5歳、骨格性反対咬合について

相談者: おさじのたねさん (5歳:男性)
投稿日時:2019-05-20 01:02:23
よろしくお願いします。

5歳の息子が左右の乳歯ABCが受け口の状態です。
乳歯が生え揃う頃から、舌で下前歯を押し出す癖があります。

治療の検討に足を運んだ医院では、下記のように言われました。

A矯正歯科
・息子は骨格性反対咬合
・ムーシールドは元に戻る可能性があるので使わない。
・上顎が発育不足
・そのため、治療は急速拡大装置と上顎牽引装置を使用
・二期治療まで考えておいた方がよい

B小児歯科
・骨格性の反対咬合になってきている。
・下小帯が短い(舌先を上顎に付けることはできます。)
小児矯正で終えられるかは微妙(5歳にもなってしまって・・と言われました。)
・今できることをしておきたいというならt4kマウスピース+MFTを簡単にしたトレーニング
・本格的な矯正治療は15歳以降

と言われました。

そこで、お伺いしたいのですが、

@身内に反対咬合の者はいないように思うのですが、舌の癖が骨格性の反対咬合を誘引することはありますでしょうか?

その場合、t4kやムーシールドで舌の癖が改善されれば、仮に治療の効果が上がって受け口が改善された場合の再発は防ぐことはできますか?

A反対咬合にはムーシールドと思っておりましたが、B歯科ではt4k(状況によってはマイオブレイスに移行)を使うとのことでした。
t4kは反対咬合にムーシールドと同等の効果が期待できるのでしょうか?

また、t4kならではのメリットとはどのようなものでしょうか?

B多くの歯科医院のHPなどで、ムーシールドとt4kを調べましたが作用機序まではわかりませんでした。
専門的になっても構いませんので、それぞれの違いや作用機序を教えて頂けないでしょうか?

A・Bどちらのクリニックでも厳しい治療になりそうで参っています。

よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2019-05-20 09:22:43
A矯正歯科の説明はイメージしやすいですね。(実際の状況は判りませんけど)

ムーシールドは広く使用されている装置ですが、『顎顔面の下方への成長を促進してしまう』との理由から、使わない先生もいます。

回答 回答2
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2019-05-20 09:48:00
こんにちは。

お子さんは寝る時どのような寝方になっていましたか?

うつぶせ寝をさせている等で上顎の成長を抑制するような事があれば、乳歯噛み合わせが反対で出来上がってしまうので、乳歯の噛み合わせが出来上がる3歳ころから、ムーシールド等の簡単な装置で前歯反対咬合を治しておくことや、舌小帯を切って舌の機能障害を引き起こしている形態異常を治すように、トレーニングを継続して治す事はとても効果的だと思います。

この段階では装置は何でもよく、T4Kでも十分前歯のクロスバイトは簡単に治るでしょう。

5歳まで放置されていたのでは、少し可愛そうですが難しいケースになってしまっていると考えてもよいように思います。

顔の形も身体の形も、受け口タイプになってしまっているからです。

そこで検査を行い、専門的にはA歯科の提案のようなかなり強力な矯正治療を術者主導で加えたほうが、効果が確実なのでそういう提案がされるでしょう。
それでも2期治療の必要性がある可能性はゼロにはなりませんから、かなり覚悟がいりますし、費用もかなり必要でしょう。


B歯科が提案した方法では不確実性が残るし、本人のたゆまぬ努力が必要なので、ご家族と本人がどれだけ難易度について理解され頑張れるか?に左右され、結局上手く行かなければ上顎の発育は望めない時期に入るので、さらなる治療介入時期の判断や転院時期の判断も難しくなる場合がありそうだなと思います。

私も受け口をT4K等の機能装置だけで治したケースを持っていますが、費用をお支払いになる能力がある親御さんならば、A歯科の提案されている歯科医が全面的に責任を持てる固定式の装置で、更に上顎牽引装置も頑張って使用されて、確実に治されたほうが良いのではないかと思います。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2019-05-20 09:58:54
おはようございます。

ご質問拝見しました。

5歳で骨格制反対咬合という事なので、通常は検査だけして積極的な介入はせず経過観察がいいと思います、というのもこの年齢では1回の診断で骨格制反対咬合で、どの程度の不正かまで診断すると誤診の可能性があるからです。

先ずは今の状態を記録しておいて、例えば1年開けてもう一度検査をして、成長の状態を比較してどうするか判断したほうが、誤診の確立が減るからです、誤診してしまえば治るものも治りません。

程度問題ですが、明らかな骨格性反対咬合なら介入はせず、成長発育が止まってから外科矯正をするべきです。

>@身内に反対咬合の者はいないように思うのですが、舌の癖が骨格性の反対咬合を誘引することはありますでしょうか?

むしろ個体差と考えるのが一般的だと思います。

>その場合、t4kやムーシールドで舌の癖が改善されれば、仮に治療の効果が上がって受け口が改善された場合の再発は防ぐことはできますか?

この情報だけでアドバイスは難しいと思います。

>A反対咬合にはムーシールドと思っておりましたが、B歯科ではt4k(状況によってはマイオブレイスに移行)を使うとのことでした。
>t4kは反対咬合にムーシールドと同等の効果が期待できるのでしょうか?
>また、t4kならではのメリットとはどのようなものでしょうか?

正確な診断がなければ下手な介入は治療の仕上がりを損ないます。

また5歳で矯正を始めるのは、お子さんにとってかなりの負担となります、慎重になさった方がいいと思います、思春期を迎えるとこじれるかもしれません。

>B多くの歯科医院のHPなどで、ムーシールドとt4kを調べましたが作用機序まではわかりませんでした。
>専門的になっても構いませんので、それぞれの違いや作用機序を教えて頂けないでしょうか?

私は使いませんが簡単な不正咬合しか治せないと思います、子供だましみたいなものと考えています。

反対咬合 http://yamadashika.jugem.jp/?eid=824

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: おさじのたねさん
返信日時:2019-05-20 11:40:48
ご回答くださった先生、ありがとうございます。

就寝時うつぶせになっていることもありましたが、気づいた場合は仰向けにしていたのですが、それも影響していたのですか。。。

3歳児検診で、生え変わりの時期まで様子見でいいでしょうと言われたのを鵜呑みにしたことが悔やまれます。

息子は先週のB医院での診察以来、あいうべ体操や舌の運動を楽しんでやってくれているのがまだ救いです。

・山田先生
チンキャップでの症例、拝見いたしました。
まだ一本も永久歯に生え変わる前から、ワイヤー矯正をすることに抵抗があるというのが正直なところです。

そうですね、今は素直でも下顎の成長がスパートする思春期にこじれないようにしていきたいです。


・ふなちゃん先生へお尋ねしたいのですが、
ムーシールドは、3〜5歳からの受け口治療、t4kインファントは2〜5歳と書いてありました。

@治療は装置を口に入れられるようになってからでいいという言葉に安心しておりましたが、それでもやはり5歳というのは遅すぎたのでしょうか?

A息子と私は前向きに頑張るつもりでいるのですが、上手くいかなかった場合の、更なる治療介入時期・転院時期の目安はどのように考えたらよいでしょうか?

B医院では、t4k使用で一年変化がない場合は、本格矯正を進めるとの方針ですが、ふなちゃん先生のお考えになる目安も参考にさせて頂けないでしょうか?

このような場があること、本当に感謝しております。
お忙しいとは思いますが、お考えをお聞かせ頂けないでしょうか?
回答 回答4
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2019-05-20 12:06:36
私もT4Kやムーシールドでは一年の変化観察が妥当だと思います。
上手くいかないケースは多いので、固定式の装置にしたほうが確実でしょう。

ただ、いきなりブラケットはありえません。

急速拡大装置で正中口蓋縫合を開いて上顎骨を治す治療で、それが本格的な治療ということになるだろうと思います。
歯と装置が接する部位は案外少なく見た目も悪くないですし、何より危なくないので小児期から使われていると思います。

ある程度費用がかかるので、一年の間に費用の目処を立てておくと良いのではないかと思います。

当院は田舎にある為、高額な費用負担までは困難な方が多く来られますが、指導管理する側も不確かな可撤式装置でフガフガ浮き上がっていて、コントロールが弱い装置では反対咬合を治すのは非常に苦慮しています。

ちゃんと費用負担可能な一般的なご家庭であれば、固定式装置を使う急速拡大の治療を選択してあげたほうが良いのではないかと思います。


成長期の出っ歯上顎前突はT4Kのような簡単な装置でも、きちんと使用してもらうと容易に治せますが反対であれば、難易度は高いと思っておかれるとよいでしょう。


もちろん、固定式装置は嫌なので筋機能訓練と筋機能装置である程度まで治しておき、必要ならば外科矯正やブラケット治療によるカモフラージュ矯正に移行するという選択は可能でしょうが、自分の子どもであれば、外科矯正はできるだけ避けてあげたいと思うのが親心ではないかと思いますので、本格的な治療介入か必要だと診断されれば、そちらを選択されてもよいのではないでしょうか?

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2019-05-24 11:38:19
船橋先生>
>3歳ころからムーシールド等の簡単な装置で前歯反対咬合を治しておく

3歳で使ってくれます?
うちだと5歳でも使ってくれない子結構います。


>この段階では装置は何でもよくT4Kでも十分前歯のクロスバイトは簡単に治るでしょう。

簡単にですか・・・

うまくいかないケースってないんでしょうか?(装置使ってくれないとかで)

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答6
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2019-05-24 12:34:12
ムーシールドは型枠タイプではないので、3歳でも使用してくれる子は多いです。
もちろん親御さんの協力は必要ですし、本人も頑張るという子でなければ使ってくれませんから使わなければ何も効果がありません。

この時期の前歯クロスバイトは比較的簡単に治せますよね。
上顎の成長抑制を解いてあげることで、後のコントロールが容易になります。

T4Kが上手くいかないケースは、治療介入が遅れたケースです。
遅れれば歯胚が骨の中で回転していることがあるので、そういうケースは型枠装置では治せませんから、よりコントロールが高い装置が必要です。

5歳まで上顎の成長抑制(前歯部でのクロスバイト)がかかっていると、骨格性に移行していると考えてよいケースが増えます。
上顎は積極的に拡大したほうがよいケースが多くなると思います。


>うまくいかないケースってないんでしょうか?(装置使ってくれないとかで)

取りはずしできる装置ですから使わなければ上手くいきませんよね。また日中のアクティビティーを頑張れないと夜間パッシブに入っているだけなので逆に下顎のほうがフリーになり上顎は成長しませんので
より確実な装置で日中の活動を妨げず使用できる装置に変更したほうがよいでしょう。




タイトル 5歳、骨格性反対咬合について
質問者 おさじのたねさん
地域 非公開
年齢 5歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 歯列矯正の治療法
小児矯正(子供の矯正)
子供の歯並び
子供の歯列矯正
下顎前突(受け口)
回答者




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