噛み合わせ調整後に左奥歯だけ低く感じるのは削りすぎでしょうか?
相談者:
かな。さん (21歳:女性)
投稿日時:2019-11-08 20:34:34
回答1
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2019-11-09 08:43:06
こんにちは。
歯並びが悪いため、特定の歯に早期接触が起こり歯が痛むと言うことはよくあります。
特に食いしばりや歯ぎしり等の機能的な問題があれば、歯への負担は増大しますから、食いしばりや歯ぎしりをやめてもらう必要がありますがやめることは出来ません。
大抵は睡眠中の事が多いので、スリーブスプリントで睡眠時の呼吸障害を緩和したり、歯に直接かかる力を緩和して歯を休めてあげる事をする事になります。
就寝時のマウスピースも歯にかかる力の緩和に役立ちます。
また噛む力を緩和するために咬筋の力の緩和を目指す場合もあります。
よく使う筋肉は発達するので使わないように指導するのです。
日中の歯を過剰に当てる癖(日中は意識して癖を治すことが可能ですから)をやめるように指導して、関連する神経筋機構を変える訳です。
これがTCHについて勉強してくださいねという指導です。
より積極的に理学療法を行うこともあります。
早期接触は厄介ですが、歯は均等に擦り減らないですから歯並びが悪いとそういう不具合が色々起こります。
歯並びを身体にあったように治す事を矯正治療といいます。
歯並びが悪いならば矯正治療を受けられてもよいかもしれません。
治療中はとても違和感が強くて大変です。
またかなりの時間と手間と費用が必要になります。
そこで一般歯科医がよく行うのが歯を削る咬合調整です。
保険治療にもあります。
お手軽に治療を受けることが出来ますが、痛みは無くなるが違和感が出ます。
ここで過度に気にしてしまい、不調を訴えると反対の歯や前歯も削られてしまう事になります。
そうなれば迷路に入った事になります。
違和感があるのは噛み合わせを人為的に調整したのですから、しばらくは当たり前だと思って割り切っておかれると、歯はコンタクトする位置に挺出や傾斜してそのうち低かった所が当たってきて、自己修正されます。
ただ、やっぱり元の歯並びと機能に問題があるのであれば、同じことを繰り返して歯の削りしろが段々無くなるという事に繋がっていきます。
一番身体に優しいのは、TCHの指導や理学療法ではないかと思いますから、とりあえず次回同じことが起こるようならばTCHから勉強してみるとよいかもしれませんね。
>慣れてない為、違和感があるのでしょうか?
>このままでも特に問題はないのでしょうか?
しばらくはしょうがないです。
歯が当たるように伸びて来るまで待つので良いと思います。
違和感があるのはしょうがないと割り切るしかないですね。
咬合調整で歯を削ると元に戻りませんから、迷路に入らないようにしておくことが大切だろうと思います。
過度に神経質にならないようにしてください。
悪いながらもバランスをとっていたのに痛みが出たというのは悲鳴なのですから、とりあえず痛みが治って良かったと前向きに違和感が消えるのを待つとよいでしょう。
その間にTCHについて勉強されてはいかがでしょう?
姿勢がうつむきがちではないですか?
首をすっと伸ばして顎を引いて楽に呼吸が出来ますか?
舌は低位になっていませんか?
インナーマッスルも鍛えてください。
機能的な問題が潜んでいるのではないでしょうか?
代謝障害を疑い、栄養面からアプローチしてビタミンを投薬する事をされる歯科医院もあります。
結局、食いしばりや歯ぎしりが治せないのが問題なのですが、成長期からなのか?
一時的なストレスからなのか?
どちらかわかりますか?
歯並びが悪い場合、色々なリスクは高くなリますが割り切っておられる方は多いですよ。
>別の歯科医院を受診した方がよいでしょうか
日本の歯科の保険制度は成果主義ですから、問題がややこしくなる事もありますから、次の歯科医院で別の所を削る提案があったならばしばらくはその治療は受けないほうが良いだろうと思いますが、程度問題ですから診察により治療が必要な場合もあるかもしれません。
診察していないのでわかりません。
歯並びが悪いため、特定の歯に早期接触が起こり歯が痛むと言うことはよくあります。
特に食いしばりや歯ぎしり等の機能的な問題があれば、歯への負担は増大しますから、食いしばりや歯ぎしりをやめてもらう必要がありますがやめることは出来ません。
大抵は睡眠中の事が多いので、スリーブスプリントで睡眠時の呼吸障害を緩和したり、歯に直接かかる力を緩和して歯を休めてあげる事をする事になります。
就寝時のマウスピースも歯にかかる力の緩和に役立ちます。
また噛む力を緩和するために咬筋の力の緩和を目指す場合もあります。
よく使う筋肉は発達するので使わないように指導するのです。
日中の歯を過剰に当てる癖(日中は意識して癖を治すことが可能ですから)をやめるように指導して、関連する神経筋機構を変える訳です。
これがTCHについて勉強してくださいねという指導です。
より積極的に理学療法を行うこともあります。
早期接触は厄介ですが、歯は均等に擦り減らないですから歯並びが悪いとそういう不具合が色々起こります。
歯並びを身体にあったように治す事を矯正治療といいます。
歯並びが悪いならば矯正治療を受けられてもよいかもしれません。
治療中はとても違和感が強くて大変です。
またかなりの時間と手間と費用が必要になります。
そこで一般歯科医がよく行うのが歯を削る咬合調整です。
保険治療にもあります。
お手軽に治療を受けることが出来ますが、痛みは無くなるが違和感が出ます。
ここで過度に気にしてしまい、不調を訴えると反対の歯や前歯も削られてしまう事になります。
そうなれば迷路に入った事になります。
違和感があるのは噛み合わせを人為的に調整したのですから、しばらくは当たり前だと思って割り切っておかれると、歯はコンタクトする位置に挺出や傾斜してそのうち低かった所が当たってきて、自己修正されます。
ただ、やっぱり元の歯並びと機能に問題があるのであれば、同じことを繰り返して歯の削りしろが段々無くなるという事に繋がっていきます。
一番身体に優しいのは、TCHの指導や理学療法ではないかと思いますから、とりあえず次回同じことが起こるようならばTCHから勉強してみるとよいかもしれませんね。
>慣れてない為、違和感があるのでしょうか?
>このままでも特に問題はないのでしょうか?
しばらくはしょうがないです。
歯が当たるように伸びて来るまで待つので良いと思います。
違和感があるのはしょうがないと割り切るしかないですね。
咬合調整で歯を削ると元に戻りませんから、迷路に入らないようにしておくことが大切だろうと思います。
過度に神経質にならないようにしてください。
悪いながらもバランスをとっていたのに痛みが出たというのは悲鳴なのですから、とりあえず痛みが治って良かったと前向きに違和感が消えるのを待つとよいでしょう。
その間にTCHについて勉強されてはいかがでしょう?
姿勢がうつむきがちではないですか?
首をすっと伸ばして顎を引いて楽に呼吸が出来ますか?
舌は低位になっていませんか?
インナーマッスルも鍛えてください。
機能的な問題が潜んでいるのではないでしょうか?
代謝障害を疑い、栄養面からアプローチしてビタミンを投薬する事をされる歯科医院もあります。
結局、食いしばりや歯ぎしりが治せないのが問題なのですが、成長期からなのか?
一時的なストレスからなのか?
どちらかわかりますか?
歯並びが悪い場合、色々なリスクは高くなリますが割り切っておられる方は多いですよ。
>別の歯科医院を受診した方がよいでしょうか
日本の歯科の保険制度は成果主義ですから、問題がややこしくなる事もありますから、次の歯科医院で別の所を削る提案があったならばしばらくはその治療は受けないほうが良いだろうと思いますが、程度問題ですから診察により治療が必要な場合もあるかもしれません。
診察していないのでわかりません。
回答2
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2019-11-09 09:18:05
タイトル | 噛み合わせ調整後に左奥歯だけ低く感じるのは削りすぎでしょうか? |
---|---|
質問者 | かな。さん |
地域 | 佐賀 |
年齢 | 21歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 会社員(事務系) |
カテゴリ |
噛み合わせ(咬合)治療 噛み合わせに関するトラブル |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。