奥歯のクラウン治療中、保険治療はそんなに酷いのでしょうか?

相談者: やまむぎさん (30歳:女性)
投稿日時:2020-02-14 00:31:54
こんばんは。
転院先を探してます。(理由は前回の相談内容通りです)

現在の主治医は保険医ですが、全行程にマイクロスコープを使っています。
ですが保険自由診療でお会計がいつも不透明、クラウン以外の治療の選択肢がない、週に1〜2回、2年以上通って一本しか終了していない、など。

現在奥歯はほとんどクラウン用に削られて、仮歯が入っている状態です。
ブリッジもクラウンも奥歯はメタルボンドになる予定です。

今日別の歯科医院(そちらも常時ではないですが、必要時にはマイクロを使うようです)に相談に行ったところ、

「奥歯にセラミックは割れる可能性が高いので、メタルにしましょう。
特に就寝時に噛み締めの癖があるので、絶対にやめたほうが良い。」

金歯が嫌なので銀歯でできないか尋ねると、

「銀歯にすると保険のクラウンになるので、やはり質が落ちてしまう」

と言われました。

それから現在の(これまで通っている)先生は、型取り時に歯肉を圧排してシリコンを使うので、その点を聞いてみると

「うちではやっていません」

ということでした。

もちろん使える材料や時間も違ってくるので仕上がりに差が出ることはわかっていますが、圧排なしで保険の材料で型取りをしてかぶせ物を作った場合、そんなに極端に質が落ちてしまうものなのでしょうか?

それから、やはりかぶせ物はメタルのほうが良いのでしょうか?
金歯は嫌なので、メタルなら銀歯を考えております。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2020-02-14 09:15:25
そうですね…

>圧排なしで保険の材料で型取りをしてかぶせ物を作った場合、そんなに極端に質が落ちてしまうものなのでしょうか?

ケースバイケースですね。

クラウンマージン歯肉縁下にあるようであれば、歯肉圧排をして印象を採った方が精度は良いと思いますが、マージン設定が歯肉縁上であれば圧排の必要はないと思います。


>それからやはりかぶせ物はメタルのほうが良いのでしょうか?

個人的には最後臼歯はメタルの方が安心感がありますが、それ以外はセラミックスでも良いように思います。
ただし「患者さん自身が力のコントロールに積極的である事」が条件ですが…。


金歯は嫌なので、メタルなら銀歯を考えております。

これはなぜでしょう?

個人的には「保険の銀歯は害こそあれ、メリットはない」と考えておりますが…。

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回答 回答2
  • 回答者
クレア歯科クリニック(杉並区阿佐谷北)の平岡です。
回答日時:2020-02-14 09:48:31
やまむぎさん、おはようございます。

私も臼歯咬合面は金属の方が安心ですが、セラミックのリスクをわかったうえでそれをやまむぎさんが許容できるかどうかでしょうね。

絶対壊れてほしくないというご希望なら、金属にした方が無難かと思います。
万が一欠けたりしても、説明を受けたし自分でもその点は納得しているのでその時はその時で構わないというのなら、セラミックでもいいのではと思います。

また、白い材料で高強度のフルジルコニアクラウンというやりかたもあります。
これだとセラミック(メタルボンドジルコニアフレームを使ったセラミック)に比べて欠けるリスクは少ないでしょう。
しかしながら、硬すぎるということを嫌う先生もいます。

どの材料も一長一短ありますので、ご自身で希望内容に順位付けをして、(優先したいのは強度なのか、審美なのか、値段なのか等)それをかなえるような材料を選ばれたら良いかと思います。
ご自身で決まらなければその順位を先生に伝えたら、何がいいと教えてくれるのではないでしょうか?


また、話の流れから、金歯がいやで銀歯にしたいというのは保険治療にしたいという意味ではなく、単純に金属の色の問題と考えて良いでしょうか?

それでしたら、保険外の金合金(金歯といっても純金はやわらかすぎるので、だいたい18金相当の金合金です)でも、金属の混ぜ方によって金色が強いものから、ホワイトゴールドのような黄色味のほとんどないものまでいろいろあります。

なので、金合金でも黄色味のなるべく少ないものとお願いしたらよいのではないでしょうか?

それでしたら保険外の治療になりますので、気になさっている歯肉圧排やシリコン印象を行うのではないでしょうか?



ご参考になれば幸いです。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: やまむぎさん
返信日時:2020-02-14 23:01:34
櫻井先生
平岡先生

お返事ありがとうございます。

歯肉縁上マージン設定するのは、歯科医の怠慢だと毎回強く言っていて歯肉縁下でしかクラウンを作らない先生なので、すべての歯のマージンが歯肉縁下に設定されています。
やはり歯肉圧排をしてくれる歯医者さんを探すしかないみたいです…。

とは言いましても、これまでもたくさんの歯医者さんに相談に行きましたが、ラバーダムもマイクロも、ましてや歯肉圧排などやっている歯医者さんを他に聞いたことがないので不可能だとは思いますが…(:_;)


平岡先生のおっしゃる通り、金歯は色味が気になっています。
自由診療だと金色になってしまうと言われましたが、たしかに合金ならホワイトゴールドがあるはずですね。
ちなみにブリッジにした場合、奥歯だけメタル、前の二本はセラミックというのは可能なのでしょうか?

なんだかとてもややこしい口の中になってしまっているようで、なかなか快く受け入れてくださる歯科医院が見つかりそうにもありません。

転院先を探しながら、現在の先生ともう少し治療の選択肢がないか相談をしてみます。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2020-02-15 02:49:52
> 歯肉縁上マージン設定するのは、歯科医の怠慢だと毎回強く言っていて歯肉縁下でしかクラウンを作らない先生なので

じゃあ私は怠慢な歯科医ですね。

私が考える自分が受けたい歯科医療ではないので、自分でその歯科医の治療を受けたいとは思わないですね。

「歯肉縁上、歯肉縁下」で思い出しました。
30年ほど前に受けさせられた個別指導の指導官が、同じような事を発言してましたね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: やまむぎさん
返信日時:2020-02-15 03:46:31
柴田先生

返信ありがとうございます。
マージン設定について少し調べてみました。
どちらもメリット、デメリットがあり本当にケースバイケースなのですね。
全然知りませんでした。

まだほとんどが仮歯の状態ですので本格的に整えてはいないものの、大方削られています。
現時点でどの程度削られているかは分かりませんが、もちろん全ての歯が最終的には歯肉縁下に設定されます。

この状態ですと、やはり歯肉圧排しないと失敗してしまうのでしょうか?

それともまだ歯肉縁上に設定できる状態にあるのでしょうか?

もしまだ歯肉圧排の必要性がそこまでないのであれば、やはり転院を最優先に考えたいです。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2020-02-15 09:05:21
前医がセラミック系の修復を行おうとして、縁下にマージン設定をしたのは仕方がないと思いますよ。
セラミック系の修復は、審美性を求めて縁下までどの先生も削ります。

逆にメタル系の修復物では、縁下に落とすメリットが殆どありません。
 

>この状態ですと、やはり歯肉圧排しないと失敗してしまうのでしょうか?

失敗とは何を意味するのでしょうか?
  
適合が悪いというのが失敗を意味しているのであれば、圧排した方が適合が良くなる確率は多少上がりますが、ただ圧排は色々注意すべき要素の1つにすぎません。
 
 
>それともまだ歯肉縁上に設定できる状態にあるのでしょうか?

一度縁下まで形成したものは、縁上に回復させることは残念ながらできません。

逆に縁上マージンから、縁下マージンに形成位置を変えることは可能です。
 

>もしまだ歯肉圧排の必要性がそこまでないのであれば、やはり転院を最優先に考えたいです。
 
縁下まで削っているのであれば、圧排はした方がいいとは思いますが、保険治療でそこまでしてくれる歯科医院はかなり少ないと思います。
 
また保険治療で精度を求めるのは酷な気もしますので、希望を叶えるには転院先でも自費治療で治療を継続された方がいいような気もします。
 

最後に

>保険治療はそんなに酷いのでしょうか?

国民の99%は保険治療で治療を受けられています、費用対効果でみれば世界一幸せな国民だと私は思います。
 
ただ人より良い治療が受けたいというのは保険治療では無理かと思います。


おだいじに

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回答 回答5
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2020-02-15 10:09:47
こんにちは。


>この状態ですと、やはり歯肉圧排しないと失敗してしまうのでしょうか?
>それともまだ歯肉縁上に設定できる状態にあるのでしょうか?
>もしまだ歯肉圧排の必要性がそこまでないのであれば、やはり転院を最優先に考えたいです。

セラミック治療の場合は審美性を求められる事が多いですから、歯肉縁下マージン設定し、かなり削りこむ事が多いと思います。

削り方も歯に大きなステップを作る(薄いと割れる素材なので素材の厚みを十分取れるように)形になり、金属冠のように歯面に移行するようなナイフエッジという形は取れません。

段差をしっかり作るので、作った形成ラインをしっかり型取りできるように圧排する事が必要になります。

また、圧排時に出血を誘発しないようにする為に、仮歯の素材もちょっとグレードを上げておく必要が生じたり、仮歯の期間中に歯茎炎症を起こさないように歯茎の健康をコントロールしておく等何かと手間暇、費用が生じます。

それを保険治療で求められると、何処か割愛される事になると思います。

歯肉縁上マージンで、歯と冠の繋ぎ目に大きな段差を生じなくても良いメタル修復のほうが、型取りも簡単に出来てエラーが少ないので保険治療ではメタル修復を推奨されると思います。

金での修復は金属の種類を変えるだけで形成を変える必要がないので、自費治療でも比較的簡単な方だと思いますし、エラーは少なくなります。

転院をお考えなのでしたら、実際にどういう形成になっているのか?を、他の歯科医に診てもらう必要があるでしょうね。

その上でこれなら圧排はいらないと言われるかもしれませんし、圧排してシリコンで印象したほうが良い修復につながるので、うちでは出来ないと言われるのか?という事になるのかなぁと思いました。


ただ、ちょっと心配なのは、印象面の読み方が出来ない歯科医が時にいるので、そういう歯科医に当たると印象は取れてなくてもこれで行きましょうと簡単に言われて、その後の工程全てが駄目になり結果問題を引き起こすというケースがあることでしょうか。。

セラミック治療でそうなった場合は、歯科医がわかっていないのであれば高価な費用が無駄になって終わるという事になりそうです。

高価な治療になればなるほど、保険治療の技術では成功しなくなるので、自費治療でされたほうがよいのではないかと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: やまむぎさん
返信日時:2020-02-15 22:41:30
井野先生
船橋先生

ご回答ありがとうございます。

治療は保険でも自費でも構わないのですが、自費といってもかぶせ物やコアの材料が自費のものになるだけで、実際の治療自体に時間をかけてくださるところがほとんどないので、どうしても妥協点を見つけないといけないのですが何を犠牲にするべきなのかよく分からずにいます…。

現在の歯科医院に通う前に通っていた歯医者さんで、抜歯しか選択がないと言われ、その時も歯医者さん探しのために何件も回って相談しましたがどこも同じような内容で、今の医院が唯一治療に1時間以上のアポイントメントを取ってくれました。


>失敗とは何を意味するのでしょうか!?

おっしゃる通り適合の良いクラウンの作成です。

専門的なことはわかりませんが、現在通っている歯科医院のHP上で私の歯の治療動画がアップされており、そこには「歯肉圧排は必要で、圧排をしないということは必ず不適合のものを作る。」と書いてあり、今の一番の心配事です。


奥歯には噛み締めの問題からもメタルを考えてますので、既に縁下に設定されていたとすると、歯肉圧排をしている歯医者さんを探さなければいけないのではないかと心配しております。
そのような歯医者さんが、私の地域で他にいらっしゃるとは思えなくて…。

転院したい旨相談にいっても、いつも転院が決まってから触りましょうということになって、口の中さえ見ていただけないことも多々あります。

私としては、船橋先生のおっしゃるように実際に診ていただいて何ができるかなどの相談に行ってるつもりなのですが、皆さん必ず触るのを(仮歯を取ったりなど)嫌がります。

もし何かあった際、責任問題に発展し兼ねないので避けたいのは何となくわかるのですが、どのように相談すればちゃんと診て判断していただけるのでしょうか?
回答 回答6
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2020-02-15 23:48:59
自費治療の為に都会まで通院される方もおられますが、一年以上かかって歯冠修復が一本程度の進行状態で、さらに都会の自費治療費用でとなると交通費も含めてご負担は大変になったと想像出来ますから、お近くの歯科医院で探されたというのは現実的で良かったのではないですか?

どうしても限られた条件内になるでしょうから、妥協しなければ進まない点は多々あるのだろうと思います。

>転院したい旨相談にいっても、いつも転院が決まってから触りましょうということになって、口の中さえ見ていただけないことも多々あります。

具体的に技術面での要求があればあるだけそうなる事は多いでしょう。

特に地方では歯科医のほとんどが知り合いですから、患者さんを取った取られたで悪く言われるのも嫌なものですから、転院を決めて頂き、前医での治療清算が終わった後からの具体的ご相談という事になりがちかもしれませんね。

地域性が大きいのかもしれませんね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: やまむぎさん
返信日時:2020-02-21 01:32:15
船橋先生

そうですね、私の友人に何人か開業医の親を持つ子がいますが、確かに歯医者さん同士は知り合いが多いそうです。

地道に探すしかないのですが、本当に次の歯科医院が見つからなくて今のところに通い続けようか悩んでいます…。





そこで少し違う相談になってしまうのですが、セラミックで冠を作った際、色が微妙に合わなかったようです。

鏡で一緒に確認し、わたしと衛生士さんはこれで良いと言いましたが、先生が気に入らず、もう一度技工所に送り色付けをやり直しました。

このやり直し分もお支払いしたのですが、そういうものなのでしょうか?

このように型取りや土台など、うまくいかなくてやり直しになった際もいつも再度請求されていました。

医院によって異なることとは思いますが、これは普通のことなのでしょうか?
回答 回答7
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2020-02-21 08:32:58
どういう治療になっても歯科医がいなければ治療は受けられませんし、技工士が働いてくれなければ冠の色一つ変わりませんよね。

日本人はサービスは無料という考えがついてしまったのかもしれませんが、他人が貴方のために何らかの仕事をする場合は必ず費用請求がついて回ります。医療についても同様です。

自費治療であれば、誰かが自分の為に仕事をしてくれているからそれに対して費用を払うという事が当たり前になります。
保険治療の場合はおかしいですが、無料働きを強いる事になり保険治療を主に受けて来られていれば、自費治療に違和感を持たれることになるでしょう。

良い治療をどこまでこだわって受けたいのか?については、自費治療の場合はご自身が選択される事になります。

歯科医が自費治療を提案する時は、歯科医が自費治療で良い仕事をしたい時です。

ですから歯科医のこだわりが強ければ強いほど、歯科医はより良い結果を出したいので気に入らない技工物であれば、再製や調整を技工士に依頼することになります。

技工士も、歯科医の期待に応えて良い仕事をしたいので頑張って行ってくれますが、無料で仕事はしません。
生活があるからです。
それで技工代を患者さんが負担される事になったのだろうと思います。

歯科医やスタッフの手間賃まで請求されたのか?については、わかりません。

誰かが貴方のために働くと費用が生じるという事を理解されておき、そんな事は嫌だと思われたならば不要ですと伝えなければいけませんね。

回答 回答8
  • 回答者
回答日時:2020-02-21 11:39:03
>このやり直し分もお支払いしたのですが、そういうものなのでしょうか?

>医院によって異なることとは思いますが、これは普通のことなのでしょうか?

自費治療なので、書かれたように歯科医院毎に費用の請求の仕方はマチマチだと思いますが、歯科医院側の問題であれば請求はあっても再診料ぐらいが一般的ではないでしょうか。
 
私の歯科医院でもたまに修正ややり直しのケースはありますが、その際は費用は一切もらっていません。
ただ、この辺りは院長(経営者)の考え方次第です。


>既に縁下に設定されていたとすると、歯肉圧排をしている歯医者さんを探さなければいけないのではないかと心配しております。

この状態からの転院で圧排などの条件付けは難しいかもしれませんね。
 
「圧排などを行って印象してくれますか!?」など問い合わせても、希望・要望が大きい患者さんかもしれないと、歯科医院側も身構えてしまう面はあると思います。
 
ですので、そういった面から言えば次の歯科医院がなければ嫌かもしれませんが、元の歯科医院で継続してもらった方がいいかもしれませんね。


おだいじに

回答 回答9
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2020-02-21 12:03:07
自費治療なので、書かれたように歯科医院毎に費用の請求の仕方はマチマチだと思いますが、歯科医院側の問題であれば請求はあっても再診料ぐらいが一般的ではないでしょうか。

このあたりは、最初の治療費をどれくらいに設定しておくかで変わりますね。

基本的に自費治療ですから、赤字になってまで治療は提供されないだろうと思います。
本来なら出来るだけやらなおさなくて良いように、様々な工夫をこらしてあるはずですね。
技工士さんもやり直す事は大変ですからね。

回答 回答10
  • 回答者
クレア歯科クリニック(杉並区阿佐谷北)の平岡です。
回答日時:2020-02-21 20:24:00
やまむぎさん、こんにちは。


>治療は保険でも自費でも構わないのですが、自費といってもかぶせ物やコアの材料が自費のものになるだけで、実際の治療自体に時間をかけてくださるところがほとんどない

そうですね、実際そのような歯科医院歯科医師が多いかと思います。
自費治療は保険での材料とコストの制約がなくなるので、患者さんにベストを尽くせるようになると思うのですが、そうは思ってない歯医者さんも多いように思いますね。

技工士さんがきれいに作れるように削った境目(マージン)がきれいに出るためには、かなりの確率で歯肉圧排なり個歯トレーなり何らかの方法が必要になると思いますが(削り方や歯肉の位置、状態から必ずしも必要とは限りません)、自費診療でもそのような手間をかけている歯科医師は少数派のように見受けられます。

なかなか探すのは難しいかもしれないですね。

しかしながら自費診療はそれなりの高額なお金を払うんですから、そういうところをきちんとやってくれる歯医者さんに通いたいですね。


やりなおしの費用に関してですが、例えば今回の色のやり直しは患者さん本人はそれでいいといっているのをなおしていること、余計な時間や労力もかかることを考えると、私の感覚だと、逆に患者さんにごめんなさいして、自分が納得いかないからさせてもらえますか?というような感覚なので、お金をもらうことはないと思います。

また、患者さんに全く責任のないやりなおし(型の変形や、できたものがぴったりしてなかったなど、私にも大きな瑕疵のないものを含めて)に関しても、費用をいただくことはまず無いです。(保険治療の場合は再診料は請求しますが)

もちろん患者さんの要求が変わった、非常に細かい修正を希望されたなどの場合には、追加料金を頂きます。


このあたり、どういう線引きかはそのクリニック次第かと思いますが、今まで会った先生の中でもそういう感じの方が多かった気がします。

今回の先生のやりかただと、やまむぎさんの予想以上に回数も多くかかり、そのうえその分だけ請求されて総額も増えていくというような感じなのですね。

人の考え方や常識というのは人それぞれ顔かたちが違うくらいに違うので、その先生はそういう感覚なのだと納得するしかないと思いますが、通うにはなかなかハードルの高そうな歯医者さんですね…


ご参考になれば幸いです。




タイトル 奥歯のクラウン治療中、保険治療はそんなに酷いのでしょうか?
質問者 やまむぎさん
地域 非公開
年齢 30歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ クラウン(差し歯・被せ)その他
歯医者への不信感
歯医者への不満・グチ
補綴関連
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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