前歯の根管充填後、フィステルからまだ膿が出ている
相談者:
ノリサンさん (38歳:男性)
投稿日時:2020-07-30 23:59:52
回答1
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2020-07-31 07:00:05
ノリサン さん、こんにちは。
>膿は最初に比べるとかなり減っていて、痛みはほぼなくなり気にならない程度まで改善してます。
とはいえ、サイナストラクト(かつてフィステルと称されていたもの)から排膿があるのであれば、治癒とは言えないように思います。
>治療が良好であれば膿は減り嚢胞も小さくなるのでしょうか?
治療が良好であれば膿は減るのではなく、出なくなります。
また、本当に嚢胞なのでしたら、外科的に除去する以外には方策はありません。
>歯根端切除が必要となればもう一度根管治療+歯根端切除が最善の治療になるのでしょうか?
>または歯根端切除のみでしょうか?
そのどちらでもなく、歯根尖切除の際には、逆根管充填が基本になるかと思います。
>膿は最初に比べるとかなり減っていて、痛みはほぼなくなり気にならない程度まで改善してます。
とはいえ、サイナストラクト(かつてフィステルと称されていたもの)から排膿があるのであれば、治癒とは言えないように思います。
>治療が良好であれば膿は減り嚢胞も小さくなるのでしょうか?
治療が良好であれば膿は減るのではなく、出なくなります。
また、本当に嚢胞なのでしたら、外科的に除去する以外には方策はありません。
>歯根端切除が必要となればもう一度根管治療+歯根端切除が最善の治療になるのでしょうか?
>または歯根端切除のみでしょうか?
そのどちらでもなく、歯根尖切除の際には、逆根管充填が基本になるかと思います。
回答2
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2020-07-31 12:33:28
こんにちは。
根管治療がはかばかしくないようですね。
>@根管充填後でもフィステルから膿は出るものなのでしょうか?
根管治療がうまくいけばフィステルは消失します、これを確認してから根管充填することになります、したがって膿が出ることはありません、フィステルが残っているようなので根管治療はうまくいっていないと考えるべきです。
フィステル http://yamadashika.jugem.jp/?search=%A5%D5%A5%A3%A5%B9%A5%C6%A5%EB&x=0&y=0
>A治療が良好であれば膿は減り嚢胞も小さくなるのでしょうか?
フィステルは消失し歯根嚢胞は骨と置き換わります。
歯根嚢胞 http://yamadashika.jugem.jp/?eid=3596
>B歯根端切除が必要となればもう一度根幹治療+歯根端切除が最善の治療になるのでしょうか?または歯根端切除のみでしょうか?
まずは再治療でしょう、それでフィステルが消失しなければ歯根端切除あるいは歯根嚢胞の摘出になると思います。
歯根端切除 http://yamadashika.jugem.jp/?search=%BB%F5%BA%AC%C3%BC%C0%DA%BD%FC&x=54&y=13
根管治療がはかばかしくないようですね。
>@根管充填後でもフィステルから膿は出るものなのでしょうか?
根管治療がうまくいけばフィステルは消失します、これを確認してから根管充填することになります、したがって膿が出ることはありません、フィステルが残っているようなので根管治療はうまくいっていないと考えるべきです。
フィステル http://yamadashika.jugem.jp/?search=%A5%D5%A5%A3%A5%B9%A5%C6%A5%EB&x=0&y=0
>A治療が良好であれば膿は減り嚢胞も小さくなるのでしょうか?
フィステルは消失し歯根嚢胞は骨と置き換わります。
歯根嚢胞 http://yamadashika.jugem.jp/?eid=3596
>B歯根端切除が必要となればもう一度根幹治療+歯根端切除が最善の治療になるのでしょうか?または歯根端切除のみでしょうか?
まずは再治療でしょう、それでフィステルが消失しなければ歯根端切除あるいは歯根嚢胞の摘出になると思います。
歯根端切除 http://yamadashika.jugem.jp/?search=%BB%F5%BA%AC%C3%BC%C0%DA%BD%FC&x=54&y=13
タイトル | 前歯の根管充填後、フィステルからまだ膿が出ている |
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質問者 | ノリサンさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 38歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
根管治療に関するトラブル 歯茎の婁孔(ろうこう・フィステル) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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