歯列矯正前にシーラントを施しても問題無いか?
相談者:
USAピョンさん (17歳:女性)
投稿日時:2020-05-11 15:42:56
回答1
月島矯正歯科(中央区月島)の今村です。
回答日時:2020-05-11 23:39:39
私はシーラントをする立場にありませんので、シーラントが必要なのかどうかについてはよくわかりません。
担当の先生が必要と判断したのであれば、そうなのだろうと思うところです。
矯正治療の前に大きな歯科治療をしたとなりますと、結果としてやり直す必要が生ずるということはあるでしょう。
しばしば問題になるのが、「前歯をきれいにしようと思って、自費治療のクラウンを入れた」というものです。
セラミックのクラウンなどはブラケットがつかないという理由で、プラスチックの歯にしてもらうということがあります。
つまり、その治療が無駄、もっと言うならやったおかげで二度手間になるということです。
一方、シーラントはかみ合わせなどにはかかわらない最小限の部分への充填ということになりますので、これを行ったからと言って矯正治療に支障が出るということはないのではないかと思います。
もっとも、咬合面に装置をつけない矯正治療を行うことで、咬合面に虫歯ができるリスクが高まるわけではありません。
また、そもそも虫歯がない方は虫歯菌がいないのだから虫歯にはならないのだ、という考え方をすれば、必要はないということにもなります。
そういった点も考慮の上、ご検討いただければと思います。
担当の先生が必要と判断したのであれば、そうなのだろうと思うところです。
矯正治療の前に大きな歯科治療をしたとなりますと、結果としてやり直す必要が生ずるということはあるでしょう。
しばしば問題になるのが、「前歯をきれいにしようと思って、自費治療のクラウンを入れた」というものです。
セラミックのクラウンなどはブラケットがつかないという理由で、プラスチックの歯にしてもらうということがあります。
つまり、その治療が無駄、もっと言うならやったおかげで二度手間になるということです。
一方、シーラントはかみ合わせなどにはかかわらない最小限の部分への充填ということになりますので、これを行ったからと言って矯正治療に支障が出るということはないのではないかと思います。
もっとも、咬合面に装置をつけない矯正治療を行うことで、咬合面に虫歯ができるリスクが高まるわけではありません。
また、そもそも虫歯がない方は虫歯菌がいないのだから虫歯にはならないのだ、という考え方をすれば、必要はないということにもなります。
そういった点も考慮の上、ご検討いただければと思います。
回答2
加藤デンタルクリニック(横浜市中区)の加藤です。
回答日時:2020-05-12 07:31:03
USAピョン さんこんにちは。
歯並びと噛み合わせが悪く、大学が決まったら歯列矯正をしようと思っているが、矯正治療の前に、第一臼歯、第二臼歯にシーラントをしても大丈夫か不安なのですね。
まず、シーラントですが、かみ合わせを変えるわけでは無く、僅か歯の溝にフッ素の入った樹脂を詰めるものです。
そして、虫歯のリスクを晴らす効果があります。
どうしても取り除きたい場合には、除去も可能だと思います。
矯正治療までにまだ時間があるのであれば、シーラントを行うことによって虫歯予防には効果があり、行ってもいいように思います。
歯並びと噛み合わせが悪く、大学が決まったら歯列矯正をしようと思っているが、矯正治療の前に、第一臼歯、第二臼歯にシーラントをしても大丈夫か不安なのですね。
まず、シーラントですが、かみ合わせを変えるわけでは無く、僅か歯の溝にフッ素の入った樹脂を詰めるものです。
そして、虫歯のリスクを晴らす効果があります。
どうしても取り除きたい場合には、除去も可能だと思います。
矯正治療までにまだ時間があるのであれば、シーラントを行うことによって虫歯予防には効果があり、行ってもいいように思います。
回答3
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2020-05-12 09:15:53
こんにちは。
矯正治療前にシーラントが必要だと言われた場合は治療をしてもらって良いと思います。
矯正治療中は複雑な装置が歯面に長期間に渡って付きますから虫歯のリスクが高まります。
また、矯正治療中の虫歯治療は装置を一旦外す必要が生じる場合があり大変になる事があります。
シーラントは噛み合わせを変えるものではなく深い溝を歯質を強化する効果のある物を配合した(配合してないタイプもあります)樹脂で埋めておく治療です。
噛み合わせの部位に乗ると勝手に削れてなくなっていきます(強化型の樹脂ではないので強度が弱い為)。
矯正治療で咬む位置が変化してきてシーラントを詰めている事が問題であれば矯正歯科医でも簡単に調整してくれるでしょうから、気にされなくてよいでしょう。
矯正治療前にシーラントが必要だと言われた場合は治療をしてもらって良いと思います。
矯正治療中は複雑な装置が歯面に長期間に渡って付きますから虫歯のリスクが高まります。
また、矯正治療中の虫歯治療は装置を一旦外す必要が生じる場合があり大変になる事があります。
シーラントは噛み合わせを変えるものではなく深い溝を歯質を強化する効果のある物を配合した(配合してないタイプもあります)樹脂で埋めておく治療です。
噛み合わせの部位に乗ると勝手に削れてなくなっていきます(強化型の樹脂ではないので強度が弱い為)。
矯正治療で咬む位置が変化してきてシーラントを詰めている事が問題であれば矯正歯科医でも簡単に調整してくれるでしょうから、気にされなくてよいでしょう。
相談者からの返信
相談者:
USAピョンさん
返信日時:2020-05-13 18:30:35
先生方、分かりやすい御回答ありがとうございます。
お陰様で不安や疑問を解決することが出来ました。
これから、担当の先生にも相談をしながら治療を進めて行こうと思います。
有難うございました。
お陰様で不安や疑問を解決することが出来ました。
これから、担当の先生にも相談をしながら治療を進めて行こうと思います。
有難うございました。
タイトル | 歯列矯正前にシーラントを施しても問題無いか? |
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質問者 | USAピョンさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 17歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
シーラント 歯列矯正の治療法 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。