神経を抜いた歯の噛む力が強いとレジンは無理か?銀歯がいいか?

相談者: りゅーりゅーさん (21歳:男性)
投稿日時:2019-08-27 11:11:02
すこし前から詰めてあった歯が断続的に痛くなり、また、詰め物もかけてしまっていたので歯医者にいきました。

僕は上下、左右の6番と7番の8本の歯をレジンで治療してあるのですが、8本詰めてあるうちの7本に虫歯ができていると言われました。
噛む力が強いため、詰め物がすり減ったりして隙間から虫歯になったのだろうということでした。

また、痛む歯は虫歯で神経が腐りかけているため、神経を抜くといわれました。
そして、神経を抜いたら銀歯にすると言われ、他の虫歯もやや大きくなっているし、レジンでは同じようにすり減ってもたないだろうから銀色のインレーという詰め物にすると言われました。


いままで銀歯にしたことがなく、まだ大学生なので、一気に銀歯が入ることは見た目が気になり、抵抗があります。

ですが、神経を抜いた歯は脆いために銀歯を被せる必要があるし、レジンだとすり減って、神経を抜いていないところも次に虫歯になったら神経に達する可能性が高いから、レジンにはしない方がいいし、奥歯だからそこまで目立たないだろうと説明され、理解はしたつもりです。


お金もないので保険外治療は考えられませんが、ここは銀歯(詰め物も含めて)にするべきなのでしょうか。
また、詰め物がすり減ったりして虫歯になるというのはよくあるのですか…?

また、言われた通りだと、銀歯がこれで一気に7本になってしまうのですが、大学生でそんなに銀歯がある人はいますか…?
気にすることではないでしょうか…?


回答 回答1
  • 回答者
クレア歯科クリニック(杉並区阿佐谷北)の平岡です。
回答日時:2019-08-27 11:59:43
りゅーりゅーさん、こんにちは。

基本的に保険治療の範囲で回答しますね。

保険治療であれば、神経をとった歯に銀歯(金銀パラジウム合金)をかぶせるのは致し方ないと思います。

あとはレジンかパラジウム合金のインレーかということですが、歯と歯のあいだにかかるようなものか、かからないようなものかでも判断は変わってくるとおもいます。
また、その先生がどちらの治療が得意かというものでも、変わってくると思います。

レジンで十分な歯もあるかもしれないので、ほかの先生にも一度見てもらって相談されたらよいのではと思います。


レジン充填がすり減って虫歯になるというのはあまり的確な表現ではないような気がします。
一般の方にわかるような表現を使おうという意図で、そういう表現をしたのかもしれないですが…

ご参考になれば幸いです。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: りゅーりゅーさん
返信日時:2019-08-29 12:17:34
ご返信ありがとうございます。

今日別の歯科にいったところ、詰め物をしている歯は7本虫歯になっており、少なくとも一本は神経まで虫歯でやられているとのことでした…。

加えて、一つ前歯の虫歯も指摘され、そちらはレジンで治療可能だと言われました。


また、銀歯について聞いたところ、神経を抜いた歯は保険では銀歯になってしまうという説明を受け、他の歯については、レジンで治療し治すことはできなくないものの、(平岡先生のご回答を参考に虫歯の形?などについて含めて聞いたところ)すべて噛み合わせの面から歯と歯の間に渡って虫歯になっている(あるいはもとがそう詰めてあった)ため、銀歯の詰め物の方が確実で、レジンでの治療はおすすめできないと言われました。

説明自体は、今回いった歯医者さんの方が丁寧だったし、前回見つからなかった前歯の虫歯を見つけ、カメラで見せてくれたりしたため、こちらに通おうかなと思っていますが、やはりおすすめできないというのは避けた方がよいのでしょうか…?
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2019-08-30 08:27:25
ご相談ありがとうございます。


>神経まで虫歯でやられているとのことでした


それは大変です。
歯の寿命が急激に縮まるからです。



>噛む力が強いため、詰め物がすり減ったりして隙間から虫歯になったのだろう


そういう場合もあります。
しかし、その場合は、もし虫歯ができたとしても表面にとどまりやすく、神経までやられることはほとんどないはずです。

また、噛む力が強い場所の場合は、力の検査(咬合検査、と、咬合力検査)をすれば設計の診断ができます。

一生歯を残す計画を立てましょう。
今が一生を占う重要な節目となります。


神経を抜く


21才の若さであれば、神経を守る治療で神経を残す成功率が高いので、まずそれを試みた方が一生の健康に役立ちます。
もし医療としてならばこれがオススメです。

しかし、手間ひまがかかり、保険ではとても採算が合いません。
商売としては成り立ちません。


>歯と歯の間

これからもそこが一番危険な場所です。
それがわかっているので、そこを守れば一生虫歯で困らないようにすることもできます。

理屈はとても簡単です。
虫歯の根絶は、実現できています。
本当の予防医療を受けましょう。


>やはりおすすめできないというのは避けた方がよいのでしょうか…?


そのお話は二つ考えられます。
学問的に勧められない、か、やはりその先生の気が進まない、か、です。

一般的に、虫歯の取り残しは頻繁に見られます。
特に歯と歯の間は、とても難しい場所です。

どのような治療方法、どのような場所の虫歯であっても、取り残しを予防することは必須となります。

特に歯と歯の間は、とても難しいので、治療前の取り残し予防計画、治療中の取り残し対策、治療後の定期的なチェック、などについて説明を受ければ安心できます。




タイトル 神経を抜いた歯の噛む力が強いとレジンは無理か?銀歯がいいか?
質問者 りゅーりゅーさん
地域 非公開
年齢 21歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯治療
レジン(白いプラスチック)
保険のインレー(銀・金属)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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