軽い痛みがあるまま根管充填するのは避けたほうがいいか?

相談者: たけしたやまびさん (28歳:男性)
投稿日時:2020-06-05 17:58:16
こんにちは。
左上6番がC3の虫歯抜髄根管治療を受けている者です。


最初に受診した歯科医院で根管治療を受けていましたが、痛みが治まらず現在の歯科医院に転院。

慢性化膿性根尖性歯周炎、慢性一部性化膿性歯髄炎と診断され、転院先で改めて根管治療を4回ほど受けてきました。


おかげさまで激痛はなくなり、根管に器具を入れても痛くなくなりました。
しかし、いまでも治療中の歯に舌が触れると少し鈍い痛みがあったり、針の先で軽くつついた痛みが日中あります。

先生はそろそろ、根管充填して詰めるとおっしゃっています。



この状況で、質問が3点あるのですが、

@根管治療で器具を入れても痛みがなくても、日中起きる少しの痛みや違和感がなくなるまで、根管充填で詰めるのを避けたほうが良いのか。


A抜髄した根管充填剤MTAセメントを使用するのは有効か。
また、MTAセメントとほかの充填剤(ガッタパーチャ水酸化カルシウム)との材料の比較でどの材料が最適か。
(メリットデメリット含め教えていただけると幸いです)


B(AでMTAセメントが最適である場合)現在通っている歯科医院ではMTAセメントの治療実績がないのですが、それでも私がMTAセメントでの充填を希望する場合、MTAセメントの充填のみ紹介状を通じて他院でできるのか、それともいっそのこと転院したほうがよいのか、どうればよいのかご教示いただけると幸いです。


次の通院までにできれば解決したいと思い、至急の質問とさせていただきました。

何卒よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2020-06-05 23:27:47
たけしたやまび さん、こんにちは。

>次の通院までにできれば解決したいと思い、至急の質問とさせていただきました。

基本的なことになりますが、疑問に思うことや、不安に感じることは、何でも担当医に直接お尋ねしてみましょう。

コミュニケーションをとる努力を勧めます。


>私がMTAセメントでの充填を希望する場合、MTAセメントの充填のみ紹介状を通じて他院でできるのか、それともいっそのこと転院したほうがよいのか

何を目的として「MTAセメントでの充填を希望する」という文言が出現してきたのか知る由もありませんが、例えば、自費での受診にはなりますが、歯内療法だけを診ている施設を自主的に受診して相談なさってみる or ご紹介いただくようお願いしてみる、等を検討なさってみてはいかがでしょう。

2人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2020-06-06 12:15:56
根管治療は、患者さんが思うほどスッカリスッキリ治るものではありません。

何処で根管充填するのか?は先生の判断にしかなりません。


根管治療中の現在、根管内は何が入っているのでしょうか?
カルシウム製剤?ですかね。


綺麗に緊密に詰めて貰えているなら、待ちたいなら待つ、と言う選択肢もなくはないです。

昔は、そうして根尖セメント質で完全に封鎖されてから根管充填する、と言うやり方をされてる先生もおられました。


問題は、根管治療されてる歯は、コップみたいになってるので、割れやすいことです。

舌で押して痛むのは、ヒビが入ってないか心配です。


又、仮封の状態もどうなのか?が心配ですね。

封鎖良くするためと、歯冠破折防止のための仮歯を使われたりします。


まずは安静にされ、どんな経過を辿るか、ですね。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2020-06-06 12:43:35
@ 慢性化膿性根尖性歯周炎という診断であれば少なくとも根尖孔外に慢性炎症があったと思います。
多少は骨が吸収していると思います。

体に傷が入ったような状態なので、多少の違和感などが残ることは充分考えられると思います。
ですから根管内が綺麗にできていれば根管充填の時期とも言えると思います。



A あくまで個人的な意見です。

根尖孔が破壊されている、あるいは歯根吸収のため根尖孔のサイズがかなり大きくなっている、歯根穿孔パーフォレーション)があればMTAによる根管充填も視野には入れます。
それ以外であれば自分がやりやすい根管充填法を選択すると思います。


MTAによる根管充填は自費になることと、再根管治療がかなり難しくなると思います。
MTA根管充填後同じ歯科医院であればクラウン等も当然自費になると思います。
保険適応の材料を使っても自費になると思います。



B それは今の主治医の考え方次第ですね。
よく相談してください。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2020-06-06 12:47:44
こんにちは。

根管治療を続けているが症状が取れないようですね。

>先生はそろそろ、根管充填して詰めるとおっしゃっています。

症状が続いているので感染根管が治癒していないと考えるべきです、したがって根管充填の時期ではないでしょう、早まって根管充填をして症状が続くようなら後始末が大変です。

>@根管治療で器具を入れても痛みがなくても、日中起きる少しの痛みや違和感がなくなるまで、根管充填で詰めるのを避けたほうが良いのか。

症状があるという事は炎症が消失していないという事ですから個人的には避けるべきだと考えています。

抜髄した根管充填剤MTAセメントを使用するのは有効か。

炎症が続いているときはMTAであろうと何であろうと根管充填の時期ではありません。

また抜髄歯で年齢を考えると根管がかなり細いのでMTAで根管充填するのは極めて困難です、個人的には避けるべきだと考えます。




タイトル 軽い痛みがあるまま根管充填するのは避けたほうがいいか?
質問者 たけしたやまびさん
地域 非公開
年齢 28歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 神経の無い(神経を取った)歯の痛み
歯科治療後の歯の痛み
根管治療後の痛み
MTA
根管充填
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

歯磨きをしても虫歯になる原因 デンタルフロスは効果無し? 歯ブラシとデンタルフロスどっちが先? 歯科衛生士が就職前に絶対に知っておきたい