う蝕により右下7番を抜歯した際に右上7番を移植することについて

相談者: パプピンさん (28歳:女性)
投稿日時:2020-06-24 01:16:18
*質問*

@初診の段階では「放置で良い」と言ったのに、私が噛み合わせについて質問した途端、真逆の回答をした主治医は歯科医として信用できる歯科医だと思いますか?

A木曜の午前までに痛みが消える可能性はあると思いますか?

B今のように、Wなんとなく常に痛いがカロナールを飲むほどではないWという状態で、銀歯にすることは不可能ですか?

C今までの経緯、現状を踏まえて万一右下7番を抜いた際は右上7番を移植する、もしくは右下7番を分割抜歯し6番側を残す、という提案は適切ですか?

D右下7番だけを入れ歯にする人が皆無な理由は何ですか?

E私のケースの自家歯牙移植についてどう思いますか?

F右下7番の録画番側を分割抜歯して、奥側だけを残した場合6番と7番に大きな隙間ができると思うのですが、これによってどんな影響が考えられますか?

G仮に右下7番を抜歯したまま放置すると、どのようなことが起こり、どのような流れになり、どのような弊害が生まれると思いますか?



*経緯*

約7年前に、元かかりつけ医1からの紹介状を持って地域の総合病院で両下親知らずを抜きました。
しかし左右ともに隣接する7番のう蝕が酷く、元かかりつけ医1で両下7番の神経を抜く治療をしました。

その時、元かかりつけ医1の方針で、銀歯まで行かず樹脂の段階で治療は終了し、その後は定期検診に通っていました。
親知らずを抜いた後に顎関節症にもなってしまい、ソフトタイプのナイトガードを作成しました。

その後、引越しの関係で2019年の4月から元かかりつけ医2に転院しました。
まず酷い顎関節症のために噛み合わせの調整、ハードタイプのナイトガードの作成をしました。

そこでは「これらが終わり次第二本とも銀歯に」という話になっており、左下7番は銀歯の段階まで治療が済んだのですが、今年の4月に入っていざ右下7番の治療に取りかかろうとしたところ、何も食べ物が噛めないほどの激しい痛みに襲われました。

しかしかかりつけ医2の対応は不誠実で、

「原因不明。
普通にまた次回の治療に来て下さい」

と言われてしまい、その態度に不信感を抱いた私はその後間もなく現在のかかりつけ医に転院しました。

初診の段階で

「骨縁下カリエス
残せるか抜くしかないか五分五分。
抜いた場合この7番の歯は咀嚼能力、噛み合わせ、見た目の問題、色んな意味で抜きっぱなしで問題無い歯なので放置でいい。
義歯ブリッジインプラントもメリットがない」

と言われました。

それでも

「残してあげたい」

と言って頂け、今までの2ヶ月間くらい、順調に治療が進み、15日の診察では

「次回で根の治療は終わります」

とまで言って頂けました。



*現状*

しかし翌朝16日からまた痛みだし、毎食前カロナールを飲まないとつらいほどになってしまいました。

18日に医院に電話し、本来次回は29日の予定だったのですが、急遽本日(昨日23日)の午前に診察の予約を取ってもらいました。

しかし20日頃からはWなんとなく常に痛いがカロナールを飲むほどではないW、という程度に持ち直しました。

そして本日診て頂いたところ、

「今まで仮のフタをしてきたが、その中にガスが溜まって噛んだ時に痛みを感じている可能性がある。
昔のやり方だが、今回はフタではなくワタを詰めるだけのオープンという処置を取ってみる。
これで痛みが取れれば、また治療を続行するが、取れない場合、抜歯するしかないかも」

と言われ、また25日木曜の午前に行くことになりました。

その際、私が

「歯を一本失うと、そのスペースが原因で歯並びが崩れてしまうと聞いたんですが」

と言ったら、

「教科書的なことを言えば、代わりの物を入れた方がいい。
しかしその場合、あなたの場合は右上7番をドナーとして移植し、右上6番と噛み合うようにすることをオススメする。

もしくは6番側の根の虫歯が酷いと感じるので、分割抜歯で奥側だけを残すか。
一本義歯をする人はほぼ皆無だし、ブリッジは7番の歯では橋渡す両端の歯が無いので無理だし、健康な歯を削らなければいけない治療法なので勿体ないのでオススメできない。

インプラントはとにかく高額だし、一生歯医者と縁が切れないような状況になってしまうので、同じくオススメできない」

と言われました。

初診でW放置でいいWと言ったのに言ってることが違うじゃん、と思ってしまいました。

また、右上の健康な歯を抜いて神経を殺してしまう上に、自家歯牙移植の成功率は50%、保つのは5〜10年だけ、とネットで読み、もし失敗したらみすみす右上7番の歯を失うことになるだけなのでは?

きちんと歯磨きなどをするのを前提に、一生保つわけじゃないならハイリスクローリターン過ぎるのでは?

と思ってしまいます。

今の主治医の言い分の信憑性や、方針について他の先生はどう思うんだろう、と思い質問させて頂きます。

また、今のようにWなんとなく常に痛いがカロナールを飲むほどではないWという状態で銀歯にすることは不可能でしょうか?
私としてはこのまま銀歯になってくれることが、一番丸く収まる気がするのですが。

しかしフタからワタにしてから約12時間が経ちますが、特に痛みに変化はないので、明後日までにこれ以上痛みが良くなることはないような気がします。

また、仮に放置という選択を取った場合、右上7番が下に伸びてくると思います。
そうなると失われた右下7番に代わる物を右下7番の箇所に作成しない限り、結局右上7番も抜くことになるのでしょうか?

左側は上下とも7番まであって、右側だけ6番までしかないとなると、顔の造形が左右で違ってきてしまうのではないか、全7番のうち右下7番だけがないという近い未来の時点で顔の造形に影響が出るのではないかということもとても心配です。

私はどうするべきでしょうか。



長文乱文で申し訳ないのですが、今の様子だとこの若さで親知らず以外の歯を失う可能性が高いことへの悲しみや、もしそうなってしまったら、ただでさえ顎関節症でナイトガードを付けているほどなのに、この先、私の歯や噛み合わせや顎はどうなってしまうんだろう、醜い見た目になってしまったらどうしようという不安で、現在の主治医の初診日以来、毎日胸が張り裂けそうで日常生活に支障を来しかけています。

実際、初診日は歯科医から説明を受けている途中で泣けてきてしまい、泣きながら家路に着きました。

どうかご意見をお願い申し上げます。
ご回答お待ち申しております。


回答 回答1
  • 回答者
あすとら歯科クリニック相模原(神奈川県相模原市)の滝野です。
回答日時:2020-06-24 07:00:04
パプピンさん、こんにちは。

>@

初診時とは状況が変化していたのかもしれませんし、噛み合わせについて気にされているということから、新たな提案があったのかもしれません。

>A B

これはネットの掲示板では何とも…

>C

そういうケースはあると思います。6番に比べ、7番の根はくっついている場合もありますから、分割抜歯に適するかどうかは状況次第だと思います。

>D

確かにほとんど選択されないと思います。
それ以外の欠損に比べて、メリットとデメリットのバランスが悪い為だと思います。

>E

そういう方法もあるとは思います。

>F

右上の歯を移植や、近心根だけ抜くという話があることを考えると、7の近心根を抜いて7遠心根を近心根の位置に移植する、という選択肢もあるかもしれませんが、実際の状況はわかりません。

>G

個々の状況にもよると思います。
主治医の方から比較的、いろいろと説明を受けているほうであると感じますので、聴いてみるのが良いと思います。

また、自分の歯の保存を強く望むのでしたら、自費治療にはなるでしょうが、歯内療法専門医の受診を検討するのもありだと思います。

マイクロスコープラバーダムを使って丁寧な根管治療を行えば保存できる場合もあるかもしれませんし、意図的再植などで根尖を掻爬するなどの方法もあるかもしれません。

>ブリッジは7番の歯では橋渡す両端の歯が無いので無理だし、健康な歯を削らなければいけない治療法なので、勿体ないのでオススメできない。

遊離端ブリッジというものがありますが、手前が健康な歯であれば、主治医と同じ意見です。

>インプラントはとにかく高額だし、一生歯医者と縁が切れないような状況になってしまうので、同じくオススメできない」

高額かもしれませんが、メリットはあると思います。
また、インプラントの有無に関わらず歯科医院に定期的に専門的なチェックをしてもらってメンテナンスを行うことは、ご自身の歯を残す為には有効なことだと思います。

ただ、インプラントを入れた場合、一生の付き合いになるというつもりで担当医を選ぶ必要があると思います。

担当医が自分より先に亡くなった時にどうするか。
自分が高齢や要介護になって、そこの歯科医院へ通院できなくなった時にどうするか…etc

そういう意味では、インプラントを入れて費用さえもらえばあとは…という歯科医院も多いでしょうから、担当の先生は後々のことまで考えてくれる先生のように感じます、もしくはインプラントをやってないだけかもしれないと思います。

>顎関節症ナイトガードを付けているほどなのに、この先私の歯や噛み合わせや顎はどうなってしまうんだろう

顎関節症の根本的な原因についても考えておくことは、他の歯を残す為や、万が一インプラントなどを選択される場合にも、良いと思います。

どうぞお大事にしてください。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2020-06-24 07:00:25
>初診の段階では「放置で良い」と言ったのに、私が噛み合わせについて質問した途端真逆の回答をした主治医は、歯科医として信用できる歯科医だと思いますか?

パプピン さんが「歯を一本失うとそのスペースが原因で歯並びが崩れてしまうと聞いたんですが」と言ったことで、補綴に関する説明が加わっただけのように思います。

特に、真逆になったとは思えません。


>木曜の午前までに痛みが消える可能性はあると思いますか?

どうでしょうね、可能性としてはゼロではないように思いますが、低いものと推測します。


>今のように、Wなんとなく常に痛いがカロナールを飲むほどではないWという状態で銀歯にすることは不可能ですか?

歯内療法の成功性を少しでも上げることを鑑みると、例えば、自費での受診になるかとは思いますが、歯内療法だけを診ている施設で相談なさってみるのも一法かもしれません。


>今までの経緯、現状を踏まえて、万一、右下7番を抜いた際は右上7番を移植する、もしくは右下7番を分割抜歯し6番側を残す、という提案は適切ですか?
>右下7番の録画番側を分割抜歯して、奥側だけを残した場合、6番と7番に大きな隙間ができると思うのですが、これによってどんな影響が考えられますか?
>仮に右下7番を抜歯したまま放置すると、どのようなことが起こり、どのような流れになりどのような弊害が生まれると思いますか?

「右上7番が下に伸びてくる」かどうかも含め、実際の状態が判りませんから、歯の番号だけで論じるのは無理があるように思います。


>右下7番だけを入れ歯にする人が皆無な理由は何ですか?

皆無だとは思いませんが。


>私のケースの自家歯牙移植についてどう思いますか?

もしもドナー歯が生活歯なのでしたら、私だったら勧めないかもしれません。

寧ろ、素直にインプラント治療を提案するかもしれません。


>インプラントはとにかく高額だし一生歯医者と縁が切れない

どうでしょうね、ちゃんと施術していただけるのでしたら、特別に高額な治療だとは、私は思いませんが。

そもそも、どのような治療を受けた後も、定期的なメンテナンスに通院し続けるのが基本でしょうね。


>左右ともに隣接する7番のう蝕が酷く、元かかりつけ医1で両下7番の神経を抜く治療をしました

もっと早く、親知らずを抜歯しておけば良かったですね。


>私はどうするべきでしょうか

顎関節症ナイトガードを付けている」ことについては、通院が大変かもしれませんが、顎関節症診療センターとか、顎関節治療部とか、出来るだけ専門性を謳っている部門がある歯学部の付属病院に、足を運んでみてはいかがでしょう。

また、「胸が張り裂けそうで日常生活に支障を来しかけています」ということについては、精神科か心療内科で相談なさってみるのも一法かもしれません。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: パプピンさん
返信日時:2020-06-24 14:32:47
滝野 正義 先生

ご回答ありがとうございます。

先に昨晩の投稿後追加で投稿したつもりだった投稿が投稿されていなかったようなので、ここに書かせて頂いてもよろしいでしょうか?

---

*質問の追加

H右下7番は残せない、抜歯しかないという判断に至った時、この状況なら当初の主治医の一番の推奨であったW抜歯後は放置Wという対応が最善もしくは妥当ですか

---

>初診時とは状況が変化していたのかもしれませんし、噛み合わせについて気にされているということから、新たな提案があったのかもしれません。

初診以来W先生の言う通り万一抜歯になったら放置しようWと思っていた私が、突如

「歯を一本失うと、そのスペースが原因で歯並びが崩れてしまうと聞いたので、お金がかかってもインプラントとかを入れた方がいいのかなと思い始めているんですが」

と言い始めたので、それについて回答しただけで特別不誠実な態度ではないということですよね。

>また、自分の歯の保存を強く望むのでしたら、自費治療にはなるでしょうが、歯内療法専門医の受診を検討するのもありだと思います。
マイクロスコープラバーダムを使って丁寧な根管治療を行えば保存できる場合もあるかもしれませんし、意図的再植などで根尖を掻爬するなどの方法もあるかもしれません。

歯内療法専門医という先生方がいらっしゃるのですね、知りませんでした。

今調べてみたのですが、自費診療であること、私の住む地域では近隣に専門医がおらず、通院の継続が困難になるであろうと思われるので、せっかくご提案頂き恐縮ですが今はもう少しだけ検討したいです。

>高額かもしれませんが、メリットはあると思います。
>また、インプラントの有無に関わらず歯科医院に定期的に専門的なチェックをしてもらって、メンテナンスを行うことはご自身の歯を残す為には有効なことだと思います。

>ただ、インプラントを入れた場合、一生の付き合いになるというつもりで担当医を選ぶ必要があると思います。

>担当医が自分より先に亡くなった時にどうするか。
>自分が高齢や要介護になってそこの歯科医院へ通院できなくなった時にどうするか…etc

そういう意味では、インプラントを入れて費用さえもらえばあとは…という歯科医院も多いでしょうから、担当の先生は後々のことまで考えてくれる先生のように感じます。
もしくはインプラントをやってないだけかもしれないと思います。

「一生歯医者と縁が切れないような状況になってしまうので、同じくオススメできない」という私の書き方が悪かったかもしれません。

正確には主治医には、

「インプラントは一度入れてしまうと、メンテナンスも含め一生歯医者さんとは付き合っていかなきゃいけないことになります」

という言い方をされました。

滝野先生のおっしゃる通り、主治医が引退やお亡くなりになった時、自分が大怪我をして長期間入院しなければならなくなった時、引っ越さなければいけなくなった時など、何らかの原因により通院が困難になった時、そんないついかなる時でも定期的な診察が欠かせないことになりますがいいですか、と主治医は私のことを心配してくれているのだと思います。

私は歯医者さんは痛くなってから行くものとは考えておらず、

「子供の頃から3〜4ヶ月に一回の定期検診に通うのが当たり前で育ってきたので、その点については苦にはならないと思います」

とは伝えました。

また、初診の問診票の中にW希望される治療Wという項目があり、W全て保険適用内W、W場合によっては自費診療も検討W、W自費診療は厭わないWの三つのチェックボックスがあり、私が一番目のW全て保険適用内Wにチェックを打ったのもあるかもしれません。

医院自体はインプラントは行なっているようです。

顎関節症の根本的な原因についても考えておくことは、他の歯を残す為や、万が一インプラントなどを選択される場合にも、良いと思います。

実は4〜5年ほど前に顎の痛みについてW親知らずの抜歯が原因なのではWと感じ、元かかりつけ医1に紹介状を書いてもらい、7年前に親知らずを抜いた地域の総合病院の口腔外科の医師を再び訪ねました。

その医師に顎関節症発症の原因を訊いたところ、

「おそらく17〜8歳で抜いておいた方が良かった親知らずを抜けず、結局抜くことになった21歳になるまでの3年ほどの間に親知らずが肥大化し、それが原因で噛み合わせが破壊されたことが原因だと思う。
親知らずの抜歯の処置で発症したとしたらそれは稀」

と言われました。

そこの医師からさらに紹介状を書いてもらい、歯科大学附属病院の口腔外科にしばらく通っていました。

しかし最終的に痛み止めと湿布以上の処方のみという診察が続き、私が

「これ以上の治療は今後できますか?」

と訊いたら

「できません」

と言われ、電車で往復3時間ほどかけてそれなら、と思い通院をやめました。

実は17〜8歳の時の元かかりつけ医1での定期検診で

「親知らず、今抜いた方がいい。
傾いて生えてるからウチでは抜けないけど、総合病院に紹介状書くから抜いておいで」

と言われました。

しかしその直後、手首や腎臓の難病になってしまい、オペや入院、リハビリなどでそれどころではなくなってしまうほど大変な数年間を過ごしました。

それらが落ち着いた21歳の時に、久しぶりに元かかりつけ医1を再び訪ねようやく抜けた、という経緯があります。

17〜8歳の時に抜けていれば、こんなことにならなかっただろうな、と悔やまれます。


>G個々の状況にもよると思います。主治医の方から比較的、いろいろと説明を受けているほうであると感じますので、聴いてみるのが良いと思います。

まだ初診から2〜3ヶ月ほどしか経っておらず、主治医と信頼関係が築けているという時期ではありませんが、熱心で親身な先生だと感じています。

万一の抜歯後の噛み合わせへの不安も含めて、分からないことは質問し、納得いくまで話し合い、慎重になり過ぎず不安になり過ぎず治療していきたいと思っています。

お忙しいとは思いますが、Hの質問にお答え頂ければ幸いです
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: パプピンさん
返信日時:2020-06-24 14:35:25
小林 誠 先生

ご回答ありがとうございます

先に昨晩の投稿後追加で投稿したつもりだった投稿が投稿されていなかったようなので、ここに書かせて頂いてもよろしいでしょうか?

---

*質問の追加

H右下7番は残せない、抜歯しかないという判断に至った時、この状況なら当初の主治医の一番の推奨であったW抜歯後は放置Wという対応が最善もしくは妥当ですか

---

>パプピン さんが「歯を一本失うとそのスペースが原因で歯並びが崩れてしまうと聞いたんですが」と言ったことで、補綴に関する説明が加わっただけのように思います。

>特に、真逆になったとは思えません。

初診以来W先生の言う通り万一抜歯になったら放置しようWと思っていた私が、突如

「歯を一本失うと、そのスペースが原因で歯並びが崩れてしまうと聞いたので、お金がかかってもインプラントとかを入れた方がいいのかなと思い始めているんですが」

と言い始めたので、それについて回答しただけで特別不誠実な態度ではないということですよね

>どうでしょうね、可能性としてはゼロではないように思いますが、低いものと推測します。

昨日の施術から24時間以上が経過しましたが、Wなんとなく常に痛いがカロナールを飲むほどではないW状態に変わりはないです
私も明日の午前の診察までに痛みが完全に引くとは思えません

歯内療法の成功性を少しでも上げることを鑑みると、例えば、自費での受診になるかとは思いますが、歯内療法だけを診ている施設で相談なさってみるのも一法かもしれません。

歯内療法だけを診ている施設があるのですね、知りませんでした

今調べてみたのですが、自費診療であること、私の住む地域では近隣に専門医がおらず通院の継続が困難になるであろうと思われるので、せっかくご提案頂き恐縮ですが今はもう少しだけ検討したいです

>もしもドナー歯が生活歯なのでしたら、私だったら勧めないかもしれません。

左上の親知らずが残っているので主治医はそれをドナー歯にできないかと考えたが、サイズがとても小さく、右下7番のドナー歯にはなりえないとのことでした

私も生活歯をドナー歯にしてしまうのは抵抗があります

おそらく明日の診察で、即移植するかどうかの決断を迫られるというわけではないと思うので、最悪抜歯になった場合、その後にもう少しだけ考える時間をもらってもいいのかなと思っています

>そもそも、どのような治療を受けた後も、定期的なメンテナンスに通院し続けるのが基本でしょうね。

私は歯医者さんは痛くなってから行くものとは考えておらず、

「仮にインプラントを入れ、メンテナンスが必要な状況になったとしても、子供の頃から3〜4ヶ月に一回の定期検診に通うのが当たり前で育ってきたのでその点については苦にはならないと思います」

とは伝えました

>もっと早く、親知らずを抜歯しておけば良かったですね。

実は17〜8歳の時の元かかりつけ医1での定期検診で

「親知らず、今抜いた方がいい。
傾いて生えてるからウチでは抜けないけど、総合病院に紹介状書くから抜いておいで」

と言われました

しかしその直後、手首や腎臓の難病になってしまい、オペや入院、リハビリなどでそれどころではなくなってしまうほど大変な数年間を過ごしました

それらが落ち着いた21歳の時に、久しぶりに元かかりつけ医1を再び訪ねようやく抜けた、という経緯があります
17〜8歳の時に抜けていれば、こんなことにならなかっただろうな、と悔やまれます

>「顎関節症ナイトガードを付けている」ことについては、通院が大変かもしれませんが、顎関節症診療センターとか、顎関節治療部とか、出来るだけ専門性を謳っている部門がある歯学部の付属病院に、足を運んでみてはいかがでしょう。

実は4〜5年ほど前に顎の痛みについてW親知らずの抜歯が原因なのではWと感じ、元かかりつけ医1に紹介状を書いてもらい、7年前に親知らずを抜いた地域の総合病院の口腔外科の医師を再び訪ねました

その医師に顎関節症発症の原因を訊いたところ、

「おそらく17〜8歳で抜いておいた方が良かった親知らずを抜けず、結局抜くことになった21歳になるまでの3年ほどの間に、親知らずが肥大化し、それが原因で噛み合わせが破壊されたことが原因だと思う。
親知らずの抜歯の処置で発症したとしたらそれは稀」

と言われました

そこの医師からさらに紹介状を書いてもらい、歯科大学附属病院の口腔外科にしばらく通っていました

しかし最終的に痛み止めと湿布以上の処方のみという診察が続き、私が

「これ以上の治療は今後できますか?」

と訊いたら

「できません」

と言われ、電車で往復3時間ほどかけてそれなら、と思い通院をやめました

>また、「胸が張り裂けそうで日常生活に支障を来しかけています」ということについては、精神科か心療内科で相談なさってみるのも一法かもしれません

私が不安になり過ぎているのでしょうか

主治医にも初診の時点で、万一抜歯した後のことについていくつか質問したのですが、

「右下7番の歯を失ったからといって咀嚼にも問題は無いし、顔の見た目が変わってしまうということもない」

と言われているのですが、噛み合わせについても、また女であることもあり見た目の問題についても先行きが不安で仕方ありません


お忙しいとは思いますが、Hの質問にお答え頂ければ幸いです
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2020-06-24 15:10:59
>右下7番は残せない、抜歯しかないという判断に至った時、この状況なら当初の主治医の一番の推奨であったW抜歯後は放置Wという対応が最善もしくは妥当ですか

私だったら、上下の歯の接触関係を診査したうえで、放置 or 補綴を判断するかと思いますいので、文面だけで判断は出来かねます。


>特別不誠実な態度ではないということですよね

実際の遣り取りが分かりませんが、そのように思っています。


>私の住む地域では近隣に専門医がおらず

パプピン さんがお住いの県にもいらっしゃるようですが、費用がネックになりますでしょうか。


>手首や腎臓の難病になってしまい、オペや入院、リハビリなどでそれどころではなくなってしまうほど大変な数年間を過ごしました

そうですか、大変でしたね。

残念ながら、過去には戻れませんから、これからどうしていくのが良いのか、よく考えていきましょう。


>私が不安になり過ぎているのでしょうか

心中お察ししますが、「泣きながら家路に着きました」とは尋常ではありません。

必要に応じ、他科の力を借りることも一法かもしれません。


>見た目の問題についても先行きが不安で仕方ありません

幸いにして大臼歯部だけでのことでしたら、殆ど変化はないものと推測します。

回答 回答4
  • 回答者
あすとら歯科クリニック相模原(神奈川県相模原市)の滝野です。
回答日時:2020-06-24 19:21:51
パプピンさん、こんにちは。

>H

何が最善かというのは、考え方や価値観によります。
お口の中を大切に考えるのでしたら、(保存不可能だったという前提で)インプラントを検討するのが個人的には良いと思いますが、費用もかかりますから、それだけの価値を見出せるかどうかになります。

(インプラントを入れた時にかかる費用だけではありません、その後のメンテナンスや、将来何かトラブルが起きた時、口腔内の環境が変わった時にどう対応するかという問題があり、その都度費用が発生します。)

>「歯を一本失うと、そのスペースが原因で歯並びが崩れてしまうと聞いたので、お金がかかってもインプラントとかを入れた方がいいのかなと思い始めているんですが」
>と言い始めたので、それについて回答しただけで特別不誠実な態度ではないということですよね

はい。
問診、やり取りの中で患者さんの要望や価値観の擦り合わせを行い、それならばこういう治療法はどうでしょう、というように新たな提案が出ることは普通だと思います。

>自費診療であること、私の住む地域では近隣に専門医がおらず通院の継続が困難になるであろうと思われるので、

もしもインプラントを入れることになった場合、インプラントも自費診療になると思います。
金額的にも、また人工の異物ではなくご自身の歯を残すという意味でも、価値はあると思いますが、これは価値観の問題ですので、様々な考えがあると思います。

また、歯内療法専門医の場合、一回の治療時間こそ長くなりますが1回か2回で終わるなど、治療回数は少ない傾向にあると思います。
保険の治療と違い、何度も長く通院するということは無いと思います。

>正確には主治医には
>「インプラントは一度入れてしまうと、メンテナンスも含め一生歯医者さんとは付き合っていかなきゃいけないことになります」
>という言い方をされました

その通りだと思います。
インプラントは、周りの歯に迷惑を掛けずにその部位で自己完結で歯の代わりをしてくれますので、決して悪くない治療ですが、安易に受けるべき治療ではないと思います。

>私は歯医者さんは痛くなってから行くものとは考えておらず、
>「子供の頃から3〜4ヶ月に一回の定期検診に通うのが当たり前で育ってきたので、その点については苦にはならないと思います」
>とは伝えました

とても良い心掛けだと思います。

>W全て保険適用内Wにチェックを打ったのもあるかもしれません

もしかしたら、費用面を心配してくれていたのかもしれませんね。

>その医師に顎関節症発症の原因を訊いたところ

そのような説明もよく言われていますが、一度完成した咬合親知らずに押されて崩れるという考え方には否定的な考えも多くなっているようです。

>私が不安になり過ぎているのでしょうか

20代の若い女性の方が歯を失うことに強い不安や悲しみを感じるのは、最もなことだと思います。
胸が張り裂けそうだったり、初診日に説明を受けている途中から泣けてきてしまい、泣きながら家路に着いたということを、尋常ではないとは思いません。

それだけ、パプピンさんが自分の歯を大切に考えているということなんだと思います。

良い方向へいくといいですね。
お大事にしてください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: パプピンさん
返信日時:2020-06-24 22:59:41
小林 誠 先生

迅速なご返信ありがとうございます。

*質問*

@歯内療法には、治療終了後もインプラントのように自費によるメンテナンスやトラブル対応が求められますか

A現在の患部である右下7番のう蝕を何らかの方法で完治させない限り、時間が経てば経つほど、親知らずの抜歯が遅れたせいで両下7番が神経を抜かなければならないほどのう蝕になってしまったように、手前の6番など、他の歯も危険に晒されますか

B将来的に右上7番が下に伸びてきた場合、一般的にどのような処置がなされますか?

C仮に右側の7番が上下とも失われた場合、咀嚼や見た目は大丈夫なんでしょうか?

>パプピン さんがお住いの県にもいらっしゃるようですが、費用がネックになりますでしょうか。

距離と費用、時間との勝負という点がネックだなと感じてしまいました

日本歯内療法学会の専門医一覧表を見ており、あの後W自分の住んでいる県+歯内療法Wなどのキーワード検索を行った結果、いくつかの医院がありますね

ただ、いずれも徒歩+電車で片道一時間弱〜一時間半かかるので、やはり近くにあるとは言えないな、歯医者さんは近い方がいいと思っていた私にとっては検討が必要かなと感じていました

しかし、県内の医院の中の某医院のHPを読むと、来院回数は最大4回程度なのかなと感じるので、それなら遠くても短期集中の治療だと思えば距離の問題は乗り越えられそうかなと感じました

費用は実際に診てもらわないと歯科医としても正確な値段は出せないと思いますが、同じく某医院のHPを読んでいる限り、相場は私にとっては決して簡単に手が出るお値段ではないなと感じます

しかし、もしこの料金で絶対に天然歯が残せるのであれば価値はあるのかなと感じます

今回右下7番の存続の危機に襲われた患者として感じたことは、虫歯は時間との戦いの部分も大きいのかなということです

今回の事態は元かかりつけ医2でもう少しだけ早く右下7番の治療に取りかかれていたら、もっと言えば元かかりつけ医で17〜8歳の時に親知らずを抜歯できていれば起こりえなかったと思います

歯内療法も実際に口の中を診てから治療できる歯なのか抜歯するしかない歯なのかを判断するようなので、まだ候補の医院に問い合わせたわけではありませんが、今から問い合わせていつ予約が取れるのか?

結局歯内療法さえ受けられないほどのう蝕と判断される可能性が高いなら、そうこうしている内に右下7番以外の歯にも被害が及んでしまうなど結局事態が悪化してしまうだけの可能性があるのなら?

今のかかりつけ医に、もし明日

「残すことはできない、これ以上治療は続けられない、抜歯もしくは分割抜歯するしかない」

と言われたら潔くそうするのが賢いのだろうか、など色々考えています

>心中お察ししますが、「泣きながら家路に着きました」とは尋常ではありません。
>必要に応じ、他科の力を借りることも一法かもしれません。

小林先生が私のことを心配して下さっているのが伝わってきます
実際現在のかかりつけ医にも、初診時に私が泣いてしまった際にはギョッとされてしまいました

手首も腎臓ももちろん病前の生活には戻れませんでしたし、健康な人と比べたら日常生活に制限も多いですが、なんとかなっていました

あの時のように数年間定期検診が受けられないというような状況にならない限り、今回の問題もなんとかなるのだろうとは思うものの、自分なりに幼い頃からその時その時のかかりつけ医での定期検診、かかりつけ医の指導の元における日々の歯磨きフロス、大変な時期の中でも、自分なりに総合病院や遠方の歯科大学附属病院まで行くなどして頑張ってきたという思いがあるのです

だからこそ、余計親知らず以外の歯を抜かなければいけない、抜いたら終わりではなく噛み合わせの問題なども付いてくると思うとショックが大きく、少し病んでしまっているかもしれません

なるべくマイナス思考になり過ぎたり不安に思い過ぎたりせず、他科の力を借りる必要がないように、感情のコントロールに努めるつもりですが、どちらにせよこの先かかりつけ医で今回の問題にまつわるトラブルに対峙していく上で健康な精神状態で取り組むに越したことはないと思うので、検討も視野に入れようと思います

>幸いにして大臼歯部だけでのことでしたら、殆ど変化はないものと推測します

これは初診の時点で現在のかかりつけ医の先生にも仰って頂いたので、右下7番を抜歯して当面はそうなのだと思います

文面で分かる範囲でしか無理だとは思いますが、質問BCにお答え頂けると幸いです

とうとう明日の午前の診察まで24時間を切ってしまいました

本日夕刻頃より一昨日のオープンの処置直後に比べると痛みが増してきてしまいました

明日、主治医に何と言われるか緊張しています
どんな選択が最善なのか分からず、不安も感じています

歯チャンネルを初めて利用したのですが、現役の歯科医の先生方にここまで丁寧に親身に質問に答えて頂けるとは正直感激しております
明日の結果も報告させてほしいです

お忙しいとは存じますが、新たな質問にもお答え頂けると嬉しいです
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: パプピンさん
返信日時:2020-06-24 23:02:07
滝野 正義 先生

ご返信ありがとうございます

*質問*

@歯内療法には治療終了後もインプラントのように自費によるメンテナンスやトラブル対応が求められますか

A現在の患部である右下7番のう蝕を何らかの方法で完治させない限り、時間が経てば経つほど、親知らずの抜歯が遅れたせいで両下7番が神経を抜かなければならないほどのう蝕になってしまったように、手前の6番など、他の歯も危険に晒されますか

B将来的に右上7番が下に伸びてきた場合、一般的にどのような処置がなされますか?

C仮に右側の7番が上下とも失われた場合、咀嚼や見た目は大丈夫なんでしょうか?

>(インプラントを入れた時にかかる費用だけではありません、その後のメンテナンスや、将来何かトラブルが起きた時、口腔内の環境が変わった時にどう対応するかという問題があり、その都度費用が発生します。)

>インプラントは、周りの歯に迷惑を掛けずにその部位で自己完結で歯の代わりをしてくれますので、決して悪くない治療ですが、安易に受けるべき治療ではないと思います。

今までの滝野先生の回答を読ませて頂いて感じたのは、費用の問題さえクリアできれば、メディアなどの印象の影響もあり少しインプラントをまるで画期的で魔法のようなものだと思っていた節があったのですが、それは誤解だったのだなということです

色んな面をクリアして仮にインプラントを入れられたとしても、途中でメンテナンスなどの費用が払えません、通院が困難になりました、などとなってしまっては怖いと思うので、安易に踏み切るのはよそうと思います

>もしもインプラントを入れることになった場合、インプラントも自費診療になると思います。
>金額的にも、また人工の異物ではなくご自身の歯を残すという意味でも、価値はあると思いますが、これは価値観の問題ですので、様々な考えがあると思います。

>また、歯内療法専門医の場合、一回の治療時間こそ長くなりますが1回か2回で終わるなど、治療回数は少ない傾向にあると思います。
保険の治療と違い、何度も長く通院するということは無いと思います。

日本歯内療法学会のHPを見たり、W自分の住んでいる県+歯内療法Wなどのキーワード検索を行った結果、私の住んでいる都道府県内にもいくつかの医院があります

いずれも徒歩+電車で片道一時間弱〜一時間半かかるので、やはり近いとは言えないと感じますが、県内の医院の中の某医院のHPを読むと、滝野先生のおっしゃる通りほとんどの根幹治療が2〜3回で済むようなので、それなら遠くても短期集中の治療だと思えば距離の問題は乗り越えられそうかなと感じました

費用は実際に診てもらわないと歯科医としても正確な値段は出せないと思いますが、同じく某医院のHPを読んでいる限り、相場は私にとっては決して簡単に手が出るお値段ではないなと感じます

しかし、もしこの料金で絶対に天然歯が残せるのであれば価値はあるのかなと感じます

現在の主治医にも初診の時点で

「やはり天然歯に勝るものはありません」

と言われています

>20代の若い女性の方が、歯を失うことに強い不安や悲しみを感じるのは最もなことだと思います。
>胸が張り裂けそうだったり、初診日に説明を受けている途中から泣けてきてしまい、泣きながら家路に着いたということを、尋常ではないとは思いません。

>それだけ、パプピンさんが自分の歯を大切に考えているということなんだと思います。

歯科医の先生にこんな言葉をかけて頂けて、なんだかとても心が救われる思いです

滝野先生のお言葉で、自分なりに幼い頃からその時その時のかかりつけ医での定期検診、かかりつけ医の指導の元における日々の歯磨きフロス

大変な時期の中でも自分なりに総合病院や遠方の歯科大学附属病院まで行くなどして頑張ってきたという思いがあったからこそ、余計親知らず以外の歯を抜かなければいけない、抜いたら終わりではなく噛み合わせの問題なども付いてくると思うとショックが大きかったのかな、とハッとしました

もし普段からもっと自分の歯をぞんざいに扱ってきていたり、歯の健康の大切さや永久歯は一度失うと二度と戻らないことによる日常生活や精神面への影響について意識していなければ、ここまでショックを受けたり不安には思わないのだろうなと思いました

手首も腎臓ももちろん病前の生活には戻れませんでしたし、健康な人と比べたら日常生活に制限も多いですが、なんとかなっているので、あの時のように数年間定期検診が受けられないというような状況にならない限り今回の問題もなんとかなるのだろうとは思うものの、一患者である私にとっては想定外の初めての事態で、やはりこの先への不安は大きいものとなっています

とうとう明日の午前の診察まで24時間を切ってしまいました

本日夕刻頃より一昨日のオープンの処置直後に比べると痛みが増してきてしまいました
明日、主治医に何と言われるか緊張しています

どんな選択が最善なのか分からず、不安も感じています

歯チャンネルを初めて利用したのですが、現役の歯科医の先生方にここまで丁寧に親身に質問に答えて頂けるとは正直感激しております

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回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2020-06-25 07:00:04
歯内療法には治療終了後も、インプラントのように自費によるメンテナンスやトラブル対応が求められますか

どうでしょうね、施設それぞれのシステムに依るかと思います。


>現在の患部である右下7番のう蝕を何らかの方法で完治させない限り、時間が経てば経つほど、親知らずの抜歯が遅れたせいで、両下7番が神経を抜かなければならないほどのう蝕になってしまったように、手前の6番など、他の歯も危険に晒されますか

その可能性は、否定できませんね。


>将来的に右上7番が下に伸びてきた場合、一般的にどのような処置がなされますか?

上下の歯の接触関係を診査したうえで、放置 or 補綴を判断していれば、そもそも、上顎の7番が挺出してくることはありません。


>仮に右側の7番が上下とも失われた場合、咀嚼や見た目は大丈夫なんでしょうか?

何をもって大丈夫なのかということになりますが、回答3に記した通り、「幸いにして大臼歯部だけでのことでしたら、殆ど変化はないものと推測します」。


>本日夕刻頃より一昨日のオープンの処置直後に比べると痛みが増してきてしまいました

文面から察するに、担当医は既にお手挙げの状況なのかもしれません。


>徒歩+電車で片道一時間弱〜一時間半かかる

弊院にお掛かりの患者さんだと、1〜2時間というのが一般的な通院時間のように思います。
(もちろん、それより短時間の方もいらっしゃれば、長時間の方もいらっしゃいます)

回答 回答6
  • 回答者
あすとら歯科クリニック相模原(神奈川県相模原市)の滝野です。
回答日時:2020-06-25 17:29:44
>@歯内療法には、治療終了後もインプラントのように自費によるメンテナンスやトラブル対応が求められますか

インプラントは、人工の異物を骨に埋める処置です。
一方、歯内療法で保存可能だとしたら、いわゆる一般的に歯の神経をとる治療と言われているものと同じだと思います。歯根膜の有無は大きな違いです。

ただ、厳しい状況を何とか残しているということに伴って、定期的に、例えば1年に1度くらいレントゲン写真を撮って経過をみたほうが良い場合もあるかもそれません。

それはかかりつけ医の先生でも良いと思いますが、根の治療被せ物それぞれの術後の保障の問題が絡むかもしれません。(例えば、保障の規定があるがメンテナンスに通っているのが条件、など)

そうした問題を除けば、歯根膜のある歯ですから、他の歯とそこまで変わらないと思います。

>A現在の患部である右下7番のう蝕を何らかの方法で完治させない限り、時間が経てば経つほど、親知らずの抜歯が遅れたせいで両下7番が神経を抜かなければならないほどのう蝕になってしまったように、手前の6番など、他の歯も危険に晒されますか

親知らずがスペースの無いところに、斜めに生えて手前の7番に食い込む形になったり、歯ブラシの入りにくい状態になりがちであることに比べれば、状況は少し違うとは思いますが、他の歯への影響は無いわけでは無いと思います。

>B将来的に右上7番が下に伸びてきた場合、一般的にどのような処置がなされますか?

延々と伸びるわけではなく、下の歯肉に当たったりしてそれ以上スペースが無くなったところで止まると思います。

歯肉を噛んでしまって痛いということになれば少し削る場合や、歯肉部が露出してしまって滲みるという症状が出たら、それに対処する必要があるかもしれません。

>C仮に右側の7番が上下とも失われた場合、咀嚼や見た目は大丈夫なんでしょうか?

そこまで大きな影響は無いと思います。個人的に絶対にオススメしませんし頼まれても絶対にやりませんが、小顔にする為にわざわざ健康な奥歯を抜いてしまう方もいるくらいです。

>もしこの料金で、絶対に天然歯が残せるのであれば価値はあるのかなと感じます

そう思いますが、難しいところで、医療に絶対はないんです。
どんなに完璧な手技を行っても、上手くいかないことはあります。

(逆に、絶対に大丈夫。
私は絶対に失敗しない。
などという医師や歯科医師は絶対に信用してはならないと思います。)

今日の受診を終えたところでしょうか、良い方向へ向かうといいですね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: パプピンさん
返信日時:2020-06-26 00:11:24
小林 誠 先生

三度目のご回答ありがとうございます
本日主治医の診察を受けてきました

疑問や不安は解決したと感じたので、これにて締め括らせて頂きたいと思います
本当にお世話になったので、本日の診察の結果を報告させて下さい


主治医との間で、次回以降ヘミセクションもしくは抜歯、その後補綴としての自費診療の一本義歯を検討しましょうということで話がまとまりました

自分の歯を残したい気持ちが強い私に、今まで知らなかった歯内療法という選択肢を提案して頂いたのに恐縮です

元々今回質問をさせて頂いた動機は、

@前回の診察において右下7番抜歯後の処置方針について初診の見解と真逆の見解を主治医が言ったように感じた

A右下7番の補綴として、健康な右上7番をドナー歯とした自家歯牙移植という提案

大きくこの二点について、他の先生の意見を聞きたいという気持ちからでした


@については解決したと感じており

Aについては本日私が

「健康な歯をドナー歯とした自家歯牙移植には抵抗がある。
でも先生が一番の推しの方法だとおっしゃるならそうするべきなのかなと思っています」

と言ったら、主治医から

「元々大推奨というわけではなかった。
本来ならドナー歯は親知らずを使うところだが、あなたの場合、左上のサイズの合わない小さな親知らずしか残っていない。

しかし右下7番抜歯後の咬合への不安から、右下7番の補綴をインプラント入れ歯ブリッジ以外の方法でやりたいということであれば、右上7番をドナー歯とした自家歯牙移植を、と提案したに過ぎない。
選択肢から外しましょう」

と言われました

また、ご提案頂いた歯内療法専門医の元を訪れることについてどう思うかも聞いてきました

主治医の意見は

「もちろん専門医の先生達は、より高度な器具を使うため根管治療の成功率は上がります。
しかし、あなたより軽い進行度合いの患者さんを一人だけ歯内療法専門医の先生に紹介したことがありますが、結局一年も経たずにまた膿んでしまい、今その患者さんと紹介先の専門医はトラブルを起こしています。

あなたの場合、受診して診断してもらうことは構わないことだと思いますが、正直意味があるとは思えません。

仮に専門医の先生による根管治療が成功したことを前提としても、あなたの進行度合いでは、被せ物をするための土台を作るための歯が残りません。」

とのことでした

右上7番については、

「結論から言わせてもらうと挺出はしてきます。
定期検診の都度様子を見て削るなりの調整をかけます。
最終的に抜歯となり、右側上下とも7番を失うという可能性は十分あります。
ヘミセクションなら挺出は抑えられます」

と言われました

ただ、

「右側上下とも7番を失ったからといって、見た目に大きな問題は出ません。
咀嚼能力も落ちたとしても数パーセント。
最初こそ違和感があるかもしれませんが、脳の仕組みですぐに慣れます」

とのことでした

右下7番のう蝕と時間との勝負については、

「ヘミセクションか抜歯かという大きな決断を即決しろとは言いません。
1〜2週間なら虫歯が大きく進むこともありません。
さすがに一年などは待てませんが」

と言われました


>文面から察するに、担当医は既にお手挙げの状況なのかもしれません。

「なるべく早く痛みを取り除くための方法であるオープンを使っても痛みが残っているのであれば、お気の毒ですがこれ以上は難しいと思います。

本、来即抜歯レベルのカリエスをなんとか保存しようと今までやってきたので」

と言われてしまいました

小林先生の

「既にお手上げの状況なのかも」

というお言葉や、主治医の

「あなたの進行度合いでは、被せ物をするための土台を作るための歯が残りません」
「本来、即抜歯レベルのカリエスをなんとか保存しようと今までやってきたので」

といういくつかの言葉を振り返った時に、もしかしたら主治医は初診時に既に保存は不可能だと感じていたのかもしれません

でも、抜歯について私が泣いてしまうほどの感情を抱いていたので、そんな私に対して「残してあげたい」という言葉をかけて下さり、僅かな希望にかけてWいわゆる虫歯の治療Wをして下さったのかな、とふと思いました

主治医曰く

「あなたの場合のヘミセクションは延命治療でしかない」

とのことですが、ヘミセクションにしろ、全部にしろ、抜歯に対して今は納得しています

保険適用内での一本義歯は大変使い心地が悪いとのことなので、抜歯したら自費診療の一本義歯を検討してみようかと思っています
ヘミセクションの場合は延命治療でしかないなら、ヘミセクション用の義歯を作ったとしても使える期間は短いと思うので、あまり気が進みません

今のところ、延命治療であっても半分でも自分の歯が残せて、かつ挺出を抑えることもできるとのことなのでヘミセクションをしてみて
それでも痛かったり、寿命が来た時には抜歯しようかな、と思っています


毎度の長文に目を通して頂き誠にありがとうございました
火曜の深夜に初投稿させて頂いた時は不安や疑問でいっぱいでしたが、このサイトと小林先生のおかげで今は穏やかな気持ちです
とても感謝しています

今残っている歯は、大切にしていきたいです
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: パプピンさん
返信日時:2020-06-26 00:13:46
滝野 正義 先生

三度目のご回答ありがとうございます
本日主治医の診察を受けてきました

疑問や不安は解決したと感じたので、これにて締め括らせて頂きたいと思います
本当にお世話になったので、本日の診察の結果を報告させて下さい


主治医との間で、次回以降ヘミセクションもしくは抜歯、その後補綴としての自費診療の一本義歯を検討しましょうということで話がまとまりました

自分の歯を残したい気持ちが強い私に、今まで知らなかった歯内療法という選択肢を提案して頂いたのに恐縮です。

元々今回質問をさせて頂いた動機は、

@前回の診察において右下7番抜歯後の処置方針について初診の見解と真逆の見解を主治医が言ったように感じた

A右下7番の補綴として、健康な右上7番をドナー歯とした自家歯牙移植という提案

大きくこの二点について、他の先生の意見を聞きたいという気持ちからでした


@については解決したと感じており

Aについては本日私が

「健康な歯をドナー歯とした自家歯牙移植には抵抗がある。
でも先生が一番の推しの方法だとおっしゃるならそうするべきなのかなと思っています」

と言ったら、主治医から

「元々大推奨というわけではなかった。
本来ならドナー歯は親知らずを使うところだが、あなたの場合、左上のサイズの合わない小さな親知らずしか残っていない。

しかし右下7番抜歯後の咬合への不安から、右下7番の補綴をインプラント入れ歯ブリッジ以外の方法でやりたいということであれば、右上7番をドナー歯とした自家歯牙移植を、と提案したに過ぎない。
選択肢から外しましょう」

と言われました

また、ご提案頂いた歯内療法専門医の元を訪れることについてどう思うかも聞いてきました

主治医の意見は

「もちろん専門医の先生達は、より高度な器具を使うため根管治療の成功率は上がります。
しかし、あなたより軽い進行度合いの患者さんを一人だけ歯内療法専門医の先生に紹介したことがありますが、結局一年も経たずにまた膿んでしまい、今その患者さんと紹介先の専門医はトラブルを起こしています。

あなたの場合、受診して診断してもらうことは構わないことだと思いますが、正直意味があるとは思えません。

仮に専門医の先生による根管治療が成功したことを前提としても、あなたの進行度合いでは、被せ物をするための土台を作るための歯が残りません。」

とのことでした

右上7番については、

「結論から言わせてもらうと挺出はしてきます。
定期検診の都度様子を見て削るなりの調整をかけます。
最終的に抜歯となり、右側上下とも7番を失うという可能性は十分あります。
ヘミセクションなら挺出は抑えられます」

と言われました

ただ、

「右側上下とも7番を失ったからといって、見た目に大きな問題は出ません。
咀嚼能力も落ちたとしても数パーセント。
最初こそ違和感があるかもしれませんが、脳の仕組みですぐに慣れます」

とのことでした

右下7番のう蝕と時間との勝負については、

「ヘミセクションか抜歯かという大きな決断を即決しろとは言いません。
1〜2週間なら虫歯が大きく進むこともありません。
さすがに一年などは待てませんが」

と言われました

>小顔にする為にわざわざ健康な奥歯を抜いてしまう方もいるくらいです

以前女性芸能人が顔の輪郭の美しさために健康な歯を7本抜いていると言っていたので、右側の7番を上下とも失ったとしても特別醜い見た目になってしまうわけではないのでしょうね

>医療に絶対はないんです。
>どんなに完璧な手技を行っても、上手くいかないことはあります

これは今日主治医も似たようなことを言ってました

「結局自費診療はお金を積んだからといって、必ずしも成功するとは限りません。
だから治療者と患者の間でトラブルが起こりやすくなる」



また、滝野先生と同じく「補綴としての一番のオススメは本音を言えばインプラント」とのことでした

しかし、

「高額な費用をインプラントに注ぎ込む価値があるかどうかを判断するのはあくまで患者さん、強く推薦することはできない」

と、これまた滝野先生と同じようなことをおっしゃっていました

主治医曰く

「あなたの場合のヘミセクションは延命治療でしかない」

とのことですが、ヘミセクションにしろ、全部にしろ、抜歯に対して今は納得しています

保険適用内での一本義歯は大変使い心地が悪いとのことなので、抜歯したら自費診療の一本義歯を検討してみようかと思っています

ヘミセクションの場合は延命治療でしかないなら、ヘミセクション用の義歯を作ったとしても使える期間は短いと思うので、あまり気が進みません

今のところ、延命治療であっても半分でも自分の歯が残せて、かつ挺出を抑えることもできるとのことなのでヘミセクションをしてみて、それでも痛かったり、寿命が来た時には抜歯しようかな、と思っています



毎度の長文に目を通して頂き誠にありがとうございました

火曜の深夜に初投稿させて頂いた時は不安や疑問でいっぱいでしたが、このサイトと滝野先生のおかげで今は穏やかな気持ちです
とても感謝しています

今残っている歯は、大切にしていきたいです
回答 回答7
  • 回答者
あすとら歯科クリニック相模原(神奈川県相模原市)の滝野です。
回答日時:2020-06-26 07:24:02
>今のところ、延命治療であっても半分も自分の歯が残せて、かつ挺出を抑えることもできるとのことなのでヘミセクションをしてみて

納得できる選択ができたようで、良かったですね。

またそういうことでしたら、前にご提案した、ついでに遠心根を近心に移植してしまうという方法ができれば、より良い条件に持っていける可能性もあるかもしれないと個人的には思います。

どうぞお大事にしてください。




タイトル う蝕により右下7番を抜歯した際に右上7番を移植することについて
質問者 パプピンさん
地域 非公開
年齢 28歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯、根の病気で抜けた・抜く予定
抜歯:7番(第二大臼歯)
噛み合わせ(咬合)その他
歯医者への不信感
補綴関連
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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