17歳、6番・7番と2本も抜歯宣告。年齢的に避けられないのか
相談者:
Nagoyuさん (44歳:男性)
投稿日時:2019-10-14 22:04:20
17歳の息子の親知らずと虫歯が心配です。
先日、息子が歯が痛み、部活を休んで歯医者にいったようですが、左下の親知らずが斜めに生え、その前の歯をひどい虫歯にしていたようです。
親知らず自体もかなりの虫歯で、抜く必要があり、それは親知らずだから仕方ないと思うのですが、その前の歯の虫歯がひどく、こちらも抜かないといけないようです。
明日、妻が息子と歯医者で説明を受けるようですが、息子が事前の診断でもらった写真からも、歯の半分くらいはえぐれて、歯茎が見えるような感じになってしまっており、たしかにひどい虫歯なのは素人目にもわかります。
しかし、まだ17歳です。
永久歯の虫歯もまだ3本程度しかなったことがないのに、親知らずでもない歯が抜歯になるのは避けたいというのが本心です。
親としては、息子のはを管理できなかったことに責任があるとは思いますが、やはり、抜歯といわれたら、年齢など関係なく抜歯されてしまうのでしょうか。
また、これから説明があるかもしれませんが、抜歯した場合、高校生でも入れ歯とかをいれるのでしょうか。
(私自身はブリッジがありますが、はじめて入れたのは大学生のときで、一番奥ではなかったからで来たのかな、素人考えでは思っています。)
先日、息子が歯が痛み、部活を休んで歯医者にいったようですが、左下の親知らずが斜めに生え、その前の歯をひどい虫歯にしていたようです。
親知らず自体もかなりの虫歯で、抜く必要があり、それは親知らずだから仕方ないと思うのですが、その前の歯の虫歯がひどく、こちらも抜かないといけないようです。
明日、妻が息子と歯医者で説明を受けるようですが、息子が事前の診断でもらった写真からも、歯の半分くらいはえぐれて、歯茎が見えるような感じになってしまっており、たしかにひどい虫歯なのは素人目にもわかります。
しかし、まだ17歳です。
永久歯の虫歯もまだ3本程度しかなったことがないのに、親知らずでもない歯が抜歯になるのは避けたいというのが本心です。
親としては、息子のはを管理できなかったことに責任があるとは思いますが、やはり、抜歯といわれたら、年齢など関係なく抜歯されてしまうのでしょうか。
また、これから説明があるかもしれませんが、抜歯した場合、高校生でも入れ歯とかをいれるのでしょうか。
(私自身はブリッジがありますが、はじめて入れたのは大学生のときで、一番奥ではなかったからで来たのかな、素人考えでは思っています。)
回答1
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2019-10-14 23:48:16
>明日、妻が息子と歯医者で説明を受けるようです
親知らずの手前の歯=7番が何とか保存できないのか、まずは、よく説明していただきましょう。
>親としては、息子のはを管理できなかったことに責任があるとは思います
厳しい書き方になってしまいますが、この一点に尽きるように思います。
>これから説明があるかもしれませんが、抜歯した場合、高校生でも入れ歯とかをいれるのでしょうか。
上下の対咬関係にも依りますが、一般的には、成人してから(身体の成長が終わってから)、インプラント治療に移行することが殆どのように思います。
親知らずの手前の歯=7番が何とか保存できないのか、まずは、よく説明していただきましょう。
>親としては、息子のはを管理できなかったことに責任があるとは思います
厳しい書き方になってしまいますが、この一点に尽きるように思います。
>これから説明があるかもしれませんが、抜歯した場合、高校生でも入れ歯とかをいれるのでしょうか。
上下の対咬関係にも依りますが、一般的には、成人してから(身体の成長が終わってから)、インプラント治療に移行することが殆どのように思います。
回答2
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2019-10-15 09:28:03
こんにちは。
親知らずがむし歯になってその前の7番に波及して抜歯になるといわれたようですね、状況がよくわからないので何とも言えませんが親知らずを抜いて7番のエクストルージョンという方法が考えられます。
7番のエクストルージョン http://yamadashika.jugem.jp/?eid=2427
むし歯がひどすぎて歯冠崩壊を起こしているようなら意図的再植法が考えられます。
意図的再植法による歯質の再建 http://yamadashika.jugem.jp/?eid=3549
親知らずがむし歯になってその前の7番に波及して抜歯になるといわれたようですね、状況がよくわからないので何とも言えませんが親知らずを抜いて7番のエクストルージョンという方法が考えられます。
7番のエクストルージョン http://yamadashika.jugem.jp/?eid=2427
むし歯がひどすぎて歯冠崩壊を起こしているようなら意図的再植法が考えられます。
意図的再植法による歯質の再建 http://yamadashika.jugem.jp/?eid=3549
回答3
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2019-10-15 09:37:35
親知らずと7番の、各々の虫歯の位置・深さなどを評価してもらってください。
(歯冠部よりも)歯根部にある虫歯の方がより保存が難しい場合が多いため、7番を抜歯して、そこに親知らずを移動してくる手法はしばしば採用されることがあります。
(歯冠部よりも)歯根部にある虫歯の方がより保存が難しい場合が多いため、7番を抜歯して、そこに親知らずを移動してくる手法はしばしば採用されることがあります。
回答4
顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時:2019-10-16 13:26:06
年齢的にはそんなに早く親知らずが酷い虫歯になることはあまりないと思います。
部位が違ってないでしょうか?
親知らずの萌出時期を考えるとあまりない話だと思います。
https://www.jda.or.jp/park/function/teeth-grow.html
またこの年齢の親知らずの歯根は完成していないので歯牙移植のドナーとしてはかなり良い条件だと思います。
部位が違ってないでしょうか?
親知らずの萌出時期を考えるとあまりない話だと思います。
https://www.jda.or.jp/park/function/teeth-grow.html
またこの年齢の親知らずの歯根は完成していないので歯牙移植のドナーとしてはかなり良い条件だと思います。
回答5
相談者からの返信
相談者:
Nagoyuさん
返信日時:2019-10-16 22:26:02
ご親切な返信、大変参考になります。
ありがとうございます
昨日、仕事の都合で私が息子の付き添いに行ったので、歯科医から聞いたことなのですが、まず、柴田先生、森川先生がかかれているように、今回抜歯対象となった虫歯は6番と7番だったようです。
ついでに親知らずについても聞いてみましたが、親知らずは未発達で、恐らく生えないだろうと言われました。
7番の歯が斜め、というより横向きに近い状態ではえており、その出ているところの半分くらいはなくなり、歯医者さんいわく、残っている部分も虫歯になっているため、抜歯する他ない、ということでした。
また、6番は、どうやら前に治療した歯だったようで、7番の間の虫歯に加えて詰め物が取れたこともあり、中が見た目以上にひどい虫歯になり、神経の先にも膿がたまってしまっているようです。
歯医者さんも、抜歯は可能な限りしたくないけれど、こうなってしまうとせざるを得ない、ということでした。
また、奥歯の二本ということもあり、ブリッジはできないため、抜歯後は、入れ歯かインプラントになる、とのことでした。
高校生で入れ歯というのも可哀想なので、インプラントを考えていますが、逆に高校生でインプラントをいれるのは、よいのか、というのは少し引っ掛かります。
アドバイスいただけたらと思います。
ありがとうございます
昨日、仕事の都合で私が息子の付き添いに行ったので、歯科医から聞いたことなのですが、まず、柴田先生、森川先生がかかれているように、今回抜歯対象となった虫歯は6番と7番だったようです。
ついでに親知らずについても聞いてみましたが、親知らずは未発達で、恐らく生えないだろうと言われました。
7番の歯が斜め、というより横向きに近い状態ではえており、その出ているところの半分くらいはなくなり、歯医者さんいわく、残っている部分も虫歯になっているため、抜歯する他ない、ということでした。
また、6番は、どうやら前に治療した歯だったようで、7番の間の虫歯に加えて詰め物が取れたこともあり、中が見た目以上にひどい虫歯になり、神経の先にも膿がたまってしまっているようです。
歯医者さんも、抜歯は可能な限りしたくないけれど、こうなってしまうとせざるを得ない、ということでした。
また、奥歯の二本ということもあり、ブリッジはできないため、抜歯後は、入れ歯かインプラントになる、とのことでした。
高校生で入れ歯というのも可哀想なので、インプラントを考えていますが、逆に高校生でインプラントをいれるのは、よいのか、というのは少し引っ掛かります。
アドバイスいただけたらと思います。
回答6
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時:2019-10-17 10:57:13
抜歯の基準は歯科医師によりかなり異なりますので、転院すれば即座に抜歯にはならない可能性はあります。
これは歯科医師の技術の問題というより、考え方の問題です。
インプラントにするにしても成人してからのほうが良いと考えるのが一般的かと思いますので、それまでの数年間耐えうるような治療をするという発想をもてるかどうかです。
もちろん歯槽骨が残っているほうがその後のことを考えると有利なわけですが、20歳前後で抜歯した場合の骨の減少がどの程度になるかといった経験を持っている歯科医師はごく少数なのではないかと推測されます。
たとえば、以前の質問でも「インプラントのためには晩期残存の乳歯を早めに抜歯したほうがよい」といった回答を書かれていた先生もおられましたが、乳歯は抜ける直前まで骨の減少がほとんど起こりませんので、あわてて抜く必要はないと考えられます。
適切な時期に適切な治療を行うためには知識と経験が必要ですが、これがなかなか難しい問題です。
これは歯科医師の技術の問題というより、考え方の問題です。
インプラントにするにしても成人してからのほうが良いと考えるのが一般的かと思いますので、それまでの数年間耐えうるような治療をするという発想をもてるかどうかです。
もちろん歯槽骨が残っているほうがその後のことを考えると有利なわけですが、20歳前後で抜歯した場合の骨の減少がどの程度になるかといった経験を持っている歯科医師はごく少数なのではないかと推測されます。
たとえば、以前の質問でも「インプラントのためには晩期残存の乳歯を早めに抜歯したほうがよい」といった回答を書かれていた先生もおられましたが、乳歯は抜ける直前まで骨の減少がほとんど起こりませんので、あわてて抜く必要はないと考えられます。
適切な時期に適切な治療を行うためには知識と経験が必要ですが、これがなかなか難しい問題です。
回答7
顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時:2019-10-17 12:51:46
やはり部位違いでしたね。
> 歯医者さんも、抜歯は可能な限りしたくないけれど、こうなってしまうとせざるを得ない、ということでした。
森川先生も回答されていますが、抜歯基準は歯科医によってかなり違うと思います。
斜めの歯も矯正で整直させて使えるかもしれないと思います。
仮に二本とも抜歯になったとしたら親知らずの移植が可能になるかもしれないと思います。
反対側にも埋まった親知らずがあれば二本とも移植するという選択肢もあるかもしれませんね。
どちらにしても別の歯科での診察はした方が良いかと思います。
またこちらから請求するのは筋違いなんですが、パノラマ写真が有ればもう少し詳しい回答が出るかもしれないと思います。
> 歯医者さんも、抜歯は可能な限りしたくないけれど、こうなってしまうとせざるを得ない、ということでした。
森川先生も回答されていますが、抜歯基準は歯科医によってかなり違うと思います。
斜めの歯も矯正で整直させて使えるかもしれないと思います。
仮に二本とも抜歯になったとしたら親知らずの移植が可能になるかもしれないと思います。
反対側にも埋まった親知らずがあれば二本とも移植するという選択肢もあるかもしれませんね。
どちらにしても別の歯科での診察はした方が良いかと思います。
またこちらから請求するのは筋違いなんですが、パノラマ写真が有ればもう少し詳しい回答が出るかもしれないと思います。
回答8
松元教貢歯科医院(大田区山王)の松元です。
回答日時:2019-10-17 23:53:12
出来るだけ歯を治して、ダメ元でも成長期が終わるまで何とかした方が良い、と思います。
どうしても抜歯になるとしたら、どこかの部位に親知らずが埋まってないか、探して移植を検討されるのが良いです。
インプラントは、成長期が終わってから使うのが、世界的にも推奨されています。
その理由は、骨格が変わり、インプラントは骨の成長に付いて行くことができず天然歯と隙間や段差が生じてしまう、とされてるからです。
男の子の場合、人によっては20代でも成長しますから、そこの見極めがとても大切です。
どうしてもどうしても天然歯で治すことができない場合、止むを得ずインプラントでと言うこともあり得ますが、その場合にはインプラントに付けられた歯冠修復をやり直して、大人になった歯列、かみ合わせに合わせる必要が出るでしょう。
歯がなくなったからと言って、お若いのに部分的入れ歯とかされるのは、お勧めできません。
それは、入れ歯によって顎堤が痩せてしまうからで、大人になってインプラントしよう、となった時に困ることになるかも知れないから、です。
かと言って、抜歯してそのままにしたら、上顎の歯が伸びて来て下との歯が入るスペースがなくなってしまいますから、放置はしないで下さい。
止むを得ずインプラントになる場合、抜歯したら直ぐにインプラントを植立する手術のやり方が、1回の手術で済みますし、顎堤をできるだけ温存することもできますので、それも知って置いて下さい。
蛇足ですが、手術のやり方は先生によって身体の楽さ、腫れたり痛んだらしないと言う差がとてもありますので、慎重に担当医をお決めになられることも明記しておきます。
以上のことを考えて、子供さんの未来のために何が良いのか、をご判断下さい。
どうしても抜歯になるとしたら、どこかの部位に親知らずが埋まってないか、探して移植を検討されるのが良いです。
インプラントは、成長期が終わってから使うのが、世界的にも推奨されています。
その理由は、骨格が変わり、インプラントは骨の成長に付いて行くことができず天然歯と隙間や段差が生じてしまう、とされてるからです。
男の子の場合、人によっては20代でも成長しますから、そこの見極めがとても大切です。
どうしてもどうしても天然歯で治すことができない場合、止むを得ずインプラントでと言うこともあり得ますが、その場合にはインプラントに付けられた歯冠修復をやり直して、大人になった歯列、かみ合わせに合わせる必要が出るでしょう。
歯がなくなったからと言って、お若いのに部分的入れ歯とかされるのは、お勧めできません。
それは、入れ歯によって顎堤が痩せてしまうからで、大人になってインプラントしよう、となった時に困ることになるかも知れないから、です。
かと言って、抜歯してそのままにしたら、上顎の歯が伸びて来て下との歯が入るスペースがなくなってしまいますから、放置はしないで下さい。
止むを得ずインプラントになる場合、抜歯したら直ぐにインプラントを植立する手術のやり方が、1回の手術で済みますし、顎堤をできるだけ温存することもできますので、それも知って置いて下さい。
蛇足ですが、手術のやり方は先生によって身体の楽さ、腫れたり痛んだらしないと言う差がとてもありますので、慎重に担当医をお決めになられることも明記しておきます。
以上のことを考えて、子供さんの未来のために何が良いのか、をご判断下さい。
タイトル | 17歳、6番・7番と2本も抜歯宣告。年齢的に避けられないのか |
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質問者 | Nagoyuさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 44歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯治療 抜歯:6番(第一大臼歯) 抜歯:7番(第二大臼歯) 抜歯:複数の歯(前歯部) 抜歯:複数の歯(臼歯部) 歯が抜けた・抜く予定 その他 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。