土台ごと外れた左上5番、金属ポストのレジンコアかゴールドコアか

相談者: 佐藤みくるさん (37歳:男性)
投稿日時:2019-09-09 09:42:54
はじめて、相談させて頂きます。

根幹治療済みの左上5番の歯(小臼歯?)が、土台ごと被せ物が外れてしまいました。

最近お世話になっている先生に

ファイバーコアで再治療をお願いします。」

とお伝えしたんですが、

「残存歯質が少ない為、ファイバーコアだと強度が足りずに難しい」

と断られてしまいました。

その後

1.保険レジンコア(金属のポスト)
2.自費ゴールドコアPGAという白金加金のもの)

の2つの選択肢が提示されました。

以上を踏まえて、ここからが本題なんですが、今回治療対象の歯は、残っている歯質が少なく歯茎の中に全て埋まっているとのこと。
その為、コアの長さを、通常よりもかなり長めに作る必要があると言っていました。

その場合、レジンコア(金属ポスト)だと

・途中で中のポストが折れ曲がって、除去できなくなる恐れがある。

・ゴールドコアに比べて、再び抜ける可能性が高い。

と言われ、そのままあれよあれよと型を取られて次回、ゴールドコアを付けることになっています。

ただ、歯チャンネルをはじめ様々なサイトで情報収集していると

・ゴールドコアは、しなることはしなるがレジンコアに比べたら、歯根破折のリスクが高い。

・再治療が必要になった時、除去が非常に難しい。

という書き込みを多数見かけて今、ものすごく不安になっています。

また、担当の医師の方はある程度説明はして頂けるんですが、患者1人あたりの時間が非常に短くて、毎回、大急ぎで治療をされている感じです。

なので、自費で治療するにしても、もっとしっかり時間を取って丁寧にやって頂ける医院にした方がいいのではと迷ったりもしています。

今ならまだ、型を取ったコアの料金を払うだけで済むので、自分が後悔しない治療をしたいと思い、投稿させて頂きました。


・・・


話が長くなってしまって恐縮ですがお聞きしたいことは2つです。

質問1:レジンコア(金属のポスト)を長めに作ると途中でポストが曲がり、除去困難になって、抜歯になる。
という事象は、そんなに頻繁に発生するものなんでしょうか?
(歯根破折のリスクとどちらを重視すべきか)


質問2:
1.歯質の残りが少ない
2.長めのポストにしないと抜ける恐れがある。
3.出来る限り長く歯を残したい

という3つの条件を踏まえて

1.保険のレジンコア(金属のポスト)
2.自費のゴールドコア(PGAという白金加金のもの)

のどちらを選んだ方が良いでしょうか?

お忙しいなか、お手数ですが先生方のご意見を聞かせて頂けると嬉しいです^^


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2019-09-09 16:01:57
佐藤みくるさん、こんにちは。

質問1:そんなに頻繁に発生するものなんでしょうか?

もちろん、起こることは起こります。
ただ、最近は多くの歯科医師がそういうものと分かってきていますので、むやみやたらと長い土台(材料問わず)を入れない傾向になってきていますね。

ちなみに、除去時の破折リスクとしては金属の方が金属ポストよりも高いと思いますよ。


質問2:どちらを選んだ方が良いでしょうか?

まず、コアを自費で治療した場合は必ずクラウンも自費になりますし、保険で治療した場合は必ずクラウンも保険で行う事になります。
これをごちゃまぜにして行うと、混合診療という重篤なルール違反になりますのでご注意くださいね。


さて、ご質問の内容ですが・・・

その選択肢であれば私ならレジンコアになりますが・・・
そもそも私の場合は選択肢として出すのであればファイバーコアorレジンコアになってきますね。

ちなみに、自費診療で治療する最大のメリットは個人的には「材料」よりも「時間の確保」だと思っています。
ですので、自費でも保険でも関係なく短い時間で他の患者さんと並行して行っているというシステムの医院さんなのであれば、残念ながらあまり期待は出来ないように思えます。

もし私が同じ立場であれば、「自費で治療するにしてももっとしっかり時間を取って丁寧にやって頂ける医院」を前向きに探し始めると思います。


ご参考程度にしていただければと思います。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 佐藤みくるさん
返信日時:2019-09-13 18:15:31
三木先生

ご返信ありがとうございます。

>ちなみに、除去時の破折リスクとしては金属の方が金属ポストよりも高いと思いますよ。

やっぱりそうですよね(汗)

>まず、コアを自費で治療した場合は必ずクラウンも自費になりますし、保険で治療した場合は必ずクラウンも保険で行う事になります。

こちらなんですが

コアは、ゴールドコアで自費(3万円くらい)なんですが、クラウンは保険のCAD/CAM冠を被せてもらうことになっています。

ちょっとよくわかりませんが、そういう特殊なケースもあるんでしょうか。

・・・

先生のお話を伺って、まだ次の治療まで時間があるので、他の医院に行って、セカンドオピニオンを受けてみようと思います。

ありがとうございました。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2019-09-13 18:39:01
>コアは、ゴールドコア自費(3万円くらい)なんですが、クラウン保険CAD/CAM冠を被せてもらうことになっています。
>ちょっとよくわかりませんが、そういう特殊なケースもあるんでしょうか。

ない・・と、思います。
このお話だけだと、ルール違反の様に思いますが。。



個人的には、コア材よりも、きちんと丁寧に時間をかけて貰えることの方が大切かなと思います。
あるいは説明がきちんとしてもらえるかとか。
材料の向き不向きはない訳ではないですが、使い方の方がずっと重要だと思います。

2人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2019-09-13 19:19:48
>そういう特殊なケースもあるんでしょうか。

ないです。
ちょっと擁護のしようが無いほどの混合診療ですね(;^_^A

ひょっとしたら担当医が知らないor勘違いしているだけかもしれませんので、一応確認して頂いたほうが宜しいかと思いますよ。

「土台が自費だったら被せ物も自費にしないと混合診療になると伺ったのですが・・・」

といった感じで軽く聞けば大丈夫だと思います。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2019-09-14 15:09:07
ご相談ありがとうございます。



>質問1:そんなに頻繁に発生するものなんでしょうか?


適切な治療であれば、ごくまれではないでしょうか?




>質問2:
>1.保険レジンコア(金属のポスト)
>2.自費ゴールドコアPGAという白金加金のもの)

のどちらを選んだ方が良いでしょうか?


言われたことを並べて悩むのではなくて、目的で選択肢を作るとわかりやすくなります。


目的
ただみたいに安く済ませたい、のであれば、1番です。
もし歯を残したい、のであれば、2番です。



ちなみに、
日本補綴歯科学会ではコアのガイドラインを出しています。
その中から2つだけ説明します。


1.もし歯を残したい、つまり歯を失わない「予防」のためであれば、金属のコアは適切な形と十分な長さが必要です。

2.レジンコアには禁忌症があります。
ちなみに、ファイバーコアレジンを使います。


つまり
「予防」のためならば、治療目的と科学的根拠、それに適切な技術が必要です。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 佐藤みくるさん
返信日時:2019-09-18 11:06:55
渡辺先生、三木先生、さがら先生

お忙しいなか、ご回答ありがとうございました。

医院の方に確認したんですが、やはり

コア:ゴールド(自費
クラウンレジン保険

になるそうです。


すいません、追加で2つ質問です。

1.今後何年かしてクラウンに問題が生じた場合、他の医院で治療して頂く場合は、コアが自費なので、クラウンも自費になるのでしょうか?

2.なんとなく不穏な空気を感じるので、キャンセルしたくなった場合、すでに型取りは終わっているので、自費のコアの分の料金は支払わないといけないんでしょうか?

お手数ですが、お知恵をお貸し頂けると助かります。
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2019-09-18 11:26:20
>1.今後何年かしてクラウンに問題が生じた場合、他の医院で治療して頂く場合は、コアが自費なので、クラウンも自費になるのでしょうか?

転院された場合には関係ありません。


>2.なんとなく不穏な空気を感じるのでキャンセルしたくなった場合、すでに型取りは終わっているので、自費のコアの分の料金は支払わないといけないんでしょうか?

すでに型取りが終わっているとのことなので、最低でも「技術料」に相当する分の料金は発生するものと考えます。

全額支払いになるかどうかは、交渉次第という感じになるでしょうか。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2019-09-18 11:50:48
止めるのであれば早目に電話してもらった方がいいですよ。

技工所も製作に入ってしまっていると、また技工代もかかりますのでね。

患者さんは出来あがって口に入らないと費用はかからない的に思われますが、作るまでの過程で色々な人が動き、労力が発生しています。
 
飲食店で注文して、料理人が頑張って作ってテーブルに運んでいる最中にキャンセル、その作った料理は廃棄になるのと同じです。
 
全て無駄になるのでキャンセルは早目にしてくださいね。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2019-09-18 13:03:29
ファイバーコア保険の適応症としては、歯肉より上にある程度歯質が残っていないといけないと思います。

また全て歯質が歯茎の中であれば

@そのままなんらかのコアを入れてクラウン等にする

A 歯冠長延長術等を行い歯質が歯茎の上になるようにする

B 矯正で歯質が歯茎の上になるようにする

C 抜歯

などがあると思います。




タイトル 土台ごと外れた左上5番、金属ポストのレジンコアかゴールドコアか
質問者 佐藤みくるさん
地域 非公開
年齢 37歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ レジンコア(プラスチックの土台)
ゴールドコア(金の土台)
クラウンが取れた・外れた
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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