アマルガムは外した方がよいのか
相談者:
tatsuyanさん (21歳:男性)
投稿日時:2019-07-08 19:18:24
こんにちは。
初めて投稿させていただきます。
私は、小学校高学年から高校までカナダですごしてきました。
大学に入るにあたり、親元を離れ、日本に帰ってきました。
日本に帰ってからは特に問題なく過ごしていたのですが、昨年末くらいから歯が痛むようになり、なかなか忙しくて歯医者にいけなかったのですが、先日就職活動が終わって歯医者に行きました。
すると、虫歯が右上7番と6番、左下7番に出来ており、うち2本は神経をとり、銀歯を被せることになっています。
(もう一本は銀のインレーになるとのことです。)
それはそれで治療を進めているのですが、カナダにいたときに治療した歯がアマルガムというものを使っているらしく、外した方がいいと言われました。
しかし、今回虫歯になった右上6番もアマルガムが詰めてあったのですが、他に、右上5番、左上4番,5番、右下6番、7番、左下6番にアマルガムが詰めてあり、これらは特に虫歯にはなっていないようです。
正直、どこもそれほど大きくもなく、これまで健康に異常もなかったので、気にもとめていませんでした。
そこで、質問なのですが、アマルガムは虫歯になっていなくても、外して別のものにした方がよいのでしょうか。
また、外したところで、一部はプラスチックで白くできるようですが、他は銀のインレーになるようです。
銀のインレーとアマルガムの違いも正直よくわからないのですが、どういったメリットがあるのでしょうか。
カナダでやって来た治療を否定されるような気もして複雑な思いでいます。
また、親は離れており、また専門家でもないため、ここで相談させていただきます。
初めて投稿させていただきます。
私は、小学校高学年から高校までカナダですごしてきました。
大学に入るにあたり、親元を離れ、日本に帰ってきました。
日本に帰ってからは特に問題なく過ごしていたのですが、昨年末くらいから歯が痛むようになり、なかなか忙しくて歯医者にいけなかったのですが、先日就職活動が終わって歯医者に行きました。
すると、虫歯が右上7番と6番、左下7番に出来ており、うち2本は神経をとり、銀歯を被せることになっています。
(もう一本は銀のインレーになるとのことです。)
それはそれで治療を進めているのですが、カナダにいたときに治療した歯がアマルガムというものを使っているらしく、外した方がいいと言われました。
しかし、今回虫歯になった右上6番もアマルガムが詰めてあったのですが、他に、右上5番、左上4番,5番、右下6番、7番、左下6番にアマルガムが詰めてあり、これらは特に虫歯にはなっていないようです。
正直、どこもそれほど大きくもなく、これまで健康に異常もなかったので、気にもとめていませんでした。
そこで、質問なのですが、アマルガムは虫歯になっていなくても、外して別のものにした方がよいのでしょうか。
また、外したところで、一部はプラスチックで白くできるようですが、他は銀のインレーになるようです。
銀のインレーとアマルガムの違いも正直よくわからないのですが、どういったメリットがあるのでしょうか。
カナダでやって来た治療を否定されるような気もして複雑な思いでいます。
また、親は離れており、また専門家でもないため、ここで相談させていただきます。
回答1
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2019-07-08 21:14:12
こんにちは。
日本では保険治療で強度が高い金銀パラジウム合金が使用されています。
アマルガムも盛んに使用された時期もありましたが、型取りして技工士さんが作るインレーやアンレーの方が口腔内での技術レベルに差が少ないので主流になっています。
小さい虫歯にはレジン充填という樹脂での充填が主流です。
現在はアマルガムには水銀が入っている為アマルガムの使用は禁止されるに至っています。
口腔内でも揮発している事が確認されているので劣化が確認されることもあり、日本では除去のリスクとやり直しのメリットを説明し理解を得られれば除去して別の素材でやり変えるようになってきていると思います。
金銀パラジウム合金にはパラジウムが入っているので保険治療には適さなくなって来ており、時代の変化と共に今後この代用品も変わって来るかもしれません。
虫歯では歯がなくなるので様々な代用物での修復が行われていますが国の事情により修復に用いられる材料は異なります。
出来れば金属は使わない方が良いですし様々な面で害が少ない素材を使用したほうがよいでしょうから自費での治療もあります。
よく歯科医院で説明を受けて選択してください。
日本では保険治療で強度が高い金銀パラジウム合金が使用されています。
アマルガムも盛んに使用された時期もありましたが、型取りして技工士さんが作るインレーやアンレーの方が口腔内での技術レベルに差が少ないので主流になっています。
小さい虫歯にはレジン充填という樹脂での充填が主流です。
現在はアマルガムには水銀が入っている為アマルガムの使用は禁止されるに至っています。
口腔内でも揮発している事が確認されているので劣化が確認されることもあり、日本では除去のリスクとやり直しのメリットを説明し理解を得られれば除去して別の素材でやり変えるようになってきていると思います。
金銀パラジウム合金にはパラジウムが入っているので保険治療には適さなくなって来ており、時代の変化と共に今後この代用品も変わって来るかもしれません。
虫歯では歯がなくなるので様々な代用物での修復が行われていますが国の事情により修復に用いられる材料は異なります。
出来れば金属は使わない方が良いですし様々な面で害が少ない素材を使用したほうがよいでしょうから自費での治療もあります。
よく歯科医院で説明を受けて選択してください。
回答2
加藤デンタルクリニック(横浜市中区)の加藤です。
回答日時:2019-07-09 07:15:59
tatsuyanさんこんにちは。
アマルガム治療が沢山あり、今回虫歯になってしまった歯は治療するが、虫歯になっていなくても外して別のものにした方がよいのか疑問なのですね。
アマルガムは、水銀が入っており、昔の体温計や血圧計などに使われる液体の金属で、歯に詰める時には粘土で詰めるような形で、プラスチックで詰めるのと同じように詰めていた材料です。
一方、インレーなど型を取って、技工士さんがワックスで形を作り型に流し込んで製作する銀色の金属は、金銀パラジウム合金や銀合金になります。
それ以外の金属は、自費ではゴールド。
その他のインレーではセラミックなど白い材料も選択できます。
インレーなどは型を取ってはめるので、取り外しが出来るように引っ掛かり(アンダーカット)が出来ないように虫歯以外の健康な歯の部分もある程度削る必要があります。
しかし、詰める材料(アマルガム、レジン、ハイブリッドレジンなど)ですと、デコボコしていても詰めるので大きく健康な歯を削らずに済みます。
また、アマルガムには水銀が入っている為、日本ではアマルガムの使用は近年無くなりました。
ですから、水銀が問題と考える先生は積極的に除去をすすめますが、一方で昔から使われ問題ないと考える先生もおられます。
もしも大きな問題であれば、カナダでもアマルガム治療は行わわれないし、国内でも外すのが当たり前になると極端な話あると思います。
どちらが正しいかは、先生でも考えが違いますので、御自身で正しいと思う方を選択することになります。
アマルガムの除去は、気を付ける医院ですとかなりの防御をして除去し、患者さんにも1つ除去するのに1カ月以上開けるなどの対策をしています。
参考までに。
アマルガム治療が沢山あり、今回虫歯になってしまった歯は治療するが、虫歯になっていなくても外して別のものにした方がよいのか疑問なのですね。
アマルガムは、水銀が入っており、昔の体温計や血圧計などに使われる液体の金属で、歯に詰める時には粘土で詰めるような形で、プラスチックで詰めるのと同じように詰めていた材料です。
一方、インレーなど型を取って、技工士さんがワックスで形を作り型に流し込んで製作する銀色の金属は、金銀パラジウム合金や銀合金になります。
それ以外の金属は、自費ではゴールド。
その他のインレーではセラミックなど白い材料も選択できます。
インレーなどは型を取ってはめるので、取り外しが出来るように引っ掛かり(アンダーカット)が出来ないように虫歯以外の健康な歯の部分もある程度削る必要があります。
しかし、詰める材料(アマルガム、レジン、ハイブリッドレジンなど)ですと、デコボコしていても詰めるので大きく健康な歯を削らずに済みます。
また、アマルガムには水銀が入っている為、日本ではアマルガムの使用は近年無くなりました。
ですから、水銀が問題と考える先生は積極的に除去をすすめますが、一方で昔から使われ問題ないと考える先生もおられます。
もしも大きな問題であれば、カナダでもアマルガム治療は行わわれないし、国内でも外すのが当たり前になると極端な話あると思います。
どちらが正しいかは、先生でも考えが違いますので、御自身で正しいと思う方を選択することになります。
アマルガムの除去は、気を付ける医院ですとかなりの防御をして除去し、患者さんにも1つ除去するのに1カ月以上開けるなどの対策をしています。
参考までに。
回答3
杉原歯科クリニック(杉並区・上高井戸)の杉原です。
回答日時:2019-07-09 12:58:52
アマルガム充填がどのような状況か分かりませんが・・・
きちんとしたアマルガム充填は、保険のインレーより2次虫歯になりにくいと思っています。
全くの私見ですが、水銀の問題がなければ最高の充填材料です。
当院では20年を超えるアマルガム充填が問題なく機能しています。
ご参考まで・・・
きちんとしたアマルガム充填は、保険のインレーより2次虫歯になりにくいと思っています。
全くの私見ですが、水銀の問題がなければ最高の充填材料です。
当院では20年を超えるアマルガム充填が問題なく機能しています。
ご参考まで・・・
回答4
回答5
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2019-07-10 09:30:02
日本では水銀を排除していこうという方向で体温計や血圧計や歯科治療から水銀を使う方法が無くなりましたが、海外ではまだまだ一般的な材料と聞きます、理由は安くて、早くて、昔から結果が出ている材料だから。
ただ一方で水銀による健康被害も報告があり、海外の歯科治療でもアマルガムは低所得者向けの治療材料となっています。
昔のような材料の選択が無かった時代と異なり、今は歯に接着するレジンなどが出てきた為、わざわざ環境を汚し体にリスクのあるアマルガムで治す必要がないという所でしょうか。
個人的な意見ですが。
口の中のアマルガムの除去は個人的には虫歯やカケなどの問題があればやり替えた方がいいと思います。
問題無ければ私はそのままでもいいかと思います。
実際私の口の中にも30年以上前に親父が治療してくれた小さなアマルガムが1か所入っていますが、未だに問題なく経過しております。
(数年前にもう1か所のアマルガムは2次カリエスとなり除去しました)
ただ一方で水銀による健康被害も報告があり、海外の歯科治療でもアマルガムは低所得者向けの治療材料となっています。
昔のような材料の選択が無かった時代と異なり、今は歯に接着するレジンなどが出てきた為、わざわざ環境を汚し体にリスクのあるアマルガムで治す必要がないという所でしょうか。
個人的な意見ですが。
口の中のアマルガムの除去は個人的には虫歯やカケなどの問題があればやり替えた方がいいと思います。
問題無ければ私はそのままでもいいかと思います。
実際私の口の中にも30年以上前に親父が治療してくれた小さなアマルガムが1か所入っていますが、未だに問題なく経過しております。
(数年前にもう1か所のアマルガムは2次カリエスとなり除去しました)
回答6
相談者からの返信
相談者:
tatsuyanさん
返信日時:2019-07-14 21:47:43
先生方、ご回答ありがとうございます。
前回の歯科がかなり無理やりアマルガムの除去を進めるので、改めて別の歯科に行ったところ、虫歯になっていなかったり、見た目を気にしない限りは問題ないだろうとのことを言われました。
こちらの歯科では、丁寧にカメラを使いながら説明してくださり、前医で右上7番と6番、左下7番が虫歯と言われていたのですが、他にもゴールドの大きめの詰め物をしていた左上6番7番が詰め物以外の歯と歯との間から虫歯になっていることを説明され、自分自身の目で想像異常にしっかり虫歯になっており、これを見逃した前医は信頼できないと思い、こちらで治療してもらうことになりました。
ちなみに、こちらでは、右上7番6番、左下7番、左上6番7番の虫歯治療で、銀歯かゴールドを勧められました。
日本では保険が聞くので銀歯の方が安くなる一方、前にゴールドをしていることもあり、ゴールドの方がいい素材だと聞きました。
歯科の先生から見て、銀歯よりゴールドは優れているのでしょうか…?
前回の歯科がかなり無理やりアマルガムの除去を進めるので、改めて別の歯科に行ったところ、虫歯になっていなかったり、見た目を気にしない限りは問題ないだろうとのことを言われました。
こちらの歯科では、丁寧にカメラを使いながら説明してくださり、前医で右上7番と6番、左下7番が虫歯と言われていたのですが、他にもゴールドの大きめの詰め物をしていた左上6番7番が詰め物以外の歯と歯との間から虫歯になっていることを説明され、自分自身の目で想像異常にしっかり虫歯になっており、これを見逃した前医は信頼できないと思い、こちらで治療してもらうことになりました。
ちなみに、こちらでは、右上7番6番、左下7番、左上6番7番の虫歯治療で、銀歯かゴールドを勧められました。
日本では保険が聞くので銀歯の方が安くなる一方、前にゴールドをしていることもあり、ゴールドの方がいい素材だと聞きました。
歯科の先生から見て、銀歯よりゴールドは優れているのでしょうか…?
回答7
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2019-07-14 22:14:54
銀歯にはパラジウムが入っていますから使用しない方向になっていくと思います。
ゴールドにされているならばゴールドで良いのではないでしょうか?
ゴールドにされているならばゴールドで良いのではないでしょうか?
タイトル | アマルガムは外した方がよいのか |
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質問者 | tatsuyanさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 21歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ | アマルガム |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。