昔から虫歯になりやすくて悩んでいます

相談者: ゆったんさん (22歳:女性)
投稿日時:2019-08-28 00:16:57
こんばんは。

私は乳歯の頃から虫歯が多く、永久歯になってからもよく虫歯ができています。
今までに何本も神経を抜き、被せ物をする治療をしてきました。

現在も以前虫歯の治療をして被せものをした歯が欠けてしまい、また虫歯になり、神経が死にかけている歯の治療を始めたところです(電気を通して検査したところ、奥歯で3本ある神経の何本かは死んでいると言われました)。


まだ20代前半なのにこんなに神経を抜いてしまっていいのかと不安になります。

普段から歯磨きフロスなど歯のお手入れには気を使っており、定期的に歯のメンテナンスにも行っています。
それでも虫歯ができてしまいます…


今回の治療までは仕方ないとして、これからは神経を抜かない治療をしている歯科医院に変更した方がいいのでしょうか…?


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2019-08-28 07:28:51
ゆったん さん、こんばんは。

>普段から歯磨きフロスなど歯のお手入れには気を使っており、定期的に歯のメンテナンスにも行っています。それでも虫歯ができてしまいます…

もしかして、虫歯の主たる原因が歯磨き不足だとか思っていませんか。

むしろ、間食や飲料を含む食品の摂り方などの生活習慣の方が、圧倒的に虫歯の発生に関与します。


また、どのような間隔で、どのようなメンテナンスを受けているのでしょうね。

そもそも、体質で虫歯に成り易いというのは、唾液の量が少ないとか、特殊な条件でもない限り、考え難い状況です。

予防に関して、何かしらの見落としがあるのではと思います。


>これからは神経を抜かない治療をしている歯科医院に変更した方がいいのでしょうか…?

昔ながらのプラークコントロールや、食品の摂り方のみならず、「力のコントロール」や「栄養のコントロール」等をも含めた生活習慣の見直しと是正についても指導していただける、「ちゃんと予防に取り組んでいる施設」で、定期的に診続けていただくのが良いように思います。

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回答 回答2
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2019-08-28 08:06:27
こんにちは。

虫歯は本来ならば脱灰再石灰化を繰り返して組織のバランスを保っている歯の硬組織が再石灰化できていない状態です。

保険病名では力のアンバランスから歯が欠けたり修復物が欠けた時にもやる処置がほぼ同じになるので、虫歯の病名がつけられる事がありますからそれも含めて虫歯という場合があります。


一度歯を人工的に削るとエナメル質を大きく失い防御の弱い象牙質にも大きく穴を開ける事になりますから、かなり上手く修復してもらわなければ大変困る事になります。

次に虫歯になった時は歯髄感染が及ぶので抜髄が必要になるからです。

ですから一度修復処置を受けた部位が虫歯になるようならば、かかりつけ医を変える事を検討されても良いかもしれませんし、修復材料をより良いものにする決断されたほうが良いのかもしれません。


修復材料や修復物が良くないものだと細菌が付着しやすくなり隣接する歯まで虫歯にするからです。

お口の中に色々な材料が混在したり修復材料とのつなぎ目が多くなると虫歯のリスクが上がりますから、お手入れは難易度が高くなる事になります。



〉普段から歯磨きフロスなど歯のお手入れには気を使っており、定期的に歯のメンテナンスにも行っています。
〉それでも虫歯ができてしまいます…

メンテナンス時にはちゃんと染め出しをしてもらい歯垢の付き具合を明示して歯磨き指導を受けておられますか?

歯垢染色剤を使わなければ汚れを取り残していてもお互い気づかないので、メンテナンス時にちゃんと歯垢染色剤を使う歯科医院を選択されておくと良いだろうと思います。

普段の歯磨きでも時々使用してチェックする事は出来ますが、プロである歯科衛生士にチェックと指導と汚れ落としをしてもらうことが最も効率がよいだろうと思います。


また、お食事内容と間隔の見直しも大切だろうと思います。

夜間や日中鼻が詰まっていて口から空気が長時間出入りしていると再石灰化ができませんし、唾液の自浄作用が望めないという事になりますから、口を閉じていびきをかかずに舌は口蓋につけて寝られるように機能訓練されても良いかもしれません。

歯並びに問題があれば自費治療になりますが矯正して治しておくと口を閉じることが可能になる場合もあります。

濡れマスクや口テーブいびき防止グッズを利用されても効果的かもしれません。


日中の力のコントロールも身につけておくと便利ですからTCHについても少し勉強してみてください。



〉これからは神経を抜かない治療をしている歯科医院に変更した方がいいのでしょうか…?

まだお若いので、自費治療主体になるかと思いますが神経を温存する虫歯治療に力を入れているという歯科医院を選択されておく方が良いかもしれませんね。

虫歯治療は丁寧に行うとかなり時間がかかりますし、特殊薬剤の併用が効果的という場合もありますから大きな虫歯になってしまった場合や修復物の下が虫歯になった場合は、歯科医院をよく選んで早めに治療をしてもらうことが必要になるだろうと思います。

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回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2019-08-28 08:37:28
ご相談ありがとうございます。


>神経を抜かない治療をしている歯科医院に変更した方がいいのでしょうか…?


それもありです。


なぜならば、予防の考えが、歯科医院ごとにまったく違うからです。

例えば、土壇場になってから、「神経を抜かない」とがんばる予防も大事ですが、そもそも虫歯にしない、という段階からの予防もあるからです。



>まだ20代前半なのにこんなに神経を抜いてしまっていいのかと不安になります。


その通りです。

今や人生100年時代に、このペースでいけば、よくあるように、おばあさんになったら総入れ歯、もありえるからです。


ちなみに、効果のある科学的な予防には3段階あります。

成長期、成人期、高齢期、の予防です。
それぞれ予防内容がまったく違います。
検査と診断が必要です。

一般的にいって、あなたはまだ成長期の予防を受けなければなりません。


また別の3段階もあります。
一次予防、二次予防、三次予防です。
内容がまったく違います。

あなたに必要な予防は、その全てです。


まずは、知識をたくわえましょう。

予防の本当のことを教えてもらえる歯科医院もあります。
あなたを助けてくれるアイテム、それは知恵です。



>普段から歯磨きフロスなど歯のお手入れには気を使っており、


とても良い心がけです。
それが必要なのかどうか、また効果が出ているのかどうか、診察と検査を受けましょう。



>定期的に歯のメンテナンスにも行っています。


とても良い習慣です。

それって、なんのため? 
なのかよく相談しましょう。



>それでも虫歯ができてしまいます…

もし本当に、虫歯を根絶する予防をしている歯科医院ならば、結果にコミットします。
定期的に通えばいつも、大丈夫、これからも削らずにすみそうですね、となるはずです。




タイトル 昔から虫歯になりやすくて悩んでいます
質問者 ゆったんさん
地域 非公開
年齢 22歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯予防
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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