矯正歯科でなければ難しいと思います。
相談者からの返信
相談者:
merouさん
返信日時:2019-05-26 17:46:51
船橋先生お忙しい中ありがとうございました。
タイトル | [写真あり] かみ合わせ・歯並びの変化は矯正しなくても治りますか |
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質問者 | merouさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 29歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯列矯正(矯正歯科)その他 噛み合わせ(咬合)その他 その他(写真あり) 歯並び(歯ならび)その他 |
回答者 |
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- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。