右下7番の根管治療中、内圧による激痛が続いています

相談者: echo_tommyさん (33歳:女性)
投稿日時:2020-06-01 19:24:04
こんにちは。お世話になります。

5月2週目くらいに右下7番が痛み出しました。
10年程度前に虫歯治療を行った歯です。
その日のうちに最寄りの歯科医院に駆け込み診ていただいたところ、被せ物のなかで虫歯になっているとのことで、被せ物を外して虫歯を削り仮の蓋をして帰りました。

その日の夜からものすごい激痛が始まり、痛み止めは全く効かず眠れなくなったため翌日にもう一度駆け込みました。

一番奥の下の歯であるため、また炎症を起こしているため麻酔技効きにくく、神経の治療には至りませんでした。

しかしその後も2日間眠れない激痛が続いたため、神経に直接麻酔を打って神経を抜いてもらいました。
翌日まだ痛むのでもう一度受診すると、まだ神経が残っていたそうでもう一度直接麻酔をして抜きました。

これで少し落ち着き、次の受診で治療をはじめたところまた痛み、細かい神経が残っていることがわかりました。
神経麻酔を5本ほど打ちましたが効かず、神経が死ぬまで待つことになりました。

一週間も開けずにその神経は抜くことができ、ようやくお薬を入れて仮の蓋をしていただきました。

そこから問題なく過ごしておりましたが、6日たったところでまた激痛が始まり一晩寝られず歯科医院に駆け込みました。

蓋を外したところ出血しており膿が出ていたので内圧が上がっていたかったのだろう、細菌もガスを発生するので尚更内圧が上がる。
とのことでした。
今回はオープンのまま帰されました。

特に歯が割れているなどの問題は見受けられないとのことでした。
時間をかけて治療していくことはもちろん大丈夫なのですが、いったいどこに問題があるのかがわからず、どれくらいかかるのかもわからず不安です。

診ていただいている先生も

「また今回出血していたのは予想外だった」

と仰っているので、イレギュラーな状態なのでしょうか?

お忙しいところ恐れ入りますが、ご意見賜れますと幸いでございます。
どうぞよろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2020-06-01 22:36:45
根管治療はラダーダムして拡大視野で精密な治療をしていただいているのでしょうか?

まずそこがずれていると、何とも言えません。

世界の標準治療の仕方が、上記の仕方なので、それを遵守してないのでしたら、根管治療専門医をお探しになられた方が良いかも知れない、と思います。

ちなみに世界的にも専門医レベルでは、根管治療は1,2回で終わるモノです。

回数伸ばしても、成績が変わらない、と長い研究で証明されてるのと、上記で書いたような治療方式が広まって、1,2回で終われるようになったからです。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2020-06-02 11:10:04
歯内療法専門医をしていますが、

>「内圧による激痛」

個人的には【内圧】って何!?と思ってしまいます^^;


保険治療の場合多くは、ストッピング(ゴム)なので液体などの通れる多少の隙間は開いており、空気さえも逃げない圧が貯まるような封鎖性はまずないと考えます。
 
もし圧が上がる歯であれば必ず排膿してきますし、しばらく待てば膿の排膿路が作られ減圧されます。
 

根管治療後、特に抜髄後の「痛み」であれば治療による【細菌感染】を疑った方がいいでしょうね。
生きた組織に細菌が感染すれば痛みは出て当然です。


>診ていただいている先生も
>「また今回出血していたのは予想外だった」
>と仰っているので、イレギュラーな状態なのでしょうか?

治療に時間(回数)をかけても感染する機会だけ増えるだけですので、まずは細菌感染に考慮した治療(ラバーダム、隔壁、仮封など)を受けられた方が解決は早いと思いますよ。
 

心配であれば、歯内療法を得意とする先生を探して相談してみてください。

おだいじに

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答3
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2020-06-02 14:27:35
こんにちは。

保険治療の場合多くは、ストッピング(ゴム)なので多少の隙間は開いており圧が貯まるような封鎖性はまずないと思います。

保険診療でも二重仮封が当たり前に行われていますが、エリアによりストッピングだけの簡易的な封鎖になってしまっているのかな?と思いました。

二重仮封は大した手間でもありませんし、保険診療だからといって省く必要はないだろうと思います。

今回はオープンのまま帰されたのであれば治療は長引きそうです。

奥歯根管治療は難易度が高い事が多いので、自費治療で行ってくれる歯科医院の方が良いのかもしれませんね。


>今回出血していたのは予想外だった」
>と仰っているので、イレギュラーな状態なのでしょうか?

見えない所の治療を手探りで行う訳ですから、予想外の事は起こりやすくなります。
見えない所を出来るだけ見えるようにするとか、CTでイメージを高めて治療に当たる等の工夫があれば、良い治療に繋がっていくように思います。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2020-06-02 16:15:50
保険診療でも二重仮封が当たり前に行われていますが、

それはないでしょう^^;

私は開業以来、転院してくる患者さんで二重仮封って見たことないんですが・・・

また二重仮封した所で「隔壁」していなければ、歯頚部の封鎖性などは殆ど期待できないと思います。
 
仮封剤の厚みは水硬性セメントで最低3.5mmは確保しておかないと封鎖性が維持できないとのコンセンサスなので、「隔壁」があっての仮封だと考えます。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: echo_tommyさん
返信日時:2020-06-02 20:00:43
松元先生、井野先生、船橋先生

ご丁寧なご回答をありがとうございました。

ラバーダムや拡大視野などのない環境での治療なので、なかなか原因究明に至らないのですね。

前回駆け込んだ際には、仮の蓋を開けはじめた途端に痛みから解放された感じだったので、蓋をしていることが私にとっては辛いことの一つだったのかと理解しています。

今日また治療に行って参りましたが、やはり詰めていた綿には血がついていたので炎症が起きているのだろうとのこと。

駆け込む前の治療では歯茎麻酔を打って治療していたので痛みを感じなかったのですが、今日は麻酔なしで治療したところ歯根の一箇所に痛みが出て、おそらくそこにまだ生きている神経が少し残っているのだろうとのことでした。

少しずつ進んでいる感じはあるのですが、先生方のお話をお聞きして歯内療法を得意としていらっしゃる医院ヘのご相談を考えております。
近くに評判の根管治療専門医院があったので問い合わせてみたのですが、やはり自費治療になるため予算を聞いてちょっと考えてしまっています。

最初の診察は保険治療としてみてくださるとのことだったので、診ていただくだけでも行って来ようかと思います。

ご丁寧なご回答をありがとうございました。
またご相談させていただく際にはどうぞよろしくお願いいたします。
回答 回答5
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2020-06-03 00:09:27
治療の途中で転院する患者さんは、問題があって転院される事がほとんどですからそんなものなのでしょう。

>近くに評判の根管治療専門医院があったので問い合わせてみたのですが、やはり自費治療になるため予算を聞いてちょっと考えてしまっています。
>最初の診察は保険治療としてみてくださるとのことだったので、診ていただくだけでも行って来ようかと思います。

難しくなっている場合は、費用を出してでも出来るだけ専念して行ってくれる歯科医院のほうがよいかもしれませんね。

治療の途中で一般歯科から専門医に転院する方は、大抵上手く行っていない方ですから、しっかり相談に乗ってくれるのではないでしょうか。
費用はどうしても高額になりますよね。




タイトル 右下7番の根管治療中、内圧による激痛が続いています
質問者 echo_tommyさん
地域 非公開
年齢 33歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 神経の無い(神経を取った)歯の痛み
歯科治療後の歯の痛み
根管治療後の痛み
根管治療に関するトラブル
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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