C32@@2Bブリッジ、入れ歯を覚悟のやり直しについて
相談者:
Maloriaさん (62歳:女性)
投稿日時:2020-02-14 15:22:51
こんにちは
20代に上下差し歯にしました。
上
右3 ファイバーコア
右2 欠損
右1 ファイバーコア
左1 金属コア
左2 欠損
左3 欠損
左4 自歯神経なし
以上7本のブリッジです。
この40年何度か根幹治療をしたり、ブリッジの作り直しがありました。
4年前にこれが最後と思い、ジルコニアクラウンにしました。
ですが、かみ合わせも悪かったためか、すでに適合が悪く作り直しを勧められました。
(コアか歯がむき出しになっている箇所があります)
今回やり直すとなると、虫歯をチェックし、すべてきれいにしてからブリッジを作成するそうです。
ただ、左4以外は根が短く、かぶせ物との割合が1:2でかぶせ物の部分が多いです。
なので、入れ歯になる可能性を覚悟してのやり直しとのことでした。
このままにしておくと虫歯がひどくなって折れると言われましたが、入れ歯になる可能性があるなら、いっそこのまま放置してブリッジがもたなくなったら入れ歯にするというのは、よくない考えでしょうか?
今、入れ歯になるかどうかはやってみないとわからないそうです。
正直、随分ながくブリッジをかけているので、虫歯ではない自信はないです。
お忙しいところ恐縮ですが、よろしくお願いします。
20代に上下差し歯にしました。
上
右3 ファイバーコア
右2 欠損
右1 ファイバーコア
左1 金属コア
左2 欠損
左3 欠損
左4 自歯神経なし
以上7本のブリッジです。
この40年何度か根幹治療をしたり、ブリッジの作り直しがありました。
4年前にこれが最後と思い、ジルコニアクラウンにしました。
ですが、かみ合わせも悪かったためか、すでに適合が悪く作り直しを勧められました。
(コアか歯がむき出しになっている箇所があります)
今回やり直すとなると、虫歯をチェックし、すべてきれいにしてからブリッジを作成するそうです。
ただ、左4以外は根が短く、かぶせ物との割合が1:2でかぶせ物の部分が多いです。
なので、入れ歯になる可能性を覚悟してのやり直しとのことでした。
このままにしておくと虫歯がひどくなって折れると言われましたが、入れ歯になる可能性があるなら、いっそこのまま放置してブリッジがもたなくなったら入れ歯にするというのは、よくない考えでしょうか?
今、入れ歯になるかどうかはやってみないとわからないそうです。
正直、随分ながくブリッジをかけているので、虫歯ではない自信はないです。
お忙しいところ恐縮ですが、よろしくお願いします。
回答1
坂寄歯科医院(茨城県取手市藤代)の三木です。
回答日時:2020-02-14 17:25:40
Maloriaさん、こんにちは。
>入れ歯になる可能性があるなら、いっそこのまま放置してブリッジがもたなくなったら入れ歯にするというのは、よくない考えでしょうか?
個人的にはアリだと思いますよ。
私も抜歯のリスクがある歯(レントゲン上で歯根破折している「っぽく」写っている物やものすごく太くて長い土台が入っている場合など)の治療については、必ず
「治療に入る事で逆に抜歯になってしまう可能性があります。
放置することで痛みが出たり、骨が少なくなったりするリスクもありますけど・・・治療に入りますか?どうしますか?」
って感じで必ず確認します。
治療に入ってしまう事で結果として歯の寿命が短くなるのであれば治療しない方がマシだと思っているので、患者さんが「じゃあ治療歯しません!」となっても、「はい!じゃあ経過観察ね!」って感じで返事してますね。
とはいえ、排膿の有無や処置しないことで他の歯に対して悪い影響がある場合なども有りますので、担当医としっかりと相談してから決めて頂いたほうが宜しいかと思います。
ご参考程度にしていただければと思います。
>入れ歯になる可能性があるなら、いっそこのまま放置してブリッジがもたなくなったら入れ歯にするというのは、よくない考えでしょうか?
個人的にはアリだと思いますよ。
私も抜歯のリスクがある歯(レントゲン上で歯根破折している「っぽく」写っている物やものすごく太くて長い土台が入っている場合など)の治療については、必ず
「治療に入る事で逆に抜歯になってしまう可能性があります。
放置することで痛みが出たり、骨が少なくなったりするリスクもありますけど・・・治療に入りますか?どうしますか?」
って感じで必ず確認します。
治療に入ってしまう事で結果として歯の寿命が短くなるのであれば治療しない方がマシだと思っているので、患者さんが「じゃあ治療歯しません!」となっても、「はい!じゃあ経過観察ね!」って感じで返事してますね。
とはいえ、排膿の有無や処置しないことで他の歯に対して悪い影響がある場合なども有りますので、担当医としっかりと相談してから決めて頂いたほうが宜しいかと思います。
ご参考程度にしていただければと思います。
相談者からの返信
相談者:
Maloriaさん
返信日時:2020-02-18 10:43:44
三木先生
お忙しい中、ご回答いただきありがとうございました。
今はどの歯も炎症は起こしていないようです。
放置することで痛みが出たり、というのは炎症を起こしたり、歯が割れたりということだと思いますが、骨が少なくなるというのは歯を支えている骨が少なくなるということでしょうか?
骨が少なくなるから、歯がぐらつき抜けやすくなるという感じですか?
歯を支える以外にも骨がなくなると、その分外見が(上唇のうえとか)がくぼんでくるのでしょうか?
順番として、
1 炎症・割れるから骨が少なくなる
2 骨が少なくなるから割れるの
どちらでしょうか?
もし、1の順番だと経過を見るのでもいいのかなと思いますが、いかがでしょうか?
追加の質問で申し訳ございませんが、よろしくお願いします。
お忙しい中、ご回答いただきありがとうございました。
今はどの歯も炎症は起こしていないようです。
放置することで痛みが出たり、というのは炎症を起こしたり、歯が割れたりということだと思いますが、骨が少なくなるというのは歯を支えている骨が少なくなるということでしょうか?
骨が少なくなるから、歯がぐらつき抜けやすくなるという感じですか?
歯を支える以外にも骨がなくなると、その分外見が(上唇のうえとか)がくぼんでくるのでしょうか?
順番として、
1 炎症・割れるから骨が少なくなる
2 骨が少なくなるから割れるの
どちらでしょうか?
もし、1の順番だと経過を見るのでもいいのかなと思いますが、いかがでしょうか?
追加の質問で申し訳ございませんが、よろしくお願いします。
回答2
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2020-02-18 13:21:28
こんにちは。
歯根が短いとのことですが、歯周組織が健全ならかなり短い歯根でも使えますよ、それより心配なのは歯根破折です。
短根歯 http://yamadashika.jugem.jp/?cid=271
歯根破折 http://www.yamadashika.jp/infection.html#a02
上顎前歯の入れ歯は具合が悪いので、できるだけ健全な状態で残した方がいいと思います。
歯根が短いとのことですが、歯周組織が健全ならかなり短い歯根でも使えますよ、それより心配なのは歯根破折です。
短根歯 http://yamadashika.jugem.jp/?cid=271
歯根破折 http://www.yamadashika.jp/infection.html#a02
上顎前歯の入れ歯は具合が悪いので、できるだけ健全な状態で残した方がいいと思います。
回答3
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2020-02-19 10:47:12
こんにちは。
元々歯並びが悪いのを歯冠修復で治されたのでしょうか?
根の位置が悪いまま冠の治療を入れると歯根が短くなって行くのですが、40年前は矯正治療はあまり一般的に行われていませんでしたからしょうがなかったのかなと思います。
負担が来た歯は歯質が割れたり欠けたり虫歯になっていくので、治療と共に歯質もどんと失って現在に至っておられるのでしょう。
ジルコニアブリッジはいつ頃入れられたのでしょうか?
現在でも、ジルコニアはミリングという手法で機械加工した後に、加熱凝縮させて更に技工士さんが微調整して納品されていますが、アーチ状加工は適合の難易度が高くなりますから、かなり以前の物であれば適合の難易度は今よりずっと高かっただろうと想像出来ます。
脱離や動揺、歯根破折なく何年も経過出来ていれば、ジルコニアは綺麗でしょうしお手入れも楽でしょうから良かったですねという事になると思います。
もしも、フルジルコニアであれば、ジルコニアには細菌は一番付着し難いはずですから、ご自身の歯根部に付着する細菌のコントロールを如何に上手く行うか?というターゲットを小さく絞ることが可能なのではないかと思います。
大事な治療に着手される事にご不安がお有りなのであれば、まず先に歯周組織検査と歯磨き指導を受けられ赤く染め出ししてもらい、ご自身が修復物の付け根の清掃を上手く行えるのか?というのをチェックしてもらうという事からステップを踏みます。
数カ月経過を観察してもらいながら、次のやり変えに入るのか?このまま定期的なメンテナンスで行くのか?を選択してもらう事が、通常のステップではないかと思います。
そのあたりの情報がありませんからよくわかりませんが、保険治療で踏むようなステップを一旦取り入れてもらわれてはいかがでしょうか?
元々歯並びが悪いのを歯冠修復で治されたのでしょうか?
根の位置が悪いまま冠の治療を入れると歯根が短くなって行くのですが、40年前は矯正治療はあまり一般的に行われていませんでしたからしょうがなかったのかなと思います。
負担が来た歯は歯質が割れたり欠けたり虫歯になっていくので、治療と共に歯質もどんと失って現在に至っておられるのでしょう。
ジルコニアブリッジはいつ頃入れられたのでしょうか?
現在でも、ジルコニアはミリングという手法で機械加工した後に、加熱凝縮させて更に技工士さんが微調整して納品されていますが、アーチ状加工は適合の難易度が高くなりますから、かなり以前の物であれば適合の難易度は今よりずっと高かっただろうと想像出来ます。
脱離や動揺、歯根破折なく何年も経過出来ていれば、ジルコニアは綺麗でしょうしお手入れも楽でしょうから良かったですねという事になると思います。
もしも、フルジルコニアであれば、ジルコニアには細菌は一番付着し難いはずですから、ご自身の歯根部に付着する細菌のコントロールを如何に上手く行うか?というターゲットを小さく絞ることが可能なのではないかと思います。
大事な治療に着手される事にご不安がお有りなのであれば、まず先に歯周組織検査と歯磨き指導を受けられ赤く染め出ししてもらい、ご自身が修復物の付け根の清掃を上手く行えるのか?というのをチェックしてもらうという事からステップを踏みます。
数カ月経過を観察してもらいながら、次のやり変えに入るのか?このまま定期的なメンテナンスで行くのか?を選択してもらう事が、通常のステップではないかと思います。
そのあたりの情報がありませんからよくわかりませんが、保険治療で踏むようなステップを一旦取り入れてもらわれてはいかがでしょうか?
相談者からの返信
相談者:
Maloriaさん
返信日時:2020-02-20 11:08:58
山田先生
お忙しい中、ご回答ありがとうございます。
かなり短い歯でもブリッジがかけられるのですね。
ただ、担当医がイントルージョン等のやり方で治療してくれるかどうかがポイントですね。
Dr.ふなちゃn先生
お忙しい中、ご回答ありがとうございます。
ご推察のとおり、歯並びが悪かったためブリッジにしました。
(深く後悔しています)
ジルコニアにしたのは5年ほど前ですが、仮止めの時期が長く、ちゃんと接着したのは2年半ほどまえです。
かみ合わせも悪いままなので、上のブリッジががたつき1年ほど前に外れてしまいました。
(ジルコニアにした時の歯医者さんが引っ越されたので、2年前から新しい歯医者さんにお願いしています。)
外れた時そのままつけてしまったのですが、今、適合が悪いと指摘されました。
確かに、歯磨き指導をうけて、様子をみるのがいいかもしれません。
歯周組織検査で、奥の方まで虫歯になっているかどうかわかりますか?
お忙しい中、ご回答ありがとうございます。
かなり短い歯でもブリッジがかけられるのですね。
ただ、担当医がイントルージョン等のやり方で治療してくれるかどうかがポイントですね。
Dr.ふなちゃn先生
お忙しい中、ご回答ありがとうございます。
ご推察のとおり、歯並びが悪かったためブリッジにしました。
(深く後悔しています)
ジルコニアにしたのは5年ほど前ですが、仮止めの時期が長く、ちゃんと接着したのは2年半ほどまえです。
かみ合わせも悪いままなので、上のブリッジががたつき1年ほど前に外れてしまいました。
(ジルコニアにした時の歯医者さんが引っ越されたので、2年前から新しい歯医者さんにお願いしています。)
外れた時そのままつけてしまったのですが、今、適合が悪いと指摘されました。
確かに、歯磨き指導をうけて、様子をみるのがいいかもしれません。
歯周組織検査で、奥の方まで虫歯になっているかどうかわかりますか?
タイトル | C32@@2Bブリッジ、入れ歯を覚悟のやり直しについて |
---|---|
質問者 | Maloriaさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 62歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
抜歯:2番(側切歯) 抜歯:3番(犬歯) ブリッジ治療法 ブリッジに関するトラブル |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。