永久歯欠損、インプラントで補綴するのが最善でしょうか?

相談者: jun_leeさん (35歳:男性)
投稿日時:2020-06-23 22:25:15
昨年10月に顎切り術によって下顎前突の治療、矯正治療を済ませました。

現在リテーナーを装着しています。

今回は上顎についての相談です。
1,2が大人の歯、3,4番が欠損,5,6番は大人の歯です。
(左右共に同じ状況です)

矯正によって位置を調整し、上顎は左右の犬歯部分のみ歯がない状態です。
左右1本ずつ欠損を補填する必要があります。


複数のドクターにすでに相談しましたが、歯を削るブリッジに関しては正常な歯を6本削る必要があるので選択しないと決めました。

インプラントですと、骨増成GBR+サイナスリフトそしてインプラントになり費用もかさみます。
さらにこれからずっと海外で生活することになるのでインプラントのメンテにもストレスを感じます。


それでウェルデンツのような効果的なデンチャーをご存知の方はいらっしゃいますでしょうか? 
完全には左右犬歯2本の代わりにはならないとは思いますが実際的と言えるでしょうか?

さらにヒューマンブリッジについてはいかがでしょうか?
犬歯部分には不適切だと思われますか?

金額的な部分を加味しなければ上顎の骨のため、現存歯にダメージを与えないためにはインプラントがベターな選択なのでしょうか?


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2020-06-24 07:00:18
>これからずっと海外で生活することになるのでインプラントのメンテにもストレスを感じます。

そう考えるのでしたら、「骨増成GBRサイナスリフトそしてインプラント」を滞在先で受けられてはいかがでしょう。


犬歯部分には不適切だと思われますか?

そうですね、ウェルデンツだろうが、ヒューマンブリッジだろうが、3、4番が欠損ということでしたら、実際的とも思えませんし、私だったら勧めません。


>現存歯にダメージを与えないためにはインプラントがベターな選択なのでしょうか?

「複数のドクターにすでに相談しました」とのことですが、実際の状態を診たその方々は、何と仰っていましたか。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2020-06-24 09:20:38
どのような状態なのか分かりませんが、そこまでしないでも治せる可能性はないのでしょうか?


義歯は所詮義歯です。

違和感、装着感、長く使うことを考えると、多分嫌になるだろう、と思います。


海外でとのことですが、世界的にメージャーなインプラント例えばストローマンとかを使えば、特にメンテナンスに苦労されるとは思えません。

そして、骨造成GBRサイナスリフトをするにしても、腫れない痛くない早く綺麗に治せる、傷口の分からない手術の仕方をできる先生を探されれば良いと思います。


極端に骨がない場合でない限り、上顎の犬歯部位でそこまでの手術をしないとインプラントできないというのは、どうなんだろう?と考えてしまいます。



ブリッジの方法はどんなに美辞麗句を言っていても、所詮残存歯に負担を強いるモノですから、長期で考えると勿体ないと思います。

結論的に言えば、低侵襲手術で楽に綺麗に早く治せる、即時荷重と言って直ぐに仮歯を着けられるインプラント治療とかをできる先生を探されるのがベストだ、と思います。


なんでもない綺麗な天然歯を犠牲にするのは、あまりにも勿体ないですよ。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: jun_leeさん
返信日時:2020-06-28 11:47:25
ご回答ありがとうございます!


やはり犬歯は強度が必要ですし、骨切りによって噛み合わせを治したとはいえ、私の場合上下の歯が多少当たるのでブリッジよりインプラントがよいでしょうとは言われました。

ただ滞在先では治療費が日本よりかかるので難しいかと思われます。。


即時荷重のインプラントと骨造成後のインプラントは将来的にどんな違いがありますでしょうか?

何人かのインプラント治療を専門にされている先生に診ていただきましたがサイナスリフトはするものの、GBRで骨を造成する方、しない方両方いらっしゃいました。
どのような判断基準があるのでしょうか?

治療期間と費用が大分変わってくるので気になっています。


具体的に教えていただけると助かります。
よろしくお願いします。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2020-06-29 11:25:06
こんにちは。

診察していないので断定はできませんがそのままにしておくという手もあります、もし今の状態で日常生活に支障がないのなら一番いいと思います。

この場合気を付けることはお菓子の食べ過ぎだけです。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2020-06-29 23:33:24
今のお住まいはどこなんですか?

海外なら、低侵襲なインプラント治療はほぼ望みがないです。

日本でも行っている専門家はごく僅かしかいません。


質問の意味が分かりません。

即時荷重と骨造成後の違い?何の意味ですか?
即時荷重インプラントと骨造成した後の骨に埋めたインプラントの違い?と言う意味ですか?

ちゃんと治せば、骨とインプラントはくっ付くので、違いと言われても何が違うのだろう、と思います。


大事なことは腕のあるDRを見付けること、です。

それには、証拠の写真、レントゲン、症例数、トラブルリカバリーとかに付いて尋ねるしかないでしょう。


骨造成するしないも、DRの見識と腕次第なので、ここでは分かりません。

記録を取らない、患者さんに見せられない方は避けるべきでしょう。


今はfacebookなどで世界中のDRが症例を公開してたりしますから、それらを参考にされては如何ですか。

世界的に名医として著名な方も存在してますし。


ここのサイトでもインプラントの基礎知識は公開されてます。

ここのはかなりまともですから、参考になると思います。


メーカーとか個人の医院のHPで、文言だけ美辞麗句で、中身が薄いとか軽くこれは詐欺?と思われるものもありますので、ご用心下さい。



何が大事なのですか?

今だけ?それとも長期的な未来?

普通は長期的な未来だと思いますので、どのような決断をされても、あれこれは違うなと思われたら踏み留まられ、一から考え直されることをお勧めします。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: jun_leeさん
返信日時:2020-07-05 09:36:47
先生方ご回答ありがとうございます。



小林先生

ありがとうございます。アドバイスに感謝します。



松元先生

’即時荷重インプラント骨造成した後の骨に埋めたインプラントの違い?と言う意味ですか?’

その通りです、そういう意味でした。
現在は日本ですが1年後にシンガポールに引っ越すことになるので時間的な猶予もあまりないことがネックになっています。


’今はfacebookなどで世界中のDRが症例を公開してたりしますから、それらを参考にされては如何ですか。’

ぜひそうしてみたいと思います。
生涯にわたるメンテナンスと緊急時に帰国しなければならない負担等考えるとやはり決断に困っています。

率直なご意見本当にありがとうございます。



山田先生

左3,4番欠損していますし(右は乳歯がまだくっついている状態です)矯正を終えて歯並びが良い状態なので何らかの方法でこれを保ちたいと考えています。 

ただ現存乳歯を抜かず欠損部のみ治療というのも考慮すべき選択肢と再考しています。
先生ありがとうございます。
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2020-07-05 10:43:16
シンガポールには、世界のトップクラスの医療、勿論歯科医療も集まってますし、日本人の先生で優秀な方が開業されてますので、帰国の必要はない、と私は思います。

但し、かかる費用は向こうの方が高いでしょうね。


インプラントは、しっかり骨とくっ付けば、後は患者さんのメンテナンス次第です。
骨造成されてる所とかの問題ではありません。

乳歯を残されるのは、近い将来問題を残すと思います。


即時荷重とかは、インプラントの治療方法の話ではなく、単に仮歯を直ぐに付けて治すのか、そうでないのか、の違いでしかありません。

先生の実力不足や患者さんの術後管理が行き届かなければ、インプラントが骨とくっ付かず、骨や歯茎をかなり失って、リカバリーが大変になります。

でも、それは通常荷重のインプラントであろうと、同じです。



インプラントとは、骨にチタン製のネジがくっ付くと言う現象を利用して、歯がない所に人工的に歯を入れる方法、手技の一つに過ぎません。

従来の歯科治療では、既存の残存歯な負担を強いて、人工的に歯を再建するしかなかったので、残念ながら、又歯が悪くなると言う連鎖から逃れられなかったのです。


インプラントは、骨にくっ付くので隣りの歯とか既存の残存歯に負担を強いないで人工的に歯を再建できるモノで、そのお陰で既存の残存歯を守ることができるモノです。

それこそがインプラントの最大の利点です。
それ以上でもそれ以外でもありません。

骨が足りなければ骨造成したりもします。


犬歯がないなら、そこだけのインプラントが良いと思います。

診る先生で、これでは骨が足りないと思う先生もいるでしょうし、いやこれで充分治せる、とのたまう先生もいるでしょう。

それぞれの先生の実力、実績はここでは全く分かりません。


悲しいことに、インプラントサイトではDRは実力を盛りますので…

なので、客観的証拠である写真とかレントゲンとかを見せてくれる先生を探して下さい。

たまたまな成功例ではなく、普段からしてると言う先生が良いです。


中にはチャンピオンケースを公開してて、中身見たらあれっ?と言う先生も少なからずいますので…

これは呆れられるかも知れませんが、事実です。


所詮、歯科医業としてやってて、と言う輩も少なくないので…

最上等な詐欺師は、騙してることすら気付かせない、と言う現実を知って下さい。



この人は口が上手いな、と言うタイプにはお気を付け下さい。

口先で患者さん丸め込める能力に長けてて、そのせいで実力養うことが疎かだったりします。

両方あれば鬼に金棒なんですが、なかなかそう言う方はおられません。




タイトル 永久歯欠損、インプラントで補綴するのが最善でしょうか?
質問者 jun_leeさん
地域 非公開
年齢 35歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ インプラント治療法
歯の数が足りない(先天欠損)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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