インビザライン矯正に際し、残っている乳歯を抜くべきか(アメリカ)
相談者:
Zuamaさん (26歳:女性)
投稿日時:2019-12-24 01:20:13
こんにちは。
インビザラインでの矯正を検討中の26歳女です。
左下5番に永久歯欠損があり、その部分の乳歯Eを抜歯すべきかについての意見が診てもらった歯科医によって異なるため、こちらの先生方のご意見も伺えればと思って書き込ませていただきます。
(現在アメリカ在住のため、米国内で4軒矯正歯科に見積もりを取りました)
@ 現在残っている乳歯(E)はそのまま残しておいて矯正
→いつか自然に抜けたらその時にインプラントやブリッジなどの対応を考える
A 乳歯を抜歯後矯正
→矯正完了次第インプラントやブリッジなどで欠損部分の隙間を埋める
※叢生の程度がそこまでではないため、あとは左右のバランスを考慮すると、欠損部分を矯正によって埋めることは不可能とのことです。
(これは4件中4件で言われました)
矯正に際して抜歯するのは親知らず計4本のみです。
既に乳歯の根がほとんど無いため矯正中に抜ける可能性も高いことと、本来あるべき臼歯よりスペースを取っているためそもそもこの乳歯が叢生の一因であることから、個人的にはAの方針が良いかと考えているのですが。
40代〜50代まで乳歯が持つ可能性があること、またインプラントも一生は持たない可能性を考えると、乳歯はいけるところまで温存したほうが良いのか?と悩んでおります。
(今のところ乳歯のぐらつき、痛みなどはありません)
先生方なら@とA、どちらの方針を支持されますか?
ご意見をお聞かせいただけると幸いです。
インビザラインでの矯正を検討中の26歳女です。
左下5番に永久歯欠損があり、その部分の乳歯Eを抜歯すべきかについての意見が診てもらった歯科医によって異なるため、こちらの先生方のご意見も伺えればと思って書き込ませていただきます。
(現在アメリカ在住のため、米国内で4軒矯正歯科に見積もりを取りました)
@ 現在残っている乳歯(E)はそのまま残しておいて矯正
→いつか自然に抜けたらその時にインプラントやブリッジなどの対応を考える
A 乳歯を抜歯後矯正
→矯正完了次第インプラントやブリッジなどで欠損部分の隙間を埋める
※叢生の程度がそこまでではないため、あとは左右のバランスを考慮すると、欠損部分を矯正によって埋めることは不可能とのことです。
(これは4件中4件で言われました)
矯正に際して抜歯するのは親知らず計4本のみです。
既に乳歯の根がほとんど無いため矯正中に抜ける可能性も高いことと、本来あるべき臼歯よりスペースを取っているためそもそもこの乳歯が叢生の一因であることから、個人的にはAの方針が良いかと考えているのですが。
40代〜50代まで乳歯が持つ可能性があること、またインプラントも一生は持たない可能性を考えると、乳歯はいけるところまで温存したほうが良いのか?と悩んでおります。
(今のところ乳歯のぐらつき、痛みなどはありません)
先生方なら@とA、どちらの方針を支持されますか?
ご意見をお聞かせいただけると幸いです。
回答1
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2019-12-24 07:55:47
Zuama さん、こんにちは。
>40代〜50代まで乳歯が持つ可能性がある
稀にそういうことがあるのかもしれませんが、「既に乳歯の根がほとんど無い」という状態なのでしたら、せっかく矯正治療を受けるのでしたら、治療開始前に抜歯しておいたほうが無難なように、私は思います。
>いつか自然に抜けたらその時にインプラントやブリッジなどの対応を考える
@と言った矯正医には、矯正治療中に抜けてしまった場合の対応については、説明を受けておいたほうが良いでしょう。
>40代〜50代まで乳歯が持つ可能性がある
稀にそういうことがあるのかもしれませんが、「既に乳歯の根がほとんど無い」という状態なのでしたら、せっかく矯正治療を受けるのでしたら、治療開始前に抜歯しておいたほうが無難なように、私は思います。
>いつか自然に抜けたらその時にインプラントやブリッジなどの対応を考える
@と言った矯正医には、矯正治療中に抜けてしまった場合の対応については、説明を受けておいたほうが良いでしょう。
回答2
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2019-12-24 11:58:28
こんにちは。
後続永久歯がなく乳歯が残存している場合、乳歯と永久歯の歯幅は異なりますから左右のバランスが悪くなりますので、矯正治療を計画する上で大変悩ましい選択を迫られることになるのは十分理解できます。
インビザライン治療を進める際、最終的に抜歯しておいた治療計画のほうが上手く治療を進めることが出来るのか?ということに注意をすべきだろうと思います。
抜歯するとその部位にはアライナーの形態を維持するための支えがない状態になりますから、出来れば乳歯を残存させて必要なディスキングを併用することで矯正治療の助けとしたほうが得策な場合があります。
素材がスマートトラックという樹脂素材での治療になりますからアライナーの変形を生じ難い治療進行を行うことが再現性の高い治療につながる場合が多いからですね。
治療中に歯根の吸収が生じて動揺が生じ抜歯にいたることもあると思いますが、案外癒着していることがありますから抜けないかもしれません。
上手く使えるものは使ってもらいインビザライン治療計画の再現性を高めるように治療計画を立てて欲しいと、お伝えになっておくのでよいのではないでしょうか?
後続永久歯がなく乳歯が残存している場合、乳歯と永久歯の歯幅は異なりますから左右のバランスが悪くなりますので、矯正治療を計画する上で大変悩ましい選択を迫られることになるのは十分理解できます。
インビザライン治療を進める際、最終的に抜歯しておいた治療計画のほうが上手く治療を進めることが出来るのか?ということに注意をすべきだろうと思います。
抜歯するとその部位にはアライナーの形態を維持するための支えがない状態になりますから、出来れば乳歯を残存させて必要なディスキングを併用することで矯正治療の助けとしたほうが得策な場合があります。
素材がスマートトラックという樹脂素材での治療になりますからアライナーの変形を生じ難い治療進行を行うことが再現性の高い治療につながる場合が多いからですね。
治療中に歯根の吸収が生じて動揺が生じ抜歯にいたることもあると思いますが、案外癒着していることがありますから抜けないかもしれません。
上手く使えるものは使ってもらいインビザライン治療計画の再現性を高めるように治療計画を立てて欲しいと、お伝えになっておくのでよいのではないでしょうか?
タイトル | インビザライン矯正に際し、残っている乳歯を抜くべきか(アメリカ) |
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質問者 | Zuamaさん |
地域 | 海外 |
年齢 | 26歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 会社員(事務系) |
カテゴリ |
アメリカ(米国) 歯の数が足りない(先天欠損) マウスピース矯正 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。