[写真あり] 若年性歯周病。いつまで歯が持つのか不安です
相談者:
栞里さん (26歳:女性)
投稿日時:2020-05-12 00:47:17
一年前に歯茎の腫れと出血で歯医者に行き、若年性歯周病を指摘されました。
親や祖母も歯が悪く、早くに入れ歯になっていたため、遺伝の可能性があるとのことでした。
加えて学生時代、歯磨きを適当にしていたこともあり、本当に後悔しています。
歯石を取ってもらいブラッシング指導を受け、今は毎日きちんと歯ブラシと歯間ブラシでケアしています。
腫れや出血もなくなり、歯医者さんでもきれいに磨けていると褒められるようになりました。
歯茎は下がりましたが、腫れが治まったからなので気にすることはないとのことでした。
審美的には気になりますが、歯周病になってしまった自分が悪いので仕方ないなと思っています。
ですが体調の悪い時などにたまに歯茎が腫れることがあり、その度にまた歯茎が下がるんじゃないか、これ以上歯茎が下がると抜けてしまうのではないか、と不安で眠れなくなります。
歯医者さんには定期的にクリーニングに行っています。
見にくいですが写真も載せておきます。
この年齢でこの歯茎の状態だと、今からどれだけケアを頑張っても数年後には歯が抜けてしまうのでしょうか。
画像1
親や祖母も歯が悪く、早くに入れ歯になっていたため、遺伝の可能性があるとのことでした。
加えて学生時代、歯磨きを適当にしていたこともあり、本当に後悔しています。
歯石を取ってもらいブラッシング指導を受け、今は毎日きちんと歯ブラシと歯間ブラシでケアしています。
腫れや出血もなくなり、歯医者さんでもきれいに磨けていると褒められるようになりました。
歯茎は下がりましたが、腫れが治まったからなので気にすることはないとのことでした。
審美的には気になりますが、歯周病になってしまった自分が悪いので仕方ないなと思っています。
ですが体調の悪い時などにたまに歯茎が腫れることがあり、その度にまた歯茎が下がるんじゃないか、これ以上歯茎が下がると抜けてしまうのではないか、と不安で眠れなくなります。
歯医者さんには定期的にクリーニングに行っています。
見にくいですが写真も載せておきます。
この年齢でこの歯茎の状態だと、今からどれだけケアを頑張っても数年後には歯が抜けてしまうのでしょうか。
画像1
回答1
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2020-05-12 07:00:12
>この年齢でこの歯茎の状態だと、今からどれだけケアを頑張っても数年後には歯が抜けてしまうのでしょうか。
ポケットの深さ、動揺、骨の状態などが判りませんから、この写真だけでは何とも言えません。
また、「どれだけケアを頑張って」という内容も分かりませんね。
使用しているという歯ブラシと歯間ブラシの状況、定期的に行っているというクリーニング時の様子等の詳細も、この場では分かりません。
自身で不安を煽るのではなく、担当の歯科医師・歯科衛生士とコミュニケーションをとり、相談を重ねながらケアしていってください。
ポケットの深さ、動揺、骨の状態などが判りませんから、この写真だけでは何とも言えません。
また、「どれだけケアを頑張って」という内容も分かりませんね。
使用しているという歯ブラシと歯間ブラシの状況、定期的に行っているというクリーニング時の様子等の詳細も、この場では分かりません。
自身で不安を煽るのではなく、担当の歯科医師・歯科衛生士とコミュニケーションをとり、相談を重ねながらケアしていってください。
回答2
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2020-05-12 09:30:06
こんにちは。
若年性歯周病は侵襲性歯周炎とも言われよくある歯周病とは違い急激に悪くなるタイプだと思います。
ですから異常にお気づきになってきちんと治療を受けられ、現在定期的なメンテナンスでほとんど問題ないのであれば本当によかったと思います。
少し遅ければ取り返しがつかなかったかもしれませんね。
体調が悪い時にたまに腫れるということですが歯周病の場合お口の細菌と免疫とのバランスですから腫れる事はよくあると思います。
問題なのは、骨のレベルと歯根の長さと歯周ポケットの状態、また、細菌のタイプ等より詳しい状態についてご理解出来ていない事ではないかと思います。
ご不安を解消する為にはまずご自身の状態をよく知っておかれたほうが良いのではないでしょうか?
その為には保険適用治療でも最低でも基本検査や精密検査、レントゲン検査を行うようになっていますし、自費治療であればより詳しい検査を行って丁寧に教えてくれるはずです。
ご不安を解消できるようにまずご自身の状態を客観的に把握されておくとよいだろうと思いました。
主治医に検査の結果について説明してもらえるとよいですね。
画像で見える範囲であれば歯並びの問題を抱えている方でご年齢が26歳であればこの程度の歯の長さの方は大勢おられます。
見えない所の情報のほうが歯周病の場合は大切ですね。
若年性歯周病は侵襲性歯周炎とも言われよくある歯周病とは違い急激に悪くなるタイプだと思います。
ですから異常にお気づきになってきちんと治療を受けられ、現在定期的なメンテナンスでほとんど問題ないのであれば本当によかったと思います。
少し遅ければ取り返しがつかなかったかもしれませんね。
体調が悪い時にたまに腫れるということですが歯周病の場合お口の細菌と免疫とのバランスですから腫れる事はよくあると思います。
問題なのは、骨のレベルと歯根の長さと歯周ポケットの状態、また、細菌のタイプ等より詳しい状態についてご理解出来ていない事ではないかと思います。
ご不安を解消する為にはまずご自身の状態をよく知っておかれたほうが良いのではないでしょうか?
その為には保険適用治療でも最低でも基本検査や精密検査、レントゲン検査を行うようになっていますし、自費治療であればより詳しい検査を行って丁寧に教えてくれるはずです。
ご不安を解消できるようにまずご自身の状態を客観的に把握されておくとよいだろうと思いました。
主治医に検査の結果について説明してもらえるとよいですね。
画像で見える範囲であれば歯並びの問題を抱えている方でご年齢が26歳であればこの程度の歯の長さの方は大勢おられます。
見えない所の情報のほうが歯周病の場合は大切ですね。
回答3
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2020-05-12 11:52:38
こんにちは。
歯周病で歯が抜けてしまわないか心配なさっているようですね、お気持ちよくわかります。
写真が小さすぎて細かいところまではわかりませんが治ったという状態ではなさそうに見えます、しかしやわらかそうな歯肉なので治りやすいと思います。
お菓子を減らして歯磨きが上達すれば抜歯するようなことにはならないとでしょう、言えることは定期的なクリーニングを行っても歯磨きが上達しなければ治癒は難しいという事です。
歯磨き技術の習得がなければ歯周病の治癒はあり得ません、もし甘党でお菓子が多いのなら一度お菓子をやめてしまう事もお勧めします。
後は歯磨技術の習得ですが歯磨き指導ができる歯科衛生士に出会う事です。
毛先磨き http://www.yamadashika.jp/test200511/prevent08.html#kesaki
同じような症例ではありませんが歯磨きが上達すると歯周病が治るという症例です、参考にしてください。
ブラッシングの威力 http://yamadashika.jugem.jp/?cid=182
歯周病で歯が抜けてしまわないか心配なさっているようですね、お気持ちよくわかります。
写真が小さすぎて細かいところまではわかりませんが治ったという状態ではなさそうに見えます、しかしやわらかそうな歯肉なので治りやすいと思います。
お菓子を減らして歯磨きが上達すれば抜歯するようなことにはならないとでしょう、言えることは定期的なクリーニングを行っても歯磨きが上達しなければ治癒は難しいという事です。
歯磨き技術の習得がなければ歯周病の治癒はあり得ません、もし甘党でお菓子が多いのなら一度お菓子をやめてしまう事もお勧めします。
後は歯磨技術の習得ですが歯磨き指導ができる歯科衛生士に出会う事です。
毛先磨き http://www.yamadashika.jp/test200511/prevent08.html#kesaki
同じような症例ではありませんが歯磨きが上達すると歯周病が治るという症例です、参考にしてください。
ブラッシングの威力 http://yamadashika.jugem.jp/?cid=182
回答4
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2020-05-12 13:01:46
もし、その先生の指摘が正しかったとすると、大学病院受診が勧められます。
例えば、お住いの都道府県だと国立大学歯学部付属病院口腔治療・歯周科なども良いかと思います。
只、現在、コロナの影響で診療体制が通常とは異なっています。
事前にTELでお問い合わせください。
例えば、お住いの都道府県だと国立大学歯学部付属病院口腔治療・歯周科なども良いかと思います。
只、現在、コロナの影響で診療体制が通常とは異なっています。
事前にTELでお問い合わせください。
回答5
松元教貢歯科医院(大田区山王)の松元です。
回答日時:2020-05-12 19:22:28
歯周病専門医とかの歯周病をちゃんと手掛けている先生に治療していただいての話ですか?
特に気にされている部位は写真で取られている下の前歯とかですか?
歯周病の診断は、まずちゃんとしたレントゲン写真を撮ること、現在ではCTを撮ることもお勧めできると思います。
それで、口腔内診査も重要で、歯周ポケット測定を1本の歯で最低でも4つの部位、できれば6つの部位で測定されること、その時の歯周ポケットからの出血とか排膿の程度、歯の動揺度などを専門的にしっかりと精査して診断を下すものです。
口腔内写真を何枚も各部位ごとにしっっかりと撮る、と言うことも大切です。
このような適切な治療をお受けになられましたか?
若年性の歯周病、と診断されたと言うことですが、どれぐらい歯槽骨が溶けてしまっていて、歯に揺れが出ているのか?がとても重要です。
もし、まだ歯周ポケットが5〜6o残っていたりして、骨も溶けていて、歯が揺れているなら、かなりしっかりと専門家に診ていただいて今後の対策をお考えいただく必要があると思います。
そうでないなら、若年性歯周病と言われていても、歯肉炎レベルのそこまで歯周病が進行していない状態ではないか、と思います。
歯間ブラシを使うことは、専門家から指導されたのでしょうか?
私個人的には、歯間ブラシは年齢が行って、歯間に隙間が生じて来て、そこからの歯周病、虫歯が心配になって来た方に使用して欲しいい、と考えています。
何故かと言うと、若くて歯間にまだ歯肉がちゃんとある患者さんが、無理に歯間ブラシを使うと、せっかくある歯肉が失われたり、怪我したりしてしまう恐れがあるからです。
それよりも、私は1本磨き用のタフトブラシとかデンタルフロスの方が良いのでは、と考えています。
歯間ブラシは、意外に使用方法が難しくて、患者さんが我流でやってしまうと、怪我したり歯茎がなくなったりしかねないので、そこは用心された方が良いと思います。
かえって、歯間が広くなり、食物残差が詰まったりして、逆効果だったりしてしまうのを恐れます。
お勧めは、1本ずつ磨けるタフトブラシです。
使い方とモノによっては歯周ポケットの2〜3o程度の所まで歯垢、プラークを除去できるので、その方が良いと思います。
写真の歯茎の状態は、軽く浮腫があり、歯間は歯間ブラシのせいでしょうね、隙間が生じて来ていると思います。
1本1本磨けるタフトブラシの方が、綺麗にできるんじゃないでしょうか。
歯周病が心配でしたら、薬局に行けば歯垢染色検知液が市販されていますから、極端ですが毎日でも染め出して、その染まった所を手鏡使って良く見ながら落とす、と言うことをしてみては如何でしょうか。
ご両親やお祖母ちゃんが入れ歯だからと言って、自分も歯が抜けて入れ歯になる、なんてことは、ちゃんと歯周病専門家と手を組んで取り組んでいけば起こらない、と思います。
写真と文章だけでは一般論的なことしか書けませんが、歯周病治療の歴史で重症の若年性歯周病と診断された方であっても、歯周病専門医の治療を受けて、ちゃんとメインテナンスも継続されたことで、歯を守られてる方々がいます。
ご自分の代から、歯周病を克服した家族になれれば良いと思います。
特に気にされている部位は写真で取られている下の前歯とかですか?
歯周病の診断は、まずちゃんとしたレントゲン写真を撮ること、現在ではCTを撮ることもお勧めできると思います。
それで、口腔内診査も重要で、歯周ポケット測定を1本の歯で最低でも4つの部位、できれば6つの部位で測定されること、その時の歯周ポケットからの出血とか排膿の程度、歯の動揺度などを専門的にしっかりと精査して診断を下すものです。
口腔内写真を何枚も各部位ごとにしっっかりと撮る、と言うことも大切です。
このような適切な治療をお受けになられましたか?
若年性の歯周病、と診断されたと言うことですが、どれぐらい歯槽骨が溶けてしまっていて、歯に揺れが出ているのか?がとても重要です。
もし、まだ歯周ポケットが5〜6o残っていたりして、骨も溶けていて、歯が揺れているなら、かなりしっかりと専門家に診ていただいて今後の対策をお考えいただく必要があると思います。
そうでないなら、若年性歯周病と言われていても、歯肉炎レベルのそこまで歯周病が進行していない状態ではないか、と思います。
歯間ブラシを使うことは、専門家から指導されたのでしょうか?
私個人的には、歯間ブラシは年齢が行って、歯間に隙間が生じて来て、そこからの歯周病、虫歯が心配になって来た方に使用して欲しいい、と考えています。
何故かと言うと、若くて歯間にまだ歯肉がちゃんとある患者さんが、無理に歯間ブラシを使うと、せっかくある歯肉が失われたり、怪我したりしてしまう恐れがあるからです。
それよりも、私は1本磨き用のタフトブラシとかデンタルフロスの方が良いのでは、と考えています。
歯間ブラシは、意外に使用方法が難しくて、患者さんが我流でやってしまうと、怪我したり歯茎がなくなったりしかねないので、そこは用心された方が良いと思います。
かえって、歯間が広くなり、食物残差が詰まったりして、逆効果だったりしてしまうのを恐れます。
お勧めは、1本ずつ磨けるタフトブラシです。
使い方とモノによっては歯周ポケットの2〜3o程度の所まで歯垢、プラークを除去できるので、その方が良いと思います。
写真の歯茎の状態は、軽く浮腫があり、歯間は歯間ブラシのせいでしょうね、隙間が生じて来ていると思います。
1本1本磨けるタフトブラシの方が、綺麗にできるんじゃないでしょうか。
歯周病が心配でしたら、薬局に行けば歯垢染色検知液が市販されていますから、極端ですが毎日でも染め出して、その染まった所を手鏡使って良く見ながら落とす、と言うことをしてみては如何でしょうか。
ご両親やお祖母ちゃんが入れ歯だからと言って、自分も歯が抜けて入れ歯になる、なんてことは、ちゃんと歯周病専門家と手を組んで取り組んでいけば起こらない、と思います。
写真と文章だけでは一般論的なことしか書けませんが、歯周病治療の歴史で重症の若年性歯周病と診断された方であっても、歯周病専門医の治療を受けて、ちゃんとメインテナンスも継続されたことで、歯を守られてる方々がいます。
ご自分の代から、歯周病を克服した家族になれれば良いと思います。
タイトル | [写真あり] 若年性歯周病。いつまで歯が持つのか不安です |
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質問者 | 栞里さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 26歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯周病(歯槽膿漏)治療 その他(写真あり) 侵襲性歯周炎(若年性の歯周病) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。