根の治療中、根充まで2〜3か月様子見をすることはありますか?
相談者:
むっく25さん (32歳:女性)
投稿日時:2020-05-20 13:27:42
回答1
松元教貢歯科医院(大田区山王)の松元です。
回答日時:2020-05-20 13:42:32
マイクロとか拡大鏡とか拡大視野で、ラバーダムとかして治療されてるんでしょうか?
現代の根管治療で、以上のことは必須条件ですので、そこがまず大事なのかなと・・・
そして、根管の中には現在何か薬剤を充填していただいてるんでしょうか?
空洞のままではないですよね・・・
又、仮の蓋に仕方も気になります。
接着されてて、漏洩とかない状態なんでしょうか?
漏洩していると、感染する危険性があるので、気になります。
根管充填されて支台築造とかされてない歯は、簡単に言えばコップのようなものなので、咬合力が掛かり過ぎると破折してしまう恐れがあります。
因みに、私が海外で見学させていただいた根管治療専門医は、殆どの場合1回の治療で根管充填までしていました。
論文上は、それで成績には殆ど差がない、とお聴きしましたので・・・
現代の根管治療で、以上のことは必須条件ですので、そこがまず大事なのかなと・・・
そして、根管の中には現在何か薬剤を充填していただいてるんでしょうか?
空洞のままではないですよね・・・
又、仮の蓋に仕方も気になります。
接着されてて、漏洩とかない状態なんでしょうか?
漏洩していると、感染する危険性があるので、気になります。
根管充填されて支台築造とかされてない歯は、簡単に言えばコップのようなものなので、咬合力が掛かり過ぎると破折してしまう恐れがあります。
因みに、私が海外で見学させていただいた根管治療専門医は、殆どの場合1回の治療で根管充填までしていました。
論文上は、それで成績には殆ど差がない、とお聴きしましたので・・・
回答2
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2020-05-20 17:20:42
こんにちは。
>ですがなんとなく若干の違和感のような?響く感じも多少あり
何らかの原因で炎症が残っているように思います。
>根充をすぐせずに2.3ヶ月後に確認してから詰めることはよくあるのでしょうか
症状が残ったままなら経過を見ることはあります、それでもよくならなければ私なら意図的再植を考えます。
意図的再植法 http://yamadashika.jugem.jp/?eid=3163
経過観察症例 http://yamadashika.jugem.jp/?eid=3661
>ですがなんとなく若干の違和感のような?響く感じも多少あり
何らかの原因で炎症が残っているように思います。
>根充をすぐせずに2.3ヶ月後に確認してから詰めることはよくあるのでしょうか
症状が残ったままなら経過を見ることはあります、それでもよくならなければ私なら意図的再植を考えます。
意図的再植法 http://yamadashika.jugem.jp/?eid=3163
経過観察症例 http://yamadashika.jugem.jp/?eid=3661
回答3
顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時:2020-05-20 18:10:17
>根充をすぐせずに2.3ヶ月後に確認してから詰めることはよくあるのでしょうか?
保険診療では少ないように思います。
またCTをそのような目的で撮影することは愛知県では保険適応外だと思います。
>それをすることへのデメリットなどはありますか?
治療期間が伸びる
仮封からの漏洩により根管が感染して難治性になる可能性がある
と思います。
> なんとなく若干の違和感のような?響く感じも多少あり、
根管治療のゴールの決め方が歯科医にとって大きく違うことはあり得ますね。私ならOKを出すと思います。
それは上記のデメリットの2が怖いからです。
保険診療では少ないように思います。
またCTをそのような目的で撮影することは愛知県では保険適応外だと思います。
>それをすることへのデメリットなどはありますか?
治療期間が伸びる
仮封からの漏洩により根管が感染して難治性になる可能性がある
と思います。
> なんとなく若干の違和感のような?響く感じも多少あり、
根管治療のゴールの決め方が歯科医にとって大きく違うことはあり得ますね。私ならOKを出すと思います。
それは上記のデメリットの2が怖いからです。
タイトル | 根の治療中、根充まで2〜3か月様子見をすることはありますか? |
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質問者 | むっく25さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 32歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
根管治療の治療法 根管充填 |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。