生えかけの親知らず、抜かないと出っ歯になりますか?
相談者:
江戸川さん (21歳:女性)
投稿日時:2019-08-09 12:36:20
この前、歯医者に定期検診に行った際に親知らずが生えかけていると言われました。
まだ歯茎の中に埋まっている状態で痛みも全くありません。
しかし、自分の見解では親知らずを抜かずにいると歯全体が前に押し出されて出っ歯になるのではないかと不安に思いました。
親には痛みがないなら抜く必要なんてないといわれるのですが、生えてきてからでは遅いのではないか?とも思います。
親知らずを抜かずにいると出っ歯になるのでしょうか。
またそうだとしたら親知らずがまだ歯茎の中に埋まっている今の状態で抜いたほうがいいのか、痛みが出てきてから抜いたほうがいいのか教えてもらいたいです。
ちなみにレントゲン?のような写真を歯科医院で見せてもらったときには、上の歯の両側の奥歯の親知らずがきれいに生えている状態でした。
まだ歯茎の中に埋まっている状態で痛みも全くありません。
しかし、自分の見解では親知らずを抜かずにいると歯全体が前に押し出されて出っ歯になるのではないかと不安に思いました。
親には痛みがないなら抜く必要なんてないといわれるのですが、生えてきてからでは遅いのではないか?とも思います。
親知らずを抜かずにいると出っ歯になるのでしょうか。
またそうだとしたら親知らずがまだ歯茎の中に埋まっている今の状態で抜いたほうがいいのか、痛みが出てきてから抜いたほうがいいのか教えてもらいたいです。
ちなみにレントゲン?のような写真を歯科医院で見せてもらったときには、上の歯の両側の奥歯の親知らずがきれいに生えている状態でした。
回答1
顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時:2019-08-09 13:10:55
下顎の場合、歯根の完成度、親知らずの現在の向き、口腔の大きさ、下顎の7番の遠心との位置関係、下顎骨の中の下顎管との距離、口腔衛生状態、虫歯の有無など考慮すべき点は多数あると思います。
ですから親知らずが埋まっているからすぐに抜いた方がいいとか抜かなくても大丈夫ですとは回答できないと思います。
親知らずが真横に生えている場合に「下顎前歯部の歯並びが悪くなる可能性がある」と以前は説明していましたが今はしていません。
又上顎できちんと生えていればその可能性はさらに低くなると個人的には思います。
しかし生え方によっては頬の粘膜に慢性的な刺激を与えて褥瘡性潰瘍の原因となったり下顎の智歯周囲炎の原因となることがあると思います。
ですから親知らずが埋まっているからすぐに抜いた方がいいとか抜かなくても大丈夫ですとは回答できないと思います。
親知らずが真横に生えている場合に「下顎前歯部の歯並びが悪くなる可能性がある」と以前は説明していましたが今はしていません。
又上顎できちんと生えていればその可能性はさらに低くなると個人的には思います。
しかし生え方によっては頬の粘膜に慢性的な刺激を与えて褥瘡性潰瘍の原因となったり下顎の智歯周囲炎の原因となることがあると思います。
回答2
加藤デンタルクリニック(横浜市中区)の加藤です。
回答日時:2019-08-11 22:39:54
江戸川 さんここんにちは。
定期検診に行った際に親知らずが生えかけていると言われ、今後何時抜歯をしたらいいのか疑問なのですね。
レントゲン写真で上の歯の両側の奥歯の親知らずがきれいに生えている状態であれば、歯並びを悪くする可能性は少ないと考えられます。
しかし、顎が小さくて親知らずが生えると歯茎を噛んだり、腫れて痛むなどした場合には親知らずを残すよりも残さない方がメリットが高いので、 抜歯の方が良いかもしれません。
逆に上下でしっかりと噛めるようであれば抜歯する必要性が無いと思います。
定期検診に行った際に親知らずが生えかけていると言われ、今後何時抜歯をしたらいいのか疑問なのですね。
レントゲン写真で上の歯の両側の奥歯の親知らずがきれいに生えている状態であれば、歯並びを悪くする可能性は少ないと考えられます。
しかし、顎が小さくて親知らずが生えると歯茎を噛んだり、腫れて痛むなどした場合には親知らずを残すよりも残さない方がメリットが高いので、 抜歯の方が良いかもしれません。
逆に上下でしっかりと噛めるようであれば抜歯する必要性が無いと思います。
タイトル | 生えかけの親知らず、抜かないと出っ歯になりますか? |
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質問者 | 江戸川さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 21歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
抜歯:8番(第三大臼歯、親知らず) 親知らずの抜歯 上顎前突(出っ歯) |
回答者 |
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- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。