下6番のセラミックが1年半で欠けました。銀歯の方がよいですか?

相談者: ひびくんさん (24歳:男性)
投稿日時:2020-07-26 17:59:49
1年半位前に、下の6番2本の虫歯を治療し、初めて保険外セラミック詰め物をしました。(もともとプラスチック(?)の詰め物をしていました。)

しかし、最近になって歯が痛みだして歯医者に行ったら、両側どちらもセラミックがそんなに大きくはないですが、欠けてしまっていて、虫歯が広がっていたようです。

右下はなんとか神経を残せるかもしれないけど、左下は神経まで完全にダメになってしまっていて、神経の治療を今しています。
まだ治療してからそんなに時間がたってないし、セラミックはかなり高かったのでショックです…。(セラミックの保証があった気がして確認したら、1年だけでした…。)

ちなみに、上の奥歯は3本プラスチック、2本銀の詰め物をしていて、下の7番両側2本にも銀歯(詰め物)をしてありますが、どこも5年以上たってても欠けたりしてなくて、高いお金をかけたセラミックだけこんな短期間でダメになってしまいました。
(1年半前に治療した6番のプラスチックの詰め物も、10年くらい前に詰めたものでした。)

1年半前には、銀歯(の詰め物)にするか、保険外のセラミックにするか、というような感じで聞かれ、先生がセラミックを勧め、6番目の歯だとたしかに目だつかもしれないと思って、思いきってセラミックにしました。
が、結局虫歯になってしまいました。

今回もセラミックにするか聞かれましたが、神経を抜いたところは被せものにしなくてはならず、高いのもありますが、2本中2本やられてしまい、壊れるのも怖いので、銀歯にしようかと思っているのですが、どうでしょうか。

目立つのは少し嫌ですが、すでに銀歯を詰めている歯もあるし、それより歯を長持ちさせたいと思っているのですが、やはりセラミックより銀歯の方が一般的に長持ちするのでしょうか。
あるいは、他に長持ちするいい素材などあったら教えてくださるとありがたいです。


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2020-07-26 21:31:58
こんにちは。

銀歯の方がセラミックより頑丈ですし、術式は昔から変わっていませんし、保険制度で長年行われていますから歯科医技工士も取り扱いに慣れていると思います。

保険診療は頑丈で長持ちし、テクニカルエラーが少ない物が揃っていると思います。
審美性はありませんが、どこの歯科医院が行ってもかなりの期間持つと思います。


冠の場合は、2年の保証期間がある歯科医院が多くなっているのではないかと想像します。

回答 回答2
  • 回答者
あすとら歯科クリニック相模原(神奈川県相模原市)の滝野です。
回答日時:2020-07-26 22:41:39
ひびくんさん、こんにちは。

>まだ治療してからそんなに時間がたってないし、セラミックはかなり高かったのでショックです…。

残念な結果になってしまったのですね。
あまりあることではない気がしますが、治療に問題があったか、他の原因(TCHブラキシズム)があったのかもしれませんね。

また、セラミックと表現されているものは最近ではインレータイプであればニケイサンリチウムであることが多いように思いますが、長石系の陶材で作ったセラミックであれば割れるリスクは高いでしょう。
(個人的にはどうかと思いますが)

ハイブリッドインレーをセラミックと表現している医院もあると思います。

ただ、いずれにしても、セラミックが割れたからといって短期間でそこまで重篤な虫歯の進行があったのであれば、何故だろうかと疑問に思います。

どのような材料で、割れた原因について主治医はどのように考えているのか聴いてみても良いと思います。

>今回もセラミックにするか聞かれましたが、神経を抜いたところは被せものにしなくてはならず、高いのもありますが、2本中2本やられてしまい、壊れるのも怖いので、銀歯にしようかと思っているのですが、どうでしょうか。

神経の治療をしたからといって必ずしもクラウンにする必要はないと思います。

>目立つのは少し嫌ですが、すでに銀歯を詰めている歯もあるし、それより歯を長持ちさせたいと思っているのですが、やはりセラミックより銀歯の方が一般的に長持ちするのでしょうか。

被せ物詰め物自体が壊れないかどうかで言うと、金属のほうが丈夫でしょう。保険の金属の場合、歯よりも硬い素材ですから、銀歯は割れません。歯のほうを割ってしまうということはあります。

>あるいは、他に長持ちするいい素材などあったら教えてくださるとありがたいです

そういうことでしたら、ゴールドの選択肢に考えても良いと思います。
ただ、素材で選ぶよりも、どのような歯科医師がどのような方法、技術で治療するかということのほうが、その後の寿命を決める大きな要素になるように思います。

セラミックの性能を活かすためには、形成や接着技術が必要なテクニシャンセンシティブな治療だと思います。
また、現在は歯の神経の治療中のようですが、この治療も特に、歯科医師のスキルによって大きく結果が違うものの一つだと思います。

あまり危機感を煽るような表現はしたくは無いのですが、日本の保険治療の場合、成功率は半分以下とも言われています。
根のトラブルが起きると全てやりかえることになったり、歯を残せないということになりますから、インレーや被せ物の素材以上に重要になってくるかと考えます。

参考にされてください。




タイトル 下6番のセラミックが1年半で欠けました。銀歯の方がよいですか?
質問者 ひびくんさん
地域 非公開
年齢 24歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ クラウン(差し歯・被せ)のトラブル
クラウンが割れた・壊れた・欠けた
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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