歯周病は放置していても大丈夫?(オーストラリア)
相談者:
karlさん (48歳:女性)
投稿日時:2020-04-24 13:21:56
以前にも相談させて頂きました、オーストラリア在住の者です。
歯周病が進行するのではと不安で仕方がありません。
コロナの影響でロックダウン中につき、歯科医の受診が難しいのですが、かかりつけ医では専門外で治療不可能、コロナ収束後に専門医を紹介すると言われてしまい、自分で直接専門医を見つけ、緊急という扱いで診てもらうことができました。(AUの医療システム上通常は専門医は紹介状が必要です)
今抱えている自覚症状として、空気が当たると痛みを感じる、フロスを使うと血が出る、指で押しても分からないが舌で押すと揺れを感じる、歯と歯茎の間にびっしりと食べ物が挟まり食事をするのが不快、口の中が常にヌルヌルしている、歯が明らかにのびている、と説明しました。
診察の結果、歯周病であることは間違いないが、私が心配するほど悪くはなく、3か月に一度クリーニングに通うように言われ、その日はXレイを撮って、プラークを取り除いただけで帰りました。
症状は何一つ改善されておらず、不快なままですごしており、この状態で放っておいてよいのかも疑問です。
日本で治療を受けた場合、症状は改善するのでしょうか?
ご助言頂きたく、よろしくお願いいたします。
歯周病が進行するのではと不安で仕方がありません。
コロナの影響でロックダウン中につき、歯科医の受診が難しいのですが、かかりつけ医では専門外で治療不可能、コロナ収束後に専門医を紹介すると言われてしまい、自分で直接専門医を見つけ、緊急という扱いで診てもらうことができました。(AUの医療システム上通常は専門医は紹介状が必要です)
今抱えている自覚症状として、空気が当たると痛みを感じる、フロスを使うと血が出る、指で押しても分からないが舌で押すと揺れを感じる、歯と歯茎の間にびっしりと食べ物が挟まり食事をするのが不快、口の中が常にヌルヌルしている、歯が明らかにのびている、と説明しました。
診察の結果、歯周病であることは間違いないが、私が心配するほど悪くはなく、3か月に一度クリーニングに通うように言われ、その日はXレイを撮って、プラークを取り除いただけで帰りました。
症状は何一つ改善されておらず、不快なままですごしており、この状態で放っておいてよいのかも疑問です。
日本で治療を受けた場合、症状は改善するのでしょうか?
ご助言頂きたく、よろしくお願いいたします。
回答1
顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時:2020-04-24 13:54:54
歯周病に関する検査には、レントゲンや歯周ポケット測定、動揺度測定、咬合関係の診査など各種あると思います。
その他、持病や生活習慣喫煙の有無などでリスク判定をすると思います。
歯周病の主な原因は歯垢中の細菌だと思います。
ドラッグストア等で歯垢染色液を買って、自分のお口の中を染めてみてください。
歯周病治療で究極の選択肢は抜歯だと思います。
その他、持病や生活習慣喫煙の有無などでリスク判定をすると思います。
歯周病の主な原因は歯垢中の細菌だと思います。
ドラッグストア等で歯垢染色液を買って、自分のお口の中を染めてみてください。
歯周病治療で究極の選択肢は抜歯だと思います。
回答2
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2020-04-24 13:59:05
歯周病を放置しても大丈夫などとは決して答えられないですが、karlさんの場合は、実際に診た専門医が3か月に一度クリーニングに通うように言われただけでしたら、それ以上の回答はないように思います。
どうしてもご不安でしたら、別の専門医にセカンドオピニオンを求められては如何でしょうか。
どうしてもご不安でしたら、別の専門医にセカンドオピニオンを求められては如何でしょうか。
相談者からの返信
相談者:
karlさん
返信日時:2020-04-24 14:50:07
回答3
松元教貢歯科医院(大田区山王)の松元です。
回答日時:2020-04-24 18:38:30
まずご自身でブラッシングを修得されること、が一番の歯周病治療になると思います。
歯と歯茎のギャップ、食べ物が挟まる、と言うことですが、歯の生え際の所を歯ブラシ、手に入るならタフト型1本ずつ磨く歯ブラシで歯の生えている方向に45度くらいの角度を付けて磨かれることです。
決して力ずくでしないでしないで下さい。
プラーク、食物残差を取り除くには、力ではなく技の修得が鍵です。
歯垢検知液が手に入るかどうか分かりませんが、手に入るなら使われて、赤く染まる所を丁寧に取り除いて下さい。
本気で、歯周病を治したいのなら、お口の中に残っている歯垢プラークと食物残差を毎食後キチンと取り除くことです。
そうすると、一日の生活が、食べることと歯を磨くことで殆ど終わるかも知れません。
それでも、本気で頑張ると、必ず歯周病は良くなります。
日本には、片山恒夫先生と言うその道の神様、欧米をも凌ぐ凄い先生がかつておられ、そういう治療方法を実践されていました。
その具体的方法は、少し腰のある先の尖った絵筆をやや曲げて、歯周ポケットに向けて清掃する、歯垢プラークを取り除く、と言う方法です。
それこそ1日中歯垢プラーク清掃し続けるやり方です。
でも、これを本気でしたら、1週間で歯茎が変わり始めます。
それをどれだけ本気でできるか、です。
歯科医院に行って、専門家に診て貰えば治る、と言うお考えは、少し違います。
専門家は、あくまでお口の歯垢プラーク清掃、健口を患者さん自身で維持できるようにお手伝いするだけです。
基本は、患者さんご自身ができるようになること、が肝要です。
通院して歯周病を治す、歯石を取る、時には歯周病の外科手術をする、歯の治療被せモノとかをする、と言うのは歯科医院でしますが、良い状態を作り上げたとしても、それを維持する、守るのは患者さんご自身の日々の努力、日常生活習慣の修得です。
逆に言えば、歯科医院に行けば良い、と考えて人任せにしていて、ご自身が何も変わらなければ、歯周病は治りません。
その場合、必ず一時的に良くなっても、再発します。
残念ながら、今までの人生で、お口の清掃をできる技術習得の習慣ができていなかった、と思われますので、ご質問のような状況に陥っているのです。
今までの自分から新しい自分に生まれ変わる。
お口の健口を獲得し、守る、と言う自分に変わられることを決心して下さい。
ヨーロッパの歯周病治療の神様コルテリーニ先生は、患者さんをきちんと選別すること、要するに協力的で、真面目に取り組んで、治す気持ちのある患者さんでないと治療できない、治療したとしても治らない、と明言されています。
それは、歯周病専門医にとっても患者さんにとっても、双方に不幸なことだ、だから、そういう患者さんに手を出してはならない、とまで言われています。
ここが肝心要なことなんです。
フロスを使うと血が出る、と言うことですが、フロスは歯と歯の隙間を通すだけに使うもので、歯茎の方にまでゴシゴシするものではありません。
フロスで隙間に通したら、その後の食物残差は歯ブラシ、タフト歯ブラシ、もしくは絵筆などを使って丁寧に取り除かれることです。
歯茎に炎症があると、多少血が出ると思いますが、それは炎症で腫れてるせいなので、そこまで気にしないで磨く方を重視して下さい。
力は要りません、技術です。
これらの磨き方をするときには、歯磨き粉は要りません。
歯磨き粉を使うと、あぶくが立って、歯ブラシの毛先が見えません。
そして何より、長時間磨く気になれません。
歯磨き粉は使わないで、せいぜいリステリンを垂らす、濡らす程度で、歯垢プラーク、食物残差を全て取り除いて下さい。
その後で、リステリン等で良くうがいをされるのは、補助的に良いです。
如何ですか?
頑張る気になっていただけましたか?
コロナで家に居られるのですから、逆に歯をお口の中を徹底的にご自身で清掃する良いチャンスです。
本気で取り組んでいただけたなら、お口の中のぬるぬるもなくなるでしょうし、歯の動揺とかも改善するでしょう。
歯周病が改善すれば、歯茎の状態もとても良くなるでしょうね。
挟まるのも改善する可能性はある、と思いますよ。
そして、そこまでできて、歯科医院に行ったら、あなたは凄い、と褒められること間違いないです。
そうなれれば、DRもかなり本気で治してあげよう、歯科衛生士もこの患者さんの面倒見たい、となると思います。
もっと詳しく磨き方を知りたければ、ネットとかで学べますから、頑張ってみませんか。
歯と歯茎のギャップ、食べ物が挟まる、と言うことですが、歯の生え際の所を歯ブラシ、手に入るならタフト型1本ずつ磨く歯ブラシで歯の生えている方向に45度くらいの角度を付けて磨かれることです。
決して力ずくでしないでしないで下さい。
プラーク、食物残差を取り除くには、力ではなく技の修得が鍵です。
歯垢検知液が手に入るかどうか分かりませんが、手に入るなら使われて、赤く染まる所を丁寧に取り除いて下さい。
本気で、歯周病を治したいのなら、お口の中に残っている歯垢プラークと食物残差を毎食後キチンと取り除くことです。
そうすると、一日の生活が、食べることと歯を磨くことで殆ど終わるかも知れません。
それでも、本気で頑張ると、必ず歯周病は良くなります。
日本には、片山恒夫先生と言うその道の神様、欧米をも凌ぐ凄い先生がかつておられ、そういう治療方法を実践されていました。
その具体的方法は、少し腰のある先の尖った絵筆をやや曲げて、歯周ポケットに向けて清掃する、歯垢プラークを取り除く、と言う方法です。
それこそ1日中歯垢プラーク清掃し続けるやり方です。
でも、これを本気でしたら、1週間で歯茎が変わり始めます。
それをどれだけ本気でできるか、です。
歯科医院に行って、専門家に診て貰えば治る、と言うお考えは、少し違います。
専門家は、あくまでお口の歯垢プラーク清掃、健口を患者さん自身で維持できるようにお手伝いするだけです。
基本は、患者さんご自身ができるようになること、が肝要です。
通院して歯周病を治す、歯石を取る、時には歯周病の外科手術をする、歯の治療被せモノとかをする、と言うのは歯科医院でしますが、良い状態を作り上げたとしても、それを維持する、守るのは患者さんご自身の日々の努力、日常生活習慣の修得です。
逆に言えば、歯科医院に行けば良い、と考えて人任せにしていて、ご自身が何も変わらなければ、歯周病は治りません。
その場合、必ず一時的に良くなっても、再発します。
残念ながら、今までの人生で、お口の清掃をできる技術習得の習慣ができていなかった、と思われますので、ご質問のような状況に陥っているのです。
今までの自分から新しい自分に生まれ変わる。
お口の健口を獲得し、守る、と言う自分に変わられることを決心して下さい。
ヨーロッパの歯周病治療の神様コルテリーニ先生は、患者さんをきちんと選別すること、要するに協力的で、真面目に取り組んで、治す気持ちのある患者さんでないと治療できない、治療したとしても治らない、と明言されています。
それは、歯周病専門医にとっても患者さんにとっても、双方に不幸なことだ、だから、そういう患者さんに手を出してはならない、とまで言われています。
ここが肝心要なことなんです。
フロスを使うと血が出る、と言うことですが、フロスは歯と歯の隙間を通すだけに使うもので、歯茎の方にまでゴシゴシするものではありません。
フロスで隙間に通したら、その後の食物残差は歯ブラシ、タフト歯ブラシ、もしくは絵筆などを使って丁寧に取り除かれることです。
歯茎に炎症があると、多少血が出ると思いますが、それは炎症で腫れてるせいなので、そこまで気にしないで磨く方を重視して下さい。
力は要りません、技術です。
これらの磨き方をするときには、歯磨き粉は要りません。
歯磨き粉を使うと、あぶくが立って、歯ブラシの毛先が見えません。
そして何より、長時間磨く気になれません。
歯磨き粉は使わないで、せいぜいリステリンを垂らす、濡らす程度で、歯垢プラーク、食物残差を全て取り除いて下さい。
その後で、リステリン等で良くうがいをされるのは、補助的に良いです。
如何ですか?
頑張る気になっていただけましたか?
コロナで家に居られるのですから、逆に歯をお口の中を徹底的にご自身で清掃する良いチャンスです。
本気で取り組んでいただけたなら、お口の中のぬるぬるもなくなるでしょうし、歯の動揺とかも改善するでしょう。
歯周病が改善すれば、歯茎の状態もとても良くなるでしょうね。
挟まるのも改善する可能性はある、と思いますよ。
そして、そこまでできて、歯科医院に行ったら、あなたは凄い、と褒められること間違いないです。
そうなれれば、DRもかなり本気で治してあげよう、歯科衛生士もこの患者さんの面倒見たい、となると思います。
もっと詳しく磨き方を知りたければ、ネットとかで学べますから、頑張ってみませんか。
相談者からの返信
相談者:
karlさん
返信日時:2020-04-25 07:09:14
タイトル | 歯周病は放置していても大丈夫?(オーストラリア) |
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質問者 | karlさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 48歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯がグラグラする 歯茎(歯ぐき)の痛み 歯周病(歯槽膿漏)治療 オーストラリア |
回答者 |
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- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。