虫歯治療終了後、数週間してからの激痛
相談者:
とりふさん (49歳:女性)
投稿日時:2019-05-24 15:14:17
2ヶ月ほど前に歯科健診を受けた際、左上7番に小さな虫歯を指摘され、半年以内くらいに治療を開始しないと歯周病が進むといわれ、該当部分を削りかぶせものを入れていただき治療は終了しました。
そもそも全く自覚症状がない箇所でした。それから2ヶ月ほどは何の問題もありませんでした。
先月体力的にハードな日が続いたからか、先週になって、急に痛みが出るようになりました。
今は市販の痛み止めでなんとかしのいでいます。
左下7番も20年ほどかぶせものを入れていたのですが、左上7番を治療した数日後に外れ、これもかぶせものを作り直してもらいました。
20年ぶりに患部を見てもらいましたが、特に虫歯は進行しておらず問題ありませんでした。
以下箇条書きで書きます。
痛みの内容;
鈍い痛み
歯の痛み・顎の痛みがこうじて頭痛に発展しているような感覚
特定の動作によって強く痛むということはない(噛むとか、触る、入浴するなど)何もしないときにも痛む
頻度;
痛みが完全に消える時がない
ほとんど痛まない時間と、思考が妨げられるほど痛む時間がある。
冷たいものや熱いものを食べて痛むときと、痛まないときがある 半々
時間帯;
不定(特定の時間帯と痛みは連動していないが、就寝時に痛みがやや強くなる傾向)
その他;
平熱(36.2度程度)
見てわかる、触ってわかるような炎症や腫れ等はない
痛みの原因を調べるところからスタートなのですが、そもそも健診後であったことと、左上下7番はどちらも治療終了直後なので、虫歯の進行なのかどうかには疑問が残ります。
もし痛みの原因が左上7番だった場合、今ある神経を残すことができるのか、また、このような場合どのような治療が一般的なのかを教えていただきたいです。
よろしくお願いいたします。
そもそも全く自覚症状がない箇所でした。それから2ヶ月ほどは何の問題もありませんでした。
先月体力的にハードな日が続いたからか、先週になって、急に痛みが出るようになりました。
今は市販の痛み止めでなんとかしのいでいます。
左下7番も20年ほどかぶせものを入れていたのですが、左上7番を治療した数日後に外れ、これもかぶせものを作り直してもらいました。
20年ぶりに患部を見てもらいましたが、特に虫歯は進行しておらず問題ありませんでした。
以下箇条書きで書きます。
痛みの内容;
鈍い痛み
歯の痛み・顎の痛みがこうじて頭痛に発展しているような感覚
特定の動作によって強く痛むということはない(噛むとか、触る、入浴するなど)何もしないときにも痛む
頻度;
痛みが完全に消える時がない
ほとんど痛まない時間と、思考が妨げられるほど痛む時間がある。
冷たいものや熱いものを食べて痛むときと、痛まないときがある 半々
時間帯;
不定(特定の時間帯と痛みは連動していないが、就寝時に痛みがやや強くなる傾向)
その他;
平熱(36.2度程度)
見てわかる、触ってわかるような炎症や腫れ等はない
痛みの原因を調べるところからスタートなのですが、そもそも健診後であったことと、左上下7番はどちらも治療終了直後なので、虫歯の進行なのかどうかには疑問が残ります。
もし痛みの原因が左上7番だった場合、今ある神経を残すことができるのか、また、このような場合どのような治療が一般的なのかを教えていただきたいです。
よろしくお願いいたします。
回答1
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2019-05-24 16:12:00
こんにちは。
治療してくれた歯科医院を再受診され診てもらうのが一番よいのではないでしょうか?
お書きになられている内容で気になるのが発見された小さな虫歯を半年放置すれば歯周病が進むと言われた事です。
普通は虫歯を放置すれば虫歯が進むと言われそうですが、虫歯の部位が悪く歯茎の境の磨き残しの部位にあれば歯周病が進むと言われるのではないかと想像できるのではないかと思います。
歯茎の境の虫歯は神経に近いので治療時に入り口は小さいが深い虫歯だとわかる時があります。
また、普通ならば小さな虫歯であれば充填治療で終わるように思いますが、かぶせの治療になっているとこらから隣接面や遠心面の治療が非常にしにくい部位の虫歯だったのではないかと想像できると思います。
その場合は虫歯治療時に歯髄に感染が起こりやすなったり不十分な治療になりやすくなるので、痛みが出れば抜髄に進む場合もありそうです。
実際はどうなのか?はわかりませんからしっかり診断してもらう必要があるでしょう。
下の冠が外れたのは偶然でしょう。
20年経てばくっつけたセメントが弱くなっているでしょうからやり変えの時期が来ていたのかもしれませんね。
もちろん上の冠の治療が誘因になったかもしれませんが、虫歯になっていなかったならば早く治せてよかったと考える事もできるかもしれません。
治療してくれた歯科医院を再受診され診てもらうのが一番よいのではないでしょうか?
お書きになられている内容で気になるのが発見された小さな虫歯を半年放置すれば歯周病が進むと言われた事です。
普通は虫歯を放置すれば虫歯が進むと言われそうですが、虫歯の部位が悪く歯茎の境の磨き残しの部位にあれば歯周病が進むと言われるのではないかと想像できるのではないかと思います。
歯茎の境の虫歯は神経に近いので治療時に入り口は小さいが深い虫歯だとわかる時があります。
また、普通ならば小さな虫歯であれば充填治療で終わるように思いますが、かぶせの治療になっているとこらから隣接面や遠心面の治療が非常にしにくい部位の虫歯だったのではないかと想像できると思います。
その場合は虫歯治療時に歯髄に感染が起こりやすなったり不十分な治療になりやすくなるので、痛みが出れば抜髄に進む場合もありそうです。
実際はどうなのか?はわかりませんからしっかり診断してもらう必要があるでしょう。
下の冠が外れたのは偶然でしょう。
20年経てばくっつけたセメントが弱くなっているでしょうからやり変えの時期が来ていたのかもしれませんね。
もちろん上の冠の治療が誘因になったかもしれませんが、虫歯になっていなかったならば早く治せてよかったと考える事もできるかもしれません。
相談者からの返信
相談者:
とりふさん
返信日時:2019-05-24 16:52:39
船橋先生、早速のコメントありがとうございます。
再度通院予約を入れました。
左上7番の患部は、下の歯と噛み合わせる部分のくぼみにあり、針で突いたくらいのサイズの褐色の点でした。
(黒とまではいえないくらい)
痛みはもちろん、しみることもありませんでしたので、虫歯といわれて驚きました。
ご指摘の点、詳しく書きますと、昨年10月頃に定期健診で
「これは半年以内には治療を始めた方がいいので、それまでに来てください」
と言われたものです。
歯周病が進むというおっしゃり方ではなかったかもしれませんが、それ以上放置すると危険というニュアンスでした。
かぶせものという言い方も適切でなかったかもしれません(すみません)。
上から完全に覆ってしまう形の銀歯ではなく、削った部分を埋めるような形の銀歯でした。
ただし点状ではなく、十字型というか、それなりに大きいものです。
虫歯の程度はそんなにひどかったとは聞いていないので、痛みすらなかったものを、もしここが原因であれば神経を抜く必要があるかもというのが、いまひとつ納得できないでいます。
先週は痛みの由来が上なのか下なのか、あるいは別の場所なのかも判別ができなかったのですが、1週間経って、今はなんとなく、やはり原因は歯で、上の7番かなという感覚があります。
再度通院予約を入れました。
左上7番の患部は、下の歯と噛み合わせる部分のくぼみにあり、針で突いたくらいのサイズの褐色の点でした。
(黒とまではいえないくらい)
痛みはもちろん、しみることもありませんでしたので、虫歯といわれて驚きました。
ご指摘の点、詳しく書きますと、昨年10月頃に定期健診で
「これは半年以内には治療を始めた方がいいので、それまでに来てください」
と言われたものです。
歯周病が進むというおっしゃり方ではなかったかもしれませんが、それ以上放置すると危険というニュアンスでした。
かぶせものという言い方も適切でなかったかもしれません(すみません)。
上から完全に覆ってしまう形の銀歯ではなく、削った部分を埋めるような形の銀歯でした。
ただし点状ではなく、十字型というか、それなりに大きいものです。
虫歯の程度はそんなにひどかったとは聞いていないので、痛みすらなかったものを、もしここが原因であれば神経を抜く必要があるかもというのが、いまひとつ納得できないでいます。
先週は痛みの由来が上なのか下なのか、あるいは別の場所なのかも判別ができなかったのですが、1週間経って、今はなんとなく、やはり原因は歯で、上の7番かなという感覚があります。
相談者からの返信
相談者:
とりふさん
返信日時:2019-05-27 17:23:01
【追記】5月25日に通院。
抜髄となりました。
「神経が昂ぶったせいですね」とのことでしたが、神経が昂ぶるとは虫歯ではないのか、異なるとすればどのように違うのですか、と先生にお尋ねしたのですが、はっきりした返答をいただけませんでした。
できれば神経は抜かないですめばと思っていたのですが、有無を言わさず気づいたら神経は抜かれており、おかげで痛みはおさまりましたが、これまで全く痛まなかったものがなぜ突然我慢できないほどの継続的な痛みになったのかの理由はわからないままです。
これから数回通院してくださいと言われました。次の予約は1週間後です。
現在は柔らかい素材で仮蓋がされています。
突然こうなったのには、どのような原因があるのでしょうか。
前回の治療ですっかり治ったと思っていて、詰め物も良好で2ヶ月ほど何の問題もなかったので、じわじわと虫歯が進むとも思えず、突然痛みが出た理由がわかりません。
抜髄となりました。
「神経が昂ぶったせいですね」とのことでしたが、神経が昂ぶるとは虫歯ではないのか、異なるとすればどのように違うのですか、と先生にお尋ねしたのですが、はっきりした返答をいただけませんでした。
できれば神経は抜かないですめばと思っていたのですが、有無を言わさず気づいたら神経は抜かれており、おかげで痛みはおさまりましたが、これまで全く痛まなかったものがなぜ突然我慢できないほどの継続的な痛みになったのかの理由はわからないままです。
これから数回通院してくださいと言われました。次の予約は1週間後です。
現在は柔らかい素材で仮蓋がされています。
突然こうなったのには、どのような原因があるのでしょうか。
前回の治療ですっかり治ったと思っていて、詰め物も良好で2ヶ月ほど何の問題もなかったので、じわじわと虫歯が進むとも思えず、突然痛みが出た理由がわかりません。
回答2
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2019-05-27 19:07:04
こんにちは。
とりあえず耐えがたい痛みが治療によりなくなってよかったのではないかと思いますが、神経を残せなかったのは残念でした。
治療は噛み合わせの面の表面に見える部位は小さな裂溝虫歯だったのですね。
歯周病が進むというのも違い裂溝虫歯が進行中なので放置できませんよということだったのでしょう。
十字の形の金属は咬合面の虫歯の修復時によくされる修復法でインレーといいます。
かぶせ物ではなく詰め物に分類されます。
銀の詰め物という言い方になると思います。
(型取りして技工操作で作ってセメントでつける方法でしょう)
治療によって急に痛むことはしばしばあります。
それは治療を成功させるために虫歯を一度の治療で取り切るためです。
しかし、上手く虫歯を取りきれていない場合や治療時に感染が進むとしばらくたって歯が急に痛むことになります。
神経を取れば痛みから解放されるので急に痛むときは抜髄になることが多いです。
詰め物が良好で2ヶ月何も問題がなかったのに急に痛むことは稀だと思いますが、体力的にハードなスケジュールで神経が昂ぶった結果治療のダメージから回復しつつあった歯髄の炎症が急に酷くなったのだろうと考えられるのかなと思います。
そういうことは稀にあると思います。
通常はすっかり治ってくれることのほうが多いと思います。
とりあえず耐えがたい痛みが治療によりなくなってよかったのではないかと思いますが、神経を残せなかったのは残念でした。
治療は噛み合わせの面の表面に見える部位は小さな裂溝虫歯だったのですね。
歯周病が進むというのも違い裂溝虫歯が進行中なので放置できませんよということだったのでしょう。
十字の形の金属は咬合面の虫歯の修復時によくされる修復法でインレーといいます。
かぶせ物ではなく詰め物に分類されます。
銀の詰め物という言い方になると思います。
(型取りして技工操作で作ってセメントでつける方法でしょう)
治療によって急に痛むことはしばしばあります。
それは治療を成功させるために虫歯を一度の治療で取り切るためです。
しかし、上手く虫歯を取りきれていない場合や治療時に感染が進むとしばらくたって歯が急に痛むことになります。
神経を取れば痛みから解放されるので急に痛むときは抜髄になることが多いです。
詰め物が良好で2ヶ月何も問題がなかったのに急に痛むことは稀だと思いますが、体力的にハードなスケジュールで神経が昂ぶった結果治療のダメージから回復しつつあった歯髄の炎症が急に酷くなったのだろうと考えられるのかなと思います。
そういうことは稀にあると思います。
通常はすっかり治ってくれることのほうが多いと思います。
相談者からの返信
相談者:
とりふさん
返信日時:2019-05-31 20:03:17
船橋先生
ご返信ありがとうございました。
結果としては、歯が割れていました。
次の診療の前に、別の先生(自費)に診療していただきました。
割れは6ミリ程度2箇所あり、どのくらいまで深いかは詰め物をとってみないとわからないそうです。
(マイクロスコープ使用、モニタで拡大して見せていただき、患部の状態がよくわかりました)
痛みは冷たいものではなく触ると痛かったとお話ししましたら、痛みの原因は虫歯ではなかっただろうとのことでした。
割れている方向が、神経があるときの割れ方なのだそうで、おそらく、割れて痛みが出たのではないかとのことでした。
抜髄してくださった先生は、何度か来てくださいとだけおっしゃっていて、割れのことは全く指摘がなかったです。
なので、たぶん割れの治療はないと思います。
今回みていただいた先生は、根管治療はともかく、この割れの処置が最も大変だろうとのことでした。
ご返信ありがとうございました。
結果としては、歯が割れていました。
次の診療の前に、別の先生(自費)に診療していただきました。
割れは6ミリ程度2箇所あり、どのくらいまで深いかは詰め物をとってみないとわからないそうです。
(マイクロスコープ使用、モニタで拡大して見せていただき、患部の状態がよくわかりました)
痛みは冷たいものではなく触ると痛かったとお話ししましたら、痛みの原因は虫歯ではなかっただろうとのことでした。
割れている方向が、神経があるときの割れ方なのだそうで、おそらく、割れて痛みが出たのではないかとのことでした。
抜髄してくださった先生は、何度か来てくださいとだけおっしゃっていて、割れのことは全く指摘がなかったです。
なので、たぶん割れの治療はないと思います。
今回みていただいた先生は、根管治療はともかく、この割れの処置が最も大変だろうとのことでした。
タイトル | 虫歯治療終了後、数週間してからの激痛 |
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質問者 | とりふさん |
地域 | 東京23区 |
年齢 | 49歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 会社員(技術系) |
カテゴリ |
歯科治療後の歯の痛み むし歯 治療後の痛み |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。