〔写真あり〕ゴールドクラウン予定、コアの素材は何が良いですか?

相談者: moonlさん (35歳:女性)
投稿日時:2020-07-17 23:21:37
こんにちは。


左下6番、虫歯の進行で、15年以上前につけたセラミックのクラウンが歯の一部とともにとれました。

歯茎上の歯は裏側部分しか残っていなくて、隣り合う部分と外側部分はない状況です。


耐久性を考慮して、被せ物はゴールドにしました。
コアはゴールド、ファイバー、メタル、どれにするかを迷っています。

担当の先生はコアの場合、メタルとゴールドはあまり変わらないって説明されました。
ファイバーについて全く説明されていません。


いろいろ調べて、メタルの場合、やはりデメリットが多くて、ほかの素材も検討したほうがいいと思って、どれがいいかを迷っています。

残った歯の状態はあまりよくなくて、割れる可能性を考えるとファイバーコアにしたほうがいいですが、ゴールドの被せ物との相性と耐久性が心配です。

ゴールドコアの場合はやはり残った歯が割れる可能性がファイバーコアより高くなるのが心配です。


また、担当の先生はファイバーコアについて全く触れなかったのが気になって、ファイバーコアはこの場合適用しないかを伺いたいです。

あと、メタルコアとゴールドコアは価格以外、差あまりないっていう話は本当でしょうか?


ゴールドコアは税抜き\80000です。
ゴールドクラウンは税抜き\120000です。

ゴールドクラウンはまだいいですが、ゴールドコアの費用はネットで調べても\40000を超えるものは見つかりませんでした。

ゴールドの高騰で高くなっていると説明されました。
でも、ネットで調べたら、ゴールドコアの金の割合はそんなに多くありません。
ゴールドコアは税抜き\80000というのが妥当でしょうか?


お手数ですが、何とぞよろしくお願いいたします。

画像1画像1


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2020-07-18 07:09:32
moonlさんこんにちは。

左下6番、虫歯の進行で、15年以上前につけたセラミックのクラウンが歯の一部とともにとれ、耐久性を考慮して被せ物をゴールドで治療する予定なのですね。

そこで、コアはゴールド、ファイバー、メタル、どれにするか悩んでいるのですね。


個人的には、今は保険自費問わず、ほとんどファイバーコアを選択していますね。

確かに、メタルの場合は割れる可能性があり、考えられているようにファイバーコアの方が割れる可能性は低くなると私は思います。


ゴールドの被せ物との相性はセメントの選択になるかもしれませんし、耐久性は土台そのもので変わり、被せ物とセットで考える必要は無いと思います。

自由診療ですので、値段的には医院毎に変わってきます。
適切かどうかは、その医院のシステムによっても変わってくると思います。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2020-07-18 07:18:53
moonl さん、こんにちは。


>メタルとゴールドはあまり変わらないって説明されました。

メタルの中にゴールドがあったり、シルバーがあったり、その他の種類があるのものと思います。

担当医の説明不足 or moonl さんの誤解 or その両方があるように思います。


>いろいろ調べて、メタルの場合、やはりデメリットが多くて

そう思うのでしたら、ファイバーコアを選択してはいかかでしょう。


ゴールドコアは税抜き\80000というのが妥当でしょうか?

どうでしょうね、昨今のメタル代の高騰を鑑みると、妥当な範疇かと思います。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2020-07-18 08:31:22
今、金属を使わない白い修復材料(レジン、コア、オールセラミッククラウン)は物性が大変良くなっていますが、接着操作が繊細で、担当される先生や技工士の知識や技量にかなり影響を受ける印象があります。

15年以上使えたというセラミッククラウンも、おそらくメタルボンド(表面のみがセラミックで、裏側はメタル)のことだと思います。


今回、オールセラミッククラウンではなくゴールドを選ばれた経緯は分かりませんが、今どきは

@「よく知らないけど流行りだし、患者うけもいいし材料費も安いから白い材料」

か、

A「白い材料は失敗して痛い目に合ってるから、材料費高いけど患者さんのためを思ってメタル」

か、

B「材料を熟知していて、ベストと思って白い材料」


のどれかの先生が多いのではないかと思います
(※あくまでも個人的感想です)




今回担当して頂いている先生は、Aのタイプの先生の様な予感がしますので、仮にそうであれば、費用の話を別とすると、金属(※金合金でも銀合金でも、アレルギーの心配がないなら自分も大差ないという考え)のコアが無難かも知れませんね。


因みにコアの予後に一番影響するのは、コアの材質よりも残っている歯質の量と考えられています。

写真を拝見する限りは良い状況とは言えませんので、ベストな材料よりも、先生の慣れた材料で治療して頂くことと、大差ない範囲でならコストは抑えられた方がいいのではないかと思います。

(残存歯質が極めてシビアな場合には、ごく僅かにメタルコアの方が長持ちして、ダメになる際には歯根ごと割って終わる→要抜歯になる というデータもありますが、他の要因の方が色々あるので、殆ど気にしなくてもいいと思います)


・・ので、念のためファイバーポストはどうお考えかという質問もしてみて、もしも不慣れな感じや悪い印象をお持ちな感じがない様でしたら、おそらくコスト的には一番抑えられますので、候補にしてみてもいいかも知れませんね。

回答 回答4
  • 回答者
あすとら歯科クリニック相模原(神奈川県相模原市)の滝野です。
回答日時:2020-07-18 08:38:03
moonlさん、こんにちは。

>歯茎上の歯は裏側部分しか残っていなくて、隣り合う部分と外側部分はない状況です。

齲蝕検知液で染めながら削るべき虫歯の部分を削ったら、ご自身の歯の部分はさらに小さくなる可能性はあると思います。

歯を残す為には(残した後にしっかり機能するかどうかは)フェルールの確保が必要ですから、コアやクラウン以外に何かしらの処置を考えても良いのかもしれませんね。



>残った歯の状態はあまりよくなくて、割れる可能性を考えるとファイバーコアにしたほうがいいですが、ゴールドの被せ物との相性と耐久性が心配です。

心配ないと思います。
メタルによる破折のリスクもそうですが、今回の場合は、間接法に比べた直接法のメリットも大きいかもしれないと予想します。

ファイバーコアには、口腔内で作る直接法と、型をとって作る間接法があります。
ファイバーコアをお願いしてみることは可能だと思いますが、普段からファイバーコアを扱っておらず、メタルコアが第一選択の先生だとしたら、不慣れな手技になるか、間接法になるかもしれません。



>あと、メタルコアとゴールドコアは価格以外、差あまりないっていう話は本当でしょうか?

メタルコアは金属のコアという意味ですから、その中に銀合金(一般的な保険のメタルコア)、金パラ(保険の銀歯の金属)、ゴールド などがあります。

ゴールドは展延性があり詰め物や被せ物などの場合はとても良い物性だと思います。
ただ、メタルコアとして使う場合には、費用対効果として考えると、確かに、ファイバーコアやレジンコアがある時代にどうなのかな、と思います。
(価格を無視して、銀合金とゴールドのどちらを選ぶかということでしたら、ゴールドのほうが良いとは思います。)


参考にされてください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: moonlさん
返信日時:2020-07-18 10:53:42
加藤先生、小林先生、渡辺先生、滝野先生
ご返信、アドバイスはありがとうございました。


ファイバーコアについて、担当の先生に聞いたところ、やはり今歯の状態には適用しないから、最初からファイバーコアをすすめしなかったようです。


メタルコアについて、担当先生は日本でこれまでメタルコアを何十年も使っていて、黒くなったりするなどの問題がないと説明されました。
(メタルコアはパラジウムのようです。)

ここで気になるのはメタルの被せ物虫歯の再発、歯の黒ずみなどの問題ですすめしなかったが、メタルのコアの場合は逆に問題がないと言われて、混乱しています。


ゴールドコアについて、18kのが選択できて、担当先生はメタルとあまり変わらないと説明したが、被せ物の場合、ゴールドはメタルより良いと説明されて、被せ物のメタルとコアのメタルは違うのでしょうか?


これまでの経緯は、虫歯の再発と耐久性を考慮して、最初からゴールドクラウンにしたほうが高いが、最終的に何度も治療するより費用と歯への負担が少ないと思って、ゴールドクラウンにしました。

しかし、コアの場合、逆にメタルコアは問題ないと勧められました。
その矛盾が気になって、いろいろ調べて、何にするかを悩んでいます。


今週水曜日に担任先生のところで診察を受けて、ゴールドクラウンとメタルコアに決めて、形もとりました。

そのあと、いろいろ調べて、やはり不安になって、今朝一旦中止と連絡しました。
担任先生と発注先には本当に申し訳ございませんでした。

まだ決められなくて、悩んでいます。
回答 回答5
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2020-07-19 15:01:29
こんにちは。

15年もっていた冠が歯の一部とともにかけて外れて再治療が必要になられているのですね?


歯がかけていくとどんどん治療が長持ちしにくくなってきます。
特に歯茎の際まで歯質がなくなっていると土台は歯根に維持させなければ機能してくれなくなりますから、歯根の中に大きな穴を掘ってそこに維持を求めるようになりますからね。

狭い歯根に土台と冠の維持を期待する事になると歯質はどんどん薄く少なくなって来るわけですから、次の治療時には残念ながら歯根破折の可能性が高くなっていきます。



修復物は保険治療の場合、2年以上問題なく機能するような治療を目指す事になり、自費治療の場合は保証期間は問題なく機能するような治療を目指す事になりますが、自費治療の保証期間といっても5年か10年が最長程度ではないかと想像します。

一生の機能を保証できる修復はないので今後は代用品とうまく付き合っていってもらう事になると思います。
力のコントロールという点でゴールド冠はよいとされています。


金属の歯根に維持を求めるタイプの土台は長い臨床成績があります。

一方でファイバーコアレジン系セメントの臨床成績はまだ短いです。

各材料メーカーはより良い製品の提供を目指して製品開発や治療法の開発を行いますが、臨床経過が短すぎると判断して従来のメタル修復を勧める歯科医も多くいると思います。

メタル修復での治療法に習熟していたり予後が読める臨床経験からという場合もあるでしょう。


せっかくおかかりになった歯科医院がお勧めされている方法なのであれば、それに乗って治療をお願いするのが現実的ではないかと思います。

ネットで色々探されても色々な考え方に巡り合うだけで、実際にその歯科医院で治療を受けられるのか?といえばまずその歯科医院で新たな信頼関係を作りご自身の大切な歯をできるだけ長く持たせるためのメンテナンスも必要になるでしょうから、かかりつけ歯科医院に選べるのか?という選択から必要になり現実的ではないでしょう。

今おかかりになっている歯科医に治療をいったんお任せになったということであれば、その歯科医にある程度お任せになったほうが現実的だと思います。


ご自身がご自身で精密に治療をするわけにはいかないのですから、歯科医がお勧めする治療がその歯科医の得意とする治療だと理解され治療を進めてもらい早く機能回復されるのがよいのではないかと思います。



金属の土台は硬すぎる為に歯根を割りやすいと言われることもありますが、頑丈な事で安心感がある場合もあるでしょう。

防湿が難しい部位と状態に陥っているように見えますからレジン系の物での治療はそこの歯科医院では行いたくないのかもしれませんね。

すぐに脱離やトラブルが生じるようでは歯科医院側の信頼を喪失しますからね。
習熟した治療法の方が安心感があるでしょう。




タイトル 〔写真あり〕ゴールドクラウン予定、コアの素材は何が良いですか?
質問者 moonlさん
地域 非公開
年齢 35歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ ゴールドコア(金の土台)
ゴールドクラウン(金の被せ物)
その他(写真あり)
お勧めの土台(コア)
回答者




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