美容歯科で治療した前歯上下セラミック14本のやり直しを検討している
相談者:
たぬまさん (27歳:女性)
投稿日時:2019-05-22 19:22:23
こんにちは。
最近何かと話題の”セラミック矯正”について相談させてください。
この人はバカなのか?と理解に苦しむ方もいるかと思います。
気分を害してしまったら申し訳ございませんが、よろしければご回答いただけますと幸いです。
先日、某美容歯科で前歯上下計14本ジルコニアセラミッククラウンにしてしまいました。
歯を削ることのリスクを深く追求せず、
・歯並びは良く歯の向きを変える必要がないから、大きく歯を削らずに済む
・汚れが付きにくいので虫歯、歯周病になりにくくなる
等の歯科医の言葉を鵜呑みにし、安易に健康な歯を削ってしまったことをたいへん後悔しております。(自分の愚かさに耐えられません、、)
嘆いても削った歯は戻ってきませんので、デンタルIQを高め残っている歯をできる限り延命しようと日々勉強に励んでおります。
不幸中の幸いで、神経は全歯残っていて非連結です。
(歯ぎしりあるなら連結がいいよ!と連結を勧められてましたが、見た目問題でそこは回避できました。
今思うと恐ろしすぎます)
そこで、3点ご相談です。
現在、他院(もちろん一般歯科)にてセラミックのやり直しを検討しております。
@ やり直しをすべきか否かの判断基準は、どのようなものがありますでしょうか。
セラミックが問題なくセットされているかは、適合等外から見た情報だけで判断できるのでしょうか。
(適合でしか判断しようがないのかもしれませんが笑)
一般歯科(3件)で診察してもらったところ、
「適合は悪くない、噛み合わせも問題ない、定期健診で虫歯予防しましょう」
とのことですが、、
当たり前ですが、セラミックの中がどうなっているかは取り外してみないとわからないと思うので不安です。
不安だからと安易にやり直しをするのも危険だと思いますが、やり直すことで少しでも改善できるなら、、とも思います。
歯を大きく削ってしまった時点である程度歯の運命は決まるので、適合が一定レベル以上ならやり直したところで大差ないんでしょうか。
(フロスを使ったセルフケア、食習慣改善が最も大事なのは承知です。)
A 現時点で明確な不具合が出ていないのに、再治療をするのは健康上よろしくないのでしょうか?
接着剤を取るため更に歯を削らなくてはならなくなる等、リスクはどのようなものが考えられるでしょうか。
必要以上にセラミックの再治療をしない方がいい理由があれば、詳しく教えていただけますと幸いです。
B 歯の位置によって難易度(技量の差の出やすさ)は変わるのでしょうか。
再治療をするとした場合、ひとまずは一番目立つ上左右1,2番、2本か4本で検討していますが、3番、4番の方が難易度(精度による虫歯リスク等)が大きく上がるようでしたら、様子をみて追加で検討しようかと思います。
健康面のみを考慮した場合の、再治療優先部位があれば教えていただけますと幸いです。
やり直し検討理由は以下です。
・耐久性(精密性)への不安
調べれば調べるほど、セラミックの寿命は精密性に大きく左右されるのだと思い知らされております。
見た目、スピード重視、商売要素の大きい”美容歯科”で精密性が重視されていたとは到底思えない
(もちろん一概には言えませんが、担当医を信じられません。
場数はこなしていそうですが、、笑)
やり直しをすることで歯の延命ができるなら、お金がかかっても構いません。
・見た目への不満
完成したセラミックは立体感がなく、色味が均一すぎることもありのっぺりとしていて自然な仕上がりとは言えません。
何度か作り直しをお願いしましたが大きな改善はなく、はぐらかされたような感じがして途中で諦めてしまいました。
(立体感、色味の強弱はある程度考慮されて当然だと決めつけてしまっていたゆえ、技工士及び歯科選びに失敗した自分の自己責任なのは承知です。。)
(補足)
※なぜ安易にやったのか?
信頼できる歯科を選ばなかったのか?
というツッコミは控えていただけますと幸いです。
頭の悪さゆえ思考が足りず騙されてしまった、というだけです。
言うまでもありませんが。
(当たり前のことですが、症例数が多い、有名=安心ではないことを体感しました。後悔してもしきれません。)
※セラミックの一般的な寿命は何年で、将来的に結構な治療費がかかる、歯を大きく削らずに済む治療もあるのに愚かな選択をしましたね
といったような、有名な話はもう痛いほどわかっておりますので不要です。
※あえてセラミック矯正と記載しましたが、矯正目的でやってはおりませんので、セラミック矯正は矯正じゃない!というお話も不要です。
(矯正が目的だったら普通の歯列矯正やってたと思います。
歯を綺麗にするためにやりました。
ばかです)
※もちろん現在通っている一般歯科にも相談しておりますが、他の歯科医の意見を伺いたく投稿させていただきました。
見ていないので断言できない、というのは承知しております。
いわゆる”歯科業界の一般論”的なご回答をお待ちしております。
不安と後悔で苦しい日々を送っています。。
長文となってしまいましたが、読んでくださってありがとうございました。
最近何かと話題の”セラミック矯正”について相談させてください。
この人はバカなのか?と理解に苦しむ方もいるかと思います。
気分を害してしまったら申し訳ございませんが、よろしければご回答いただけますと幸いです。
先日、某美容歯科で前歯上下計14本ジルコニアセラミッククラウンにしてしまいました。
歯を削ることのリスクを深く追求せず、
・歯並びは良く歯の向きを変える必要がないから、大きく歯を削らずに済む
・汚れが付きにくいので虫歯、歯周病になりにくくなる
等の歯科医の言葉を鵜呑みにし、安易に健康な歯を削ってしまったことをたいへん後悔しております。(自分の愚かさに耐えられません、、)
嘆いても削った歯は戻ってきませんので、デンタルIQを高め残っている歯をできる限り延命しようと日々勉強に励んでおります。
不幸中の幸いで、神経は全歯残っていて非連結です。
(歯ぎしりあるなら連結がいいよ!と連結を勧められてましたが、見た目問題でそこは回避できました。
今思うと恐ろしすぎます)
そこで、3点ご相談です。
現在、他院(もちろん一般歯科)にてセラミックのやり直しを検討しております。
@ やり直しをすべきか否かの判断基準は、どのようなものがありますでしょうか。
セラミックが問題なくセットされているかは、適合等外から見た情報だけで判断できるのでしょうか。
(適合でしか判断しようがないのかもしれませんが笑)
一般歯科(3件)で診察してもらったところ、
「適合は悪くない、噛み合わせも問題ない、定期健診で虫歯予防しましょう」
とのことですが、、
当たり前ですが、セラミックの中がどうなっているかは取り外してみないとわからないと思うので不安です。
不安だからと安易にやり直しをするのも危険だと思いますが、やり直すことで少しでも改善できるなら、、とも思います。
歯を大きく削ってしまった時点である程度歯の運命は決まるので、適合が一定レベル以上ならやり直したところで大差ないんでしょうか。
(フロスを使ったセルフケア、食習慣改善が最も大事なのは承知です。)
A 現時点で明確な不具合が出ていないのに、再治療をするのは健康上よろしくないのでしょうか?
接着剤を取るため更に歯を削らなくてはならなくなる等、リスクはどのようなものが考えられるでしょうか。
必要以上にセラミックの再治療をしない方がいい理由があれば、詳しく教えていただけますと幸いです。
B 歯の位置によって難易度(技量の差の出やすさ)は変わるのでしょうか。
再治療をするとした場合、ひとまずは一番目立つ上左右1,2番、2本か4本で検討していますが、3番、4番の方が難易度(精度による虫歯リスク等)が大きく上がるようでしたら、様子をみて追加で検討しようかと思います。
健康面のみを考慮した場合の、再治療優先部位があれば教えていただけますと幸いです。
やり直し検討理由は以下です。
・耐久性(精密性)への不安
調べれば調べるほど、セラミックの寿命は精密性に大きく左右されるのだと思い知らされております。
見た目、スピード重視、商売要素の大きい”美容歯科”で精密性が重視されていたとは到底思えない
(もちろん一概には言えませんが、担当医を信じられません。
場数はこなしていそうですが、、笑)
やり直しをすることで歯の延命ができるなら、お金がかかっても構いません。
・見た目への不満
完成したセラミックは立体感がなく、色味が均一すぎることもありのっぺりとしていて自然な仕上がりとは言えません。
何度か作り直しをお願いしましたが大きな改善はなく、はぐらかされたような感じがして途中で諦めてしまいました。
(立体感、色味の強弱はある程度考慮されて当然だと決めつけてしまっていたゆえ、技工士及び歯科選びに失敗した自分の自己責任なのは承知です。。)
(補足)
※なぜ安易にやったのか?
信頼できる歯科を選ばなかったのか?
というツッコミは控えていただけますと幸いです。
頭の悪さゆえ思考が足りず騙されてしまった、というだけです。
言うまでもありませんが。
(当たり前のことですが、症例数が多い、有名=安心ではないことを体感しました。後悔してもしきれません。)
※セラミックの一般的な寿命は何年で、将来的に結構な治療費がかかる、歯を大きく削らずに済む治療もあるのに愚かな選択をしましたね
といったような、有名な話はもう痛いほどわかっておりますので不要です。
※あえてセラミック矯正と記載しましたが、矯正目的でやってはおりませんので、セラミック矯正は矯正じゃない!というお話も不要です。
(矯正が目的だったら普通の歯列矯正やってたと思います。
歯を綺麗にするためにやりました。
ばかです)
※もちろん現在通っている一般歯科にも相談しておりますが、他の歯科医の意見を伺いたく投稿させていただきました。
見ていないので断言できない、というのは承知しております。
いわゆる”歯科業界の一般論”的なご回答をお待ちしております。
不安と後悔で苦しい日々を送っています。。
長文となってしまいましたが、読んでくださってありがとうございました。
回答1
顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時:2019-05-22 20:55:14
>当たり前ですが、セラミックの中がどうなっているかは取り外してみないとわからないと思うので不安です。
虫歯の少ない歯であれば、中に虫歯が残る可能性は低くなると思います。
ただ下顎前歯部の4本については、いつか歯髄炎を起こすか失活してしまう可能性がかなり高いと思います。
三軒の歯科医院で適合が悪くないと言われたのであれば
@ 本当に適合が良いジルコニアクラウンである。
A 3軒とも診査が甘い
B 3軒とも審美歯科に忖度して本当の事を言っていない
などがあると思います。
@であると良いですね。
虫歯の少ない歯であれば、中に虫歯が残る可能性は低くなると思います。
ただ下顎前歯部の4本については、いつか歯髄炎を起こすか失活してしまう可能性がかなり高いと思います。
三軒の歯科医院で適合が悪くないと言われたのであれば
@ 本当に適合が良いジルコニアクラウンである。
A 3軒とも診査が甘い
B 3軒とも審美歯科に忖度して本当の事を言っていない
などがあると思います。
@であると良いですね。
相談者からの返信
相談者:
たぬまさん
返信日時:2019-05-22 21:36:42
柴田先生
回答ありがとうございます。
下の歯は特に手を加えるべきではなかったようですね。
芸能人で上の歯だけセラミックの方が多いのは、そういったリスクを理解しているからなのかなぁとも思えてきます。
単に下の歯は見えないからいいやという感覚なのか…まぁ人によるかと思いますが。
いずれ失活するのは覚悟しておこうと思います。
@であればいいんですが。
Bについてですが、忖度する理由はあるのでしょうか?仮に治療し直したところで、歯科医に何かデメリットありますか?
むしろ売上が上がるので治療が必要なら積極的に治療するのでは??
一応マイクロスコープ用いている歯科に見ていただいたのですが、真実はわかりませんね。
忖度というよりは、歯科医も人間なので患者を選ぶ、患者全員の歯の健康を心配してたらきりがないので…という厳しい現実をオブラートに伝えようとしてくださってるのでしょうか…
回答ありがとうございます。
下の歯は特に手を加えるべきではなかったようですね。
芸能人で上の歯だけセラミックの方が多いのは、そういったリスクを理解しているからなのかなぁとも思えてきます。
単に下の歯は見えないからいいやという感覚なのか…まぁ人によるかと思いますが。
いずれ失活するのは覚悟しておこうと思います。
@であればいいんですが。
Bについてですが、忖度する理由はあるのでしょうか?仮に治療し直したところで、歯科医に何かデメリットありますか?
むしろ売上が上がるので治療が必要なら積極的に治療するのでは??
一応マイクロスコープ用いている歯科に見ていただいたのですが、真実はわかりませんね。
忖度というよりは、歯科医も人間なので患者を選ぶ、患者全員の歯の健康を心配してたらきりがないので…という厳しい現実をオブラートに伝えようとしてくださってるのでしょうか…
回答2
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2019-05-23 00:26:52
こんにちは。
適合に問題がないと言われたならば、あえてやり直す必要はないのではないでしょうか?
ジルコニアには色々種類がありますから、色出しは同じ技工士が同じ時に作製して納品したものが一番あっているはずですから、14本ということは上が8本、下が6本でしょうか?
一番色と形が揃っているのが治療したあとだろうと考えられると思います。
何か問題が起きる時は、一本ずつバラバラに起きるでしょうから逆にやり直しの時の方が色合わせが難しいように想像します。
不自然で人工的な仕上がりにご不満でしたら、上の前歯6本か最低でも4本のやり変えを同時に行う事になるだろうと思いますが、生活歯がその時の治療に耐えてくれるか?は運次第になるかもしれません。
すでにジルコニアクラウンのために大きく削られた歯ですから、それが次の治療時に耐えてくれるかどうか?
再治療中に痛みが生じれば抜髄になるリスクは高いでしょう。
もしも心因的な問題だけで冠に何も問題がないのにやり変えを希望されていても、やり直しはリスクが高いのでやりたくないように思います。
やり直しをする際は、リスクに見合う理由がなければやらないのが普通だと思います。
歯科医も人間なので、患者全員の歯の健康を心配しているはずです(例外はあります。美容外科は歯科部門で収益をあげなければならないので例外になるかもしれません)。
再治療時のリスクを上回る明らかな理由があれば、やり直してくれるでしょうが、そうでなければあえてリスクをおかさないように思います。
奥歯が天然歯ですから、ジルコニアとは削れ方が異なる為、いずれ噛み合わせが異なってくるでしょう。
チェックを怠ると、当たりが強くなった歯やジルコニアにダメージがいずれ生じるのではないかと思いますので、定期的なチェックはしてもらうと良いのではないかと思います。
すぐにどうかなるということはあまりないように思いますから、せっかくされたのですから真っ白な歯で送る人生を楽しまれたほうがよいのではないでしょうか?
適合に問題がないと言われたならば、あえてやり直す必要はないのではないでしょうか?
ジルコニアには色々種類がありますから、色出しは同じ技工士が同じ時に作製して納品したものが一番あっているはずですから、14本ということは上が8本、下が6本でしょうか?
一番色と形が揃っているのが治療したあとだろうと考えられると思います。
何か問題が起きる時は、一本ずつバラバラに起きるでしょうから逆にやり直しの時の方が色合わせが難しいように想像します。
不自然で人工的な仕上がりにご不満でしたら、上の前歯6本か最低でも4本のやり変えを同時に行う事になるだろうと思いますが、生活歯がその時の治療に耐えてくれるか?は運次第になるかもしれません。
すでにジルコニアクラウンのために大きく削られた歯ですから、それが次の治療時に耐えてくれるかどうか?
再治療中に痛みが生じれば抜髄になるリスクは高いでしょう。
もしも心因的な問題だけで冠に何も問題がないのにやり変えを希望されていても、やり直しはリスクが高いのでやりたくないように思います。
やり直しをする際は、リスクに見合う理由がなければやらないのが普通だと思います。
歯科医も人間なので、患者全員の歯の健康を心配しているはずです(例外はあります。美容外科は歯科部門で収益をあげなければならないので例外になるかもしれません)。
再治療時のリスクを上回る明らかな理由があれば、やり直してくれるでしょうが、そうでなければあえてリスクをおかさないように思います。
奥歯が天然歯ですから、ジルコニアとは削れ方が異なる為、いずれ噛み合わせが異なってくるでしょう。
チェックを怠ると、当たりが強くなった歯やジルコニアにダメージがいずれ生じるのではないかと思いますので、定期的なチェックはしてもらうと良いのではないかと思います。
すぐにどうかなるということはあまりないように思いますから、せっかくされたのですから真っ白な歯で送る人生を楽しまれたほうがよいのではないでしょうか?
相談者からの返信
相談者:
たぬまさん
返信日時:2019-05-23 20:19:00
ふなちゃん先生
やり直しをすると、セラミックの型取りや装着、接着剤の除去等による物理的刺激で、歯がダメージを受け神経処置が必要になるリスクがあるのであまりオススメできないという理解で合ってますか?
つまりは、セラミックのやり直しは何回もできるものではなく、回数を重ねると神経治療不可避→抜歯不可避 という流れがお決まりなんですね。
再治療しなくても、徐々に象牙質へダメージが…というのも調べてわかりました。
情弱な自分の自己責任ですが、神経処置しなければ虫歯にならない限り何度でもやりなおせる!神経残せば問題ない!という歯科医(という名の…)の言葉は嘘だったんですね。
悲しいです。
それに前歯のセラミックはジルコニアであるべきではなさそうですね。
二重構造なのでオールセラミックよりも歯削る量が多くなると…
仮着できるからという理由でごり押しされているんでしょうか。
クラウンじゃなく他の治療もありますしね…
まぁきちんと調べて自分の頭で考えればわかることなので、単に私がバカで愚かだったのですが。
見た目のためだけでやり直すべきではなさそうですね。
最終的には通っている一般歯科で相談しようかと思います。
もちろん定期検診には通います。
そうですね。この歯を受け入れて人生楽しむのが理想です…
私のような愚かな被害者が減ることを願います>_<
ブログ拝見しました。
スーパーエナメル、とても理想的ですね!
やり直しをすると、セラミックの型取りや装着、接着剤の除去等による物理的刺激で、歯がダメージを受け神経処置が必要になるリスクがあるのであまりオススメできないという理解で合ってますか?
つまりは、セラミックのやり直しは何回もできるものではなく、回数を重ねると神経治療不可避→抜歯不可避 という流れがお決まりなんですね。
再治療しなくても、徐々に象牙質へダメージが…というのも調べてわかりました。
情弱な自分の自己責任ですが、神経処置しなければ虫歯にならない限り何度でもやりなおせる!神経残せば問題ない!という歯科医(という名の…)の言葉は嘘だったんですね。
悲しいです。
それに前歯のセラミックはジルコニアであるべきではなさそうですね。
二重構造なのでオールセラミックよりも歯削る量が多くなると…
仮着できるからという理由でごり押しされているんでしょうか。
クラウンじゃなく他の治療もありますしね…
まぁきちんと調べて自分の頭で考えればわかることなので、単に私がバカで愚かだったのですが。
見た目のためだけでやり直すべきではなさそうですね。
最終的には通っている一般歯科で相談しようかと思います。
もちろん定期検診には通います。
そうですね。この歯を受け入れて人生楽しむのが理想です…
私のような愚かな被害者が減ることを願います>_<
ブログ拝見しました。
スーパーエナメル、とても理想的ですね!
回答3
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2019-05-23 23:48:44
スーパーエナメルは、出来るだけ歯を削らずに、歯の表面だけにジルコニア等の極薄のベニアを貼り付ける審美治療法です。
天然歯ガイド(噛み合わせ)を変えないので、経年的に天然歯同士で削れていくというコンセプトです。
その為基本的に下の歯には貼らないので、上下裏も表も真っ白にしたい人の希望は叶えられません。
裏から見ても真っ白が好きな方は、冠を選択するしかありません。
冠を選択するとかなり歯を削られます。
冠による歯冠修復でトラブルを生じないようにする為には、どの歯科医が行うにしても、ガッツリと天然歯を短めの芯棒にグルリと削らせて頂く必要があります。
頑丈な素材で、その頑丈さを発揮できる十分な修復物の厚みを確保する為です。
咬合を冠の素材が受け止める事になるので、必ず必要な修復物の厚みが素材毎に決められています。
また噛み合せは一方向ではありませんから、ある程度何処から力がかかっても冠が外れないようにする為に、歯の方に犠牲が必要です。
それは冠の修復を選択した場合の決まり事です。
歯科治療は魔法を使うわけではないので、決まりは守ってやらなければ失敗しますから、そこはちゃんとされているだろうと思います。
何もまだされていない時であれば、やめておきなさいと止める事も出来たでしょうが、すでに14本の健康な歯をジルコニア冠用に削られた後ですから、戻ることは出来ません。
せっかくですから、問題が生じるまでは存分に今の真っ白な上下の歯で前向きな人生であるほうがよいでしょう。
チェック&メンテナンスに今後通院されるのであれば、酷くなっていきなり抜歯しかないと言う状態になる事はないでしょうから、そんなに後ろ向きに考えられなくてもよいのではないでしょうか?
>やり直しをすると、セラミックの型取りや装着、接着剤の除去等による物理的刺激で、歯がダメージを受け神経処置が必要になるリスクがあるのであまりオススメできないという理解で合ってますか?
そうです。
冠除去は削り取る必要があり、レジン系セメントでつけているでしょうから、セメントを取る際歯も少し削る事になりそうです。
型取り時には乾燥が必要ですから、それは歯にとても負担になるでしょう。
シリコン印象で型取りして、その後樹脂で仮歯ですよね?
仮歯をつけるときも乾燥しセメントの刺激があり、またその仮歯を外してセメントを取るときに刺激があり、出来上がって来たものの調整時にはめたり外したりの刺激と乾燥、仮着するならまた同じような刺激、更に本着する為に薬液で前処理するのでその刺激、乾燥の刺激という感じで、やり直すときにはすでにエナメル質を失っていれば、色々歯髄への刺激があります。
また今回は色がベッタリしているのが嫌な為のやり変えならば、ジルコニアの上にセラミックを盛る必要があるでしょうから、その厚み分は余計に歯を削り取る必要があるので、象牙質は更に薄くなり神経に近くなりますよね。
上手くやって貰えれば歯髄炎は起きないかもしれませんが、起きるかもしれません。
やり直さなければそういうリスクからは逃れられるでしょう。
>情弱な自分の自己責任
ご自身の責任だけではないでしょう。
日本では医療広告は禁止されているので、海外ではよく知られている治療法であったとしても、ご自身で求めて調べなければ色々な治療法がある事をお知りになる機会はほぼないでしょう。
美容系の審美歯科のやり方は、医療広告スレスレの所で割とお知りになる機会がある為、若い方で歯科治療の経験がほとんどない方がいきなり選択しやすくなってしまっているのではないかと思います。
芸能人が冠の治療で真っ白な歯にしているのも、憧れの対象になるでしょうから、まぁしょうがないかなと理解出来ます。
天然歯ガイド(噛み合わせ)を変えないので、経年的に天然歯同士で削れていくというコンセプトです。
その為基本的に下の歯には貼らないので、上下裏も表も真っ白にしたい人の希望は叶えられません。
裏から見ても真っ白が好きな方は、冠を選択するしかありません。
冠を選択するとかなり歯を削られます。
冠による歯冠修復でトラブルを生じないようにする為には、どの歯科医が行うにしても、ガッツリと天然歯を短めの芯棒にグルリと削らせて頂く必要があります。
頑丈な素材で、その頑丈さを発揮できる十分な修復物の厚みを確保する為です。
咬合を冠の素材が受け止める事になるので、必ず必要な修復物の厚みが素材毎に決められています。
また噛み合せは一方向ではありませんから、ある程度何処から力がかかっても冠が外れないようにする為に、歯の方に犠牲が必要です。
それは冠の修復を選択した場合の決まり事です。
歯科治療は魔法を使うわけではないので、決まりは守ってやらなければ失敗しますから、そこはちゃんとされているだろうと思います。
何もまだされていない時であれば、やめておきなさいと止める事も出来たでしょうが、すでに14本の健康な歯をジルコニア冠用に削られた後ですから、戻ることは出来ません。
せっかくですから、問題が生じるまでは存分に今の真っ白な上下の歯で前向きな人生であるほうがよいでしょう。
チェック&メンテナンスに今後通院されるのであれば、酷くなっていきなり抜歯しかないと言う状態になる事はないでしょうから、そんなに後ろ向きに考えられなくてもよいのではないでしょうか?
>やり直しをすると、セラミックの型取りや装着、接着剤の除去等による物理的刺激で、歯がダメージを受け神経処置が必要になるリスクがあるのであまりオススメできないという理解で合ってますか?
そうです。
冠除去は削り取る必要があり、レジン系セメントでつけているでしょうから、セメントを取る際歯も少し削る事になりそうです。
型取り時には乾燥が必要ですから、それは歯にとても負担になるでしょう。
シリコン印象で型取りして、その後樹脂で仮歯ですよね?
仮歯をつけるときも乾燥しセメントの刺激があり、またその仮歯を外してセメントを取るときに刺激があり、出来上がって来たものの調整時にはめたり外したりの刺激と乾燥、仮着するならまた同じような刺激、更に本着する為に薬液で前処理するのでその刺激、乾燥の刺激という感じで、やり直すときにはすでにエナメル質を失っていれば、色々歯髄への刺激があります。
また今回は色がベッタリしているのが嫌な為のやり変えならば、ジルコニアの上にセラミックを盛る必要があるでしょうから、その厚み分は余計に歯を削り取る必要があるので、象牙質は更に薄くなり神経に近くなりますよね。
上手くやって貰えれば歯髄炎は起きないかもしれませんが、起きるかもしれません。
やり直さなければそういうリスクからは逃れられるでしょう。
>情弱な自分の自己責任
ご自身の責任だけではないでしょう。
日本では医療広告は禁止されているので、海外ではよく知られている治療法であったとしても、ご自身で求めて調べなければ色々な治療法がある事をお知りになる機会はほぼないでしょう。
美容系の審美歯科のやり方は、医療広告スレスレの所で割とお知りになる機会がある為、若い方で歯科治療の経験がほとんどない方がいきなり選択しやすくなってしまっているのではないかと思います。
芸能人が冠の治療で真っ白な歯にしているのも、憧れの対象になるでしょうから、まぁしょうがないかなと理解出来ます。
相談者からの返信
相談者:
たぬまさん
返信日時:2019-05-24 22:01:41
ふなちゃん先生
投稿が反映されていませんでした、、
返事が遅くなり申し訳ございません
裏から見ても真っ白な歯を求める方なんて少ないかと思います。
変色しない白い歯にする方法としてクラウンしか知らなかった、またはクラウンによりここまで大きく削るとは知らなかった人が大半かと。
さらにいうと、ジルコニアクラウンはセラミッククラウンに比べて削る量が多い、治療する度に更に歯を削る必要がある、これも知らない方が多いのだと思います。
前歯の被せ物にジルコニアは適しているんでしょうか???
いいものだから推されている、というわけではないんでしょうね。
はい。
もうやってしまったのは仕方がないので、前向きに生きていけるよう努力します。
明日事故で死ぬかもしれませんし、ずっと先の将来を不安に思うのは無駄でしかないです。(と、頭ではわかっていますが、、)
やり直すとしたらなるべく歯を削らず済むよう、なるべく厚みを出さないジルコニアかイーマックスなどで考えています(そりゃそうだと思いませんか?)
インスタグラムの普及によりホワイトニング、セラミックの2つばかりが目立っている印象です。
生活歯の色だけならホワイトニングで、失活歯、形の悪い歯はセラミックといったイメージが強いです。
ルミネアーズやスーパーエナメル等、歯への負担が少ない良い治療があるのに知名度が低いのが悲しいです。
技術が求められるためできる歯科が少ない、広告費にお金かけないというのもあるんでしょうが。
芸能人はほとんどラミネートなんじゃないかと思ってましたが、どうなんでしょうね、真実はわかりません
慎重にきちんと調べている方は、必要以上に歯を削って後悔したりしないと思うので、あまり文句は言えませんが。。
知名度のある大きい歯科(という名の…笑)こそ、正しいことしてほしいと思いますが、そう優しい世の中ではないですもんね。
これ以上被害者が増えないことを願います。
投稿が反映されていませんでした、、
返事が遅くなり申し訳ございません
裏から見ても真っ白な歯を求める方なんて少ないかと思います。
変色しない白い歯にする方法としてクラウンしか知らなかった、またはクラウンによりここまで大きく削るとは知らなかった人が大半かと。
さらにいうと、ジルコニアクラウンはセラミッククラウンに比べて削る量が多い、治療する度に更に歯を削る必要がある、これも知らない方が多いのだと思います。
前歯の被せ物にジルコニアは適しているんでしょうか???
いいものだから推されている、というわけではないんでしょうね。
はい。
もうやってしまったのは仕方がないので、前向きに生きていけるよう努力します。
明日事故で死ぬかもしれませんし、ずっと先の将来を不安に思うのは無駄でしかないです。(と、頭ではわかっていますが、、)
やり直すとしたらなるべく歯を削らず済むよう、なるべく厚みを出さないジルコニアかイーマックスなどで考えています(そりゃそうだと思いませんか?)
インスタグラムの普及によりホワイトニング、セラミックの2つばかりが目立っている印象です。
生活歯の色だけならホワイトニングで、失活歯、形の悪い歯はセラミックといったイメージが強いです。
ルミネアーズやスーパーエナメル等、歯への負担が少ない良い治療があるのに知名度が低いのが悲しいです。
技術が求められるためできる歯科が少ない、広告費にお金かけないというのもあるんでしょうが。
芸能人はほとんどラミネートなんじゃないかと思ってましたが、どうなんでしょうね、真実はわかりません
慎重にきちんと調べている方は、必要以上に歯を削って後悔したりしないと思うので、あまり文句は言えませんが。。
知名度のある大きい歯科(という名の…笑)こそ、正しいことしてほしいと思いますが、そう優しい世の中ではないですもんね。
これ以上被害者が増えないことを願います。
回答4
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2019-05-25 09:48:51
>一応マイクロスコープ用いている歯科に見ていただいたのですが、真実はわかりませんね。
一度自費治療の歯科医院で顕微鏡で被せ物の縁の辺りをチェックしてもらい、それを動画で録画してもらい段差や汚れ具合など実際見せてもらいご自身でも確認した方が納得できるかと思います。
>それに前歯のセラミックは、ジルコニアであるべきではなさそうですね。
私は前歯にジルコニアフレームの上にセラミックを焼いたもの(たぶん同じ)を使用していますが、今の所悪い感じはないですよ。
予後に与える影響は、材料というより歯科医師の腕と知識、患者さんのプラークコントロールの方が圧倒的に大きなファクターです。
ジルコニアのフレームでも、前歯なら顕微鏡を使用して削る道具(ダイヤモンドポイント)を何本も使えば少ない切削で除去できるので心配しなくてもいいですよ。
ただ歯を削るという治療は、毎回歯髄炎のリスクは多かれ少なかれあります。
>二重構造なのでオールセラミックよりも歯削る量が多くなると…
エナメル質を全て削って、クラウンにした時点でその微々たる切削量の違いは気にするものではありません。
60%削ったか、58%削ったかぐらいの違いです。
(私はメタルボンド時代から前歯の形成量は替えていませんね)
またクリアランスがないような場合は、ジルコニアフレームの方が少ないクリアランスで強度を確保出来るので、その点は非常に大きなメリットです。
>つまりは、セラミックのやり直しは何回もできるものではなく、回数を重ねると神経治療不可避→抜歯不可避 という流れがお決まりなんですね。
です!
だから歯科治療は1回の治療をなるべく長持ちさせないと、30〜40年後にはそこに歯はありません。
>やり直すとしたらなるべく歯を削らず済むよう、なるべく厚みを出さないジルコニアかイーマックスなどで考えています(そりゃそうだと思いませんか?)
今の自分の臨床ではそうは思いませんね。
今の所、イーマックス系が色の面では優れているマテリアルですが、それは有能なセラミストが才能を発揮できた場合です。
(同じ材料を使えば同じ結果・物になる訳ではありませんのでね)
個人的には先生がお勧めする、得意とする材料で作られた方が慣れていない材料に比べ予後・結果はいいでしょうね。
↓これジルコニアフレームにセラミックを焼いた被せ物です。
http://eedental.jp/ee_diary/2018/12/post-1844.html
>・歯並びは良く歯の向きを変える必要がないから、大きく歯を削らずに済む
>・汚れが付きにくいので虫歯、歯周病になりにくくなる
>神経処置しなければ虫歯にならない限り何度でもやりなおせる!神経残せば問題ない!
凄いこと言いますね^^;
歯科医師ではないよね!?というレベルの発言で・・・
>これ以上被害者が増えないことを願います。
美容系の歯科医院には近づかないことです。
最後に歯科医院選択のアドバイスとしては、
・前歯のセラミックを売りにしていない歯科医院(セラミックばかりやるのは効率的なお金儲けの為です)
・顕微鏡など拡大視野で治療をしてくれる歯科医院
・安くない歯科医院(セラミックの上手な歯科医院は大体1本16万以上します)
・十分な治療時間を確保してくれ、多少の質問に嫌な顔せず答えてくれる歯科医院
過去の質問を検索すれば、同じような悩みをもった相談者はたくさん出てきますよ。
歯科の場合、審美治療はある程度の歯の寿命と引き換えに成り立っているものだと知ってください。
おだいじに
一度自費治療の歯科医院で顕微鏡で被せ物の縁の辺りをチェックしてもらい、それを動画で録画してもらい段差や汚れ具合など実際見せてもらいご自身でも確認した方が納得できるかと思います。
>それに前歯のセラミックは、ジルコニアであるべきではなさそうですね。
私は前歯にジルコニアフレームの上にセラミックを焼いたもの(たぶん同じ)を使用していますが、今の所悪い感じはないですよ。
予後に与える影響は、材料というより歯科医師の腕と知識、患者さんのプラークコントロールの方が圧倒的に大きなファクターです。
ジルコニアのフレームでも、前歯なら顕微鏡を使用して削る道具(ダイヤモンドポイント)を何本も使えば少ない切削で除去できるので心配しなくてもいいですよ。
ただ歯を削るという治療は、毎回歯髄炎のリスクは多かれ少なかれあります。
>二重構造なのでオールセラミックよりも歯削る量が多くなると…
エナメル質を全て削って、クラウンにした時点でその微々たる切削量の違いは気にするものではありません。
60%削ったか、58%削ったかぐらいの違いです。
(私はメタルボンド時代から前歯の形成量は替えていませんね)
またクリアランスがないような場合は、ジルコニアフレームの方が少ないクリアランスで強度を確保出来るので、その点は非常に大きなメリットです。
>つまりは、セラミックのやり直しは何回もできるものではなく、回数を重ねると神経治療不可避→抜歯不可避 という流れがお決まりなんですね。
です!
だから歯科治療は1回の治療をなるべく長持ちさせないと、30〜40年後にはそこに歯はありません。
>やり直すとしたらなるべく歯を削らず済むよう、なるべく厚みを出さないジルコニアかイーマックスなどで考えています(そりゃそうだと思いませんか?)
今の自分の臨床ではそうは思いませんね。
今の所、イーマックス系が色の面では優れているマテリアルですが、それは有能なセラミストが才能を発揮できた場合です。
(同じ材料を使えば同じ結果・物になる訳ではありませんのでね)
個人的には先生がお勧めする、得意とする材料で作られた方が慣れていない材料に比べ予後・結果はいいでしょうね。
↓これジルコニアフレームにセラミックを焼いた被せ物です。
http://eedental.jp/ee_diary/2018/12/post-1844.html
>・歯並びは良く歯の向きを変える必要がないから、大きく歯を削らずに済む
>・汚れが付きにくいので虫歯、歯周病になりにくくなる
>神経処置しなければ虫歯にならない限り何度でもやりなおせる!神経残せば問題ない!
凄いこと言いますね^^;
歯科医師ではないよね!?というレベルの発言で・・・
>これ以上被害者が増えないことを願います。
美容系の歯科医院には近づかないことです。
最後に歯科医院選択のアドバイスとしては、
・前歯のセラミックを売りにしていない歯科医院(セラミックばかりやるのは効率的なお金儲けの為です)
・顕微鏡など拡大視野で治療をしてくれる歯科医院
・安くない歯科医院(セラミックの上手な歯科医院は大体1本16万以上します)
・十分な治療時間を確保してくれ、多少の質問に嫌な顔せず答えてくれる歯科医院
過去の質問を検索すれば、同じような悩みをもった相談者はたくさん出てきますよ。
歯科の場合、審美治療はある程度の歯の寿命と引き換えに成り立っているものだと知ってください。
おだいじに
回答5
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2019-05-25 13:57:11
〉ジルコニアクラウンはセラミッククラウンに比べて削る量が多い、
ジルコニアはセラミックでオールセラミックに分類されます。
セラミックの中にも色々な種類があり、フルジルコニアが今のところ一番強度が高いので、まるで白い金属と言われることもある程ですから、このご理解は少し間違っていると思います。
ジルコニアは強度が高いので、従来のセラミック冠より削る量が少なくて済む場合もあります。
一部に金属を使うメタルボンドという審美治療法が、ジルコニア冠ができるまでは主流でしたが、その場合は歯の裏は金属でよかったのでメタルボンドの方が歯の裏は削られなくて済みますが、表面は金属色を消す為のオペーカーを盛った後、象牙質色を盛りエナメル質色を盛って色出しをして天然歯の色に似せます。
表面と切端は、フルジルコニアよりもしかしたら多めに削られるかもしれません。(そうやったとしても光を透過しないのでジルコニアの綺麗さには負けますが)
ジルコニアもフルジルコニアを使わずに、井野先生のようにコーピングとして使ったり、オペーカーや象牙質の一部の代用色として使う作り方もあるので、その場合はメタルボンドとあまり形成は変わらないということになります。
フルジルコニアでは、結晶化する前に色を入れ込んで行く方法があります。
この場合が、最もジルコニアでは薄く綺麗に仕上げられると思いますが、技工上の難易度は高く上手く色が出せるセラミストは限られます。
また、ジルコニアはナイフエッジという極薄の縁終わりに形成してしまうと割れますから、歯の裏側には一定量の厚みが必要でメタルボンドとは異なった形成が必要になります。
非常にわかりにくいでしょうが、専門家である歯科医はそういう細かい決まりに従って素材や技工物の作り方に応じて決められた量だけは歯を削る事が必要で、それはどの歯科医でも決まりなので同じです。
よくわかっていないと多めに削るかもしれませんが、今回は生活歯で神経を残して症状が出ないように削ってくれているのですから、わかって形成されているはずですし、また美容外科系のお決まりの物を沢山されている先生でしょうから、形成に無駄はなかったのではないかなと想像できるのかなと思います。
ボッテリした形になっていれば、形成量が足りていないかもしれませんが。
冠を選択すれば、どこの歯科医がやっても必要な形成量というのは決まっていますから、マイクロを使おうと使わまいと同じです。
形成面の処理やマージンフィット、余剰セメントの除去のチェックなどで拡大視野は有利ですが、別にマイクロではなくても拡大鏡でも問題ありません。
写真撮影して拡大した画面上でチェックしつつでも良いし、何でもよいのではないでしょうか。
ですから仮にマイクロを使ってもらっていないからと言っても、ご心配される必要はないと思います。
マイクロスコープの得意技として動画撮影と同時拡大視認が可能というのがあるので、ご心配であれば受けられた治療の精度を確認する為には、マイクロがある歯科医院で時間を割いてもらって一緒にチェックしてもらえばいいと思いますが、自費検診になり一時間1万円位は必要になるのではないかと想像します。
また元々、ジルコニアは機械ミリングでしか作れません。
接着に使うセメントは接着性セメントを使うので、エナメル質がマージンにあればあるほど有利だと思いますが、審美的な問題からエナメルマージンを温存出来ないケースも多々あります。
その場合の形成のやり方も複数種類ありますが、まだどれがいいのか?は明らかではない試行錯誤中で、歯科医や患者さんの考え方で変わると思います。
このように色々細かい事は専門的に沢山ありますから、全てを御理解されるのは無理だと思います。
しかし、冠の治療をわざわざご自身で、希望して治療を受けられた時点で、歯はどの歯科医が行ってもほぼ芯棒状に削られる必要があると言うことは知っておかなければいけないでしょうし、ちょっと考えてもらえばわかることではないかと思います。
美容系の歯科は収益を上げる事を目的にやっているのだと思いますから、より効率のいいやり方を追求して治療しているのではないかと思います。
そういう治療を好んで選択されるのは個人の自由ですからいいのですが、ある程度は知識を得た上で選択されなければ後戻りできなくなって、今回のように後で後悔される事に繋がります。
ですから今後は大掛かりな治療を選択される前に、こういう相談コーナーを利用されるとよいと思います。
ジルコニアはセラミックでオールセラミックに分類されます。
セラミックの中にも色々な種類があり、フルジルコニアが今のところ一番強度が高いので、まるで白い金属と言われることもある程ですから、このご理解は少し間違っていると思います。
ジルコニアは強度が高いので、従来のセラミック冠より削る量が少なくて済む場合もあります。
一部に金属を使うメタルボンドという審美治療法が、ジルコニア冠ができるまでは主流でしたが、その場合は歯の裏は金属でよかったのでメタルボンドの方が歯の裏は削られなくて済みますが、表面は金属色を消す為のオペーカーを盛った後、象牙質色を盛りエナメル質色を盛って色出しをして天然歯の色に似せます。
表面と切端は、フルジルコニアよりもしかしたら多めに削られるかもしれません。(そうやったとしても光を透過しないのでジルコニアの綺麗さには負けますが)
ジルコニアもフルジルコニアを使わずに、井野先生のようにコーピングとして使ったり、オペーカーや象牙質の一部の代用色として使う作り方もあるので、その場合はメタルボンドとあまり形成は変わらないということになります。
フルジルコニアでは、結晶化する前に色を入れ込んで行く方法があります。
この場合が、最もジルコニアでは薄く綺麗に仕上げられると思いますが、技工上の難易度は高く上手く色が出せるセラミストは限られます。
また、ジルコニアはナイフエッジという極薄の縁終わりに形成してしまうと割れますから、歯の裏側には一定量の厚みが必要でメタルボンドとは異なった形成が必要になります。
非常にわかりにくいでしょうが、専門家である歯科医はそういう細かい決まりに従って素材や技工物の作り方に応じて決められた量だけは歯を削る事が必要で、それはどの歯科医でも決まりなので同じです。
よくわかっていないと多めに削るかもしれませんが、今回は生活歯で神経を残して症状が出ないように削ってくれているのですから、わかって形成されているはずですし、また美容外科系のお決まりの物を沢山されている先生でしょうから、形成に無駄はなかったのではないかなと想像できるのかなと思います。
ボッテリした形になっていれば、形成量が足りていないかもしれませんが。
冠を選択すれば、どこの歯科医がやっても必要な形成量というのは決まっていますから、マイクロを使おうと使わまいと同じです。
形成面の処理やマージンフィット、余剰セメントの除去のチェックなどで拡大視野は有利ですが、別にマイクロではなくても拡大鏡でも問題ありません。
写真撮影して拡大した画面上でチェックしつつでも良いし、何でもよいのではないでしょうか。
ですから仮にマイクロを使ってもらっていないからと言っても、ご心配される必要はないと思います。
マイクロスコープの得意技として動画撮影と同時拡大視認が可能というのがあるので、ご心配であれば受けられた治療の精度を確認する為には、マイクロがある歯科医院で時間を割いてもらって一緒にチェックしてもらえばいいと思いますが、自費検診になり一時間1万円位は必要になるのではないかと想像します。
また元々、ジルコニアは機械ミリングでしか作れません。
接着に使うセメントは接着性セメントを使うので、エナメル質がマージンにあればあるほど有利だと思いますが、審美的な問題からエナメルマージンを温存出来ないケースも多々あります。
その場合の形成のやり方も複数種類ありますが、まだどれがいいのか?は明らかではない試行錯誤中で、歯科医や患者さんの考え方で変わると思います。
このように色々細かい事は専門的に沢山ありますから、全てを御理解されるのは無理だと思います。
しかし、冠の治療をわざわざご自身で、希望して治療を受けられた時点で、歯はどの歯科医が行ってもほぼ芯棒状に削られる必要があると言うことは知っておかなければいけないでしょうし、ちょっと考えてもらえばわかることではないかと思います。
美容系の歯科は収益を上げる事を目的にやっているのだと思いますから、より効率のいいやり方を追求して治療しているのではないかと思います。
そういう治療を好んで選択されるのは個人の自由ですからいいのですが、ある程度は知識を得た上で選択されなければ後戻りできなくなって、今回のように後で後悔される事に繋がります。
ですから今後は大掛かりな治療を選択される前に、こういう相談コーナーを利用されるとよいと思います。
タイトル | 美容歯科で治療した前歯上下セラミック14本のやり直しを検討している |
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質問者 | たぬまさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 27歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
クラウンの作り直し・再治療 審美歯科治療(人工の歯) 審美歯科の治療費・費用 歯医者への不満・グチ |
回答者 |
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- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。